リセッション入りするとどうなる?準備を着々進める。
こんにちは
昨日は日経平均が700円ほど大幅下落しました。今日は450円高でほぼ戻しています。
先週金曜日のNYダウの450ドルの大幅下落と円高が原因です。下落幅はいつものことながら東京の方が激しいです。
NYの下落は長短金利の逆転でリセッション入りが意識されたこととドイツの4Qがゼロ成長に転落したことです。
2018年11月の時点でJPMは3年以内のリセッション入りを80%以上と予測しました。リセッション入りを想定しての準備が要るようです。
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リセッション入りするとどうなる?
1 リセッション入りの定義は?
米国では2四半期連続してGDPが前期を下回ることとされています。
またデジタル大辞典では
景気後退で景気循環の一局面で景気の山から反転して緩やかな収縮過程に入りながら景気の谷が浅くて不況までは至らない現象。としています。
2 現在の状況はまだ余裕あり
3月のFRBのFOMCでは2019年のGDP成長率を下方修正して2.2%→2.1%にしました。まだかなりの余裕があります。
成長率がゼロに近づけばFRBが利下げするでしょうから2四半期連続マイナス成長のハードルは高いように思えます。
3 企業業績の方が気になる
減税効果により2018年のS&P500社の対前年度比の利益上昇率は24%ほどです。
2019年も4%ほどの上昇が見込まれています。
しかし2月1日のロイターの記事では2019年1Qは金融セクターが足を引っ張り0.7%に下方修正されています。
エネルギーは10.8%減、ハイテクは5.4%減と前年度を下回る見込みです。
今後の業績いかんでは株式は大きく売られる可能性があります。
4 epsの下振れ以上に株価は売られる
epsが下がれば、あるいは伸びが鈍化すれば株式が売られるのは当然です。
たとえ今は良くても先行きが不安なら特に下落は大きいでしょう。
これを見越して強く買い進めない状況があります。
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リセッション入りへの準備を着々と進める
1 下落して困る銘柄は今のうちに処分する。
下落すると対処が難しいです。「損切りするか」「持ち続けて谷を越えるか」
困るのは、その谷がどのくらいの深さでどのくらいの期間続くかが全く予想できないことです。
ⅰ インデックス、ETFの場合→問題なしです。
ⅱ 個別株の場合
①問題ないと思われるもの・・・買値が安い。将来株価が復活する。将来性がある。高配当株である。
②要検討・・・赤字である。時価総額が小さい。将来性が不明。株価が復活が不明。
2 下落で買えるように準備する。
①投資対象を決める。
②投資してもいい水準を決める。
♡安ければ安いほどいいと考えるのは間違いだと思います。どこが底かなんてわからないからです。底を確認して買うことになりますが、だましの底もあることでしょう。
そうこうしているうちにチャンスを逃してしまいます。
だから自分が投資してもいい水準を決めておくのが一番だと思います。
自分の場合はS&PのPERで17以下は割安と決めています。大幅下落時はPER15を割るでしょうがその周辺は全部買いです。昨年の12月に一瞬15を割りました。
15を割った段階ではそれがどのような位置であれ問題ないと思ってます。
資金が尽きればそのまま待ちます。
3 欲をかいてとことん安値を追求するのは失敗しやすい。
理由は基準がないと相対的な安値ねらいだとさらなる安値に怯えて仕込みができません。
さらに対象も決まっていないとなると、変数が多すぎて決断ができません。
自分の方針ははっきりと底を確認するまではS&PのインデックスのVOOだけを買います。
底を確認した後では他のETF(VGT、VT)や個別株を買います。
これでだましに対応します。VOOなら二番底にも抵抗力があります。
4 イデコや積み立てNISAは今から積み立てる
自分の基準では今でも割安と判断してVOOの積み立てをしています。
とことん安くなってから始めようとするのは効率がいいように見えてチャンスを逃しやすいと感じます。
積み立ては月に3万とかコツコツしながら、フリー資金で仕込みを狙うほうが確実性が高いです。集中できるからです。対象は積み立てと同じものでもいいしさらに有利と感じたものでもいいです。とにかく積み立てがたたき台になります。
オススメは若い方なら積み立てがスリム先進国とかならスポットはVGTにするとかです。個別でもいいです。底が確認できたあとではより尖った対象が買えます。
何もせずにじっと待っているよりぐっと現実的で成功しやすいと思っています。
積み立てにする理由は「含み損」を抱える可能性があるからです。積み立てなら売らないので含み損は気になりません。
以上勝手なことを書きました。自分への覚書でもあります。
それではみなさまの良い投資を!
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