チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

KOの1Q決算、どう見る。買い増しはどうする?

米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。

                     2017年4月26日(水)記

 一気にリスクオンモードになりましたね。NYダウは20996.12ドルで+232.23ドル
ナスダックは史上最高値をつけました。原因は、主要企業の決算が良かったこと。税制改正への期待。だそうです。
 まあ、4月5月が高値になりやすいのはいつもので傾向ではあります。しかし、今年はトランプ大統領で異例でしたから、例年通りになるのはそれはそれで価値のあることです。
 一方原油は下げています。WTIが49.50ドルです。①供給過剰懸念と②減産合意が不透明なこと。だそうです。47ドルを割らなければ大丈夫ですが。原油価格については、ずっと神経質な展開が続きそうです。ボックス内の動きならあまり神経質にならないようにしています。

 MCDマクドナルド(明)とKOコカ・コーラ(暗)の1Q決算発表がありました。
 愛読している、「バフェット太郎氏」と、「正直者」氏の最新のブログにわかりやすく出ています。KOは保有株です。MCDは候補です。MCDが候補でないのは、わずかに配当が3%に足りなかったからです。これでますます遠のくかもしれませんが。黄金の14銘柄については、両氏には及ばないと思いますが自分なりに決算の検証をしていく予定です。

< KOの1Q決算 2017年4月25日>
1 売上高 91.18億ドル(▼11.3%)
2 営業利益 19.82億ドル(▼7.4%)
3 純利益 11.82億ドル(▼20.3%)
4 EPS 0.27ドル(▼19%) 
   非米国会計基準(non GAPP)では0.43ドル(予想0.44ドル)
と悪い内容です。しかし、株価は43.11ドル(▼0.39%)と市場は高評価しています。いつも厳しく売り浴びせる市場ですから、この内容ならもっと売られるのが当然と思えます。 わからないので調べてみると、SBI証券にトムソンロイターの記事として

コカ・コーラは四半期利益が予想に届かなかったことを受け、ジェームズ・クインシー次期最高経営責任者(CEO)の下で事業合理化の取り組みを強化する。飲料大手のコカ・コーラは25日、30億ドル(約3300億円)の節減計画に加えて年8億ドルのコスト削減も実施する方針を表明した。これに伴い2018年末までに1200人を削減する。同社はまた、数十年ぶりの大規模な戦略変更の1つとして、ボトリング業務の大部分をスピンオフする措置も進めている。クインシー次期CEOは、世界各地のボトリング工場の売却を進めるムフタル・ケントCEOから5月1日に経営を引き継ぐ。同社は新しい飲料の開発や提携先への原料販売に事業を集中させる収益性の高い企業としての再浮上を図っている。

   ただ、こうした改革は今のところ業績を圧迫している。同社が25日発表した1-3月(第1四半期)決算では、1株利益が43セントと、アナリスト予想の44セントに届かなかった。炭酸飲料の出荷量減少や為替変動の影響が売上高に重しとなった。売上高は同四半期に11%減少。減収分の10%は組織改革の影響だという。

  とありました。なるほど。理由があるといいたいわけですね。
会社のいう通りだと、売り上げ減は▼1.1%です。少し気持ちが落ち着きました。

<2016年実績と2017年予想> 米国株四季報より
    売上高    営業利益  純利益   後EPS       1株配当  性向
16’12 418.63億ドル 97.44億ドル 65.27億ドル 1.49ドル 1.4     94%
17’12 344.88    97.20    80.78    1.86           1.47        80%
17’03   88.75                                                            0.44            0.37
17’06  96.88                                                             0.57           0.37
17'09     84.95                                                             0.48           0.38    
 市場は今回の決算は予想しかつ織り込んでいたということでしょうか。
ダイエットブームでの炭酸飲料離れを克服すべくがんばっている姿がうかがえる記事です。トムソンロイターも類似の内容となっています。
 コストカットやボトリングのスピンオフはうまくいくと市場は見ているようです。


<株価・指標>4月25日SBI証券
 株価43.11ドル 予想PE23.13 配当3.42%です。
 これだけ見れば、割高とも割安とも言えない水準です。
<今後の方針>
 私は売らない方針なので、①買い増しする②何もしない。の2つです。何となく、悪い数字でも売られなかった理由はわかりましたが、積極的に買える理由もありません。
念のため、チャートを見てみます。10年、2年、6か月です。(by yahoo)

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 順調にそしてゆっくり上昇しています。このチャートだけ見ると万全の銘柄に見えます。

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 かなりの変化をしています。今は上昇中のようです。

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 米国株全体としては調整した3月から少しですが上昇してきました。理由は不明です。

<結論>
 世界で最も有名な企業の一つです。バフェット銘柄としても有名です。売上が減少しながらも利益率が向上して、株価も上昇した例ではタバコ株があります。コカ・コーラがそのような株になるのか、それとも転換につまづいて、じり貧になるのかは私にはわかりません。しかし、市場は「うまくいく」と見ているようです。
 売上高が減少する銘柄を買うのは、よほどの確信が必要です。多くの市場参加者にはその確信があるのでしょう。しかし私にはそこまでの確信はありません。たぶん私が知らない多くのことがあるのでしょう。
 買い増ししたい銘柄ではありますが、買うのなら自信を持って投資したいので、「今後も研究を続ける」ということで、当面の買いはしないことにします。
 個人的に割安の目安としては、配当4%近くかなと見ています。そこまでは下げないでしょうが。

 以上、うまくまとまらないレポートでした。ここまでお読みくださりありがとうございます。
それでは皆様のよい投資を!

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「米国株超入門」原稿下書き(4)インフレに対抗できる投資。日本株式。

米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
                    2017年4月25日記
 フランス大統領選が、マカロン氏で決まりそうなことで、NYは大幅に反発しました。20763.89ドル(+216ドル)となっています。買いを狙っているGE以外は黄金株も全上昇でした。さて、北朝鮮はどうなりますか?

 先日から掲載させていただいている、「米国株超入門」の原稿です。普通の地方のシニアが少ない年金を米国株の配当で補うという目標のために、投資をしていく話です。もう成功した人の話ではありません。現在進行形で、一緒に勉強しながら投資をしています。本にできるかどうかは未知数ですが、いい機会なので初めからまとめています。初めて投資をされる方にも対応しているので、皆様には物足りない面も多いでしょうが、目を通して、そしてご意見をいただければ幸いです。

 

 <米国株超入門>原稿下書き(4)インフレに対抗できる投資。国内編、日本株
1 前回までのまとめ
(1)通貨はインフレにより下落する。
(2)インフレに強い資産としては、金、不動産が有力
(3)金は、売却の時年50万円までが基礎控除で無税。タナカのゴールドプランナー

がネットで安い時に好きな金額だけ買えるので便利。ただし月々1000円以上の購入が必要。売却も1g単位でできる。現物所持はリスク大。筆者は月々3000円購入中。
(4)不動産の現物のアパートなどは、素人にはリスクが大きい。将来の需給の見通しが立てにくい。同業者が乱立し家賃の値崩れのおそれがある。入居者の確保が難しい。業者との家賃保証なども複雑な契約が絡み不透明。体力と気力のないシニアにはハードルが高い。現金所有の方が有力と思われる。
(5)Jリートは有力。3~8%の分配金がある。個別銘柄とファえいきンドがある。個別銘柄はJapanReit.comのサイトで研究されたし。お薦めはニッセイJリートインデックスファンド。買い付け手数料、解約手数料無料。経費率0.25%で最安。時価総額74億円。分配金なしで無税で再投資したことになり効率良し。東証上場のETFも数種あり。japan.reit.comに掲載。東証リート指数を参考に。日経平均に連動して年に1回ほど大きく下がる。1700ポイント以下で買いたい。安く仕込めれば、国内資産としては有力。

2 今回のテーマは日本株式です。

  日本株は実はレベルが高い。うまく運用するのは初心者には難しい。
(1)あなたのレベルが低いといっているのではありません。日本株が高いのです。その理由は、日本株は世界の株式の中では、「景気敏感株」として知られています。景気不景気に敏感に反応して大きく上下するということです。下は日経平均の2年チャートです。

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 かなり大きく上下していることが見て取れます。日本株の上下幅が大きい原因としては
(1)大企業に輸出企業が多く為替の影響を大きく受ける。
(2)生産設備など、設備投資関連の世界的企業が多く、景気の変動を受けやすい。
 などが考えられます。特に為替の影響は大きく受けます。下のグラフは上のグラフにドル円のグラフを重ねたものです。

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 2016年の夏からの動きはほぼぴったり重なっています。

(2)日本株から入ると、株式投資がいやになるかも知れない。
 自分の買った株が下がるのを見るのはだれにとっても嫌なものです。下は日本を代表する銘柄の一つトヨタを見てみましょう。

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 世界的な自動車メーカーで、株を買わない人から見ると、「盤石」に見えますが、株式はかなり上下しています。2015年の夏から2016年の夏では1年でなんと8500円から5000円まで下げています。現在は6000円くらいまで戻しましたが、8000円超で買った方は買ってからずっと不愉快だったでしょう。配当も3%くらいもらえますから、ずっと持っていればいいのですが、不愉快さは消えません。日本株の場合は買うタイミングが大きなカギとなりそうです。安値でズバズバ買えれば問題ないのですがそれはとても難しいです。

(3)株式投資を初めてする方は、米国株の方が入りやすい。
 この本を読んでいる方で、日本株でうまくいっている方は全く問題ありません。その高いレベルは米国株でも十分威力を発揮するでしょう。
 でも、初めてだという方は、日本株から入るのはお勧めしません。成功率が低いのが1点、もう一つはストレスが半端ないからです。そして、日本株でうまくいかなかった方も米国株ならきっとうまくいきます。
 そして、米国株で実績を積んで、いいタイミングがあれば、日本株仕入れるのがベストな作戦だと思っています。巻末に大きく下げたときに買う日本株の候補を大型株で10つ挙げてあります。
(4)日本株のメインプレーヤーは外国人。そして日銀。
 東証の売買高の70%は外国人によって占められています。彼らは大型株を中心に売買しますから、特に日経平均採用銘柄は大きな影響を受けます。だから、個人投資家は、その影響が及ばない、非採用銘柄やジャスダック、マザーズなどの市場で売買する方が多いです。投資の雑誌をみると、とてつもなくたくさんの銘柄が出てきます。聞いたことのない会社がほとんどです。日本の上場の会社は日本取引所グループによると、東証1部で2019、2部で534、マザーズで239、ジャスダックで712もあります。これだけで合計3500位になります。小さい会社の方が、上がるときは値動きがいいので儲けも大きいです。日本の株で成功している方の多くはこのような、大企業以外をうまく見つけてきています。でもそれは誰でもができることではありません。タイミングも大事ですから、常に気を張っている必要があります。万人向きではないです。
 米国株では、私はその業界の1位と2位までをチェックするだけです。それで十分なのです。たくさんの銘柄を探す苦労はありません。
(5)国内:海外の投資の割合は、私は1:3。
 少なくとも半分は海外でというのが私の持論です。世界の中での日本のGDPの比は7%くらいだからです。株式市場で見ても、米国は日本の6倍の規模があります。だから海外への投資は少なくとも50%は必要だと思うのです。
 日本:海外=1:3とすると海外の投資の道筋をつけるのが先決です。日本への投資は、株式にしろリートにしろタイミングが重要です。だから大きく下げたときに何をどれだけ買うかを考えておけば十分だと思います。私は、全投資額の25%くらいまでを上限に日本株とJリートの仕入れを用意しています。

今日のまとめ
1 日本株は上下の幅が大きい。
2 為替の影響を大きく受ける。外国人の売買シェアが70%。
3 永久保有するには買うタイミングが重要。
4 過去には年に1回くらいは大きく下げるタイミングがあった。
5 配当が4%に近づけば永久保有のメリットあり。
6 買う銘柄と金額を決めて、タイミングをじっくりと待つ作戦。

追伸 日本の投資を急ぐ必要がない理由
 日本円は他の通貨に比べて、金利が安くインフレに強いです。超長期間では下落リスクがあるが、当面はあわてる必要はないと考えている。投資をあせる必要はないです。はっきりとこちらに有利な局面をじっくり待っていればいいと思っています。

以上です。
それでは皆様のよい投資を!

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「米国株超入門」原稿下書き(3)インフレに対抗できる投資。国内編、金、Jリート

この記事は私が書こうとしている「米国株超入門」の本の下書きです。

前回は、元本を減らさずに収入を得るには?でした。
そして、候補として不動産投資を取り上げました。そして結論として、場所にもよりますが、地方では、元本を取り戻すのは大変だ。多くの「大家」さんが、「建てなきゃよかった」と後悔しているというところまででした。不動産は、素人が参入するにはリスクが高そうです。損切りするにしても、クリック一つで売るわけには行きません。

  現金を上回る投資を見つけるのはハードルが高い。

 したがって、投資というからには少なくとも「現金を上回る」ものを見つける必要があります。しかしこれは簡単に見えて結構ハードルが高いです。なぜなら、「百円でアイスは買えるが、アイスで百円は買えない」からです。モノに換えるとすると換金性が問題です。特に非常時には現金は王様。「Cash is King」と西洋でも言われます。リーマンショックの時には、株や不動産はもちろんのこと、金までが現金に換えられました。

 現金の弱点は、「インフレに弱いこと」です。
 江戸時代の1両が、明治になって1円になりました。だから、1円は金貨だったのです。1両も、江戸の初めの小判からするとどんどん小さくそして、品質が落とされました。幕府の赤字を埋めるのに手っ取り早い方法だったからです。江戸末期の小判は、初めの慶長小判に比べると何分の一の大きさで、しかも金の含有量は低いものでした。1*1

 金貨ですらどんどん価値が下落しています。でも、日本人はまじめで正直です。西洋では、金貨は周りを削られたそうです。対策として、ギザギザがついたそうです。

 ともかく、金貨であれ、紙幣であれ、価値は大きく下落します。紙幣に至っては製造コストが限りなく0に近いので、刷っただけ儲けになります。

 金はインフレへの対抗手段になる。
 その点、金そのものは減りませんから、価値が保たれます。欠点は増えないことです。利子もつきません。筆者は少量保有しています。田中貴金属ゴールドプランナーで毎月3000円の金を購入しています。これに入っていると、安い時に買えるからです。もちろん店頭でも買えますが、現物を持つのは危険です。田中に預かってもらっていると、1gから売却できます。金の売却は50万円までで基礎控除額内で無税。200万円を超えると支払調書提出の義務が生じます。今の価格だと500gで越えます。金では現金よりはインフレヘッジにはなっていますが、元本を売ることでは同じです。しかし、インフレへの対策ではあるので、投資を見る尺度として、「金と比べて有利か」の判断基準に使えます。売るなら無税の範囲で売りたいです。買うなら、4600円までとしています。(消費税込み)少量なら使える手段と言えます。

 リートは不動産投資だが換金性がいい。利回りもいい。
 不動産を直に買わずにリートという選択もあります。個別のリートを買う方法と、ファンドもあります。買い手数料無料(ノーロード)ファンドも出ています。
 個別リートを見るには、JREITのサイト
J-REIT銘柄ランキング - JAPAN-REIT.COM が便利です。
 分配金は低いのは3%から高いのは8.6%まであります。個別リートを選ぶときには、分配金だけに注目せずに、資産規模や、運営会社、NAVにも注意のこと。※NAVが1より小さいと割安。大きいと割高。あまり低すぎるのは問題あり。
個別が面倒な方には、購入換金手数料なし、信託報酬0.25%と最安の
<ニッセイJリートインデックスオープン>があります。純資産74.42億円。
 毎月分配型が流行っていますが、投資効率がいいのは分配しない方です。20%の税金が、とられずに再投資する計算になります。効率よりも毎月現金を受け取りたい方は毎月分配型を。
 上場投信ETFもあります。上記JREITのサイトをご参考下さい。年3%ほどの配当があります。東証リート指数に連動しています。(SBI証券)

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 上記は東証リート指数です。金利がマイナス水準ですから、この価格も仕方がないところです。日経平均にほぼ連動して動きます。2015年夏の中国ショックや2016年2月のサウジショックで大きく下げています。1割安く買えば、1割配当が高くなりますからそれだけ有利です。東証リート指数が1700以下なら「買って永久保有」もアリでしょう。私ならニッセイのファンドが第一選択。個別でいいのがあればもちろんそれもOKです。日本株と同じで外国人の保有率が高い銘柄の方が下げが大きいです。リートもインフレヘッジになります。

 リートは日銀も買っています。日銀と競合するのは、株式も同じです。「価格を下支えしてくれている」とプラスにとらえるしかないです。

次回は、日本株です。

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*1:慶長小判は17.73gで金85.7%銀14.3%現在価値およそ7万円、文政小判、重さ13.07g金55.9%銀44.1%現在価値およそ3万円、万延小判重さ3.3g金57.4%銀42.6%現在価値およそ1万円:金を1g4700円として

「米国株入門」の本の原稿下書き(2)年金の不足分をどうする?元本を減らさずに収入を得るには?

出版予定の本の原稿下書きです。とりあえず書きたいことをどんどん書いていきます。校正は後でするつもりです。

[:contents]目次

リタイア後のお金をどうする。
年金で足りるか?
元本を減らすのはストレスがたまる
アパート経営は元本保証と言えるか?
プロの説得力をなめてはいけない
仕事はストレスが大きい(やめてわかったこと)

 

リタイア後をどうする 年金10万円で足りないが。

 こう考えたのは、今から10年以上も前です。私の年金は65歳からの受取で月額10万です。少ない方だと思います。ところで皆さんは年金でリタイア後に足りますか?
 わからないですよね。私もわかりませんでした。働いているときと、リタイア後ではかかる経費も違うからです。でも週刊誌等では、「かかる経費は現役時とあまり変わらない」「月に30万では足りない」などの記事が踊っていました。
 「そんなことはないだろう」とは思いましたが、何しろ、将来の話なので「違う」という確証が持てません。今はもうリタイアしましたから、そんなにかからないことは今はわかりました。

 私の場合は10万でもいけるかも
 我が家は、妻と二人暮らしです。費用は2人で半分ずつにしています。家は田舎なので持ち家です。光熱費、食費・ガソリン代などで、10万くらいです。コーヒー代や、昼ご飯を外で食べる時のお金は自分持ちです。あと、服もたいして要りませんが。でも、退職シニアは見た目も若い方と同様大事だそうです。気をつけるようにします。
 ということで、私の受け持ち分が5万円。あと小遣いは5万くらいで足りそうです。

 でも余裕はやっぱり欲しい。
 人間、ピッタリでは窮屈です。何も特に派手なことをするつもりはないけど、プラスアルファのお金があると嬉しいです。その額は僕の場合は10万くらい。

 たった10万、されど10万
 思えば、10年以上もこの10万円をどうやって得るかをずっと考えてきました。しかし、ぴったりの答えを得ることはできなかったのです。難しい原因は元金を減らす方法ではストレスがたまる。という点にあります。日本円の預金からおろして使っていけば、そのたびに数字が減るのを眺めることになります。いくら少しずつでもストレスを感じる人がほとんどでしょう。

 元本はそのままにして、利子で暮らしたい。
 だれもが感じる願望です。しかしそのあとで、「そんなこと無理だ」と自分で打ち消します。利子はとてつもなく安いからです。

 不動産投資は、元本保証と言えるか?
 次に考えるのは、「では不動産を購入して家賃を受け取るのはどうだろう?」という案です。これも今の日本では、アパートのラッシュになっています。もし、あなたの家が大学の近くなら、もうそれこそ、いたるところに「新築アパート」が乱立していることでしょう。そうすると、不動産業者の殺し文句の「ここは大学の近くですから入居者の確保は大丈夫です」というのは反古になりました。競争が激しすぎるからです。「赤信号みんなで渡ればこわくない」というのは投資には当てはまりません。目には見えませんが、「計画中」の案件もいっぱいあることでしょう。それらが全部募集するころには、「入ってくるはずの家賃」は値下がりは必至でしょう。物件そのものの価値も、場所によりますが、地方では値下がりは必至です。売って抜け出すことも損なしには難しいです。2年ほど前には、「未来の大家さん」は予想していなかったことでしょう。
 これでは、現金のまま置いておいたのと比べて有利だっとは言えないでしょう。新しく晴れて「大家さん」になった方も、「建てる前に戻りたい」と考えている人が多いとネットニュースに出ていました。今後はさらに増えることでしょう。

結論 収入は魅力的だが、不動産投資が現金保有に勝るとはいえない。
    と自分的には判断しました。流行に流されてはいけません。
教訓 不動産業者などのプロの説得力をなめてはいけない。「自分だけは、自分を保てる」と思ってはいけない。自分は、シニアなので特にこの気持ちは強いです。警戒しすぎも、よくないが、かれらはこちらの「反論」や「儲けたい気持ち」はすべて「計算済み」だ。
※1(不動産はよく言われるように、「ロケーションがすべて」です。これはあくまで地方に住む筆者の感想です。)

 不動産以外に、現金収入を得られるものはないか?
 本屋の棚を探してみると副業と言われるものはいろいろあります。「せどり」「アフェリエイト」。ここら辺はもうシニアの自分にはタイトルからわかりません。「植木職人」「資格」・・・などもあります。ちょっと想像ができません。それに、せっかくリタイアしてから「仕事系」に戻るのは、気が進みません。

 

 そんなこんなで、時間がずいぶん経ちました。

 もちろん仕事をしていたことも理由になります。「仕事をしている。」というのは「魔法の言葉」です。「仕事で忙しい」というのはすべての言い訳になります。他人にも自分にも。
 自分の時間の半分以上を仕事に使います。そして、世の中には「ストレスのない仕事」というのもまたありませんから、精神的にも半分以上を使います。(筆者の個人的感想です)
 今、仕事を辞めてみて、その大きさを感じます。私の場合は本当に「ほっとしています」こんなにストレスから解放された生き方ができるんだ。と素直に喜んでいます。

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 天気のいい日には河原を散歩しています。カモが定住していて、そばに寄っても逃げません。水鳥も黒いのやら(たぶん鵜のなかま)白いの(カモメやサギ)やらいっぱいいます。菜の花もいっぱい咲いています。そんな中を歩くだけで「ゆったりした自分」を味わえて幸せを感じます。

 

 リタイア直前に幸運にも答えを見つけることができました。

                           (続く)

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「米国株入門」の本の原稿下書き(1)米国株投資の良さをシニアにも知ってもらいたい。

米国株投資家の皆さんこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。

                           2017年4月24日(月)

 フランス大統領選は、何とか事なきを得そうですね。日経平均も240円高、ドル円も110円と反発しています。朝鮮半島情勢はまだ予断を許しません。
 まだうっかり動けません。

 私事を2つ。
 一つ目は、リタイアを機に以前から好きだった料理にトライしています。4月からブログもしています。「ガーリックトマトの料理ブログ」。はてなブログです。のぞいてみてください。実はこれではてなぶろぐを使ったので「米国株ブログ」も合流したわけです。

 二つ目は、偶然私のブログを見たある出版関係の方から、「シニア向けの米国株投資」の本を書いてみないか?と言われたことです。
 私は全くの素人で、本など書けるはずもないのでお断りしたのですが、「とりあえず、書くだけ書いてみたら」。「できたものを見てどうするか考えましょう」ということになりました。
 シニア層は米国株投資の需要はないのではないかとも感じたのですが、「それはこちらで判断します」とのことでした。考えてみたら、投資話の詐欺も多いし何かの役に立てば、がんばる甲斐もあるかもしれないと考えなおしました。


 このブログも、昨年11月から、米国株の投資とともに始めました。続けられるとは思っていなかったのですが、半年持ちました。そこで、本もブログの形でとりあえず書いてあとで、出版社の方がどうするか考えるということになりました。
 別のブログを作ってとも考えたのですが、そんなに形式ばることもないので、このブログを利用させてもらおうと思います。従来のブログと区別して、タイトルに「本原稿(1)」という風に記述して区別します。

 

 本原稿の新ブログについて
 今までの内容との重複も多いです。また、「初心者でもわかるように」わかりやすい本。を目指すので、初歩的な内容からわかりやすく書いていきます。みなさまには退屈かも知れません。どうぞ、ご意見やご指摘をどしどしください。このブログのコメント機能は返信がわかりにくいので、メールにお願いします。tingisuhan01@gmail.com

  問題点は、今までは主に自分で買いたい株(黄金の14銘柄)を検討する内容がメインでした。しかし、株価は毎日動いていますから、そういう内容では本にはなりにくいと思います。ある程度の分量は必要でしょうが、どんなことを書けばそんな量になるのか想像もつきません。まずは100原稿を目指します。
 優先順位は、今まで通りのブログを先に書いて、話題に空きができたときや、時間があるときに原稿ブログを書きます。私は、今までのブログも1つ3時間以上かかっていました。他の方の記事を読むと30分くらいで書くという方が多く、感心していました。そうでなくても書くのが遅いので、リタイアしたとはいっても大変だなと感じています。

 

 本のタイトル(あくまで草案です。編集者の方と考えられるものをとりあえず列挙しました。) オーバーですみません。ちょっと恥ずかしいけど。

 

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         シニアのための米国株入門
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       (地方在住の60代、リタイアしたシニア)が自分の経験をもとにわ
       かりやすく解説。大事な退職金の運用にピッタリ! 

       (内容抜粋)

       少なくとも資産の半分は海外投資を。
       口座の作り方から、証券会社ごとの利用法、取引の仕方もわかる。
       英語ができなくても大丈夫。
       目的別の有力銘柄も紹介。
        将来のインフレもこれで大丈夫。
       あなたの年金で足りない分を補います。モデル例掲載。
       米国株には日本株にはない魅力がいっぱい。
       もう、これで金融機関にはだまされないぞ。
       日本株は「景気敏感株」って知ってましたか?
       日本株でうまくいかなかった方でも大丈夫。私がそうですから。

       配当ねらいのシニアにピッタリの銘柄を紹介。さらに
       氏が自分の投資状況や買い時をブログで紹介。一緒に取り組める。。
       小さく始めて、投資力を大幅にアップさせる。

 

 私が実際に、直面して習っていったことを書いていくつもりです。編集の方からのアドバイスは
 1 常に読者を意識して、「わかりやすく、簡潔に」を務める。
 2 自分が言いたいことではなく「相手が知りたいこと」を意識する。
 3 素人なんだから、「うまく書こう」とか「恥ずかしがったりカッコつけたり」せずに、「本当に自分の思うことを全力でぶつけろ」。
 4 とにかく「どんどん書く」こと
 でした。

 たとえ内容不足で本にできなくても、「勉強の機会だ」ととらえて一生懸命取り組みます。記事の性質上、古い記事からブログから消去させていただくことになります。お許しください。

以上です。
それでは皆様のよい投資を!   
               

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朝鮮危機、フランス大統領選、の波乱でどうする?

米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。

 昨日勝手ながら、こちらの「はてなブログ」に移らせていただきました。まだ使い方がよくわかりませんが、日々勉強していきます。

 さて、訳の分からない行動をとっていたカールビンソンも、ようやく朝鮮近海に到達するようです。日本海にいると見られていた時は、インド洋で演習をやってたそうです。これをもって、「トランプ政権にはやる気がない」「政権内がばらばらで戦争どころではない」という意見も多いですが、私は逆の意見です。「思慮分別のない大統領」だからこそ、何が起こるかわからないのです。そして、これは以前の記事にもしましたが、「直しようのない精神障害」があるそうですし。
 北の指導者もあれだけ特別な国で、特別な環境で育つと我々とは違った特別な精神構造を持つと思われます。二人の精神状態はかなり近いかもしれません。

 フランスの大統領選挙も、結局は極右のルペンにはならないと思っていますが、1回目の首位はありそうです。どうも私たちは、極右とか極左といわれると、「どうせ、極端なことをワーワー言っている弱小集団だ」と思ってしまいがちですが、選挙でトップというのは、もうそのような時期ではないということです。ですから、もしルペンになればもちろんEUは一気に崩壊に進むでしょうが、そうでなくても不安定な状態が続くことは間違いがないです。男女の関係ではないですが、もうEUは「別れようか、続けようか」という夢のない段階です。各国のエゴを押さえて前に進む力はないと見ます。

 ドル円の動き
 米国株投資家にとってはドル円の動きは気になります。
「一体どうなるんだろう?」とご不安な方も多いでしょう。

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 おおよそですが、ドルはトランプ以降1か月ちょっとで、103円から119円まで急騰しました。もちろんこれはトランプ政権が望んだことではありません。市場が勝手に期待で動いたのです。しかしピークをつけてからは4か月間下降トレンドが継続しています。

 米政権の希望は当面「100円台前半」
 という話がありました。出所は、政権周辺が、さらに周辺のシンパに漏らしたという、例によってはっきりしない話です。
 しかし、私はこの話は信ぴょう性が高いと見ています。実情に合っているからです。

 ドル円の本来の相場が90円とすると、現在は20%ほどドル高円安になっています。
 この20%の内訳ですが、日本側の金融緩和の効果が半分、あとの半分は「キャリートレード」によるものです。キャリートレードは、金利が安くしかも金融緩和で借りやすい通貨を借りて、金利の高い地域で運用するものです。現在政策金利の安いメジャーな通貨は、安い順にスイスフランー1.25%~ー0.25%、日本円ー0.1%、ユーロ0.00%です。
 一時は米ドルも0%でしたが現在0.75~1.00%にいます。
 ドルの相手通貨としては、日本円が安定度からいうと一番でしょう。したがって、何かリスクオフが起きると、巻き戻しがおこり、「比較的安全とされている日本円が買われて円高になった」というニュースが流れます。「トレードの手じまいにより」とかにした方がいいと思うのですが。だから、原因は何でもいいわけで、例え日本が当事国でも「円高」になるでしょう。そして、このキャリートレードをしているのは何も、外国勢ばかりではありません。日本勢も積極的にやっています。ビビッて手じまう速さは日本が一番早いそうです。

 当面このトレンドは続きそうだ
 日銀は米国に「監視対象」にされて「現状維持」を守るのが精いっぱいでしょう。
 ということで何かにつけて円高ドル安が徐々に進み、今年中には100円台前半になる可能性は高いです。その辺で止まれば、日本も十分やっていける水準ですし、日米ともに不満のない水準でしょう。もう麻生大臣と、ペンス副大統領の間ではその辺のすり合わせはできていることでしょう。大臣も「急な為替変動は困る」「極端な円高は困る」とは言っていますが、5%程度は織り込み済みでしょう。むしろその水準で米国を納得させられれば大したものです。

 私たち米国株投資家がやっていることも「キャリートレード」です。ですから、リスクオフで米国株を売ることは、彼らと同じ動きになり、機動性に劣る個人投資家には不利になります。逆に決算がない分バタバタする必要はありませんから、「どっしり構えた長期投資」で彼らに対抗しましょう。

 株式は、有事で下げれば買いチャンス。しっかり今から用意しておこう。
 有事の際は準備がすべてです。「その時考えよう」とか言ってのんびりしていると、雰囲気にのまれて動けません。銘柄探しも、急落中のチャートを見ながらでは、「判断が鈍り」ます。是非とも、危機の時に買う銘柄とおおよそのタイミングを決めておく必要があります。
 私は、米国株は「黄金の14銘柄」の中から買います。日本株は先日レポートした10銘柄です。下げの大きい市場を買います。あと欧州もいくつか候補を考えたいです。
 買いタイミングは、下落の値幅だけで決めずに、時間軸でも考えるようにしています。ショックの大きさと種類によって、下げが続く期間が違うからです。その辺はまたその時にレポートします。

いつものようにまとまりのない記事です。長い文をお付き合いくださりありがとうございます。
それでは皆様のよい投資を!

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GEの1Q決算発表。買い増しようと思う。

米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
                          2017年4月22日(土)
フランス大統領選を前に神経質な展開です。
昨日GEの1Q決算発表がありました。
<GE2017年1Q決算>(  )内は予想コンセンサス
概要
1 売上高277億ドル(264億ドル)+1%
2 <米国会計基準>EPS0.10ドル +233%
  <非米国会計基準>調整後EPS0.21ドル(0.17ドル)
3 通年営業利益予想1株当 1.60~1.70ドル 前回発表を維持
4 株主還元 合計44億ドル(1)配当21億ドル(2)自社株買23億ドル
5 受注、受注残とも伸びています。
(感想)全体としては、2015年の赤字期を脱して順調に回復しているようです。長期投資家を安心させる内容のように感じます。しかし、市場は(4/21現地)
 株価29.55ドルー0.72ドル(ー2.38%)とかなり下落しました。投資家の期待はさらに大きかったのでしょう。現在の指標は予想PE20.01配当3.17%と問題ありません。(SBI証券)
 私は3月に29.9ドルで買い増ししています。しかし、この内容なら割高とはいえないし、さらに買い増しをするつもりです。
 チャートを見てみます。10年です。(以下ヤフー)

 長期的には、リーマン後安定して上昇しています。2015年の赤字期にも、大きな下落はしていません。次に2年です。

2015年夏の中国ショックで25ドル割れをしています。現在は長期平均線の下にあり割安を示唆しています。もう一つ最近のチャートです。

 トランプ以降順調に上昇しています。1月20日の2016年決算発表を受けて5%ほど下落しています。2015年に比べて良くはなっていましたが、投資家には物足りなかったのでしょう。そして今回も下落しました。失望度は今回の方が低いと思われますので、下落幅もこのくらいでしょう。このあと、小幅にリバウンドするのか、それとももう少し下げるのかは、判定できません。2月初旬を底としての上昇トレンドは継続していると見えるので、今回の下げは長期投資家には買いチャンスに見えます。

 

私の方針
 先日レポートしたIBMより安定度・安心度は高いです。バランスとしては、IBMやBA(26日決算発表)を買う方がいいのですが、「その時買えるものを買う」という私の方針からすると、GEの方が買いやすいです。
 ということで、GEを買うことにしました。30ドル以下ならOKという大ざっぱな作戦で行きます。

 

以上です。他の方のようにもう少しわかりやすく簡潔な決算のまとめがレポートできるよう、勉強します。
それでは、みなさまのよい投資を!

 

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PMの決算が出ました。どう対応する?

米国株投資家の皆さまこんばんは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
さて昨日タバコ大手PMフィリップモリスのQ1の決算が発表されました。
内容は(SBI証券他)
タバコ本数▼11.5%
タバコ本数(加熱式除く)▼9.4%
加熱式タバコ0.453ビリオン→4.4ビリオンとほぼ10倍
年間EPS見通し4.84~4.99ドル(2016年実績4.48ドル)
       直近実績 前年同期比 予想乖離 前四半期の前年同期比
売上(億ドル) 60.6億ドル 0%    -6%   9%
EPS(ドル)   0.98ドル 0%    -5%   36%
【市場予想を大幅未達も、通年ガイダンスは維持】SBI証券より引用
1-3月期決算は市場予想を下回って不振でした。10-12月期の売上が9%増と高く、売上を先食いしていた可能性が考えられます。17年通年のガイダンスについては、値上げの浸透と年後半の数量回復(前半は前年同期の水準が高い)を理由に4-6%の増収を維持しました。EPSは前回の4.70-4.85ドルから4.84-4.99ドルに引き上げられていますが、為替および税金の影響を除いたベースでは、前年比9-12%増の見通しは維持されています。
紙巻きたばこの出荷数量(加熱式たばこの「ヒートスティック」を除く)は9.4%減で、在庫変動の影響を除いても7.8%減と会社想定を下回ったようです。通年については、「ヒートスティック」を含んだベースで3-4%の減少を見込んでいます。iQOSが先行展開されて注目を集める日本では、市場シェアが16年1-3月期の24.6%から30.0%に大幅上昇しています。紙巻きたばこの「マルボロ」のシェアが10.6%から10.0%に小幅低下する一方、加熱式の「マルボロ ヒートスティック」が0.8%から7.1%に上昇したことが要因で、iQOSがシェアの純増に貢献しています。
1-3月期業績は予想を下回りましたが、加熱式タバコ「iQOS(アイコス)」による中期的成長の可能性に引き続き注目できまるでしょう。 

 

発表を受けて4/20の株価は109.98ドル▼3.93ドル▼3.43%と大幅に下落しました。
予想PER23.44配当3.78%となっています。

 

通年では、売上本数は減るが、利益は少し伸びるよ。という会社側の説明のようです。

チャートを見てみます。市場は今回の予想を全くしていなかったようです。今年になって順調に上昇してきた株価ですが、このあとどう動くかは予想がつきません。

 

今後考えられる動きは
 会社の発表を信じて、通年見通しは大丈夫だ。と思えば、少しでも下がった今は買い場になります。株価は窓を埋める動きになります。
 一方昨日の下げではまだ、このバッドニュースを織り込み切れていないとみることもできます。その場合は、今まで、前回の発表を受けて大きく上げてきただけに、もう少し調整があるでしょう。

 

 私の方針は、
 買おうと思っている銘柄ですが、今後の動きが予測がつかないので、しばらく様子を見ます。

 

今日のまとめ
好調と言われている、米国企業ですが、好業績を相当に織り込んでいるので、少しでも期待外れだと、しっかり売られます。でも、業績そのものはしっかりしている場合が多いので、あまり振り回されないようにしたいです。

 

うまくまとまらない記事ですがお付き合いくださりありがとうございます。
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トランプ改革はうまくいかない可能性が高い。

米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。

 

 昨日急きょレポートしたIBMですが、161.69ドル▼8.36ドル(▼4.92%)と急落しました。保有していらっしゃる方の中にはご心配な方もいらっしゃるでしょう。しかし、私は長期的には問題ないと思っています。
 長期的に仕込もうとすると、そういつも安値で仕込めるとは限りません。結果として、少し高値で仕入れる場合もありますが、そんなときは配当をもらいながらゆっくり待てばいいと思います。会社の内容には問題ないわけですし。

 

今日は、今年後半にかなり下げるシナリオを検証してみました。

 

 長期的な視野で現時点を見ると。
 さて、昨年の11月以降トランプ政権への期待で米国株は上げてきました。トランプがいくつかの派手な公約を掲げたからです。
(1)しかし現実的には何も進んでいない。
 大幅減税や金融の規制緩和、大幅な公共投資オバマケアの代替案など、何一つ実現化していません。議会が反対するからです。議会も共和党が多数派ですが、一枚岩ではないようです。議会共和党の協力なしには、前に進みません。
(2)共和党内部の対立に加えて、政権内部の対立も深刻そうです。
 内部に対立があるという報道がある時点でまずいです。
 歴史を見ても、初代王朝の初期は、協力した将軍が力を持ちますが、次第に官僚に置き換えられます。豊臣政権でも、福島正則たちと石田光成の対立は結局豊臣政権を滅ぼしました。
(3)改革を進めるためには、より強力な体制が必要だ。
 改革にはより以上のエネルギーが求められます。体制を維持しようとするグループが抵抗するからです。トランプ政権はそのようなパワーをもっているようには見えません。

 

 彼の唱えるいろいろな改革や変更はうまくいかない確率が高い。
 というのが私の見かたです。

 

 改革というのはもともと確率が低い。
 私たちは、歴史をうまくいった側から見ます。だから、歴史で冒険の上、成功した人を知ると感動します。
 しかし、こと改革となると、古来、西洋、東洋、日本を見ても、うまくいった確率は、とても低いと思います。
 私たちが習った、公地公民や班田収授という改革を取り入れようとした、天智天皇の息子は壬申の乱で「反改革派」の大海人皇子に敗れています。大海人皇子は絶大な人気があったそうです。反対に天智天皇の方は天智という最低の嗣号をつけられました。 
 必ず習わされる、江戸時代の3大改革も、全部失敗というのが、専門家の定説だそうです。中国でも「改革派」は左遷されて寂しく死ぬのが通例です。西洋はよく知りません。

 

 改革初期には、期待値が高まる。
 しかし、改革は「高揚感」がありますから、ぶち上げた当初は、人気があります。徐々にしぼんで、みんな現実に帰るわけです。

 

 結論
1 改革は失敗の確率が高い。
2 しかし、人々は期待しやすい
3 徐々に冷めて現実に帰る。


ダウのチャートを見てみます。5年です。月足。(ヤフー)

 2015年からほぼ2年にわたる低迷と、トランプ以降の急上昇が見て取れます。そしてこの3月から少し調整に入っています。FRBメンバーの発言に「米国株は高い」というのがありました。実体のない急上昇を危惧したのでしょう。
 それならいくらなら、「適正」と彼らは見るかということですが、私は、52週線の少し上の辺ではないかと感じます。過去を見ても、長期線の1000ドルくらい上は普通です。だから、今に当てはめると、19500~20000ドルの範囲なら妥当とみるのではないでしょうか。昨日が20400ドルですから、ほんの少し下です。

 

 市場は短気だ。
 しかし、市場はかなり短気です。なかなか進まない政策にしびれを切らせてしまい、「過剰な期待」が「なーんだ」に変わると、今度は「巻き戻し」の可能性があります。その時はトランプ前の、18000ドルを目指すのではないかと考えています。
 そしてその時期は、政策が進まないことが表面化する、今年の後半ではないでしょうか。

 

 いい買場がくる。
 市場が短気であればあるほど、長期投資家には有利になります。
 私は、この夏の下げは、FRBの早めの引き締めにより、バブル化懸念がなくなり、したがって、上を抑えられ、したがって、下落幅も小さい。という予想をしていました。
 しかし、大統領府と議会の対立などが明らかになると、「感情的になった市場」は「より大きく失望して」より大きな下落もあるかもしれません。

 

今日はPM(フィリップモリス)の決算発表があります。高嶺の花のPMですが、さてどうなるでしょう。

 

以上いつもながらまとまりのない記事にお付き合いくださりありがとうございます。
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今日下落必至のIBMは買いか?

米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
1Qの決算発表が続いています。金融銘柄、ヘルスケアがさえません。

 

 金融大手のGSは昨日開場前に1Q決算を発表しました。内容は 以下bloombergより引用
”純利益は22億6000万ドル(1株当たり5.15ドル)と、前年同期の11億4000万ドル(同2.68ドル)からほぼ倍増した。アナリスト17人の予想平均は調整後1株利益5.34ドルだった。全社の収入は27%増の80億3000万ドル。アナリスト予想平均は83億3000万ドルだった。費用は15%増の54億9000万ドル。株式も含めたトレーディング収入全体は2%減の33億6000万ドル。株式トレーディング収入は6%減だった。一方、投資銀行業務の収入は16%増加。債券引き受けが25%増収、株式引き受けは70%増と好調だった。
  ゴールドマン株はニューヨーク時間午後4時現在で4.7%安の215.59ドルと昨年6月24日以来の大幅安。(以上bloomberg)”

 

 市場は相当な好決算を予想していますね。悪くない決算だと思いますが売られています。私の狙っている保険株も、決算内容によっては大幅に売られそうです。PRUもMETも5/3発表です。

 

さて、昨日の場のあとにIBMの1Qの発表がありました。
 IBMの発表資料によると、1-3月期売上高は前年同期比2.8%減の182億ドル(約1兆9700億円)。前四半期の1.3%減収よりも大幅な落ち込みとなった。アナリスト予想平均は184億ドル。株価は決算発表後の時間外取引で一時4%下落し163.19ドルを付けた。1株利益は一部項目の調整後ベースで2.38ドル。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均は2.35ドルだった。” 以上bloombergから。

 

 ということで今日のNY市場では時間外取引の流れを受け継いで、昨日の終値より下落するのは必至の状況です。

 

 IBMはGE、BAとともに、買いを狙っている工業系3社です。そのうち、GEは買い増ししました。BAの決算は26日です。ということで、IBMをどうするかが緊急の課題です。
 大きな会社ですから、人工知能のワトソンなどで脱皮を図ってもそう簡単にはいかないのは理解できます。また、経費圧縮の努力もしているようです。
 
 昨日の終わりのデータでは(現地4/18)
 株価170.05ドル、▼0.61%予想PE13.79 配当3.29%SBI証券)です。
 配当、PEともにOKです。次にチャートを見てみます。最近の2年から(ヤフー)

2016年の2月をボトムとして、上昇トレンドにあります。今はその中で下降トレンドにあります。6か月を見てみます。

 RSIは33で売られています。25日線と75日線でデッドクロスができています。しかし、まだ52週線の上にあります。出来高は増えてはいますがクライマックスとは言えません。チャート的には2月半ばからの下降トレンドがまだ終わったとは言えません。

 

まとめと方針
 IBMは保有したい銘柄です。今回の決算も長期投資の見地からはそんなに悪いものではないです。しかしここでも、市場は短期的な視野で動くことが見て取れました。長期投資家にはチャンスです。PEも配当も納得です。
 あとは買いのタイミングです。今日は下落必至ですから、もちろん今日買うのもありです。おそらく165ドルくらいまでは下げるでしょう。
 ただしチャートでは下降トレンドが続いています。今買えば、リバウンドはあるでしょうがそのあとさらに下落することも覚悟しなければなりません。あせることもないですから、私はもう少し様子をみて下げ止まりを確認する作戦をとります。
 チャート的には163ドルの200日線(52週線)で止まるかどうかが注目です。

 

この記事は私の意見ですから、あくまで参考としてとどめ、最終的な買いのご判断はあなたがなさってください。

 

それではみなさまのよい投資を!

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