チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

日記が続かなかった私でも続けられた、ブログを書くメリット。

投資家の皆さまこんにちは、チンギスハンです。

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バフェット太郎氏がブログのことを書いておられたので、私なりにブログについてまとめました。

結論から言うと、ブログを書くのは「とてもおススメ」です。

(書き始めたきっかけ)

米国株を始めたのが10月、ネットでバフェット太郎氏のブログを見つけて、このランキングサイトに辿り着きました。

初めは見ているだけだったのですが、バフェット太郎氏の記事で、「自分でブログを書く」ことを強く勧めておられました。ど素人で、シニアでITにうとい自分です。できるとは到底思えませんでした。

でも、ブログ村運営者のブログ作成の「むらごん」というサイトがありました。やってみたら何とか書けたので、自分に書くつもりで、日記のつもりで書きました。ブログの知識がゼロの私が何とか書けたのは、この「むらごん」のおかげです。わからない方は、このサイトを使うのがお薦めです。

(はてなブログに引っ越し)・・・ムラゴンさんごめんなさい。

現在は、「はてなブログ」という有料のサイトを利用しています。月額千円です。結構高いです。(1年なら2割引)有料ブログに移行したのは、バフェット太郎さんの記事で、ブログに広告を貼って収入を得ることができるという記事があったからです。

調べてみると、「グーグルアドセンス」を使うのが便利だとありました。ところが今年の4月の段階では、制約が厳しくなっていて、「独自ドメイン」に限るということでした。そこでいろいろ探して、料金は高いけど初心者に使えそうな「はてなブログ」に辿り着きました。(はてなブログには無料版もあるが、独自ドメインは使えない、サイト側の広告も消せない)

はてなブログの、良い点は、①ブログが10つ作れる。私は今2つ作っています。このブログと、「ガーリックトマトの料理ブログ」です。もっとも料理の方は全く更新できていません。さらにもう1つ、非公開の日記があります。これは自分Bが自分Aに困ったことを質問する形式のものです。表に出せるような代物ではありません。犯罪や不倫の内容ではないですが。

良い点②このランキングサイトで、はてなブログを使っている方が多い。

不満な点・・・コメントに対する返事が同じ欄でできない。

(広告収入を得る)

何とかグーグルアドセンスの許可をいただき広告を載せました。いろいろ調べながら、なんとかコードを貼りました。見る方には、少し見にくくなってしまいました。広告は文頭と文中には貼らないようにしています。スマホでみたら見にくかったからです。たまにスマホで文頭に広告が出るのはグーグルアドセンスの何チャラとかいうシステムです。

ブログで収入を得るとかは自分には無縁のことだと思っていましたから素直にうれしかったです。電波代とブログ代とかで5千円位になればいいなと思っていましたが、現在月に2諭吉前後です。十分すぎるお金です。皆様のおかげです。ありがとうございます。1日に300円くらいの時もあれば千円を超える時もあります。アドセンスのみです。

(ブログでのメリット)

1 他の人のブログをしっかり読むようになる。

 読んだら、何とかコメントを残したり、米国株のポッチを押したりするようにしています。ただ、私はツイッターやフェイスブックがうまく使えないので今後の課題です。

2 文章を書くのが苦痛でなくなる、うまくなる。(これで?と言われそうですが)

 文は書いた分だけうまくなるとはよく言ったものです。まだまだというのは自分でよく知っていますが少なくとも書くのが苦痛ではなくなりました。中身が浮かばないのは苦痛ですが。

3 考えが一段深くなる。結局ブログが一番整理に便利。

 考えただけでは、自分では「完結した」と思っていても、実は途中で考えが止まっています。メモでも不十分です。でも、ブログを書くときちんと考えがまとまります。

 ノートに書いていってもできます。でも、書き直しが大変です。ばーと消せません。ワードを利用してもいいです。でもファイルして整理するのは大変です。自分は整理はとことん苦手です。だから、結局はブログが一番便利です。無料のところも多いです。

非公開で、書いていくのもアリです。でも、自分のように、「他人にも甘いが自分にはその10倍は甘い」タイプでは、日記と同じ運命をたどるでしょう。

4 続くためには、公開する方がいい。

 後回し先送りは人間の常ですが、「こんなブログでも読んでくれている人がいる」という気持ちが、突然勤勉にします。

 日記は1週間以上は続かなかった自分が、ブログが続くのは不思議です。

5 ブログで気をつけていること。

(1)本音で書く

 私は、読んでくださる皆様には申し訳ないですが、基本的には自分のために書いています。自分の投資リテラシーを高めるためには、「カッコ」つけていてもしょうがありません。自分のすべてをさらけ出すことで、進歩が得られると信じています。

(2)自分の書きたいことを書く

 「これは需要がないかな」と思うことも、書いています。最近の例ではビットコイン、仮想通貨の件などです。一生懸命調べたので、仮想通貨の話にビクついたり、過大評価しないで済むようになりました。幅を広げるのも大切かなと考えます。

(3)根拠なしに他の人のやり方を批判をしない。

 特に投資では、自分と違う投資スタイルには違和感を覚えます。これは、日本株オンリーの人に、「実は自分は米国株をやっていて・・・」と話したときの反応でお気づきだと思います。「ふーん、もっと聞かせてくれないか」という人はめったにいません。たいていは興味を示しません。

 違うスタイルの人やジャンルから学ぶことは多いです。ですからスタイルの違いを争点にするのは有益ではないと思います。

 逆に、質問や間違いの指摘や、違う考えなどはどしどしぶつけ合うべきだと考えます。何しろ、大事なお金がかかっているのですから。反対意見に反論できないようでは、単なる「思い込み」かもしれないからです。

(4)読みやすいブログを心がける。

 自分はだらだらと長く書く癖があります。なるべく簡潔にそして結論は一番先に書くようにしています。初めだけでもブログの内容がわかるからです。

 長いのも嫌われるので、字数も2千字以内で書くようにしています。といいながら、2500字を越えましたので終わります。

ここまで長い文をお読みくださりありがとうございました。続きがあればまた記事にします。

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株も債券も金もすべてが割高。割り切って投資するには。

投資家のみなさんこんにちは。チンギスハンです。

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米国株のバフェット指数も1.53と高値圏を示しています。そうかといって債権も金も高いです。すべてのリスク資産が高い状態です。ユキマツ氏のブログに詳しい記事があります。氏は定期的に割安度を示されるので助かります。米国の時価総額、過去最高額 ~2017.8月の米国バフェット指標~ - ユキマツの「長期投資のタイミング」

こんなときは、きっと「何もしない」が正解なのでしょう。投資は無理してするものでもないですし。

しかしそれでは投資リテラシーは向上しません。シニアの自分はむしろ退化します。

私は、買って永久に保持する永久投資を目指してきました。しかし、永久保有できる割安な銘柄を見つけられないでいます。

今保有の株はそのまま保有する方針は変えずに、別枠で中短期保有の条件で買えるか検討しました。候補は、

1 米国より出遅れた地域を狙う。すでにかなり買われていますが。

 VGK・・・欧州、VWO、EEM・・・新興国、東証1321・・・日経

 欠点・・・あまり利幅は望めそうにない。売りそびれたときの処置が難しい。
 結果・・・チャンスがあれば。そうでなければ見送り。

2 高成長株を順張りで買う。3Q決算で成長性を確認してから。

  株価9/16 予想PE 配当 平均 上昇%
FB 171.64 38.42 0 192.62 12.2
BABA 176.7 59.96 0 195.53 10.6
UNH 198.18 23.81 1.52 210.56 6.2
V 105.3 39.16 0.62 111.16 5.6

 FBフェイスブック、BABAアリババ、UNHユナイテッドヘルス、Vビザ
 平均・・・アナリスト予想平均株価 %は上昇余地

BABAは「どにゃるどさん」が、購入予定としておられたので入れさせてもらいました。内容はこれから研究です。他はもし売りそびれたら、そのまま保有します。

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アリババのチャートです。春から50%も上昇しています。順張りにはぴったりです。

ハイテク株ETF、VGTもいいかもしれません。

3 投資期間は、1年ほどか。

 イエレンさんも交代するようですし、これからの見通しは何とも言えません。引き締めが不十分でこのままバブル化する可能性が一番高いと思うのですが。ちゃんと引き締めて下落する可能性もあります。どちらにもいかずに中途半端が続き今の状態がだらだら続く高値安定も考えられます。全く予想になっていませんが。

 今日のどにゃるどさんに参考になる記事がありました。次の利上げから〇〇ヶ月以内に景気は後退を始める!: シーゲル流米国株ポートフォリオでアーリーリタイア

今年12月に利上げがあると2019年5月が景気後退とあります。そうすると猶予は1年半です。株価が景気に先行することも考えられます。

まとめ

株式から長く遠ざかっていた自分がちゃんと売買できるかはわかりませんが、損切りしても響かない程度にやります。何しろ売りは下手です。

ドル安を喜んでドル転したドルがあるのも一因です。通貨のまま寝かしておくのもしゃくなのでこの際利用しようと思います。

以上です。どちらにしても、20,21日のFOMCや10月の決算を見てからということになります。いささか気が早いですが、早く準備しておかないと動けないので。

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日本の今後、生産性の向上が急務だ。競争すべきは米国だと思う件。

みなさんこんにちは、チンギスハンです。2017年9月16日(土)記

今年の米国株は、9月でもだれる気配がありませんね。北のミサイルも株価の押さえにはならないようです。まあ、北も米国に打ち込むのが目的ではないですから。

FRBの正常化を乗り越えてこのまま上昇する可能性が一番高いと考えています。(私的ですが)

小中学生の頃は、こんな風に稲刈りをした記憶があります。山間の過疎地でした。

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さて、昨日は日本を取り巻く状況や常識が変わりつつあるという記事を書きました。

現実を直視する必要がある。

日本についての本を探すと、いわゆる日本礼賛ものが目につきます。「だから日本は素晴らしい」「日本はこんなに好かれている」・・・私は冷静に日本の問題点を知りたいのですが、極端な肯定と否定が多すぎると感じています。

今日のたぱぞうさんの記事に「アメリカのGDPの特性」があります。

アメリカのGDPの特異性 - たぱぞうの米国株投資いつもながらするどい内容です。

これを読むと、「日本経済は世界の中心になる」とかいうような主張は現実を逃避しているとしか思えません。自己卑下は問題外としても、自己礼賛も問題解決を遅らせます。

「先進国だから成長できなくて当たり前」というのは、米国を見ると当てはまっていません。人口増とかの問題はあるとしても、見習い、追いかけるべき国は米国であることがよくわかります。中国や韓国ではありません。

人手不足を解消するために「移民の緩和」も検討されているそうですが、私は問題ありと思っています。理由は2つ。

1つ目は生産性の問題です。残念ながらOECDの中で日本の生産性は低いです。(統計に問題ありとの指摘もありますが)移民を入れることで生産性が高まることはありません。労働力不足が指摘されているのは、介護などの生産性が低い職種だからです。まず、国内の生産性を高めることが先決です。

2つ目は文化の違いの問題です。欧州、米国はこの問題に手を焼いています。歴史的に他の民族との関わりが多くて、異文化への対応が上手だと思われた人たちです。

特に宗教的な問題は解決が難しいです。キリスト教自体も一神教で「重い」宗教です。生活における、宗教のウェートは高いです。しかしイスラム教ではさらに宗教のウェートが高いです。人生の最上位に位置します。この文化の違いを乗り越えて一緒に暮らすのは難しいです。欧州の人たちが、「気味悪い」と感じるのは自然です。本来のイスラム教とは違うものとはいえ、イスラム過激派のテロが、悪感情をさらに悪化させます。

寛容だと思われた欧州各国でもデモが相次ぎ、ネオナチや民族主義が台頭し、英国はEU離脱まで踏み切りました。米国でも、入国制限でもめています。

異文化との交流が苦手な日本人が、うまく文化の違いを乗り切れるとは到底思えません。難しい問題をさらに抱えることになります。労働力の問題は、不自由でも国内で何とかやりくりするのがベターだと考えます。

幸いAIの発達が急速です。これをうまく利用すれば、人手不足を逆手にとって、「AI利用の先進国」になれます。

日本には低賃金で長時間働いている人も大勢います。いくら祝日が増えても、土日祝日、年末、年始と働いているサービス業や飲食の人たちも大勢います。私も現役時は、年間300日くらい働いていました。人並みに休めない苦しさは相当なものです。

(まとめと提言)

1 競争相手は米国だ。

 実質世界2位の経済規模の日本の、目指す相手は米国以外にはありません。

2 しかし、米国株投資家の方は、痛感されているとおり差はとても大きいです。

規模だけでなく、技術や内容でも大きな差があると思う。

3 合理的な改革で、効率を高め生産性を高める必要があると思う。

4 働く人の負担が大きすぎる分野が多い。サービス業などは、まだまだ改善の余地があると思う。小さな箱を何回も届けてくれる宅配便の方には申し訳ない気がする。

私たちの住む日本がどういう方向に進むかの問題は誰にとっても重要です。AIではないですが、感情的ではない正しい選択が求められます。為替とか経済的にも大きな問題です。今回本屋やネットでも調べましたが、初めから傾向や路線が決まっているタイプの本や情報が多いと感じました。

米国株を研究する中で、必然的に米国企業の力強さを実感します。規模も中身もです。そういう見地からすると、日本の企業や社会には改善の余地というか、伸びしろが大きいと感じます。

米国株ブログにはそぐわない面もありますが、足元を見つめる意味で記事にしました。真剣に日本のことを考え、向上を提案しているブログがあれば教えてください。勉強したいと思います。(中韓の攻撃に終始しているのが多いですが、日本の相手はあくまで米国というのが私の考えです。同盟国ですが巨大なライバルでもあります。)

以上です。文明の衝突というのは、欧米の話と思っていましたが、日本も直面するかも知れません。東アジアでの衝突の危険性は以前より格段に高まっていると感じます。

来週のFOMCが注目ですね。皆様のよい投資を!

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北ミサイル通過でも日経平均100円高、日本の新常識と今後への影響(1)

みなさまこんにちは、チンギスハンです。

北がまたもやミサイルを日本上空を通過させました。列車が止まったりして迷惑千万です。しかし、8月末とは異なり、為替も円高にならず、株も、日経平均で100円高と全く影響がありませんでした。

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以前の常識が変わりつつあるようです。そして、それが経済と私たちの生活にどんな影響があるか考えます。思うことを勝手に書きます。ご意見・ご批判等も下さい。

<新常識1>こちらに敵意がなくても攻撃の対象になること。

長く、日本では、こちらが平和主義をとっていれば、相手からの攻撃対象にはならない。というのが多数派でした。理由は日本を攻撃しても何の得にもならないから。

今でもインタビューで、「どの国にも得にならないこんなことは早くやめて欲しい」と答えている人がいます。勘違いしています。何の得にもならないというのは、あくまで日本から見た考えです。

北から見れば、大勝利、大成功です。GDPが161億ドル(2015年)、一人当たり615ドルと経済的には悲惨な状態です。トヨタの時価総額の20分の1、アップルの50分の1ほどです。そんな国が世界を振り回しています。まさに核兵器のおかげです。日本は近いのでとんだとばっちりです。

どの国の人たちも平和を希求しているはずだというのは、違っていると今回わかりました。核の脅威を強調することで存在感を示したい国もあるのです。

<新常識2>話し合いでは解決しないことも多い。国連には限界がある。

長く日本では、国どおしの対立には、話し合いで解決するのが一番と、学校でも教わってきました。話し合えば、利害の対立はきっと妥協点があるという考えです。

しかし、北朝鮮のように、核武装が目的の国に、核兵器を捨てさせることは最初から無理なことで、話し合いをするまでもありません。彼らの目的と、日本の目的が真っ向から食い違っているので、話し合いでの解決は無理です。

国連も期待外れということがわかりました。今まで日本が被害の当事国になることがなかったのでわからなかったのでしょう。特に安保理は欠陥商品です。常任理事国5か国の利害を越えては動けないからです。中国、ロシアが拒否権を持っているかぎり、大きな期待はできないことが、全国民にはっきりしました。さらに言えば、日本はいまだに国連の「敵国条項」の該当国ですから、中国やロシアから一方的に紛争を仕掛けられても国連には持ち込めません。

<新常識3>話し合いを主張する国には違う意図がある。

「話し合い」と聞くと平和的なイメージがしますが、中国、ロシアの主張する「話し合い」には、別の意図があります。時間稼ぎして問題を先送りし、最終的には「北の核所有を追認する」というのが見えています。

一方韓国が話し合いを主張するのは、全く意図がわかりません。文大統領には何らかの考えがあるのでしょうが、普通に見れば、トランプ大統領の言うように、「物乞い」をしているようにしか見えません。弱気一辺倒で、北から見れば、「びびってすり寄ってきたな」としか見えないでしょう。

本来ならば、暴力的で理不尽な独裁国家に隣接する民主主義の国という立場は、「正義のヒーロー」です。世界各国からの同情と賛同を得られる立場です。「脅威にさらされても一歩も引かない我らが指導者」カッコいいことこの上ありません。指導者なら誰でもやってみたい役柄です。

歴史上はもちろんのこと、現在の世界の指導者を見ても、うまくやれそうな人ばかりです。我が日本の安倍首相ももちろんしっかりやるでしょう。現に朝早く発射前からスタンバイして記者会見をしました。世界各国との首脳会談も電話でやりまくりました。

文大統領は、頭が良すぎて、そんなベタな役はしたくないのかもしれません。北を含めて、周囲の国がベストの対応をとる中で、韓国の動きだけは理解不能です。今後も、日米ともに、韓国には手を焼くことになるでしょう。

余談ですが、今回のことで日米の首脳の連帯が深まったのに対して、米韓は微妙です。トランプは文大統領を露骨に嫌っています。外交では安倍首相の圧勝です。

長くなりますので、続きは次回にします。

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ウエルスナビに従ってバランスをとるには

こんにちは、チンギスハンです。

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先日、ウエルスナビは優れているが、不満もあるという記事を書きました。

不満点は、①区切りが少ないこと②手数料が高いことを挙げました。今日は中身を検討したいと思います。

各リスク許容度ごとの、資産配分は

      年経費

時価百万ドル

1

2 3 4 5
VTI 米国全部 0.04 75847 15 27 31 35 35
VEA 米除先3782銘 0.09 45425 5 9.8 22 27 32
VWO 新興国 0.14 49305 5 5 5 8.5 13
  株式割合       25 41 57 70 80
AGG 米債券 i 0.05 42263 35 35 29 15 5
TIP 物価連動国債 0.2 22524 30 14 0 0 0
GLD 0.4 32056 5 5 8.8 10 10
IYR 米国不動産 0.44 4407 5 5 5 5 5

(V:バンガード、iアイシェアーズ、S:spy、四季報より、ウエルスナビHPより)

上の株式ETF3つについては、よくご存じでしょうから省略します。

1 AGG(iシェアーズ米国総合債権市場)

まず比較のために株式のVTIです。

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上のVTIと比べると当然ですがかなり異なる動きをしています。しかしいつも反対の動きをするわけではないようです。現時点で年間2.4%の分配利回りがありますから、バランスをとる目的以外でも、単体としても保有する意味は十分にありそうです。

四季報には、財務省証券とモーゲージ証券が中心。平均残存期間8.2年とあります。時価総額も十分です。年間経費も安いです。

2 TIP(iシェアーズ米国物価連動国債ETF)

 平均残存年数8.3年。配当利回り1.63%

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 上のAGGと似ています。リスク3から上の保有額は0ですから、AGGより保守的なのでしょう。しかし値動きの幅はAGGより大きいです。

3 GLD(スパイダーゴールドシェア)

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値動きはかなり大きいです。モノの代表という意味合いなのでしょう。

4 IYR(iシェアーズ、米国不動産ETF)
 リート中心、銘柄126 分配利回り4.16%

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かなり値動きは大きいです。

まとめ

ウエルスナビのノウハウだけをいただくわけにはいきませんので、ちゃんと利用します。しかし私固有の問題点もあります。

(1)すでに米国株を保有している。個別株中心。
(2)米ドルをかなり保有している。

の2つの問題があります。ということで対応策としては

(1)ウエルスナビに入金して少しずつ投資を増やす。(日本側)

(2)持ち分のドルを使って、NYで上記のETFに投資する。(米国側)

を状況を見ながらやっていこうと思っています。とりあえずは第一候補はAGGでしょうか。計算上はかなりの額を買わないとバランスがとれないですが。

今まで、株式は見慣れているのですが、債券などは新鮮な感じです。でもタイミングが違うので、株式が買いのタイミングでない時は債権を見ればいいんですよね。

ウエルスナビと合わせて勉強していこうと思っています。それにしてもウエルスナビが早く手数料とか下がるとさらにやりやすいのですが。関係者の方お願いします!

それでは皆様のよい投資を!

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リタイアの準備(9)リタイアまでに投資を固めておく。しくじり先生の巻。

こんにちは、チンギスハンです。2017年9月13日(水)記

秋ナスを使って麻婆ナスをつくりました。ネットで検索すると山ほどレシピがありました。辛いのが好きなので、四川風で陳健一さんのレシピにしました。ナスを別に揚げたりと手間が大変でしたが、とてもおいしかったです。手間をかけないとおいしいものはできませんね。半分以上は奥さんが作りました。どちらが手伝いかわからないです。

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リタイア時に投資の方針と実績が固まっていることが理想です。

私は、今年リタイアしましたが、まだ投資が固まっているとは到底言えません。また、投資も進んでいません。まさにしくじり先生の巻です。

お読みいただいている皆さんは、まだ時間的に十分な時間があると思いますので、自分の反省を込めて記事にしました。

リタイア後の投資が必要だと考える理由

これからインフレになる可能性がある。

バブル後25年余、日本では長い間デフレが続きました。2016年の物価もマイナスです。ですから私たちは、デフレが当たり前だと思っていますがインフレの方が歴史的には通常の状態です。将来インフレになる可能性は程度の差は別にして十分にあります。政府日銀も望んでいます。

インフレに強い資産を持つ必要がある。

不動産、金、株式といった資産に投資しておくと、インフレに強いとされています。

世界に分散しておくとさらに、安全だ。

資産分散とともに、いろんな地域や国への投資が地理的に分散になります。日本は世界のGDPの8%ほどですから、日本にばかり投資するのは偏ります。

リタイア時にバランスのよい分散された投資が理想だ。

本来なら、リタイア時に、自信が持てるようなポートフォリオがあるのが望ましいです。退職金があれば、そのポートフォリヲに加えれば済むからです。

理想と現実の差は大きい。

しかし、そのような理想的な資産をお持ちの方は少数派だと思います。自分もそうですが、ほとんどの方は、日本円の現金・預金が大部分ではないでしょうか。統計でもそうなっています。日本人の平均です。投資部分は20%もありません。

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これは日本人の平均なので、リタイア時はさらに現金比率が高いと思われます。

全く1から構築するのは大変だ。

投資経験なく、一から構築するのは困難です。リタイアまでに、道筋をつけて置くことが、間違いを減らします。

リタイア時の、ポートフォリオ、投資リテラシー、投資経験、が大きい。

特に、「自分の投資能力の限界」を把握しているのが一番重要と考えます。私はまだ十分ではありません。

素晴らしい方法は、たいてい地味だ。

自分にとってベストな方法を提案されても、十分なリテラシーや経験がないと、良さが理解できずに、リスクの高い方法に目移りして背伸びする可能性が高いからです。(ソースは自分です)

バフェット氏、シーゲル博士、バフェット太郎氏・・・はS&Pのインデックス投資を推奨しています。これとドルコスト法を組み合わせれば、強力な投資手段になります。

しかし、私はこの8か月間、その方法を見逃してきました。個別株投資でもいけそうな気がしたからです。しかし当然の結果として、S&Pをしっかり下回っています。この方法が優れていることを身をもって体験したわけです。

私のリテラシーが低かったために、インデックス投資ができなかったのです。しかし、それがわかった私はまだラッキーだったと思います。

聞く方のリテラシーに比例する

すべての教育やアドバイスに共通しますが、教育効果は、学ぶ方のリテラシーに依存します。これは投資についても当てはまります。リテラシーを高める以外に方法はないと考えます。

最終的にリタイア者用最適ポートフォリオに組めればいい。

若いうちは、肉食系の投資で構わないと思います。むしろ、投資額の少ないうちに苦い経験や、痛い思いをするのは、貴重な経験になります。

リタイア用の構成にするのはいつでもいいと思います。直前にバサッと組み替えてもいいし、10年くらいかけて、少しずつ組み替えてもいいと思います。個性の問題です。

先日、ウエルスナビでレポートしたように、リタイア者におススメの投資構成は、株式が25%ほどと、相当に保守的です。攻撃的な構成とは相当に差が大きいです。

これからの自分の方針

株式にしか目が行っていませんでした。債権や、物価連動債なども勉強します。ウエルスナビも最低金額から経験しようと思います。

皆様には十分な時間があります。先にリタイアした者として、私の「しくじり」が「他山の石」となることを願い記事にしました。

みなさまのよい投資を!

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ウエルスナビが投資の本命になる条件。

こんにちは、チンギスハンです。2017年9月12日(火)記

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NYは大反発でしたね。ドル円も109円台と持ち直しました。

昨日、「ウエルスナビについて、書きました」シニアにとっては本命になり得る可能性を秘めています。もう少し付け加えます。

爆発的に普及しファーストオプションになる条件。

始まって間もないのでこれから拡充したり、改善されるのでしょう。希望を勝手に書いてみました。

1 リスクの刻みをさらにきめ細かく。最低10つは必要。

 現在リスク1~5までの5段階です。私は現在65歳なので、アンケートに答えていくと、リスク1という判定になりました。そうすると、65歳以上のリタイア者は、すべてリスク1というカテゴリーになります。

 65歳から90歳くらいまでを1つのくくりで収めるのはいかにも荒い印象です。発足から20か月の運用でも、リターンにかなりの差が出ています。再掲すると

    リスク 許容  度     
  銘柄 1 2 3 4 5
米株 WTI 14.9 26.6 30.6 35 35
日欧株 VEA 5 9.8 21.5 26.6 31.8
新興国株 VWO 5 5 5 8.5 13.2
株式計%   24.9 41.4 57.1 70.1 80
米債権 AGG 35 35 29.1 14.9 5
物価連動債 TIP 30.3 13.6 0 0 0
GLD 5 5 8.8 10 10
米不動産 IYR 5 5 5 5 5
ドル建て 8gatu 10 14 18 21 24
円建て 8gatu 6 10 13 16 19

リスク1刻みで4%もの差が出ています。投資経験者には看過できない大きさと考えます。

株式100%、0%があっていい。

実際に使うかどうかは別として、100%、0%の両極端な選択肢は投資家にはほしいところです。例としては

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
株式 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100
債権等 100 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0


シニアは投資のすべてをウエルスナビで完結する割合が高い。

シニアの場合は、現金以外をすべてウエルスナビで運用するのはいい選択だと思います。刻みを小さくするのは、安心感を与えると思います。

それにコンピューターの運用なら、刻みが小さくなっても、手間は費用は変わらないと思いますし。

2 基本手数料は0.5%くらいが上限。

ウエルスナビでは、最低運用額が30万円で、手数料が1%となっています。3000万円を超える部分については0.5%です。

 1%というのは小さいように見えて大きいです。3千万を預けると、年30万、10年で300万、20年で600万にもなります。

シニアが全額委任するとすると、大きな負担になります。100万まで1%それを越えると0.5%くらいが、上限だと思います。それだと、3千万預けて10年で150万ほどです。

シニアの多くが投資金額の全部を委託するようになれば、0.5%でも総額は増えるでしょう。

(2)何でも無料である必要はない。

 投資をしていれば、コストが必要なことくらいは常識として理解しています。

海外投資なら、①為替コスト②取引コストが必要です。

これが無料なのはうれしいですが、基本料を安くするためには、例えば、リスクレベルの変更には、0.1%程度の手数料をその都度とるのは自然だと思います。自分で組み替えてもそのくらいのコストは発生するし、さらに手間もかかるからです。

投資というのはあくまで自己責任です。ですから、リスクレベルを変更するという、投資家の判断にコストがかかるのは当然です。そのために何もしない他の投資家の手数料が使われるのは、納得がいきません。

3 使い方で大きな利益も可能。

 過去1年間のリターンも載っています。%、手数料込。

  リスク 1 2 3 4 5
ドル建て 12tuki 2.9 5.4 7.8 9.9 11.7
円建て 12tuki 10.4 13.1 15.6 17.9 19.9

現在の区分けでも年間10%ほどの差が生まれています。株式市場が上昇するときにリスクを高め、下降局面ではリスクを下げることで利益を最大化できます。さらに多くの刻みができればさらにチャンスが広がります。

今までこのような高度な運用は機関投資家や一部のハイレベルの投資家だけのものでした。しかし、ロボアドで、一般の投資家でも簡単にできるようになります。

現在のような状況にはピッタリか。

株式市場は、現在バブルや株高が指摘されています。一方で、まだ1、2年は上昇も見込まれます。新規投資のタイミングが難しいです。現在のような時期にはロボアドは合っているのかもしれません。リスクレベルを下げるのが、精神的に、物理的に容易だからです。

まとめ

今後の手数料の引き下げや、改善が期待されます。待つか、まず始めるかですが、いろんな改善はなされるでしょうから、まずは使ってみるのがいいかなと感じています。

しかし、現時点で、全部委託するのは時期尚早と感じます。よりよい他社も登場するかもしれないし。

以上です。みなさまのよい投資を!

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リタイアの準備(8)ロボアド、ウエルスナビはシニア投資の救世主といえるか。

こんにちは、チンギスハンです。2017年9月11日(月)

f:id:tingisuhan:20170911135616p:plain

昨日の記事の終わりにロボアドのことを書いたのですが中途半端だったので、独立させました。

将棋でも、囲碁でも、コンピューターの方が強いことがはっきりしました。投資の世界ではどうでしょう。

最近やっと本気で考えるようになりました。いくつかの種類があるようです。口座を作っているのは、ウエルスナビとTHEOです。いずれもSBIからの口座開設です。

今有力視しているのは、ウエルスナビです。理由は、THEOはリスク許容度の変更が年に2回と制限されていたからです。何が起こるかわからない投資の世界で、年に2回の制限を受けるのは、窮屈です。実際運用すれば変えることはないのかもしれませんが。

ウエルスナビの特徴。

ホームページはこちら。

WealthNavi(ウェルスナビ) - ロボアドバイザー×国際分散投資で世界水準の資産運用

(1)自分にあった投資構成を診断してくれてETFで運用。

(2)午後8時までに決めればその日から運用。

(3)投資構成は何度でも変更可能。

(4)為替手数料、買い付け手数料が不要。

(5)国際分散も資産分散もできる。

(6)リバランス・税対策を自動で実施。

<リスク許容度とリターン>

リスク許容度は5通りから選べます。年齢などの質問に答えることで、自動診断があります。自分は65歳シニアなので、お勧めはリスク1でした。妥当だと思います。

昨年の1月から今年の8月までの20か月のリターンが載っています。

    リスク 許容  度     
  銘柄 1 2 3 4 5
米株 WTI 14.9 26.6 30.6 35 35
日欧株 VEA 5 9.8 21.5 26.6 31.8
新興国株 VWO 5 5 5 8.5 13.2
株式計   24.9 41.4 57.1 70.1 80
米債権 AGG 35 35 29.1 14.9 5
物価連動債 TIP 30.3 13.6 0 0 0
GLD 5 5 8.8 10 10
米不動産 IYR 5 5 5 5 5
ドル建て 8gatu 10 14 18 21 24
円建て 8gatu 6 10 13 16 19


<メリット>(1)株式の割合は25%~80%まで。
(2)2016年1月から2017年8月までの20か月のリターンが緑です。株式が好調だったことで、リスク許容度が高い方がパフォーマンスは良くなっています。

(1)特定の株の動向に左右されないので、ストレスが少ない。

(2)個々の会社を熟知していなくてもよい。

(3)すべてのジャンルの資産についての知識が要らない。

(4)株式と債券、実物資産など反対の動きをする組み合わせがあるので、単一資産より変動が少ない。

<デメリット>

(1)手数料1%は、安くないと感じます。3000万円運用すると、年30万円、10年で300万円もかかります。今後競争原理で、下がることを期待しています。

<リタイア後の投資としては>

(1)以前あったバランス型の投信は、組み合わせが選べませんでした。また途中での変更もできなかったので、こちらの方がずいぶん使い勝手はいいと感じます。

(2)株式と債券の割合などは、配慮できないので、自動的に配分できるのでリスク管理がたやすい。

(3)投資経験の初心者から、熟達者まで幅広く使えるアイテムだと思う。

(4)リタイア後は、①資産の分散投資②リスクに対応する③大きく増やすより堅実に守る。ことに重点が移ると思うので、要望に合っている。

〇いまのところ手数料以外は欠点が見当たりません。使ってみないとわからないことも多いので、30万円入金して使ってみようと思います。リスクは診断の通りの1を予定しています。

〇株が上昇しそうなときはリスクを上げて運用し、下げそうなときはリスクを下げて運用することもできます。1日で組み換えができるのは便利です。

結論

 誰でもが使える、便利なツールであることは確かです。今後、シニアの投資の本命になる可能性を秘めていると感じます。でも、まだまだ、研究することや体験することのほうが多いです。

以上です。みなさまのよい投資を!

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リタイアの準備(7)株式はインフレに強い。どの市場が有利?

こんにちは、チンギスハンです。2017年9月10日(日)記

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前回、日本人の金融資産ではほとんどが円現金・預金でインフレに弱いと述べました。インフレに強い資産としては、不動産、金、株式があります。今回は株式を考えます。

株式投資は、企業に投資します。

しかし、今日のように技術革新やスタイルの変化が激しいと、有名企業でもあっという間に時代遅れになったり、新興企業が一気にトップレベルに躍り出たりと変化が激しいです。リタイアの準備としての株式投資のあり方を考えます。

(リタイア前まで)

 どんな形であれ、資産が増えるのはいいことですから、基本的には決まりはないといえます。

一方、配当が毎年100万円とかあると、リタイア後の心強い予算になります。この場合は高配当で、しかも継続して配当をする会社を選ぶことになります。

(リタイア後は)

安定した運用が、精神的にも安心です。

(方針としては)
ⅰ リタイア前は増やすだけ増やして、リタイア前に安定型に組み替える。

ⅱ リタイア後を見据えて、徐々にリタイア前から徐々に安定型に移行していく。

の2つが考えられます。

<リタイア後の理想的な株式投資は?>

1 投資の目的は?

A 配当目的の場合

 高配当株、高配当ETFに投資します。

 長所は、配当を受け取るたびに気持ちがいいです。持ち金を取り崩している、イヤな感じがありません。

 短所は 税が20%発生します。高配当株への投資を理解しておく必要があります。また、高配当株は一般的にはデフェンシブですが、それでも保有するにはストレスがあります。

B 資産の一環として株式投資をする場合。

 個別株、インデックスETFやその他ETF、投信など手段は幅広いです。各個人の目的によってベストな方法は違うことになります。

2 株式投資は、本や情報がありすぎで、困ってしまう。また誤解や偏見の塊だ。

 お金は人生の大事な部分です。すべてという人もいるくらいです。お金の問題は、どう使うかという面と、増やしていく資産運用からなっています。資産運用の主要な武器が株式投資です。

しかし、株式投資の地位は恐ろしく低いです。いろんな集まりや飲み会ですらも、株式を話題にするのは、ギャンブルと同程度にはばかられます。「ギャンブル自慢」はまだしも、「株で儲けた自慢」なんかやらかしたら、周りから「引かれまくる」ことは確実です。

株式投資は難しいと思われている。

敬遠される最大の理由はこれだと思います。「難しい」「大損する」「情報を持たない者は勝てない」「お金持ちでないと勝てない」・・・

難しい原因は、「東京市場」にある。

東証は、時価総額600兆円(6月末)で世界の8%ほどを占め、米国に続く世界2位の規模を誇ります。投資するには十分な規模です。また投資対象の優良企業も多いです。

しかし、値動きの大きさは世界でも有名です。「景気敏感市場」としての特色を持っています。レベルが高い腕のいい人には、向いています。売買で大きな幅をとれます。しかし、初心者やシニアには向かないと思います。(私もそうです)

東京で勝負できる方はもちろんそれで構いませんが、難しいなと感じられた方も、「自分には株は向いていない」とあきらめる必要はまったくありません。もっと違う方向にに目を向ければいいのです。

8%ほどの日本市場だけに投資するのは分散になっていない。

日本市場が難しさは別にしても、国際分散投資の立場からすると、8%の市場に株式投資のすべてを託すのは間違っています。

もし、一国で済ませたいなら、米国(51%ほど)のほうが適しています。

世界の市場すべてに投資するETF(VT、ACWI)や投信も出ています。(三井住友DC全世界)

北米54.5%、欧州21.6%、アジア太平洋14.5%、新興国9.5%と地域別にETFで投資することもできます。ジャンル別のETFもあります。

あらかじめ分散している人はリタイア後は追加するだけ。

リタイアまでに、バランスのとれた分散投資ができていれば、退職金などの臨時収入は、自分のポートフォリオにその割合を守って追加するだけで大丈夫です。あとは、50万円ずつ60か月でとか、時間分散も図ればよりリスクは減ります。(数学上の統計では、一気にまとめて投資しても期待値は変わらないが、気分的にはストレスは多い)

 

以上です。みなさまのよい投資を!

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リタイアの準備(7)日本円の割合が多いことは問題ないか?

こんにちは、チンギスハンです。

ハリケーンやら北朝鮮やらあるのに米国株は底堅い感じがします。もっともドルは安くて、レンジ相場の底だと思い多めにドル転した私はちょっと悲しいです。まあ長期で考えることにします。

日本では預貯金の割合が多い

f:id:tingisuhan:20170907120822g:plain

日本は預貯金・現金の割合が他国より相当多くなっています。(再掲)

また下は平成27年の2人以上の世帯の平均の調査データです。平均は1078万円だそうです。

f:id:tingisuhan:20170909132136g:plain

(1)預貯金とかリスクの少ないものの割合が多い。
(2)株式などの投資の割合は17%ほど。
(3)円資産がほとんど。

これを見ると、多くの人が日本円を基準にした金融資産を保有しています。このほかの資産は不動産、金などが考えられます。

日本円は将来も信頼に値するか?

一生懸命調べ、考えましたが、結論としては私にはわかりません。

A将来も日本円は大丈夫だという意見も、Bいや日本円は危ないという意見もどちらも納得できないところがあるからです。私の理解力が足りないだけかもしれません。素人の分析ですから誤りも多いでしょう。ご指摘ください。面倒な方は飛ばしてください。数字などいろいろアバウトです。

(日本に1000兆円を超える借金があることについて)

A ①90%くらいが国内で持っているから問題ない。②金利も安い③1700兆円の個人資産がある。④国の資産も300兆円以上ある。⑤まだ日銀が買う余地がある。

B いずれ国債の買い手がいなくなる。

私 日本は膨大な経常黒字があり対外資産も多いので直接影響は少ないかなと思います。ただしこれからの増え方のスピードは問題です。

(長期金利が上がり、政府が払えなくなる)

A 長期金利は上がらない。日銀がコントロールする。

B 市場原理で、買う人が少なければ金利は上がる。

私 判断できません。

(高齢化社会でさらに財政赤字が膨らむことについて)

A ?

B 年々財政が大きくなっていて、赤字額が大きくなっている。

私 この傾向は確かにあると感じます。例えば、本来補正予算は「緊急時」に組むとされていますが、現在失業率も最低で、「人手不足が深刻」にも関わらず、自民・公明で大型の補正予算が予定されています。財政赤字の心配はしていないように思われます。

さらに赤字が膨らんでも日本円の信任は揺らがないという確かな説明が欲しいところです。

(政府はインフレ化で借金をチャラにしようとしている)

A ?

B 日銀の政策はそれを狙っている。

私 2%のインフレ目標は明言しています。但し、達成には程遠いです。将来大幅インフレを狙っているかはわかりません。しかし、傾向としては、インフレを志向しているように見えます。

(疑問)

1 借金は問題ない・・・→いくら借金しても問題ないなら、消費を邪魔している消費税などはなくすべきです。そうしないわけが知りたい。

2 スティッグリッツ教授が来日して、「永久国債」に言及したが、「日本円の価値が低下するのはしかたがない」という姿勢がみられる。ただし、日本政府が取り入れるかどうかはわからない。でもノーベル賞受賞の専門家からの意見は影響はある。過去にはグルーグマン教授のアドバイスが根拠の一つとされた経緯がある。地ならしかもしれない。

(結論)

1 戦後のインフレを越えてからは、日本円は大きなインフレもなく今までは過ぎてきた。

2 その成功体験から、多くの人は「日本円の価値低下」には注意を払っていないように見える。

3 今後の日本円についてはよくわからない。安泰・大丈夫とはいいきれない面がある。

はっきりと「大丈夫」という確信が持てません。将来のインフレリスクがあります。現在の資産構成は円現金・預金等の円資産の割合が多すぎると感じます。

個人的には、私は年金額が少ないので、影響をもろに受けます。円のインフレリスクは避けたいです。

方法としては、ⅰ金融資産以外の資産にする。①不動産②金ⅱ円資産以外の金融資産にする。が考えられます。

株式は、インフレに抵抗力がありますから、株式の割合を増やす方法は有力です。

もともと日本の世界経済に対する割合は7%ほど。

円の信認の問題がなくても、7%ほどのシェアのものにすべてを配置するのはリスクが高いです。原点に帰ってリスク分散をしっかり心がけるのが、「将来に対する備え」と感じます。

以上です。次回は株式について考えたいと思います。

皆様のよい投資を!

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