今年は素人投資家にはやりにくい展開が続くか?
米国株投資家のみなさんこんにちは、チンギスハンです。
2018年4月3日(火)暖かい
春の陽気を吹き飛ばすかのような下落がきましたね。
予想されていたとはいえ中国が報復関税を発表しました。
金額は米国よりずいぶん小ぶりでまだ本気ではないでしょう。
ディールに備えてまだまだ本命の品目はどっさり手持ちにしています。
これから米中のせめぎあいが続くと思います。
どれだけ相手から譲歩を得られるかの交渉です。
中国は今でも相当譲歩の姿勢を見せていますから、全面対決は避けられそうです。
そうはいっても、中国はメンツを重んじるので「ゼニカネの問題ではない」と習核心が決断すれば不測の事態もあり得ます。
市場ははっきりしない状態を嫌うので、両首脳の言動でこれから何度も売りの材料にされそうです。
昨日は、株式だけでなく、債券もリートも売られています。
史上まれに見る低金利で高騰した分を適性化しようとしているのかもしれません。
でもどこが適性かなんてだれにもわからないのですが。
S&Pインデックスです。
200日の長期線を割ってしまいました。
ずいぶん安くなったように感じますが、乱高下があったので11月末のレベルです。
RSIは37ほどと相当売られすぎています。とりあえずは反発しそうです。
これから、特に下落の理由付けは無理をすればいくらでも出てくるように感じます。
「下落を大げさにあおって」→「自然に戻して」→「新たな下げの材料をぶつける」のサイクルです。
乱高下、下落トレンドはプロの得意とするところ。
素人にとっては嫌でたまらない、このような激しい乱高下も(好きという人もいるが)プロにとっては、「チャンスです」。上がろうが、下がろうが、利幅が取れれば関係ありません。
リスク管理に長けている、プロに対しては普通の人は太刀打ちできません。
基本的には安易には動けない。
ビザとかFBとか売ったのでVGTやQQQを買うのを予定していましたが、「安い」と飛びつくのは、自分にはリスクが大きいと感じます。
ハイテクも、高めの株価であったこともあり、「ここぞとばかり」に売られています。
売られる理由がある、FBやNVDAやAMZNはまだしもまとめて売られている感もあります。
傷のないハイテクはVGTやS&Pよりも妙味があるかもしれません。
ただし、かなりの能力は必要と考えます。
大手ハイテクでは、AAPL、MSFTが傷が少ない。
アイフォンの売れ行きが思わしくないアップルは、それでもPERが14.66とハイテクの中では格段に低く、下値抵抗力があります。将来性をどうとらえるかという問題点はありますが。
MSFTはPERは49程とハイテクの中では標準クラスですが、クラウドを中心に着実に手堅く稼いている点が評価できます。特に傷もないです。
MSFT 株価88.52ドル、-3.01%予想PER42.84、配当1.9%(SBI証券)
過去1年間業績が予想を常に上回ってきたことも決算を控えて安心感はあります。
<2017年EPS>1Q 予想0.70ドル→実績0.70ドル yahoo financeより
2Q 0.71ドル→1.06ドル
3Q 0.72ドル→0.84ドル
4Q 0.87ドル→0.96ドル 2018年1Q予想 0.85ドル→?
アップル、マイクロソフトともに、ハイテクのくくりで連れ安になっているのなら、短期的にはS&PインデックスやVGTよりも魅力はあります。
でもこれだけの荒れた展開に動じない能力は必要です。
私は、うまく対処できる自信はないですが、VGTやQQQからの乗り換えならアリかもしれません。
ずっと保有を決めておられる方は問題ないですが、売りたい株があったり、リスク資産の縮小を考えておられる方は、今年は要注意な気がします。自分も能力を高めて対処したいです。
以上です。
それでは皆様のよい投資を!
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