高値なので戦線を拡大せずにリスクを押さえてやりくりしたい。
米国株投資家の皆さんこんにちは、チンギスハンです。
2018年1月27日(土)記
S&P500が2872.87ドル(1.18%)と3千ドルに迫ってきました。
RSIが86とめったに見れない過熱ぶりです。でも、まだダイバージェンス現象は現れておらず、このままさらに上昇も考えられます。
しかし、株式投資の常識から言えば、ここで新たに投資するのは根拠がありません。
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米国株はそろそろ調整を意識して良い - たぱぞうの米国株投資
高値は間違いないとして、投資家としては次の選択肢があります。
A 一旦利確する。・・・市場から離れるリスクがある。
B 新規に買い増す。・・・戦線拡大。利益追求。
C そのまま何もしない。・・・一番賢明に思える。
戦線を拡大することなしに、何かすべきことはないのでしょうか?
ということで、中身を見直すことにしました。
下落が来てもいいようにリスクを整理する作業です。
1 入れ替え候補、MOアルトリア。2/1午前9時決算発表。
昨年、「たばこ規制」をめぐって急落しました。じわじわ戻してきましたが、アイコスをめぐって米国FDAから、「タバコの害を低減する証拠は見つからなかった」として、急落、そしてまた戻しています。
利益率が高い優良株です。長い上昇トレンドを形成してきましたが、昨年のタバコ規制で下落、いったん上昇トレンドは崩れたように見えます。ここからの動きがどうなるのかはチャートからはわかりません。
<MOの投資指標> 71.02ドル(1.59%)予想PER20.25配当3.78%(SBI証券)
PERは割高感はありません。配当は高配当です。以前高配当株に投資していたころに買ったものです。
見方・・・安定した優良企業です。しかし、今年アイコスが「タバコ害低減」の認可を得られる可能性は低くなりました。
将来が見通せない3つのものにはこだわらない。
1 為替 2 長期金利 3 政治
この3つは見通すのが難しいし、勝手に読んで外すと厄介です。初めからこだわらないのが無難と考えます。
そうすると、MOは今後政治、あるいは世論に振り回される公算が高いです。
高配当は魅力ですが、長期金利の動向によってはこれも売りの材料にもなります。むしろ、低配当の方が、長期金利の影響を受けにくいと考えています。
幸い買値くらいに戻っていますので心理的抵抗感はないです。
<結論>決算前に売却。
売りは決算前に、買いは決算後にしようと決めています。決算前には売りが少ないので上昇しやすいです。誰もが「もし好決算だったら」と期待を抱くからです。期待感があるうちはなかなか売りは出ません。
代わりに購入予定はUNHユナイテッドヘルス。
できれば買うのはインデックスにしたいのですが、上記のようにどのインデックスもRSIが85くらいで「買われすぎ」の状態です。ということで目をつけたのが先日からレポートしているUNHです。もう決算を終えています。好決算で上昇し、だれるのを待っていたのですが、下がってきません。
投資指標は UNH248.47ドル(1.34%上昇)予想PER22.1配当1.22% SBI証券
PERは割高ではありません。配当が低いのはこの時期、影響を受けにくいです。
チャートを見てみます。2年チャートです。
上昇トレンドの中にあります。米国大統領選、昨年10月に75日線を割っています。
医療保険で、政治の影響を受けます。オバマケアで打撃を受けましたが、トランプ政権ではマイナスの影響はないと見ます。(勝手な判断です)
今後、四半期決算が予想どおりなら順調に伸びると判断しています。
ここ1か月で12.7%の伸び、3か月で16.9%、6か月で30%、1年で52.4%とS&Pの倍くらいの伸びを示して、ハイテクに負けない成長をしています。(過去にそうだったからと言って今後も続くとは限らない)
リーマン時安値からの成長率は956%でグーグルの671%を上回ります。( 〃 )
投資行動予定
MOを売るのは月、火になります。
UNHを買うのは急ぎません。何回かに分けて買い増していきます。
以上です。もう1つハイテクで入れ替えを予定しているのですが、長くなりますので次回にします。自分ごとで恐縮でしたが皆様の何かの足しになれば幸いです。
それでは皆様のよい投資を!
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