チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

平安保険【2318HK】は中国首位でまだまだ伸びそう。CEOは中国の3大馬の1人。

こんにちは

現在は米国が世界経済を引っ張っています。だから米国株は優位にあります。

しかし2050年には中国が逆転するという報告もあります

インデックスを上回りそうな中国の優良株を買っておくのも一つの方法です。

とはいえ、ファーウエイのように米国とぶつかるものは不確定要因が多いです。

主に中国国内をマーケットにする業種は米国とのぶつかりがなくて安心です。

 

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そういう条件を満たす私のイチオシ優良株が今日の平安保険です。

その理由は

1 社会保障の不十分な中国では保険はまだまだ伸びる分野であること。

2017年のデータで世界の生命保険の規模は(ニッセイ基礎研究所)

1位 米国 5468億ドル 対前年比-1.9%インフレ率調整後-4.0% 

2位 中国 3176億ドル 20.9%同21.1% 

3位 日本 3072億ドル △8.1%同ー6,1%

となっています。

人口の割には日本の保険の規模は大きいです。しかし成長の余地は乏しいです。その点中国はまだまだ伸びる余地がありそうです。

2 中国国内でシェアをのばしてNO1になったこと

平安保険は国営が多い大会社では珍しく民営会社です。その分柔軟性が高いと言えます。かつては2位の会社だったのですが現在は首位です。

また契約額でも世界3位です。(2017年時)世界1位になるのも時間の問題でしょう。1位アクサ2位アリアンツ

3 時価総額では

東京海上が4兆円ほど、第一生命が2兆円ほどです。日本生命などは相互会社なので時価総額はありません。かんぽ生命が1.5兆円。

それに対して平安保険は22兆円と世界的な規模です。それでもPERは12.8

4 先進性がある。

昨日紹介した「平安健康医療」は上場しましたが、フィンテックの「陸金所」など複数の有力未上場企業(ユニコーン)をかかえています。テクノロジーを意欲的に取り入れています。

5 中国の3大馬の一人

CEOの馬 明哲(マー・ミンジェ)はアリババのジャック・マー(馬雲)テンセントのポニー・マー(馬化騰)とともに3大馬と称されている。

3人で共同出資して「衆安保険」を設立上場しています。これはオンライン保険です。生保、損保、ペットの保険、医療保険、ドローン保険などなどさまざまな保険を販売。ただし販売経費がかさんで赤字だそうです。売り上げは上昇中。これにもソフトバンクが出資しています。

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5年の業績は 2318HK平安保険

楽天証券より 1人民元=16円ほど

2328 百万人民元      
  2015 2016 2017 2018 2019
売り上げ 698035 776136 977271 1082146 917033
対前年比% 129 111 126 111 85
営業利益 93413 106555 145907 184796 138811
  150 114 137 127 75
税引前利益 93413 94111 134740 166569 188193
  150 101 143 124 113
当期利益 54203 62394 89088 110822 127723
  138 115 143 124 115
eps人民元 2.98 3.49 4.99 6.21 6.94
  121 117 143 124 112
PER 12.28 9.45 13.87 11.86 10.5
配当人民元 0.53 0.77 1.5 1.93 2.07
1株あたり総資産 18.28 20.97 25.89 30.44 35.37

PERは発表時での株価計算。

◯順調な業績です。

昨年の純利益は1.8兆円ほどです。

PERが低めで割安感があるのはチャイナ・リスクが意識されてのことと思う。以前はもっと高くて30を越えていました。

次にチャートを見ます。5年です(楽天証券)

f:id:tingisuhan:20190320175602g:plain

2015年夏の下落は「チャイナ・ショックです」

今年の初めがボトムで世界的な株高で上昇しています。

米中の協議成立を期待して上昇しています。

◯PERが12.8と割高ではありませんが中国の減速があるとつられて大きく売られそうです。

◯将来性を見れば少しずつ仕込んで行くのはいいと思う。大きく下げたところは買い。※ナンピンになるが10年20年では報われる可能性が高い。

マイナスな点

1 中国の動向・中国政府の動向に左右される。現時点では政府は社会保障の補完としてプラスに捉えている。

2 中国の不動産バブルが崩壊すると影響を受ける。

3 マーケットが限定されている。現時点では中国、東南アジア。

4 500株が取引単位なので現株価87ドルだと60万ほどが最低単位となる。

♡中国の会社としては最大級に安心感がある。また保険だけでなく他の分野への投資も活発にしておりJPMなどと並ぶ世界最大級の金融会社になる可能性が高い。今でも十分巨大だが。

ただし他の国有の保険会社の経営が圧迫されると政府から制限を受ける可能性はある。何しろ中国なので。

作戦としては

昨日レポートした成長期待の「1833平安健康医療」を仕込みつつ「平安保険」は予想PERが10台では仕込んでもいいと思う。今年の初めのボトムでPERが10くらい。

参考 第一生命 1623.5円 PER連8.57 配当3.26% 3月20日ヤフーファイナンス

T&Dホールディングス1183円 PER9.22配当3.38%

PERはこちらが低いです。成長性をとるか割安、配当を取るかの選択です。

中国嫌いの人も多いですが投資は別と考えています。自分は平安保険は儲けさせてもらった相性のいい会社です。

以上です。それではみなさまの良い投資を!

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