チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

リタイア後の幸せ度の感じ方。

米国株投資家のみなさん、こんにちは

2018年4月9日(月)記

 

昨夜は旧来の友人と痛飲し、酔っぱらって「意味不明の記事」になっていましたので書きなおします。読まれた方には失礼しました。

トランプによるかく乱は長く続く可能性がある。

現在トランプは「中間選挙対策モード」に入っています。選挙対策が最優先なので、今後もいろんな発言が飛び出す可能性は高いです。

しかも、中間選挙が終われば、今度は2年後の大統領選での再選を目指して、さらに強力な「選挙モード」が予想されます。

貿易赤字解消を目指しての強引な発言によって、支持率は上昇したそうですから、この路線は当分変更はなさそうです。

多くの投資家が希望する「大きな波風がないこと」の局面は期待薄です。

過去と同じ道をたどる可能性は高くなった。

利上げ局面では、過去には中央銀行の引き締めすぎにより「景気腰折れ」を招いてきました。

今回はそれに「トランプの要素」が加わり、ますますその可能性が高くなったように思います。(私の見かたです)

 

リタイア後の幸せ度について

ラインの登録をしたら先輩からメールをいただきました。

私より2つ上の先輩です。

65までフィリピンで働いておられたのですが、退職を機に日本に帰り、ゴルフとかでのんびりやるよ、とおっしゃってました。(ゴルフがとてもうまい、飛ぶし)

でも「やることもないし、つまらんから、またフィリピンに行く」とありました。

会社の運営を頼まれたそうです。

まあ、30年以上もフィリピンで仕事されていたので、人脈、知り合い、土地勘も豊富だろうし、困ることは全くなさそうです。

リタイア後の第一の関門はお金だけど

リタイア後に十分に収入があるかどうかはやはり一番の問題です。

でもそれをクリアされた集団の中では違った悩みが生じるようです。

それは「自分の活躍の場所」「自分の能力や才能や経験が生かせる場所」のあり方です。

先輩の場合は、リタイア時には「自分はもうやりつくした」「もう仕事はしたくない」という感想でした。

でも、能力その他はまだ十分あるのでリタイア生活に飽きたころに、依頼があれば、「やってもいいかな」となります。

そんな能力も経験もない私からすればうらやましい限りです。

リタイア後の生活の見通しがつく人は「自分の場所づくり」の確保が大きいか

人間の欲にはキリがありません。傍から見れば十分でも、自分自身は満たされていないということはよくあります。

自分などは、まず自分の生活づくりで手いっぱいだったので、そこまで考えていなかったのですが、先輩の話を聞いて、そういう苦労もあるのだなと感じたのです。

「お金が目的じゃあないから、自分がやりやすいのが一番」とおっしゃってました。

そういうピッタリのがすでにある、見つかる人はいいですが、そうでない人の方が圧倒的に多いでしょう。

「年金が多くていいですね」「悠々自適ですね」と傍からはうらやましがられても、充実感や幸福感が十分でない人は案外多いかも知れません。

人生100年時代と言われます。

リタイア後の生活基盤がすでに整っている人は、「自己実現の基盤」づくりに的を絞った方がいいかもしれませんね。

豊富すぎる自由時間は、幸福を生まないかもしれない。

現役社会よりも自由度が高いだけに、パターンも多いです。

一番自由度が高いのは「使える時間」です。

人間ふんだんにあるものにはありがたみを感じない、といいます。

ハードな会社や仕事をされている時には、それこそ「貴重品」です。

それが一気に無限大に増えるわけですから、変化は半端ないです。

理想的なのは、急激な変化ではなくて、週休2日→3日→4日・・・

という風に使える時間が徐々に拡大していくことでしょう。

今後は、人手不足も深刻ですから、こういう働き方も増えると思います。

勤めるのがいやなら自分でつくることもできる。早くからの準備が有利か。

リタイア後の企業や商売、食べ物屋などの成功率は低いそうです。

そのための準備で退職金をなくす人も多いそうです。

競争ひしめく業界に新たに参入して、成功を収めるのは容易でないのは想像がつきます。

私的には、リタイア後は「大きなお金が動く場所」には関わらない方が賢明と思っています。お金の額がストレスを生むからです。

でも、「自分の居場所づくり」「生きがいの場所」と割り切るなら、失敗の確率は少ないと思います。

ボランティアや趣味も候補になります。

自分の仕事をずっと続けることで「自分らしさ」「生きがい」「社会貢献」が今わかっている一つの解です。

今後、仕事を続けること以外で、それらを実現する達人たちがクローズアップされ、尊敬されるようになるのではと考えています。

以上です。

NY市場も落ち着きを取り戻してほしいものです。

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自分たちファーストの行き着く先

米国株投資家のみなさん、こんばんは

2018年4月7日(土)記

昨日の金曜日は穏やかなに終わってほしいと願っていたのですがダウでー572ドル(-2.345%)と大幅安でした。

トランプ政権の自国というより自分たちファーストの強硬姿勢が原因でしょう。

投資家もですが、だれもがもはや彼らの行きつく先が予想できなくなっています。

確かに米国の貿易赤字は巨額で、それ自体は健全ではなかったのですが、しかし、そのことによって世界経済が円滑に動いていた面はあります。

中国、日本、韓国、EU、それぞれが対米貿易黒字によって、いい気分で、自国の経済を拡大できたからです。

それぞれの国が、自分の得意な分野で「世界の最適地」を目指して頑張るモチベーションにもなっていました。

トランプの赤字見直しは、これまでの常識、経緯を振り出しに戻すかもしれません。

つまり「ブロック経済の再現」という側面です。

その昔、うちもそうでしたが、農産物を買うという習慣のない日本の農家は、食べる野菜のすべてを栽培していました。

種子代だけでもかなりになります。種の半分以上は捨てるのですが。

非効率の極みです。「お金はかからない」という面だけがとりえです。

米国が、輸入減を狙って多くを自国生産に替えると、その轍を踏むことになります。

だれもメリットがないように見えますが、トランプとその一味にはあるのです。

それは「約束は守った」「筋は通した」というコトです。

何か任侠じみますが、一部の層には受けがいいです。

そうです、トランプの支持層にはそんな「任侠道」「理屈じゃあねえんだ、心意気よ」という人たちが多いのでしょう。

結論

●私たちには不毛に見える争いも、主張も、トランプにはちゃんと理由と成算がある。

●彼は中間選挙に「勝つこと」に目標を絞っている。

●したがって、彼の行動は今後も常識人には理解不能である。

●政治にリンクした経済や市場も、リスクオンにはなりにくい。

と考えます。

「こう動くだろう」という予測に頼る投資行動はリスクがあると考えます。

 

付け加えれば、「自分たちグループ優先主義」は米国以外にも、多く見られます。

また人心を掌握するのに長けた指導者が長期政権をつくる傾向も世界的にあります。

どこかでぶつかる以外に道はないように思えるのですが。

 

「ショート、空売り」はハードルが高いので「実物売り、買い」を試してみた。

プロが得意とするショートですが、とりあえず、米国株でショートのやり方を知りません。

もしできても、やはり精神的にハードルが高いです。

でも、保有株を売る分には買い戻しの義務はありません。

金曜日は下げて終わりやすいというコトで、昨日実験的に試しました。

NVDAです。1日チャートです。

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220ドルで半分売り、216ドルに買指値して寝ました。

結果的には214ドルでも買えてましたね。

全体の下落と比べれば焼け石に水ですが、せこいですがほんの少しプラスです。

もし上げれば、そのまま売ってしまうつもりでした。

来週はSQが重なりますから、来週も使えるかもしれません。

 

S&Pは何とか200日線上方にありまだ下降トレンドに入ったとも言えないと思います。(上手に見る人からは違う見方もあるでしょう)

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トランプがなりふり構わず「中間選挙対策モード」に入った以上、今後も何が飛び出してくるかわからず「心地いいトレンド」にはならない可能性が高いと思っています。

 

「相場は多くの人が望むようには決して動かない。」といいます。

多くの人が「安定」を望んでいますが、あざ笑うかのように乱高下はしばらく続く可能性が高いと思います。

乱高下が悩ましいですがくじけずに気持ちを強く持ちたいです。

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長期スパンでみれば問題なし。

米国株投資家のみなさん、こんばんは、チンギスハンです。

2018年4月6日(金)

米中貿易つばぜり合いは、制限時間までお互いに粘りそうだ。

さすが交渉の達人のトランプです。収めるどころか拡大しています。

片や、権力闘争の達人の習核心も引くわけにはいかないでしょう。

実際の発動のギリギリまで攻防は続きそうです。

でも我々は、交渉のプロでもないし、付き合っていられません。

米国の消費者や産業界は反対していますが、どうなりますか?

 

「空売り専門」のプロが元気です。

投資家の心理やムードが揺れている今は絶好の崩し時です。

でもそんなことをしているうちに本当に下降トレンド入りする可能性も否定できません。油断できません。

アマゾン攻撃は選挙対策であることは明白です。

時代に取り残されながらもどうすることもできない人たちの心理状態は不安定です。コメ余りの日本の農家も同じような状況に置かれていました。

そんな時に「農家は何が何でも守る」という政治家は、他にどんな欠点があっても支持を得ました。他に頼る相手もいなかったからです。

そんな人たちは数も多く、結束も固いので、日本の農村地帯は長く「保守の牙城」でした。

米国の小売業者も、同じような危機感を持っています。

トランプがアマゾンをツイッターで攻撃したくらいでは、事態が好転するわけではないですが、そんなことは関係なく、自分たちの側に立ってくれる人は「味方、友人、頼もしい」のです。例え、品格に問題があってもです。

今回は選挙対策は見え見えですが、そうはいってもまだ何が出てくるかわからないので、今が絶好の買い時かどうかの判定は難しいです。

ハイテクの援護もしている。

大きな脅威となる中国への対抗心が露骨です。

それが効果があるとはとても思えませんが、やはりパフォーマンスとしては十分なのでしょう。

展開が読めないときは見守るのが一番か。

貿易戦争、FBのデータ流出、テスラ、自動運転の事故、ユーチューブの事件、と思わぬ出来事が次々と出てきます。

それらは政治的に利用されたり、空売りの材料にされたり、・・・で真の判断が難しいです。

ショートを含めてトレードに自信があれば別ですが、うっかり乗るのはリスクが高いと考えます。

それに今の動きは激しくても、10年くらいのスパンで見れば、伸びる株はしっかり伸びるでしょうから、あわてる必要もありません。

がっちりホールドは、投資対象さえシッカリしていれば、素人にとっては負けにくい、手堅い作戦だと思います。

 

昨日行った桜の写真から特に古木なのを見つけました。

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樹齢何百年か知りませんが、頑張って見事な花を咲かせています。

ここでは「桜守」という専門の方が管理しているそうですから、老木でも衰えを知らないのかも知れません。

今日は金曜ですが、市場が荒れないことを願っています。

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トランプは本当に農民や労働者の味方なのか?

米国株投資家のみなさん、こんにちは、チンギスハンです。

2018年4月5日(木)記

今日は、桜を見てきました。ちょっと満開を過ぎたくらい。

川沿いに700本の桜の古木が若木も並び壮観でした。

2キロも続いていたので、ほんの一部を見ただけですが。

ちょっと肌寒かったです。今帰ってきました。

桜の写真って感動を伝えるのが難しいですよね。単にカメラの腕が下手なこともありますが。整理していいのがあったら後日上げます。

 

さて昨夜のNYは始値が23654ドルで終値が24264ドルで差が600ドルもある荒い展開です。

中国との貿易戦争の行方というか、見方が二転三転しているようです。

深刻にとらえると大変な問題だし「どうせそのうち収まるでしょ」「双方のパフォーマンスでしょう」と軽く見ることもできます。

どちらと考えるかで投資方針はがらりと変わります。

今日は少し違った視点から見てみたいと思います。

1 トランプを徹底的にプラスの方向から見てみると

米国の中で、発展に置いて行かれた、中部ラストベルト地帯の労働者の大きな期待と後押しがトランプ政権を誕生させたと言われています。

口だけの政治家が多い中で、かれは律儀にも、「関税」という奥の手まで使って、彼ら労働者と、鉄鋼などの旧来の産業を守ろうとしています。

また各国との通商協定も「ディールの手法を使って、強気で押しながら、相手を威嚇しながら」米国に有利な条件を獲得しようと精力的に動いています。

口だけのオバマと違い、まさに頼れるおらが大統領です。

「彼を支持し、彼に投票したのは正解でした」

これで私たちの暮らしは良くなるでしょう。

2 誰が得をし、だれが損をするか?

アガサクリスティーなどの推理小説を読むと、事件で誰が得をしたかが大きなポイントのようです。無関係の善人で、しかも女性ならたいてい美人でも、実は自己の利益のために犯罪を犯すわけです。

(1)中西部の労働者は利益を得たか?

鉄鋼、アルミなどの旧来産業を守るためにトランプは関税を課して、友好国には免除するという賢い方法で、恩を売り、国内産業を保護する姿勢を見せています。(なぜか日本はこれほど忠実なのに、免除国に入れてもらっていない、さらなる努力(譲歩)を求められるのだろう。)

(2)対中国赤字の原因は中国にはない。

米国の消費者が「中国が好きで、中国製」を選好して消費しているはずはありません。理由の100%は「単に一番安いから」です。

米国の輸出と輸入の差が貿易赤字ですが、対中国が一番大きいからといって中国からの輸入を制限しても何ら解決にはなりません。

中国の代わりの国から輸入するか、米国産を使うことになります。

代わりの国から輸入するとなると、コストは中国産よりアップします。貿易赤字は拡大します。

米国産に置き換わればその分輸入は減ります。

しかし鉄鋼やアルミなどの分野で、中国よりも安く生産するには「画期的な生産方法を考案する」のでなければ、中国と同じ労働条件にするしかありません。

福利厚生も含めて、中国の旧態産業の労働者よりも厳しい待遇で働く先進国労働者はいないでしょう。

もちろんピッツバーグの労働者が、それを望むとも思えません。

さらに一時的にはともかく、これから将来それらの旧態産業に注力していくことが米国にとって有利とも思えません。強いところをさらに強くする方が効率的です。

つまり中国に対して「赤字を減らせ」・・・というのは言いがかりでしかありません。

そのうち日本も無理難題を突き付けられそうです。

(3)米国に工業を回帰させるというのは絵空事だ。

世界の最適地で生産を行うという「最適解」が確立しているのに、そしてそれを一番うまく利用してきた米国が、それに逆行しても得るものは何もありません。

米政権がそれを知らないはずはなく、それが可能とも思っていないでしょう。

つまり、「中西部の労働者は騙されている」ということになります。

効果がないことは百も知りつつ、真剣に演じてみせるトランプはやはりただ者ではありません。知性と良識と正義感があると、つい、はにかんでしまうからです。

(4)報復措置で大豆、トウモロコシが暴落。

トランプのパフォーマンスは当然中国の反発を招き、大豆などが暴落しています。

そのことで直接の損害を受けるのは米国の農民です。

農業は米国の競争力のある産業ですが、これらのことにより、破産する農家が出たり、農地の一部は放棄されるかもしれません。

損害ははかり知れません。

しかし米国の農民の人口比は1%もないので選挙への影響は軽微です。

(5)投機筋は大きな利益を得た。

一方利益を得た人たちもいます。

株式、債券、コモディティーの乱高下により、投機筋、プロ、ウオール街は大きな利益を得ています。FBなどのハイテクの空売りで暴利を得たという記事もありました。

(6)軍需産業もうれしい。

軍需産業も米国が強みを持っている分野です。

トランプが生み出す緊張により、世界的に軍備需要が高まっています。

米国自身も空前の予算増になっています。

日本も軍備は増やしていますし、今後さらに増えるでしょう。

これらは米国の貿易赤字の解消に貢献するでしょう。

そう考えると、5月の米朝首脳会談で、トランプが妥協して和平を求める可能性は少ないといえます。むしろこじれて開戦にこじつけた方が緊張が増して好都合です。

結論 トランプは自分に投票してくれた人たちへのパフォーマンスが異常にうまい。でもそれで彼らが利益を得ることはない。

私たち素人投資家も、茶番につき合わされて、乱高下でイライラし、被害をこうむっています。

乱高下で大きな利益を受けている人たちがおり、彼らがトランプを支持している以上、こういう波乱は今後も続くと思います。

以上です。伝聞や想像も多く失礼しました。しかし、私たち素人投資家が、プロたちの手口にかかり乱高下であわてないようにしないといけないと思い記事にしました。

もちろん腕力に自信がある人は、乱高下をうまく利用する選択肢もあります。自分は難しい相場には近づかないことにします。

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株式投資における運と実力の割合は?

米国株投資家のみなさんこんにちは、チンギスハンです。

2018年4月4日(水)暖かい

各地で桜の名所が見所ですね。

私も、さっき友人から、車で3時間ほどのところに川ぞいに桜の大木がたくさんあるよと言われたので、明日にでも出かけようかと思っています。

さて、リバウンドはしましたがハイテクは戻りが悪いですね。どうもまだ波乱は収まっていないようです。

投資家心理は、今年の1月とは打って変わって、かなり慎重なようです。

 

今日は、中国のIT企業のことが、記事になっていたので、それに関連して、「運と実力の割合」を自分の場合で考えてみました。

1 中国のIT企業が有利な理由。

大量の、しかも個人情報を取り入れて進化できる点です。

その筆頭格として、アリババ(BABA、NY上場)とテンセントが挙げられていました。

現在テンセントが時価総額で世界5位になってFBを抜いたとありました。

0700HKテンセント397.6HKドル、PER43.59、1HKドル13.52円、時価総額51兆円

中国のFBとも言われますが、決済やEコマースなども手掛けて、守備範囲はもっと広いです。アリババのライバルです。

10年チャートです。

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2004年6月に上場しており、その時の値段は0.82HKドルほど、120円ほどでした。それから500倍になっています。

中国株に夢中だったけど、私の視界には入らなかった。

人間は自分の興味のあるものしか見えないというのは本当です。

2002年から中国株を始めていて、一生懸命でした。

当時の中国株は魅力が多かった。

初めは、みんなと同じように、電力株、高速道路株、鉄道株、港湾株、などのインフラ株、石油株などを買っていました。

どれも国営でつぶれる心配がない上に、配当が4~6%と高かったからです。

配当が高かった理由は

欧米の投資家にチェックさせて経営改善を図ろうとしていた。

国営企業が効率が悪いのはどの国でも同じです。

内部改革、経営改革、と口で唱えても、実際は難しいです。

中国の国営企業は実にうまいやり方で、この改革を実行したのです。

経営効率が悪いというのは、設備が古い、人員が多すぎる、儲ける体質になっていない、ということです。

そこで、優良工場、優良資産、優良案件、を本社からスピンアウトさせて会社をつくり香港に上場させたのです。

他国の投資家と会計事務所のチェックの元で効率的な経営をさせたのです。

そして、儲かったお金を「配当として本社に還流」させたのです。

実にうまい方法です。

何しろ、株式の大半(70%くらい)は本社(経営母体は省とかの地方政府)が握っているわけですから。ほとんどは本社に還流するわけです。

その他の株主がそのおこぼれにあずかるという構図です。

「高配当株再投資戦略」が利用できます。

当時中国は高い成長率でしたから、株価も上昇していたのです。

下手な私でも通用する幸福な市場と時期だったのです。

インフラから始まり、金融に向かう。

という他の先進国のお手本がありましたから、私も、保険や銀行などの金融にシフトしていました。

こちらの成長率もまた高かったのです。

反面、商業やサービス業は私企業が多く、苦難の道を歩んでいました。

破たんした企業もありました。

テンセントは当時から注目されていた。

Eコマースの本命として、当時からテンセントの評価は高かったです。

話題と注目の的でした。

この時に例えば5万株(60万円)買ってそして今でも保有していれば、3億円を超えているはずです。

でも私は買う候補にも挙げませんでした。

私が買う気がなかった理由。

成功体験というほどでもありませんが、私としては、確実で有利な国有企業への投資を差し置いて、一民間企業のそれもハイテクに投資する理由がなかったのです。

つまり投資の引き出しが、戦法が、一つしかなかったわけです。

これは運の問題ではなくて、能力の問題です。

カミさんに「そういえばあの時のテンセントは500倍以上にもなったんだって」と私。

「買ってたら今頃はウハウハだね」(いいかたが古い!)

と言ったところ、

「もうとっくに売ってるわよ」との返事。

確かにそうです。例え買ったとしても、今も保有している可能性は0%に近いでしょう。

買うのも難しいですが、売らないのはもっと難しいからです。

オリンピックの1年前にはすべて売却予定でした。

北京オリンピックの1年前の2007年にはすべて売却の予定を立てていたこともあります。

新興国ではオリンピックを境に株式は下落するケースが多いからです。

実際には2007年の春にはもう大幅な下落に転じました。

そんな中で買値の10倍以上になった株を持ち続ける力は(握力というらしいが)とてもなかったでしょう。

喜んで利確したことでしょう。

しかし、実際はリーマン後からでも50倍の上昇をしているのです。

実力、能力がないと幸運が肩の上に乗っても気づかず払いのけるだろう。

幸運の前提条件として、それを生かせる能力、実力が必須だと思い知ります。

たとえ過去に戻れたとしても、1回くらいじゃあ幸運の女神に応援してもらっても足りません。それこそ、女神に寄り添ってもらっていないとダメかもしれません。

結論

私としては、株式投資で起こることは「すべて必然、運は関係ない」と思うようにしています。

以上です。それにしても早く通常の状態に戻ってほしいと思うときほど、なかなか波乱が収まらないものですね。

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今年は素人投資家にはやりにくい展開が続くか?

米国株投資家のみなさんこんにちは、チンギスハンです。

2018年4月3日(火)暖かい

春の陽気を吹き飛ばすかのような下落がきましたね。

予想されていたとはいえ中国が報復関税を発表しました。

金額は米国よりずいぶん小ぶりでまだ本気ではないでしょう。

ディールに備えてまだまだ本命の品目はどっさり手持ちにしています。

これから米中のせめぎあいが続くと思います。

どれだけ相手から譲歩を得られるかの交渉です。

中国は今でも相当譲歩の姿勢を見せていますから、全面対決は避けられそうです。

そうはいっても、中国はメンツを重んじるので「ゼニカネの問題ではない」と習核心が決断すれば不測の事態もあり得ます。

市場ははっきりしない状態を嫌うので、両首脳の言動でこれから何度も売りの材料にされそうです。

 

昨日は、株式だけでなく、債券もリートも売られています。

史上まれに見る低金利で高騰した分を適性化しようとしているのかもしれません。

でもどこが適性かなんてだれにもわからないのですが。

S&Pインデックスです。

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200日の長期線を割ってしまいました。

ずいぶん安くなったように感じますが、乱高下があったので11月末のレベルです。

RSIは37ほどと相当売られすぎています。とりあえずは反発しそうです。

これから、特に下落の理由付けは無理をすればいくらでも出てくるように感じます。

「下落を大げさにあおって」→「自然に戻して」→「新たな下げの材料をぶつける」のサイクルです。

乱高下、下落トレンドはプロの得意とするところ。

素人にとっては嫌でたまらない、このような激しい乱高下も(好きという人もいるが)プロにとっては、「チャンスです」。上がろうが、下がろうが、利幅が取れれば関係ありません。

リスク管理に長けている、プロに対しては普通の人は太刀打ちできません。

基本的には安易には動けない。

ビザとかFBとか売ったのでVGTやQQQを買うのを予定していましたが、「安い」と飛びつくのは、自分にはリスクが大きいと感じます。

ハイテクも、高めの株価であったこともあり、「ここぞとばかり」に売られています。

売られる理由がある、FBやNVDAやAMZNはまだしもまとめて売られている感もあります。

傷のないハイテクはVGTやS&Pよりも妙味があるかもしれません。

ただし、かなりの能力は必要と考えます。

大手ハイテクでは、AAPL、MSFTが傷が少ない。

アイフォンの売れ行きが思わしくないアップルは、それでもPERが14.66とハイテクの中では格段に低く、下値抵抗力があります。将来性をどうとらえるかという問題点はありますが。

MSFTはPERは49程とハイテクの中では標準クラスですが、クラウドを中心に着実に手堅く稼いている点が評価できます。特に傷もないです。

MSFT 株価88.52ドル、-3.01%予想PER42.84、配当1.9%(SBI証券)

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過去1年間業績が予想を常に上回ってきたことも決算を控えて安心感はあります。

<2017年EPS>1Q 予想0.70ドル→実績0.70ドル yahoo financeより

       2Q 0.71ドル→1.06ドル 

       3Q 0.72ドル→0.84ドル

       4Q 0.87ドル→0.96ドル 2018年1Q予想 0.85ドル→?

アップル、マイクロソフトともに、ハイテクのくくりで連れ安になっているのなら、短期的にはS&PインデックスやVGTよりも魅力はあります。

でもこれだけの荒れた展開に動じない能力は必要です。

私は、うまく対処できる自信はないですが、VGTやQQQからの乗り換えならアリかもしれません。

ずっと保有を決めておられる方は問題ないですが、売りたい株があったり、リスク資産の縮小を考えておられる方は、今年は要注意な気がします。自分も能力を高めて対処したいです。

以上です。

それでは皆様のよい投資を!

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AIが株式市場に影響を及ぼすとしたらどうなる。

米国株投資家の皆さまこんにちは、チンギスハンです。

2018年4月2日(月)桜満開

株式が割高と言われています。

今後大きな下落もあるのではないかという意見もあります。

そんな中で今年に入ってチャートも上下動が大きいです。

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今日の記事は根拠がないものが多いです。興味のない方はスルーください。

さて将棋や囲碁ではAIが最強です。

終盤力は絶対です。

将棋だと、「詰め」に入ってからはAIは間違える可能性は0%です。

囲碁でも同じです。

また囲碁では死活に関しては完璧です。人間では間違う可能性はゼロではありません。

私は囲碁が強いわけではなく時々見る程度ですが。

AIが好んで打つ手には例えば序盤で三三に入る。があります。

人間の囲碁では、相手に攻められる展開を嫌います。

防戦一方になると、不利な手を打たされるからです。

だから、相手に勢力を(厚み)を与えるサンサンなどは序盤では打ってはいけないとされていました。

でもAIは人間じゃないので、攻められても平気です。

ちゃんと生きる手も考えています。

そうすると、獲得した地がモノをいうので得になります。

最近はプロでも(井山さんも)早めにサンサンに入ります。

でも、素人は、そんなにうまくいかないと思います。

あれこれやってるうちに、石がばらばらになって死んでしまうからです。

AIの強みは正確無比な読みと、恐怖心を感じない強い態度でしょう。

ゲームで最強なくらいだから、株式市場でも最強に違いない。

「ウチはAIでぼろもうけしています」と公表する投資銀行やら、ヘッジファンドは無いかも知れないけど、もう実際に使用されて、相当いい成績を上げている可能性があると考えています。(勝手な推測ですが、可能性は高いと思う)

過去には、経験と勘で算出していたオプションの価格をはっきりと計算できる式の「ブラック・ショールズ」モデルが有名です。

1973年に発表された画期的な方法です。ショールズは1993年にノーベル賞を受賞しています。(ブラックは亡くなっていた)

AIはリスクを計算するのが得意に思う。

その仮定で話を進めると、

債券と株式の運用益の差が縮まる。

長期的には、株式の方が債券よりパフォーマンスが優れていることが証明されています。

株式の方がリスクが高いからです。

でも、このリスクをより正確に計算できるとしたら、両者の価格差は縮まることになります。

つまり、債券価格は下落し、株式は上昇します。

2月に債券は長期金利上昇で下落しました。

ここ数年「債券バブル」と言われるほど高めだったこともあります。

この数か月ではわかりませんが、長期的には、債券価格は株式に対して相対的に若干安くなるかもしれません。

AIにはハイテク株もそうリスクとは思わないかも。

私たちがハイテク株に高いリスクを感じるのは①PERが高い②将来の成長が織り込まれている。点です。(感じない人もいるかも)

でもAIが人間よりも将来の成長をきちんと計算できるとしたら、高いPERも「嫌だな」とは感じないかもしれません。(もともと感情はないが)

現在ハイテク株は高めですが、案外この傾向は続くかもしれません。(でも売る時は激しく売りそうです)

逆に高配当株はインデックスに対して安く推移しています。

一時的な現象の面もあるでしょうが、債券と同じく、こちらも、ハイテク株に大して、少しですが安めに推移する可能性があります。

リスクを考えると、高配当株投資は人間には有利かも知れない。

人間は、その成り立ちから、恐怖心や防衛本能があります。これは人間である以上仕方がないことです。個人差もあります。

一般的な人間だと、リスク耐性でAIには勝てませんから「チキンゲーム」では勝ち目はありません。

今は軽々しく言えませんが、将来的に、債券や高配当株が、安めに推移するようなら、投資としての有利性は逆に増します。上下動が激しくないなら投資としては選択肢になります。

下げの局面では閉場近くに下落幅が大きい傾向がある。

大きな下げの局面の一日のチャートを見ると、終わりの2~3時間に下げが拡大しています。

以前から言われているアルゴリズムかも知れないし、AIのせいかもしれないし、そのどちらでもないかもしれません。確かなことはわかりません。

ただ、その値動きを現実に見ていたら「こわくなる」のは確かです。

ショートを得意にしていれば別ですが、普通の投資スタイルでは、金曜とかに大幅に下落して終わるのは気持ちが悪いです。

揺さぶられたら困るような投資は控えるのがいいかも

でもAIはこんな上下動にも強い設計になっているでしょうから、AIのシェアが高まるにつれて、ますます動きは大きくなる可能性があります。

人間サイド、しかも素人の立場からすると、上下動に強い投資を目指す必要があります。

以上です。根拠のない記事で恐縮です。

しかし、これからまだまだ大きな上下動があるように思います。

そんな時に精神的につらくならないように、準備しておきたいと考えています。

それでは皆様のよい投資を!

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満足度が高く、納得のいく投資は。

米国株投資家の皆さまこんにちは、チンギスハンです。

2018年4月1日(日)記 とても暖かい

 

投資については、一般には、パフォーマンスについて語られることが多いです。

私はシニアなので、パフォーマンスもさることながら

納得がいって、満足度の高い投資を考えました。

逆に納得がいかない、満足度の低い投資から考えました。

1 パフォーマンスに対して投資家の取るリスクが大きすぎる。

ハイイールド債、新興国債券、新興国株式・・・が該当すると思います。

これらが良くないと言っているのではありませんが、投資家が自分がどのくらいのリスクを負っているかの自覚が少ない場合が多いと思います。

2 手数料が高すぎる

1%を超える年間手数料や、購入時の数%のコストは、運用に影響します。

たぱぞうさんの記事にもありましたが、セルサイドにのみ有利な投信も多いです。

特に昨今は、円建てでも手数料、コストが安い投信も増えているので、慎重に有利なものを選びたいです。

3 投資対象が右肩上がりでない、上下動が大きすぎる。

4 結果として資産が増えていかない。

毎月分配など、構造上元本が減る構造になっているものもある。(たぱぞうさんの記事に詳しいです)

 

では納得がいって、満足度が高い投資は?

自分のリスクに対する姿勢が一番重要です。

リスクに対してあいまいな姿勢だと、上記のように、リスクの高い(とがった、エッジのきいた)商品を買わされることになります。

高いパフォーマンスを特に求めなければ、リスクが低い方が「失敗が少なく、変動が少なく」結果として満足度が高いように思います。

(パフォーマンスを追求するなら個別株集中投資だと思います)

巷で売られている投資商品は、購入層の意識やリテラシーを考えると、「リスクが高め」の商品構成になっていると感じます。特にシニアには。

では具体的に満足度、納得がいく商品は

条件1 長期的に右肩上がりの投資対象。

米国あるいは世界対象の株式が一番だと思います。

条件2 費用が安い。手数料が安い。

インデックス系ETF系が該当すると思います。

条件3 プロとの差が少ない。

これもインデックスETF系になります。プロも使ってますから。

条件4 いつでも現金化できる。そしてそのコストが安い。

流動性も大きな点です。インデックスETF系は大丈夫です。

結論

失敗する可能性が少なく、満足度が高いのは、株式インデックスETF系と思います。

(債券系も場合によっては)アクティブ投信や個別株はその上の段階だと思います。

それでも不満な人には不満が残る。

株式市場が、業績により、金利により、投資家心理により、上下することは避けられません。

リーマン時のような大きな下落も起こる時には起こります。

でもあくまで相対的な話です。

「絶対にリスクがなく、安全で、ストレスもない」という投資商品は、日本円以外にはありません。(それでも、銀行間で預金を移す動きも過去にあった)

長期的に右肩上がりといっても、期間の取り方によっては、数か月、数年の、横ばい、下落を強いられるケースもあります。

投資のタイミングや投資の額はやはり問題になる。

一番無難な、毎月定額積み立てでも、始める時期によっては、数年間のマイナスを耐えなければなりません。

そんな時は、「クソ、買うんじゃあなかった、ひどい目にあった」と、優れた対象でもボロカスに言われるかもしれません。

よく投資のアドバイスで「投資は余裕資金で」と言われていますが、まだ不十分だと思います。「必要最小限で」と言うべきだと思います。(シニアの場合です)

年金が多い方などは、持ち金すべてが余裕資金と言えるからです。

退職金を含めて、3千万とか5千万とかつぎ込むと、10%の下落では3百万5百万とかの含み損になってしまします。そして10%くらいの下落はかなり頻繁にあります。

はた目からは、それでも残り4500万もあるじゃあないの。と見えますが、当の本人は、とてもそんな気ではいられません。

「死んだ気になって清算するか」(たぶん家族に言われて)、残りの大多数の方は回復するまでの数か月、数年を「真っ暗な」気持ちで過ごすことになります。健康にも影響します。何しろ、とにかく「笑って、楽しく」過ごすのが健康には一番だそうですから。

ではいくらまでなら笑って流せるのか、気にならないのか、は難しい問題だと思います。何しろ「損は」「得の」10倍、100倍のダメージだそうですから。

気になるようなら一旦損切りして、楽になるのもいい方法だと考えます。

「短い人生、毎日を楽しく生きてナンボ」と思うからです。

リスク耐性の小さいシニアは(私もです)、

1 株式インデックスETF系を

2 投資のタイミングをずらしながら、あるいは定期積立で

3 控えめな金額で

投資していくのがいいと考えました。

もちろん、早くから投資をされて十分な投資額と含み益があり、リスク許容度が大きい方の場合はあてはまりません。

その意味でもリタイア前にしっかり投資の実績を積むことは、リタイア後に大きな、財産、アドバンテージになると考えます。

それでは皆様のよい投資を!

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仕事をしない人は「一旦リセットして出直し」がリスクが少ないと思う。

米国株投資家の皆さんこんにちは、チンギスハンです。

2018年3月31日(土)記 暖かい、花粉症の人多し

昨日は米国市場はお休みでしたね。ということで雑記です。どうぞスルーください。

 

仕事や社会貢献が生きがいの人は一つの理想ではある。

グラミン銀行を創設して「マイクロクレジット」で多くの人を支援し、ノーベル平和賞を受賞した、ユヌス氏は「人生にリタイヤはない」とおっしゃっていました。

このマイクロクレジットは、「魚をあげずに、釣竿を貸す」方式で、自立を促す画期的な方法だと思います。

それ以外にも多くの事業を今でもされているそうで、何ともエネルギッシュな姿です。

日本でも、健康食品のCMに登場するような方は「いつまでも現役」みたいな人は多いです。

「いつまでも、仕事が楽しく続けられる」とは一つの理想の姿です。

確かにいつまでも仕事や社会貢献ができるのは素晴らしいことです。

昨日記事にした吉川さんも不動産業は一生の仕事だとおっしゃっていました。

でも割合で見たら、それらに該当するのは数%に過ぎないと感じます。

希望しても、かなわない人の方が圧倒的に多いです。

普通の人はどうする。

私は、仕事を続けようとは思いませんでしたので、当てはまりません。

一旦今までの自分をリセットする必要がある。

リタイアをして、家で奥さんの邪魔者になっている人も多いそうです。

社会活動でも同じです。

何が問題なのでしょう?

仕事を辞めてリタイア生活に入るなら、今まで培ってきた、人間関係、仕事上のスキル、経験、社会的地位・・・といったものをリセットする必要があると思うのです。

しかし、株式と同じで処分はなかなか難しいです。

新しく自分を作り直す。

今までにたまったたくさんのものを、すばらしいものも、ゴミも、一旦処分して、新しく、自分に必要なもの、自分が目指すものをひとつづつ入れていきます。

私はいまこの作業をしています。

ミスを連発するのはしょうがない。

自分の得意なフィールドでないとすれば、その道では「初心者」になります。社会に出たてのフレッシュマンと同じ立場です。

違っているのは、若い柔軟な頭脳や、敏捷な体ではないという点です。

だからほんの小さなことでもミスが頻発します。

お金のムダも当然生まれます。

私はこれはある程度は仕方がない、必要経費だ、と思っています。

悔しいのも多いけど。

現役時代を引きずっていると、ミスの金額の桁が違ってくる。

私はこの切り替えには時間がかかると思っています。

リタイアして一年になりますが、現役時にそんなに「大したものを背負っていなかった」自分でも、なかなか難しかったです。

もし、現役時に責任のある地位や、ポジションにいた人なら、それこそ捨て去るべきものの量が半端でないでしょう。

たくさん捨てるには、時間もかかる道理です。

リタイアしてからの、投資や、不動産での大きな出費はこれが原因だと思う。

社会に出たての人なら、高い不動産は買わないし、買えないです。

でも、社会的信用があるほど、金額は大きくなります。

「せっかくの田舎暮らしだ、1千万くらいはかけないと」という感覚になるのは仕方ないと思います。

数千万の退職金の運用にしても「1万円の積み立てを」とはなりません。

勢い、「とりあえず、1千万はこれで運用だ」となります。

しかし、リタイアして生まれ変わった1年生としては「身の丈に合わない」投資と言えます。

リタイア者の投資の失敗が多いと言われるのは、この意識の残像が原因だと思います。(私も失敗だらけです)

一から出直すのがいやだったり、面倒なら「一生現役」はベストな選択。

一方、自分の得意分野で、ずっと仕事なり、活躍をする場合はこのようなリセットは不要になります。

そのポストは限られており、だれでもというわけにはいきませんが、チャンスがある人、希望する人は早くから準備をするといいかもしれません。

どちらを選ぶかは個人の選択です。

どちらがいいとかいう問題ではないと思います。

でも、リセットを選んだなら、「社会の先輩として偉そうに振る舞う」のは厳禁だし、的外れです。

いくら面倒でも、何事にも面倒がらずに取り組んでマスターしていく必要があります。

スマホとか。

人間関係もシンプルがいい。

リタイアしても、昔の呼称、肩書で呼ばれたい人もいます。

そうでない人もいます。

私はなるべく、リタイア者は〇〇さんで呼ぶようにしています。

相手をうかがいながらですが。

逆の立場ならその方が、気楽に、そして友達、知り合いになりやすいと思うからです。

以上、一から出直し中の感想でした。

今のところ自分のことで精一杯で社会貢献・・・まではまだ手が回りません。

それでは皆様のよい投資を!

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不動産投資の素晴らしい本を発見。

米国株投資家のみなさんこんにちは、チンギスハンです。

2018年3月30日(金)記

昨日は戻しましたね。

今年は、「〇〇だから大変だ」株価急落、その後何もなかったかのように戻す、①長期金利上昇②貿易戦争ⅰ③貿易戦争ⅱ④ハイテクの諸問題

と4回続いています。まさに素人泣かせです。

わざと大げさに煽っているんじゃあないかと思うくらいです。

でも投資家の楽観ムードは着実にそがれていきますから、上値が重くなると感じます。

4月の売りは深追いは禁物と思っています。

一回リセットしたい人たちも多いのではないでしょうか。

私も、売るべきものは売ってよりシンプルに整理して今後に備えたいです。

そして持つと決めたものは「10年覚悟でガチホ」します。

 

さて、素敵な本を読みました。

「人生楽に稼ぎたいなら不動産屋が一番!」吉川栄一著、ダイヤモンド社1400円

これほど、リアルに、楽しく、自分のしていることの魅力を表現される方は珍しいです。見習いたいものです。

一気に引き込まれて読みました。

くわしいことは直接本をご覧いただくとして、特に素晴らしい点は

<一般の人には>

1 不動産業の内幕がかかれていて、不動産を買うつもりの人、売るつもりの人必見の内容になっている。

2 ここまで、ノウハウや、実情を公表していいのかというくらい、役立つ情報で詰まっている。

3 実際の例が豊富で、実感がわく。

4 富山在住の方で、地方の内容も分かる。

5 50歳くらいで不動産屋を始められた方で、脱サラ、セミリタイアの参考になる。

6 現在60歳くらいで、これからの生き方が参考になる。

<不動産業に興味のあるかたには>

1 不動産屋がいかに「楽で儲かるか」をこれでもかと、畳みかけている。

2 実際の開業や、仕事の仕方を具体的に、かつ丁寧に説明している。ノウハウ暴露。

3 銀行からの融資の受け方や、周りの方との接し方など詳しい。

(感想)

 

サラリーマン大家さんが流行っています。

不動産投資については、「憧れる人が多い」反面、「供給過剰」も問題化しています。

投資額が大きいですから、うまくいかないときのリカバリーや精神的な苦痛は大変でしょう。

この本では「小さく始める」方法がかかれています。

 

現時点では「有利な物件を見つけるのが大変」と書かれています。安易に飛びつくのはリスクが大きいようです。

興味のある人はシッカリした準備が必要です。そのうちチャンスも来るでしょうし。

まず宅建士を取るのが無駄がなく有利かも知れない。

不動産投資の準備としては、筆者が奨めておられるように「宅建士」の資格を取得するのが一番のようです。

4択で70%くらいの正解率で合格できる国家試験のようです。

将来、不動産の大きな買場が来る

すみません、これは私の勝手な見方です。本にはありません。

しかし、オリンピック後は、どの国でも(英国以外)大きな反動がありました。その中でも不動産、建築業はその傾向が顕著です。

2002、3年は大きな買場になっていてもおかしくありません。

ただし物件情報については、私の誤解がありました。

それは、「不動産サイト、アットホーム」などで何回もチェックするとフレッシュな情報が得られる、とおっしゃている点です。

自分は、業界専門サイトの方が「有利な物件で満ちている」との誤解をしていました。

ネットに限れば、プロと素人の垣根は低いようです。

転売については宅建士が有利

物件を安く仕入れて、魅力的にリフォームして、高値で転売の手法も紹介されています。

リフォームも、ユニットバスとか、キッチンとかはホームセンターやらニトリ、コメリが安いそうです。普段から回って、相場感覚を身に着けるのは有意義ですね。

転売を無資格者が何度もやると、宅建法に触れる恐れもあるそうです。

そうなると将来、いろんな形での不動産投資や、経営を考えておられたら、資格がある方が動きやすいですね。

こういう形での付加価値のつけ方は「少子高齢化」への不動産投資の有力な対策となると思います。ずっと保有するよりリスクが少ないですから。

どちらにしても、そしてどの業界も、こまめに、興味深く、勉強と経験を積んでいくのが大切と思ったことでした。

宅建士は年取ってからの転職や、副業には有利に感じました。

以上です。実は今日知り合いの不動産屋さんと話した後だったので、この本を手に取ったのでしょう。

以上です。これから4月、5月まで何事もなく順調に行ってほしいものです。

それではみなさんのよい投資を!

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