チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

「シニアが無理してハイテクなんか買っちゃって」と言われそうですが、シニア向けのポートフォリオは必要ないと思う件。

投資家の皆さまこんにちは、チンギスハンです。

2017年11月29日(水)雨、記

何とかSBIで持っていた分の債券ETFを売って、CGNXを買いました。価格が激しく動くので指値するのが難しくて何回もやり直しました。急ぐのでなければ、少し下に指値して寝る方が楽ですね。何とか買いました。143.75ドルです。これからも買い増す予定です。

今までCGNXとNVDAを見てきて、残りのAMZNとMSFTを検討する予定でしたが、とりあえずはCGNXとNVDAとVGTを買ってればいいかなと思い今日は別の話題にします。

それは「年寄なのに無理してハイテクなんか買わなくてもいいんじゃない?」「もっと地道な会社とか配当の多い会社の方がいいんじゃない?」という疑問があると思うのです。でも

「誰かにとって最良の銘柄は他の人にとっても最良だ」と思うのです。

だから

シニア向けのポートフォリオというのは問題あり。と思っています。

いくつかの理由があります。順番に挙げると

(1)シニアは債券多めというのは意味をなさない。

 債券が安全というのは「迷信」に過ぎません。

確かに国内債券は安全です。しかしモーニングスターで見ると、国内債券の1年リターンは軒並みマイナスになっています。マイナス幅は1%未満ですが。

次に海外債券はいろいろです。今年リターンが良かったのをみると、レアル建てとかです。為替の影響がすごいです。私は怖くて買えません。NVDA1本買いの方が10倍安心できます。(昔レアル建ては持ってました。冷や冷やしていました)

債券は①動きが株式よりも小さいという点と②株式とは逆っぽい動きをするという点があるだけです。

特にこれからの米国の長期金利の動きが専門家でも読めない時期は、債券の下落リスクは株とそう変わらないと思います。(かなり売りましたが米国債券ETF、BNDを持っていますが新興国債券を買う勇気はありません)

(2)株式投資の標準が変わったこと。

以前は株式投資と言えば、国内で、個別株が中心でした。銘柄の選び方によってはそれこそ、天国と地獄の開きが生じました。東芝ほどの大企業でもひどい目に合います。

今朝見た週刊誌で、「ライザップとかいきなりステーキの株を買った人は10倍になった」ありました。成功者の話も出ていましたが、一般人に真似ができるような方法ではありませんでした。

こういう「当たった、外れた」という株式投資の世界がある一方で、米国のインデックスETFは巨大化が止まりません。費用が安く機関投資家も利用するからです。

今や株式投資は、プロとアマの差がなく利益を享受できる

米国株なら、IVVとかVOOとかVTIで十分にプロに負けない投資が可能です。

さらに「楽天V全米」とか「全世界」を使えば円建てで投資できてさらに再投資までやってくれます。

質の高い投資が一般化してシニアにもハードルが無くなった。

こんな時代に「シニアだから」という理由で株式投資を制限する理由はもはやないと思いますが。

(3)長期的に見れば「株式投資だけが資産を増やしてきた」。あと不動産

欧米の超金持ちたちは、自社株を含めて、ずっと株式を保有することで資産を雪だるま式に増やしてきました。当主が代替わりしても、資産割合は基本的に替えなかったのです。

(4)後を引き継ぐ人のことも考える必要あり。

自分の一生のことだけを考えて資産運用するというのは狭い考えだと思います。私には子供がいませんが、引き継いでくれる人がいればそのまま残せばいいだけの話です。

日本の高い相続税が、資産運用を狭量なものにしているかもしれない。

数十憶ともなれば、株式にしても不動産にしても、相続税を払うために売却の必要があります。このことが日本人を欧米とは違ったガラバゴスの資産運用にしている原因かも知れません。

考えてみれば相続税ほど意味の分からない税はありません。効果としては、一般人が「金ばっかり持ちやがって、相続税でがっぽりとられてざまーみろ」(ちょっと下品ですが)と溜飲を下げる効果しかありません。

努力と才覚で築いたせっかくの財産を、「半分は召し上げる」と国に取られてしまいます。これでは富豪は日本には育ちません。江戸時代の淀屋辰五郎の財産召し上げ遠国追放から進歩していません。

何千億、何兆もの財産を築いたアジアの超金持ちも日本にだけは拠点を構えることはしないでしょう。何しろ半分も代替わりごとに税を取られるのですから。

話がそれました。

以前も述べましたが、「シニア用のポートフォリオ」にして次代に渡せば、受け取った方は、嬉しくありません。中身が「年寄臭い」からです。

せめて「万人向け」のインデックス投信くらいで渡すべきだと思います。

ということで、年寄でも、「基本株式でOK、インデックス運用中心」と考えています。

そうするとハイテクはやはり外れるのでは?と言われそうですが

(1)ここまで高くなってくると「踏み込んでリスクを取らないと投資できない」

(2)確かに値下がりリスクは大きいが、その分値上がり幅も大きいのでどちらを取るかの選択だと思う。

(3)バリエーション的に高くなり割安かどうかが判断できないので、大きな流れに乗るしかない。

という判断です。

以上です。まとまらない記事でした。ここまでお読みくださりありがとうございました。それでは皆様のよい投資を!

追伸 あの広瀬隆雄氏の「マーケットハック」を見ていたら「投資ブログの紹介」で「たぱぞうさん」「バフェット太郎さん」の下に私のブログの名前がありました。米国株では少ないシニアということで選んでいただいたのでしょう。

他に優秀なブログがひしめく中で選んでいただいてありがとうございます。そのブログはこちらです。投資ブログの紹介 - Market Hack

これからも読んでいただけるようにがんばります。これからもよろしくお願いします。

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