株式投資と仮想通貨投資の違いを考えてみた。
米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
2017年7月5日(水)記
北朝鮮のICBM打ち上げできな臭くなってきました。
昨日に続き、暗号通貨(仮想通貨)の勉強をしています。IT弱者ですが、時間があるので、なんとか食いついています。昨日のレポートに若干の補足があります。
(1)膨大な電力を使う。→ビットコインなどではそうですがそうでない通貨もありました。XRPリップルとかXEMネムは違いました。ETHイーサリアムも将来的には方式を変えるそうです。
(2)勘違いその2 ビットコインは投機性が高いと思っていたこと。
「ビットコイン投資」とかの記事をみると「どれだけ投機好きなんだ」と思っていました。それだけ暴騰、暴落を繰り返しているという先入観があったのです。
→仮想通貨の中では最も値動きの小さい通貨だった。実際の送金(中国人が多いと思う)に使われ、現在一番使い勝手がいいです。仮想通貨の中での基軸通貨として使われている。→現実通貨との比較では値動きが激しい。仮想通貨の中では値動きが小さい。
米国株投資をはじめて半年以上が経ちました。他の分野の研究で、株式投資への深みも増したいです。今日は、両方の投資の共通点と違いを検証しました。
違い1 仮想通貨にはバリエーションが存在しない。
株式投資で、PEを見ずに買う人はまずいません。PBRや配当など指標があります。これは会社という実体があり実際に経済活動を行って利益を上げているからです。しかし、仮想通貨にはそのようなものはありません。
違い2 実体がなく、期待感と需給だけだと価格はどう動くかの参考になる。
私たちは、アマゾンなどの株価をみて、「PEが200とかしっかりした根拠もないのに期待感だけでよくここまで上がるものだ」と感心したり、うらやんだりします。しかし、アマゾンはほとんどの人が利用しているサービスで、利益率は低いとはいえ利益も生み出しています。それに対して、仮想通貨は、現在生み出している利益は何もありません。むしろ開発されているプラットフォームのおまけのような存在です。SBIの人がリップルXRPを「黒子のような」「陰の存在」「資産価値があるとは言えない」と言ってましたが、携わっている技術者も同じ気持ちでしょう。
違い3 投資家の意義
株式投資の場合・・・資金を提供して、配当などの見返りを得る。
しかし、今のように金融がじゃぶじゃぶで「借りてくれ借りてくれ」という状態だと、何も投資を募らなくても、特に日本だと金融機関からいくらでも資金調達できそうです。
仮想通貨投資の場合・・・ICO(新通貨発行の公募、IPOみたいなの)に応じたり、通貨を買ったりすることで、ブロックチェーンを維持したり、開発の資金提供をする。
会社と違って、新しい通貨の信用力はないですから、金融機関からの借り入れは難しいです。投資家(投機家?)から資金を募るのは、WIN-WINのように見えます。お金だけ集めて、発行せずに(できずに)ドロンするヤツもいるらしいです。
これだと、株式投資家が大きな顔をする理由はないように思えます。
仮想通貨取引の利用
1 投機、デイトレードとしての利用。
株でもFXでもトレードのうまい人・好きな人は一定の割合で存在します。仮想通貨もFXのようにレバレッジをかけて取引できるようですから、利用できます。もともと1日で株式の10倍くらいは動くわけですので、上下幅は十分でしょう。実際参加者はFXからの人も多いようです。
2 長期投資としてふさわしいか?
ビットコインのチャートです。
チャートが見にくいです。今年になって10万円から30万円に3倍ほど値上がりしています。まさにバブルと言ったチャートになっています。綺麗なチャートは
ビットコイン/Bitcoin 相場チャート (BTC/JPY) | CoinGecko でご覧ください。今はピークは越したようですが今後どうなるのかはわかりません。もう一つイーサリアムのチャートです。イーサリアム/Ethereumチャート (ETH/JPY) | CoinGecko
今年になって1000円から30倍ほどになっています。タイムマシンに乗って半年前に帰りたい気分です。ブログを見ると、5倍くらいで利確してしまった。という方が多いです。まあ普通の投資ならそれで十分ですよね。恐ろしい世界もあったものです。
でも、私がこの通貨に今まで参加する機会があったかというとノーです。まず「ブロックチェーン」とか「フィンテック」とか「仮想通貨」というものには近づかなかったと思うからです。
3 投資するなら、ドルコスト平均法が最適か?出口がよくわからないが。
今はバブルですが、これが収まったとして、どのくらいで収まるか、このあとどうなるかは全くわかりません。私は、トレードはできないしするつもりもないので、投資するとしたら、「ドルコスト法」でしょうか。問題は、永久に保有していいものやら、どこかで売って利益を確定させるべきなのか、つまり、出口戦略がわからないことです。こう考えると、米国株投資のありがたさが身にしみます。
仮想通貨投資の問題点
1 安心してしっかり投資はできない。・・・精神的負担が大きそう。
2 売買が得意な人は問題ないが、自分には出口戦略が難しい。
前向きな気持ちもある。
非常時の備えとして、「金投資」を考えていました。しかし、非常時の備えには仮想通貨の方が優れているそうです。中国やインドではその意味で、暗号通貨への投資が増えているようです。理由は
(1)国外に持ち出すのに金は①重い②見つかる
(2)収容所などで、金は身体検査で見つかる、同僚にとられる。
(3)偽物が横行して通用しなくなる。小さく分けられない。
ということです。さらに研究するつもりです。シニアのIT弱者にはいい勉強になります。また、米国株がバブル化したときの備えにも役立つかなと思っています。
以上です。今日も米国株から道をそれて、興味のない方には退屈な内容でした。申訳ありません。それでは皆様のよい投資を!
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