リタイアの準備(8)ロボアド、ウエルスナビはシニア投資の救世主といえるか。
こんにちは、チンギスハンです。2017年9月11日(月)
昨日の記事の終わりにロボアドのことを書いたのですが中途半端だったので、独立させました。
将棋でも、囲碁でも、コンピューターの方が強いことがはっきりしました。投資の世界ではどうでしょう。
最近やっと本気で考えるようになりました。いくつかの種類があるようです。口座を作っているのは、ウエルスナビとTHEOです。いずれもSBIからの口座開設です。
今有力視しているのは、ウエルスナビです。理由は、THEOはリスク許容度の変更が年に2回と制限されていたからです。何が起こるかわからない投資の世界で、年に2回の制限を受けるのは、窮屈です。実際運用すれば変えることはないのかもしれませんが。
ウエルスナビの特徴。
ホームページはこちら。
WealthNavi(ウェルスナビ) - ロボアドバイザー×国際分散投資で世界水準の資産運用
(1)自分にあった投資構成を診断してくれてETFで運用。
(2)午後8時までに決めればその日から運用。
(3)投資構成は何度でも変更可能。
(4)為替手数料、買い付け手数料が不要。
(5)国際分散も資産分散もできる。
(6)リバランス・税対策を自動で実施。
<リスク許容度とリターン>
リスク許容度は5通りから選べます。年齢などの質問に答えることで、自動診断があります。自分は65歳シニアなので、お勧めはリスク1でした。妥当だと思います。
昨年の1月から今年の8月までの20か月のリターンが載っています。
リスク | 許容 | 度 | ||||
銘柄 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | |
米株 | WTI | 14.9 | 26.6 | 30.6 | 35 | 35 |
日欧株 | VEA | 5 | 9.8 | 21.5 | 26.6 | 31.8 |
新興国株 | VWO | 5 | 5 | 5 | 8.5 | 13.2 |
株式計 | 24.9 | 41.4 | 57.1 | 70.1 | 80 | |
米債権 | AGG | 35 | 35 | 29.1 | 14.9 | 5 |
物価連動債 | TIP | 30.3 | 13.6 | 0 | 0 | 0 |
金 | GLD | 5 | 5 | 8.8 | 10 | 10 |
米不動産 | IYR | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 |
ドル建て | 8gatu | 10 | 14 | 18 | 21 | 24 |
円建て | 8gatu | 6 | 10 | 13 | 16 | 19 |
<メリット>(1)株式の割合は25%~80%まで。
(2)2016年1月から2017年8月までの20か月のリターンが緑です。株式が好調だったことで、リスク許容度が高い方がパフォーマンスは良くなっています。
(1)特定の株の動向に左右されないので、ストレスが少ない。
(2)個々の会社を熟知していなくてもよい。
(3)すべてのジャンルの資産についての知識が要らない。
(4)株式と債券、実物資産など反対の動きをする組み合わせがあるので、単一資産より変動が少ない。
<デメリット>
(1)手数料1%は、安くないと感じます。3000万円運用すると、年30万円、10年で300万円もかかります。今後競争原理で、下がることを期待しています。
<リタイア後の投資としては>
(1)以前あったバランス型の投信は、組み合わせが選べませんでした。また途中での変更もできなかったので、こちらの方がずいぶん使い勝手はいいと感じます。
(2)株式と債券の割合などは、配慮できないので、自動的に配分できるのでリスク管理がたやすい。
(3)投資経験の初心者から、熟達者まで幅広く使えるアイテムだと思う。
(4)リタイア後は、①資産の分散投資②リスクに対応する③大きく増やすより堅実に守る。ことに重点が移ると思うので、要望に合っている。
〇いまのところ手数料以外は欠点が見当たりません。使ってみないとわからないことも多いので、30万円入金して使ってみようと思います。リスクは診断の通りの1を予定しています。
〇株が上昇しそうなときはリスクを上げて運用し、下げそうなときはリスクを下げて運用することもできます。1日で組み換えができるのは便利です。
結論
誰でもが使える、便利なツールであることは確かです。今後、シニアの投資の本命になる可能性を秘めていると感じます。でも、まだまだ、研究することや体験することのほうが多いです。
以上です。みなさまのよい投資を!
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