「相場は見通せないのでいつ買っても同じこと」が正しくない理由
こんにちは
昨夜はダウが若干プラス、ナスダックは△0.67%S&Pは△0.04%。
ハイテクが続落しました。
主要銘柄、保有銘柄ではAMZN△1.34%、MSFT△1.14%、AAPL△0.23%
MA△2.34%、V△2.39%、NVDA△1.52%、ADBE△3.24%、SQ△8.55%
ハイテク内でも明暗があります。
AAPLはハイテクというよりモノづくりの要素が強いと認識されているようです。
予想PERも19.10と製造業並みです。
V,MAの下落が大きいです。準大手のADBEやSQは大幅安です。
先週末売った分の買い戻しをしようかと思ってますが、まずチャートを良く見てからですね。
さて、私の別ブログ「ケンの楽しいリタイア生活」閲覧ありがとうございます。
最新記事は「肩こりにきくツボ肩井けんせい」です。ケンの楽しいリタイア生活
パソコンやスマホで肩がこりますよね。どこでもできる肩こりのツボ3つを紹介しています。ぜひお読みください。
さて今日のテーマです。
リタイアしてからまとまった資金があり、投資を決めた後、いつどれだけ投資するかが問題です。
先日は「ドルコスト法」で毎月買うのが無難とお勧めしました。
ところで、こんな主張もあります。
「相場はだれにもわからないので、いつ買っても理論的には同じこと」です。
一見すると理論的なようですが、重大な落とし穴があるのです。
こんな説に惑わされて「一気投資」をしてはいけません。
どこに問題があるのでしょうか。
それは「リスクの問題を計算に入れていない」ことです。
実例をあげるとこういうことです。
50万円までのリスクが取れるAさんがいて、10%の損切りとして500万が投資額の上限になります。
そのうちの100万円をある銘柄に投資するとしたら、これは上記の「いつ買っても同じ」は当てはまります。
10万ずつ投資するより一気に100万円買った方が手数料的に有利かも知れません。
しかし、例えば500万円を一気に買ったとしたらどうでしょう。
最大投資額に収まっていますから、その意味では問題ありません。
<しかし勝負になってしまう>
この一気投資が悪いわけではありません。
しかし、枠をいっぱい使っていますから、この銘柄で含み益が出ない限り、他の銘柄への投資はできません。
つまり「同じ」とはいえません。枠を残しておけば投資できたでしょうから。
それを計算に入れている人だけが「同じこと」といえます。
それこそ、相場は見通せませんから、絶好のタイミングが1週間後に来るかもしれません。
そう考えると「枠を残して少しずつ買っていく」方が無難に思えます。
また、人によっては、私のように、枠をいっぱいに使うことに抵抗がある人も多いかも知れません。
<少しずつ買いあがっていけば、リスクが増えずに買い増しができる>
少しずつ買いあがっていくメリットは、リスク枠を食いつぶさないことです。
含み益の増大とともに投資額が増えますから。
ただし、安い時に一気に買っておく方が利益額は大きくなります。
どちらを選ぶかは性格によるかもです。
<損切りラインの設定について> ご質問をいただきました。
1 設定ラインは?
記事では10%としましたが、これは投資の指導書の「初心者用」のモード(最頻値)をとったものです。私自身は8%にしています。
2 実際はどうなる?
ラインはあくまで「このライン」で損失を止めたい。というものですから、それ以前に損切りしても全く問題なしです。
というか「早目の損切り」が被害が少なくておススメされています。
いや「ここは待ちたい」というラインになります。
でもー7%くらいの前日の終値でも次の日に2%とか下げて始まると8%を突破します。だから、そう計算通りにいつもいくとは限りません。
合計では自分の決めたライン以内には収まるようにしたいです。
<ドルコスト法の毎月に設定は15日がベスト?>
一方ドルコスト法ではこんなことは関係ないです。
しかし、毎月のうち何日に設定するかという問題があります。
1日とか、月末とか。
月末、月初めは相場が乱高下しやすいので、月半ばがよいというのは説得力があります。
自分もそうしています。
引き続き市場には注目ですね。
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