景気がいいから株が下がらないとは限らない。
米国株投資家のみなさんこんにちは
2018年5月26日(土)記
今株式投資の勉強をリセットしています。
売買は得意でないので、その手の本は避けてきたのですが、その分、その分野の能力が大きく欠けています。
ということで、今まで読んでこなかった分野の株式投資の本を読んでいます。
その中で気になったのが
「景気がいいから株が下がらないということはない。」というのがあり、今更ながらに考えさせられました。
日本でも、学生の就職は売り手市場で、失業率も低く、景気はいいように感じます。
しかし、いくら景気が良くても、今がピークで、頭打ちが予想されればその前に株価はピークアウトします。株式は先行指標です。
当たり前のことですが、つい私たちは、油断してしまいます。
いつ大きな下落が来るとか言う予想はできませんが、9年も上昇相場が続きましたから、心づもりは必要に思います。
考えてみれば、株式には通常ではない面がいくつかあります。
一言でいえば「常に先を見ている」ということでしょうか。
特に米国ではその傾向が強いように思います。
アマゾンのように何年も利益を出さない会社が、日本で投資家に何年も辛抱してもらえるとは思いません。
私も含めて日本人は堅実というか、確かなものに価値を認める傾向があるようです。
だから、利益が気になるし、それがもとになった、PERも気になります。
今一度、フリーの気持ちでいろんな本を読んでみようと思います。
そのことの裏返しで「不景気で失業者が街にあふれているときに、株価は上昇を始める」というのもありました。
そして、この新規の上昇の2年ほどが一番上昇幅が大きいという統計もありました。
新規の上昇相場の時は、だれにも恩恵があります。
今はそうではないと思っています。
何人かの熟達者にはまだ、チャンスが見えるけれども、だれでもがたやすく参入したり、あるいは利益を得るのは難しいと考えています。
利上げとかの影響がなかなか読みづらく、企業の業績の推移以上に、市場参加者特に、機関投資家の気分や都合に左右されていると思うからです。
蛇足ですが、ヘッジファンドの今年2月以降の成績は悪いところが多く、これから解約に伴う換金売りも出るそうです。
どんな環境でも常に、ほぼ100%のフル投資を強いられる、機関投資家にはそれなりの悩みや、基準があるのでしょう。
絶大な力を持つ彼らの資金がどこへ向かおうとしているのかの判断は私にはつきません。
幸い、素人の場合は、投資しない自由があります。
この権利をフルに使えば、はっきりしない相場の時は、その時間を利用して、自分の経験値や勉強に充てることができます。
投資が順調な方や、自分の方針が確立している方は問題ないですが、そうでない方は、これから数年はそういう勉強のいい機会だと感じます。
逆風の中でも小ロットで、あるいはシュミレーションでもいいけど、試していけば、次回のチャンスでは大いに役立ちます。
幸い、米国株は1株でも買えるので、シュミレーションでなく、実際に買うのもいいかなと思っています。
ハイテクに詳しくないので、技術的なアプローチから、次世代の企業を見つけることは、私には無理ですが、遅れながらでも、参加できればいいなと思っています。
時価総額が、数十兆円、百兆円に近い企業までが、全力疾走して伸びているのが米国企業です。
十兆円くらいになってから投資しても十分に間に合います。
ネットフリックスやNVDAが十兆円台です。十兆円を越しても伸びています。
日本の感覚とはだいぶ違いますね。
以上です。自分の感想を勝手に書きました。恐縮です。
私が、十年、二十年前に戻れるなら、しっかりと株式投資の勉強をしたいです。
いや、66歳の今でも遅すぎるということは決してないでしょう。
記憶力が衰退しているので、テレビで見た、牛乳をしっかり飲むようにしました。林先生の朝6杯は無理ですが、2杯くらい。何となく効いている感じです。
それではみなさんのよい投資を!
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