チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

今からハイテク株に参入する時の注意点は。

米国株投資家のみなさんこんにちは

2018年6月22日(金)記

 

最近、ハイテク株の上昇が大きいです。

このブログ村でも、うらやましいほどの好成績の方も数名いらっしゃいます。

そうなると、矢もたてもたまらず、ハイテクに投資したくなるのが人間の性です。

 

ちょうど、ハイテクに長い経験と実績のある「よしぞう」さんがこのブログサイトで記事をあげておられました。

グロース株に人気が集まっている : よしぞうの投資ライフ(億超えの次へ)

とても参考になる内容でした。

 

これから参入するとしたら何が問題でしょうか。

私は昨年の夏からハイテクを買いはじめました。

最近、最初から勉強しなおしを始めました。

 

新規参入と変わらない立場なので、私なりに、問題点をまとめてみました。

 

1 新規参入者がハンデがあるのはどれも同じ。

以前から参入して経験と実績がある方とはハンデがあるのは仕方ないと思います。

これはバリュー株でも、高配当株でも、インデックスでも言えることです。

第一に、含み益の差があります。

現在グロースの代表のように言われている、アマゾンAMZNは1740ドルほどです。

でも1年ほど前は1000ドルしませんでした。

800ドルほどの時から買い続けてきた人と、今から買う人では当然含み益の差は大きいです。

 

2 含み益がなければ何が問題か?買うタイミングによっては損切りラインにかかる。

下落して含み損を抱えても構わないという方法には賛成できません。

だから、一定の幅の「損切りライン」を設けることになります。

グロースは「右肩上がりならいつ買っても問題ない」とも言われますが、そうとも限りません。

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グロース株と言えども、全体が調整の時には合わせて下落しています。(下落幅は違うけど)

買うタイミングによっては、損切りラインにかかり売りを余儀なくされる可能性もあります。

含み益が十分ある方は、そんな下落時はむしろ買い増しのチャンスになります。

 

3 損切りを避けるための2つのタイミング。

(1)全体が下落トレンドのときには投資できない。

上記の2月と4月の下落が一時的なものだったと、今ではいえますが、現在進行形の時はそんなことはわかりません。

全体が下降トレンドにある時はインは避けるべきと思います。

 

でも将来全体が調整するかどうかはこれまたわからない。

だから計算できないリスクがあるのは仕方ない。

 

(2)過熱しているときは避けた方が無難か。

チャートの教科書には買いのポイントが示されています。

上記だと、(私なりにですが)、4月半ばの1450ドル~1500ドル周辺と、5月終わりの1600ドルでしょうか。

でもピッタリの買いポイントはそんなに都合よく来ないし、神経質にならなくてもいいのではと個人的には思っています。具体的には

①下落中でない時

②あと、RSIが75とかを越えていて、平均線から上方へのかい離が大きい時、

は売りのタイミングともとれるので、避けた方がいいかなと思っています。

上記のチャートでも、2つの条件を満たしたときは損切りにかからずに済んでいます。

 

4 今後の動向

(1)市場全体の動向

市場全体が調整すると、いくら当該銘柄の業績、将来性が順調でもやはり低迷を余儀なくされます。

全体が低迷しているときに安く仕込んでおけば、全体が上昇に転じたときには、より大きく上昇するので、利幅が大きいという考えもありますが、それは危険と思います。

なぜなら、全体が回復するかどうかはだれにもわからないからです。

それなのに回復に懸けるのは「賭け」になってしまいます。

市場全体の上昇を待ってからでも大丈夫と個人的には考えています。

 

現時点では貿易戦争の行方がわかりません。ハイテクには直接関係ないですが、影響は大きいと思います。

 

(2)買われすぎている面もあると思う。

常に投資を強いられる機関投資家の立場で考えると、貿易戦争もあり、どうしてもハイテクにお金が流れやすくなっています。

株価の要素の一つである、「需給」で見ると、今も将来も買われすぎの可能性が高いです。バブルになる可能性もあると思っています。

プロは逃げ足が速いので注意が必要です。

 

5 まとめと私の方針

グロース投資は、出口戦略としての「売り」、危機回避、損失限定としての「損切り」という行動がセットになっています。

 

それらの行動がきちんと実行できるかどうかの実績は自分にはありません。

今は少額、小ロットで、それらの経験値を積むことが先決と割り切っています。

本格投資はそれを確かめてからでいいと思っています。

 

正直まだ売りタイミングについては理解できていないですし。

 

さらにいえば、相場も終盤ともとれます。(まだまだ続く可能性も当然あるけど)

そうだとすれば、今あせって無理に参入すると逃げ遅れて損する可能性もあります。

 

遅れて参入して、短期間に「ごっそり利益を」というのも虫が良すぎます。

ここはじっくり取り組みたいと思っています。

 

それではみなさんのよい投資を!

 

まとまらない記事をお付き合いくださいましてありがとうございます。

具体的な銘柄等についてはまたの機会に。

 

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投資の条件がそろうことはまずない。

米国株投資家のみなさんこんにちは。

2018年6月19日(火)記

昨日は米国株は下落だと思って寝たのですが、ハイテクそれもクラウド関連は軒並み少しですが上昇していましたね。

トランプが貿易戦争の矛先をなかなか収めないので、投資先がとても限定されているような気がします。

私自身はクラウドは詳しくないです。他の方のブログにあった関連銘柄の業績などを整理しました。赤字企業でも株価は相当上昇しています。

アマゾンのPERが一時は300程もあって、近寄りがたかったのですが、赤字でPERが表示不可の銘柄よりは(現在は140ほど)ずいぶん安全に、手堅く感じられます。

比べる対象にもよるんですね。

 

さて今日は投資の最適解についてです。

一生投資と関わらずに暮らすのもOKだと考えています。

仕事が気に入っていて、安定感があり、将来性もあるなら、投資とかいう面倒なことには関わらない方が人生楽しいかも知れません。

しかし、自分の境遇に不満を感じていたり、将来の資産形成をしておきたいなら、投資は誰にも開かれた大きな武器です。

若い時期の方が投資効果は高い。

投資の有利性は、時間がたつほど現れますから、投資時期は早い方が有利です。

しかし、若い時期は仕事面でも覚えることや経験を積むことが多く忙しいです。

投資できるお金も少ないです。

だから大変さはあります。

投資を一生のことと考えると、若い時期の経験値は大きい

忙しい時期ですが、ベースとなる知識や経験値の差が出るのもこの時期です。

 

最適な投資にはどんな条件が揃えばいいのだろう。

1 投資リテラシーや経験

2 投資するお金

3 投資環境、景気やトレンドなど

4 投資を研究する時間や余裕

5 投資に適した資質

 

すべてが揃った時にだけ投資はするものだろうか?

私自身は全体が下落トレンドの時には投資はすまいと思っています。

だから、投資環境は関係があるといえます。

 

でもいろんな投資法があるし生かし方がある

私たちは簡単で、シンプルで大きな効果を上げる方法が好きです。

それらは時期によっては、大きな成果を出します。

しかし、楽で効果的なダイエットがないように、あらゆる投資法も万能ではありません。

 

楽で簡単でない方が、対応力が高まるように思う。

投資で大切で、素人がミスしやすいのが「出口戦略」です。

利確や、損切りがこれに当たると思います。、

 

多くの投資法がこの「出口戦略」に言及していません。

確かに、ずっと持ち続けるのもいい戦略です。

でもそれは本人がそれを確認し、実行しなければなりません。

出口戦略を検討した結果であるべきだと思うのです。

 

不自由な中で、工夫することが投資力を高める。

順風でやりやすい時には、だれでも投資を成功させることができます。

しかし、投資環境が悪化すると、成功率は下がります。

でもそんな中でも工夫して、自分に最適な投資を見つけ、実践し、工夫することは、やがて来るであろう、大幅下落時の行動力を高めるのに役立ちます。

安易な方法に乗っかって油断していると、思わぬ事態であわてることになります。

 

その意味では、よくある「簡単な投資法」というのは、本人のリテラシーや感性を鈍らせる可能性があります。

 

むしろ「楽でない投資法」の方が将来的には役立つ。

のでは、と考えています。

 

過去を振り返って考えると、「今は時期が良くないな」と思っていたことがありましたが、実は自分の思い込みと「持っている武器の少なさ」が原因だったなと今ならわかります。

 

これからの投資人生が長い方々が、「自分の可能性」を限定せずに「広い視野」で投資の可能性を追求して、大きな成果を得られることを願っています。

 

私自身は年齢的には限定もされるのですが、それでも、自分なりに納得のいく投資を追求したいと考えています。

 

まとまらない記事でしたが、みなさんのよい投資を!

 

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買いタイミングについて

米国株投資家のみなさんこんにちは

2018年6月15日(金)記

 

先日の記事にコメントをいただきました。

ていさんより

「売り」が難しいのはもちろんですが、「買い」も確実な上昇タイミングなんてわかるんですか?私にはわかりません。

絶好のタイミングを捉え、含み損を抱えることを絶対に避ける、そんなことできる人、いるんでしょうか。私には無理です。
だから含み損が絶対に嫌な人は、そもそも投資なんですべきではありません。
おとなしく銀行に預けるべきです。

 

ありがとうございます。

誤解を生む記事だったかも知れませんので少し確認しますと

1 様々な投資法があり、どれがいいといっているわけではありません。

例えば、割安だと思った株を買ったら、市場がそれに気づくまで辛抱強く待つのが正解です。その場合は含み損がいやだとかいうのはおかしいです。

2 私が目指しているのは、上昇トレンドにある銘柄を買う「順張り法」です。

この場合含み損が一定の割合を越えると(私は8%)損切りしますので、含み損が出ることは、銘柄選びか、買うタイミングのどちらかが良くなかったことになります。

一旦、その銘柄の投資は失敗になります。だから避けたいわけです。

3 買タイミングについて

これも投資法によって異なると思います。

私が採用しているのは、より損切りしなくてもいいタイミングで買うことです。

底で買うことを目指しているわけではありません。

市場の将来は誰にもわかりませんから、あくまで確率として少しは上がるかなと思っています。

いくらタイミングを図っても全体の市場が下落すれば、ほぼすべての株は下がりますから、その意味では、確実と呼べるほどのものではないと思います。

4 市場が「タイミングを共通認識していれば」起こる確率も高まる。

例えばRSIという指標があります。70を超えると買われすぎと言われています。

多くの割合の人々がこの指標を使っていると思います。

だからRSIが80を超えた、1月末などでは利確して市場から離れた投資家、特に機関投資家は多かったと思います。

買いのタイミングも、共通に認識された有名なものは、やはり影響を及ぼしていると考えます。

5 上昇基調がわかっていれば買いのタイミングはそんなに重要ではない。

タイミングを探るのは、より安全を目指すためのものだと思います。

先日の記事の通りです。

 

<私が参考にしている買いタイミングは>

いずれも長期の上昇トレンドにある株で、いずれも出来高を伴って

(1)グランビルの法則にある

平均線にタッチして(あるいは下に抜けて)から反発するとき

(2)前回の高値を抜いた時

の主に2つです。それ以外にも本にはたくさん書いてありますが。

実際のチャートで見てみると(私が実際に買ったわけではありません、研究は最近始めたので)。また買いタイミングは、業績等がOKとしたと仮定してのものです。

チャートは、モバイル決済のSQスクエアです。6か月チャート日足です。 

移動平均線は25日、50日、75日です。

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比較のためにハイテクETFのVGTを載せます。

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(1)底値買いを目指すわけではありません。

(2)1月初め、平均線をした抜けして反発して平均線と前回高値を上回った38ドルくらいは買いタイミングに思えます。出来高も急に増加しています。

(3)2月初めの下落は全体の下落に伴うものです。でもVGTより浅い調整で、75日線を下ぶれたのは1日しかありません。したもその日は高めに引けています。

この50日線からの立ち上がりの40ドル前半は買いタイミングに思えます。

(4)3月末から5月にかけては市場の調整に合わせています。

VGTもWボトムですが、SQのWボトムの方が右側の底値が低くいい形とされています。

(5)50日平均線をうえに抜ける、50ドル前後は買い場に見えます。出来高も多いです。

(6)横ばいを経て、出来高減少にもかかわらず株価をキープして、上昇軌道に入り、前回高値を抜いた58ドル付近も買場に見えます。

 

チャートを使うかどうかは、タイプによると思う。

この株は買いと思ったら、少々のことに気を取られずに即座に実行される方もいます。

こういう方の方が順張りには合っていると思います。

実際、好成績の方を複数存じています。

 

しかし、何かの数字的な裏付けがないと動けないタイプの人もいます。

私もこちらに入ります。

理屈っぽいというか、行動力に乏しいというか、・・・

まあDNAですから仕方ありません。

 

そういうタイプの人が自分に勇気を与える手段としてはチャートは優れているのではないでしょうか。

 

チャートの見方で心がけているのは

1 値動きだけでなく、出来高により注意を払うようにしている。平均線も

2 日足だけでなく、週足も見るようにしている。より大きな観点から判断できる。

3 平均線は、取り方によりいくらでも種類があるので、自分なりに決める必要があると思う。ちなみに私は日足では25日、50日、75日、週足では50日、200日です。

 

まとめ

このように過去のチャートで検証するととてもうまくいきますが、現在進行形でどれだけうまくいくかは未知数です。

訓練と経験で少しずつうまくいく確率は上がるとは期待していますが。

結局は、自分に合った方法を使えばいいのではないでしょうか。

売る場合は、特に上昇中の株を売るのは、感覚で判断するのはとても難しいので、チャートが有効だと期待しています。

それについては、自分がもう少しわかれば記事にします。現在はまだ勉強中です。

 

追伸 偉そうにわかったようなことを書きましたが、実際に実行できるかはこれからです。また、状況を報告します。

 

それではみなさんのよい投資を!

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シニアの安全第一米国株投資

米国株投資家のみなさんこんにちは

2018年6月14日(木)記

 

親が家を処分するというので、毎日片づけに行ってます。

「戦後のモノのない時代を経験しとるからな」と母親は言います。

そのせいか、物置やら収納にはもれなく、贈答品やら、袋やら、ガラクタやらが、時系列順に詰め込まれて、地層を形成しています。

使う可能性がコンマ1%でもあれば保存したのでしょう。

最後は業者に委託するようになるでしょうが、とりあえずできる範囲で片づけて、ごみ処理をしています。

もとは多少なりとも価値のついたものだったのでしょうが、現時点では、区別は、「燃えるか燃えないか」の2択です。

印象的なのは、「急須を買ってきてくれ」というので、数年前にホームセンターで中国製の安いのを買ってきて使ってました。

物置からは未使用の、萩焼やら、有田焼やら、美濃焼やらの(贈答品なので大したものではないでしょうが)茶器セットが7、8セットほども出てきました。

「取っておく」というのと「実際に使うの」とは距離があると感じさせられました。

「いいもの、気に入ったものは普段から使い倒す」のが正解だと痛感しました。

 

さて、現在株式投資を一から勉強中ですが、自分に合った投資をとりあえずまとめました。

自分の立場は

1 シニアなので大きく資産を増やす目的はない。

2 含み損を抱えながら投資する気にはなれない。

※平気な人もいるようですが、わたしは気になります。

したがって安全第一となります。

 

迷走しながら模索してきて、4月に大幅に整理したので現在は投資は小ぶりな状態です。

シニアでかつ投資弱者という点を踏まえて方針を立てました。

1 投資対象国は米国を中心に。

2 大半はETFあるいは安定した大企業にする。

多くても5、6銘柄に留める。

 

チャートの勉強をして、いくつかの収穫がありました。

1 全体が上昇トレンドの時に投資する。

基本的には上昇トレンドのバイ&ホールドが一番安全に思います。

全体が逆風では、難度が一気に上がります。逆風時は休みます。

2 業績、将来性ともOKの有力な株でも、全体が軟調な時には合わせて調整する。

3 しかし、全体が上向くと立ち上がりは早い。

4 従ってベストな買いタイミングは、全体の調整が終わって(今年の2月のような)、底を打った時に、上昇銘柄を仕込むことになります。

5 長期上昇銘柄は、長期的には買いタイミングはさほど重要ではない。

銘柄選びの方がより重要と思います。

でも買いタイミングを逃さず買えれば成功率はより上昇します。

6 株価が上昇するだけでなく、過去3年の業績の裏付けが必要。

各四半期の決算は要チェックです。

7 買い増しを着実に実行する。

初めのインがうまくいったら、すかさず買い増しします。その後も、買い増しタイミングは逃さず買い増しします。

過去の成功銘柄のチャートを見ると、買い増しの重要性を感じます。

自分にとっての最上の銘柄はインするときにはわからない可能性もあります。

「伸びた銘柄がいい銘柄」と考えます。

うまくとらえた銘柄はとことん利用して、利益を最大に積み上げたいものです。

8 売りのタイミングでは売る。

売りのタイミングはなかなかわかりません。

上方チャネルラインとかは、引き方の少しのずれで見方が変わります。

でも、間違えて売ったとしても実害はないし、再度上昇トレンドが確認されれば買いなおせば済みます。

9 最初の買いがうまくいかないときは損切りを確実に実行。

 

問題点など

全体が下落したとき、それがトレンド転換なのか、一時的な下落なのかの判別が難しい。

底を打ったと思って買っても、再度下落もある。そうかといってあまり安全を見ていると株価が急上昇するので、高値でインすることになり、タイミングを逃す恐れがある。

 

1900年頃からの、急成長した銘柄のチャートを見てみると(まだ途中ですが)

1 上昇する銘柄にはその時点での、社会の強烈なニーズがあるようだ。

業績もさることながら、「その会社が人々を便利にしているのか」という視点でも選んでいきたい。

2 四半期EPSの順調な上昇にも関わらず、全体が調整時には、伴って調整している。

3 当時の人々にとっては、それなりに割高感とかあって買いにくい事情もあったのだろう。

4 現在に置き換えると、その銘柄に絶対の自信や見通しがあれば別だが、通常は無いはずなので、チャートを見ながら、適宜買い増していくよりないと思う。

 

以上、まだ勉強途中、実践も臨床試験の段階ですがとりあえず自分なりにまとめました。

「ちゃんとした実績を出してから言ってくれ」と言われるかもしれません。

でも、市場は毎日動いているし、いろんな意見をもらいながらも意味があるかなと思い記事にしました。

それではみなさんのよい投資を!

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チャート分析って役に立つんだろうか?

米国株投資家のみなさんこんにちは

2018年6月11日(月)記

 

株式投資再勉強中です。

今いろんな本を読んでいます。

その中でチャートについての勉強もしています。

しかし、疑問に思うことがあります。

それは「果たして役に立つんだろうか?」

「どのくらいの効果があるんだろうか?」

という点です。

 

長期に渡って上昇することがわかっていれば、とにかくありったけのお金で買っていくのが最強です。

どの銘柄、あるいはETFを選ぶかが重要で投資のタイミングは関係ないように見えるからです。

以下はMSFTの2年チャートです。(SBI証券)

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とりたててエッジの効いた成長株というわけではありません。

アマゾンと違い、ちゃんと利益も出していますし、配当もハイテク株としては多い方です。MSFT 101.63ドル、予想PE49.47、配当1.66%、ROE26.55(楽天証券)

そんな無難な銘柄でも、2年で2倍になっています。

今年になってチャートは荒れていますがそれまではほぼ無風状態です。

今日、買いポイントをチェックしました。

それなりにポイントはありましたが、無作為に買ったのと比べて、差があるようには思えません。

基本的にお金のある時に目いっぱい買い増しするのが最強の作戦だったように思います。

チャートをにらんでああでもない、こうでもないと買い場を探す必要は全くないように思えます。

個別株が問題なら、インデックスでもいいです。以下はS&P500連動のVOOです。

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パフォーマンスはMSFTにかなり見劣りしますが、それでも30%ほどのプラスです。

蛇足ですが今年に入っての動きは、MSFTの方がS&Pより、より安定的です。

金利上昇懸念やら、トランプの貿易戦争の影響がいかに大きかったかわかります。

S&Pでは物足りなければ、ハイテクETFのVGTではどうでしょうか。

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これなら2倍近くになっています。

今までをまとめると

1 大きな上昇相場では、買いタイミングはあまり関係がない。

とにかく、コンスタントに投資していた者が勝者となる。

2 パフォーマンスの優劣を分けるのは投資タイミングではなく、投資対象である。

3 投資タイミングに手間取って、投資を躊躇していたものが敗者となる。

大きな上昇相場では、単純に投資を積み上げた人が大きな成果を得ました。

理屈をこねる必要は全くなかったのです。

このチャートを2年前に入手できていたら、みんなありったけのお金を投資しているでしょう。

 

私たちはどう考えればいいのでしょうか。

私はひとまずの結論を次のように考えました。

1 上昇相場、強気相場での攻めでは、確信があれば、あるいは度胸があれば、チャートを利用してもしなくても、優劣はほぼない。しない方がむしろ優れている。

2 それを決めるのは個人の経験の差かも知れないし、本人のリテラシーの差かも知れないし、あるいは持っている性格の差かも知れない。

3 そこまでの確証や自信が持てない方は、あるいは場合は、チャートを利用して手堅く、効率は下げても、忠実に追加投資をしていくのがいいと思う。

4 チャートを利用していると、自分がどういう考えや根拠で売買したか、あるいはしなかったかが記録に残しておけばよくわかる。

→専用の売買ノートと、チャートノートを作りました。

そして後日見直して、自分の行動のどこに問題があったかを知ることができる。

5 要は個人の性格だと思う。感覚で動いてもうまくいく人と、理詰めでないと動けないタイプの人が居るということだと思う。

 

蛇足

チャートを見ていると、各買いタイミングでは、出来高、株価とも急に伸びて、多くの投資家(特に機関投資家?)は「チャートを用いてセオリー通りに売買行動している」と強く感じます。

 

以上です

それではみなさんのよい投資を!

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機関投資家の立場から見ると当分ハイテク優位は変わらない。

米国株投資家のみなさんこんにちは

2018年6月10日(日)記

 

株式投資出直し勉強中です。

 

今回の勉強の収穫に「機関投資家の立場に立って考える」という選択肢が増えたことです。

そうすることで、不可解に見えたことも、すっきりすることもあります。

今年に入って1月の高値、2月の金利上昇による大幅下落、その後の貿易摩擦による下落、そして合間を縫って上昇、このところのハイテクを中心に最高値の更新と目まぐるしいです。

「何でそこまで敏感に動くの?」と不思議に思っていました。

しかし、機関投資家の立場からすると当然で、自然な行動だったんだなと最近気づきました。

貿易戦争か?というおりにツイッターでマガジンさんが「これは実は大変なことなんだよ」との意味が今一つわかっていませんでした。やっとわかりました。

例によってご存知の方は既知の内容ですのでスルーお願いします。

<機関投資家の特徴、宿命>

1 常にフル投資を強いられる。

2 損は避けたい。

3 長期的なことは考えない。

4 資金が巨大である。

5 出来ればインデックス以上の成績を上げたい。

6 逃げ足が速い。→リスクに敏感である。

これらを踏まえてチャートを見てみます。S&Pです。

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(1)2月初めの下落は長期金利が3%に近づいたことを受けてのものです。

「大げさな」と思っていましたが、実は1月末のRSIは90に近く明らかな買われすぎな状態だったので、売り場所を待ち構えていたのでしょう。

1月22日、26日の強い陽線で売りの確証をつかんだと思います。

(2)3月4月の貿易戦争の下落です。下落トレンド入りも考えられましたが、そうならずに三角持ち合いを上に脱して現在上昇トレンドを形成しています。

(3)相場を大きく引っ張ったのはハイテクです。

ハイテクETFのVGTを見てみると

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(4)貿易戦争懸念の折に特に下落が少なく反発が強いのが見て取れます。

ハイテクは貿易戦争とは直接関係ないです。さらに、相手の中国はアリババ、テンセントなど独自のハイテクの独壇場で米国ハイテクの地盤ではありません。

相対的に影響が少なく買われたのです。

えらそうに言ってますが当時は、「そんなもんか」くらいの認識でした。もし、機関投資家の立場に立てていたら違った意識を持ったことでしょう。

<機関投資家の立場から今までを見ると>

1 金利動向は先が読めない。

→金利上昇に弱い分野は買えない。→デフェンシブ銘柄の売り。

→金利上昇に強い分野はあり。金融とか。

2 貿易の影響が大きいセクターは買えない。

→影響が少ないハイテクに資金が向かう。

3 全体の相場が弱い、あるいはトレンド転換の可能性場面ではリスクを避けて売る。

→2月、3月、4月の各下落

4 トレンド転換ではないことが判明すれば時間を置かずに買いに入る。

→下落と同じくらいのスピードで立ち上がっている。

通常は上昇のスピードは下落よりは緩やかです。

 

<機関投資家の立場から今後を予想すると>

1 全体の相場が順調ならば投資は継続。

2 トランプ大統領の言動は予想不可なので、政治的なリスクには近づけない。

3 金利動向はFRBの温和な政策でリスクは減りつつある。

4 貿易戦争の落としどころは不明→近づけない

5 消去法で、そして相対的に業績好調なハイテクに今後も投資は向かう。

 

時価総額が大きく、機関投資家の買いでも株価が大きく動かない、大手ハイテクは最適です。

予想PERはアップル以外は相当に高く割安感はありませんが、他の選択肢はありません。AMZN133 MSFT50 NFLX126 NVDA 36(SBI証券)

 

<いい点、悪い点>

1 機関投資家の参加が多いとチャートがセオリー通りに動き読みやすい。

2 チャートの振幅が少なくなる。

3 逃げ足が速いので、売りタイミングでは「逃げ遅れ」に留意する。

といったことが考えられます。

 

結論

とにかく、市場全体が上昇トレンドであることが前提になります。

業績好調の大手ハイテク、VGTは毎日チャートをチェックして買いタイミングを逃さないようにする。

売りのタイミングはまだよくわからないので(買いもちゃんとはわからないがそれ以上に)、まだ実験段階です。

 

感想

今まで疑問に思っていたことが、視点を変えるだけでガラッと氷解した気がします。

とはいえまだまだ本格実用には距離がありますが。

 

追記

このブログは、投資弱者の筆者が「自分にあう最適な投資を探す」ためのものです。熟達者や強者には物足りないでしょう。そのような方はスルーしてください。

また、実績うんぬんという段階ではありませんので、資産公開等はしておりません。

 

以上です。それではみなさんのよい投資を!

 

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株式の収益は実生活とは関係がない。

米国株投資家のみなさんこんにちは

2018年6月8日(金)記

 

株式再勉強中です。

今日のテーマは株式の収益と実生活の関係です。

 

1千万円の投資額で1%の値動きで10万にもなります。

これを実生活に置き換えると大変なことになります。

 

大好きな焼き肉がみんなで腹いっぱい食べれます。

キャバクラで豪遊もできます。

 

でもそんなことをする人はいないでしょう。

そんな目的で株式投資をしているわけではないからです。

 

もう少し長期で見ると、1年で20%の収益なら200万円で、車がしっかり買えてしまいます。

車が欲しかった人なら利確して買う人もいるでしょう。

いい気分でしょう。

 

しかしたいていの場合は、株式投資と現実の生活はリンクしていません。

 

だから収益が上がったといっても、それが含み益であれ、実現益であれ再投資することになるでしょうから、現実生活には全く関係ありません。

 

そう考えると二つの考えがあります。

 

A とにかく利益を積み上げて資産を増やす方法。

B  元本は長期的には上昇すると見て、配当や優待で気分よく暮らす方法。

 

今度はマイナス面を見てみます。

株式で損が出たからといって「今日は昼飯抜きだ」という人はいないでしょう。

しかし、精神的には大きくダメージを受けます。

仕事にも影響が出るかもしれません。

 

まとめると、株式の収益は実生活の充実に寄与しないけど、損失は実生活を大きく損なうといえます。

 

身もふたもないことをいうと「株式投資はしない方がいい」ということになります。

将来の資産形成とか、早期リタイアなどの特別な目的がなければ、「投資をしない」選択肢も十分に考えられます。私も、どちらかというとこのグループに入ります。もうリタイアしてますから。

 

そう考えると、通常優れていると言われている投資方法も再考の余地があります。

 

1 参入のタイミングによっては損が出る時期があるもの。

(1)インデックスの定期積立(ドルコスト法)

右肩上がりの時に参入すれば、含み益を持ちながら続けられますが、そうでない時期に参入すると「含み損」を抱えます。

「ずっと辛抱強く続ければ長期的には大丈夫だよ」とアドバイスされるでしょう。

でも、長期というのがどのくらいかはわからないし、その期間、その人が耐えられるという保証もありません。

さらに、耐えられたとしても、精神的にはその期間はブルーのはずです。

投資をしたことがメリットになりえていません。

数十年先から振り返れば、参入の時期は投資成績に影響しないと学術的には言われますが、心理的、生活面では、参入の時期は大きな意味を持ちます。

大きな上昇トレンドの時期を選ぶべきだと思います。

 

私の結論

1 株式投資の利益が現実とリンクしているわけではない。

2 しかし損失の方は、精神的なマイナスが大きい。

3 将来的に株式投資をしなくてもやれるなら「株式投資はしない」選択肢は有力。

4 通常優れているといわれる投資法も再考の余地がある。

一時的にせよ含み損を抱える投資法はしない方がいいと思う。

 

含み損を抱えない投資法とは。

1 上昇トレンドで参入する。

まず、株式市場全体が順風の時です。

確率的には、上昇確率は80%くらいは行くでしょう。

とはいえそうならない確率もありますので対策は必要です。

2 上昇している業界を選ぶ。もしくはインデックス。

全体が上昇していても、逆行する銘柄や業界はあります。

3 大きなトレンドが変わったと思えば、サッと撤収。

プロじゃあないので、株式市場に常にいる必要はありません。(もちろん居続けてもいいけど)

不利な時には、あるいは有利でないときには「参加しないのが一番」と感じます。

ここら辺は、私がシニアなので特に保守的なのでしょうが。

※チャート的に買いのタイミングは何とかわかりやすいのですが、売りのタイミングがどうもうまくつかめません。さらに勉強します。

 

追伸 株式投資にはいろんな立場や考えの人がいます。

私は含み益に注目しているので、成功した人の投資法でも、その方が大きな含み益を背景にしてらっしゃる場合には、新規参入の方が追随するのは失敗の可能性が高いと思います。

 

反対に含み益の多少に影響されにくい投資法なら取り入れやすいと思っています。

 

以上です。

それではみなさんのよい投資を!

 

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株式市場は巨大なグランド、いろんな立場のプレーヤーがいる。

米国株投資家のみなさんこんにちは

2018年6月7日(木)

 

株式投資を再度勉強しています。

 

「下落に耐える精神力」「しっかり投資する度胸」は私の課題でした。

しかし再度勉強していくうちに、私の精神構造にも問題があるけれど、方向性が大きいことに気づきました。

 

市場に立ち向かうか、市場に流されるか。

A 自分が価値を認めた企業に投資して長期に保有してリターンを得る方法があります。

この場合は、市場がその通り動くとは限らないので、相当な期間ずれる可能性があります。

だから市場が価値に気づくまでの時間辛抱して保有し続ける必要があります。

「自分を信じる力が必要です」

B 市場に逆らわずに身を任せる。

一方、自分では価値を設定せずに、市場がつけた価値をそのまま受け入れる方法もあります。

絶対的な会社の価値はわからなくても、現時点の株価を正しいとして、業績が伸びている会社に素直に投資していく方法です。

 

投資の目的

私はシニアなので、大きく増やす野望はありません。

そのかわり損失が出るのは避けたいです。

そう考えると、忍耐力が要らないB方式になります。

 

損失を抑えるためには。損切りルール

損切りせずに大きな損失を抱えるのは精神的にきついです。

最大の損切りラインは一桁の9%にしました。(もっと浅く処分もあります)

 

損切りの回数を抑えるためには

下らない株がわかれば問題ないですがそれは無理なので確率的に

1 下落トレンドにある株は買わない。

トレンドの転換を見切るのは大変です。

2 底値では買わない。

買えないと言った方が適切ですが。底を見極めるのは大変です。だましも多いです。RSIなどの指標は絶対的なものではないです。

はっきりと上昇を見極めて買いに入ります。数%のロスが出ますが、仕方ないです。

 

チャートより業績や将来性の方が大事なのはもちろんです。

 

そう考えた理由

市場にはいろんなプレーヤーがいるから。

私たちは個人投資家の立場でものを考えます。

でも、もっと大きな存在の機関投資家の考えは違うでしょう。

 

彼らの立場に立てば、違うこともあると考えます。

でもそれらをきちんと把握するのは簡単ではありません。

 

市場のプレーヤーの動向を知るにはチャートで見るよりありません。

 

ということでチャートの勉強をしています。しかし売りのタイミングをつかむのは容易ではないと感じます。

 

勉強の結果、最高値更新のNVDAを火曜に買い増ししました。

 

どうなるかはわかりませんが、一歩一歩経験を積むしかありません。

どちらにしてもスタイルを変えるのは容易ではありません。

 

今のところの経過報告でした。

 

以上です。

それではみなさんのよい投資を!

 

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機関投資家がフル投資の理由、素人の場合の条件。

米国株投資家のみなさんこんにちは

2018年6月3日(日)

 

先週は順調に上げて終わりましたね。

 

自分は投資リセット中、勉強中です。

 

株式市場で大きな割合の機関投資家の立場に立って考える2回目です。

 

もっとも、常識的な内容です。もうすでに承知の方も多いでしょう。

私が機関投資家の考えを意識していなかっただけでしょう。

したがってご不要な方はどうぞパスしてください。

 

機関投資家はフル投資を強いられる。

 

株式市場、債券市場のメインプレイヤーは機関投資家です。

当然ながら彼らの、立ち位置、行動、方法は大きな影響を市場に与えます。

 

私たちも市場に参加しています。

そして、自分たちの考えでは理解しがたい現実に時々直面します。

 

決算発表で、ケチョンケチョンに売られること。

将来的には問題ない優良企業が売られること。

etc・・・

 

私たち素人も知らず知らずのうちに振り回されているのかもしれません。

 

ポイント1 機関投資家の目的・・・資産を増やすこと。

この意味では、素人と何ら変わりはありません。

大きな違いと言えば、素人はしばらくは、横ばい、あるいは下落しても、その後報われれば大丈夫なことです。

プロのファンドマネージャーには、数年後はありません。当面のマイナスも許されません。どうしても目先重視になるのはやむをえないといえます。

 

ポイント2 チャンスがあればお金を増やすのが役目。→フル投資になる。

プロから見ればチャンスは常にあります。

市場にチャンスがないと嘆くファンドマネージャーがいれば、「自分から能力がない」ことを宣言するようなものです。

必然的に任されたお金は、100%に近い額を市場に置くことになります。

 

ポイント3 インデックスを上回る成績が求められる。

インデックスと同じなら、インデックスに投資する方がはるかにコスト的に安くつきます。

インデックスETFを利用することはあっても、その成績が目標ではないでしょう。

 

ポイント4 業績良好な将来有望な会社が本来の実力以上に買われやすい。

PERが標準的で収益が安定していても、当面下落する株には手が出せません。

したがって順調に伸びている銘柄に投資が向かいやすくなり、株価が上昇し、さらに投資を引き付ける、循環ができます。

 

ポイント5 高値では売りも出やすい。下落も急。

素人とは税制も違いますから「含み益」をことさら大事にする必要はありません。

当面の天井と思えば、サッサと利確して利益を積み上げるでしょう。

高値が高値を呼ばないことは、バブルになりにくい安心感はあります。

また業績が怪しくなったり、強力な競合相手が出たり、全体が売られる時には、売り競争になります。空売りまでするかも知れません。

 

素人投資家のフル投資は可能か?

プロにとって最適解なら素人にとっても最適解であるはずです。

現に、このブログサイトでもフル投資またはフルに近い投資をされて実績を上げておられる方も多いです。

私にはとうてい無理だと思いますがあえて条件を挙げてみると。

フル投資が可能な素人投資家の条件。

1 フル投資に耐えられる精神力がある。

2 不利になった時にさっと逃げられる行動力がある。

3 損切りが着実に実行できる。

4 投資企業の変調がわかる情報力と分析力がある。

5 投資に適切な企業が選択できる。

6 さらに適切な企業が現れたとき速やかに乗り換えられる。

7 出口戦略がしっかりしている。

8 買い時、売り時が判断できる。

 

結論

フル投資でなくても、自分の決めた基準の範囲で、しかし枠いっぱいの投資を実践するのはとても力がつくように感じます。目指したいものです。

以上です。

それではみなさんのよい投資を!

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機関投資家の立場になって考えてみると納得いくことも多い。

米国株投資家のみなさんこんにちは

2018年5月31日(木)記

 

株式投資初めから勉強中です。

チャートの勉強をしています。

引き続き勉強中のメモのようなものです。

 今日は機関投資家の影響についてです。

機関投資家が参加した銘柄では(ほとんどの大型株はそうだと思うけど)

成長株で

①息の長い成長が続く

その理由は高値ではちゃんと売るので、異常な高値になるのを防ぐ。

下落場面では仕込んでいくので、下落幅が小さい。

とありました。

 

私が買いを検討しているネットフリックスを題材にして見てみたいと思います。

今年になって急伸したファングの一角です。時価総額は20兆円弱とメジャーの中では小ぶりです。

私の勝手な見方です。

2年週足チャートです。(SBI証券)

f:id:tingisuhan:20180531174304p:plain

今年に入ってはっきりと上昇トレンドの角度が変わっているのが見えます。

1月の急伸は、2017年の決算の好調を受けてでしょう。

2017年決算

売上高11692(32.4%増)利益558(200%)EPS1.25ドル(190%)と好調でした。

アマゾンほどではないですが、売り上げの割には利益率はもともと低い会社でした。

現在5%ほどですが、競争に勝ち抜くことができれば、さらにアップしそうです。

とにかく伸び率がすごいです。予想PERは115ほどです。

 

かなりの上下をしています。日足を見てみます。

f:id:tingisuhan:20180531220047p:plain

1月、4月の窓あけは決算発表によるものです。

1月の場合。

ⅰ株価は上昇しているが出来高は減少している。

ⅱ 窓開けは天井に近いことが多い。または窓に向けて収束する。

2月の初めはインデックスの大幅な下落もありました。

窓に向かって下げていますが、浅い下げで下げ止まり、息の長い反発と上昇をしています。

これは

ⅰ下げることはわかっていた、そして一部売ったかも。

ⅱ でも上昇トレンドは継続すると見て買いを狙っている集団がいた。

そして出来高の下落を伴って、そして全体の下落もあり下落しています。

しかし50日線を割るとすぐに反発して、上昇しています。

そして1Q好決算を受けて(契約者数増)、再び窓をあけ、

やはりセオリー通り、天井を打って下落しています。

 

そして50日線は割ることなく、じわじわ上昇して現在過去最高値付近にあります。

S&Pと比べると力強さがよくわかります。

f:id:tingisuhan:20180531221332p:plain

こちらは大幅下落の時には200日線が抵抗線になってかろうじて維持してます。

三角持ち合いから、現在50日線を上に抜けたところです。よかったよかった。

比較すると

NFLXには

(1)業績の好調さから、買い進めようとする集団、勢力がある。

(2)かれらは高値、RSIが80周辺では買いを止め、あるいは売り、下落場面では着実に買いを入れている。

(3)高値で買いをセーブすること、あるいは売ることは素人には難度が高い。

(4)インデックスとは目盛りが違うがそれでも、インデックスより安定して、しっかりした上昇トレンドを歩んでいるように見える。

(5)買いの主体がプロ集団だとしたら、これらの事象をうまく説明できる。

つまり、「大事にしながら買い進めている。」ということです。

 

今後の見通し(当てにしないでください)

業績の伸びが続く限り、上下しながらも株価も上昇するだろう。

いつ買っても報いられる可能性が高いが、ここは勉強なのでプロと同じ買い場を探りたい。

懸念材料

うちにはネットフリックすとかは入れてないのでどんなものかわかりません。

競合が問題です。例のアマゾンとの競合が今後どうなるかは私には不明です。

結論

チャンスを見て買いたい。

アマゾンよりは伸びが大きいが、アマゾンとの将来の競合は不明。

ここしばらくは大丈夫、将来は不明といったところか。

いろんな方面の稼ぎがあるアマゾンの方が安全性は高いか。

AMZN:NFLX=2:1、あるいは3:1くらいだと安全かなと考えています。

 

以上です。少し前までNFLXなど考えもしなかったのですが、調べてみると、買われている理由がわかった気がします。

つまり機関投資家としては、①インデックスよりはいい成績を残したい②業績が伸びていてさらに伸びしろが大きいNFLXはこの条件にかなう。③PERは高いが「みんなで買えば怖くない」という感じかなと予想します。

反面JNJなどのデフェンシブ銘柄については、会社の内容は良くても、金利などから株価の伸びが見込めない→売られやすい→割合を減らすしかない。

という循環でさらに安くなりやすいのかな(予想)と感じます。

「将来は上がるよ」といっても彼らにはその将来がないかも知れないので、仕方ないと感じます。素人の場合株価が低迷してもじっとがまんして長期で保有できますが。

 

それではみなさんのよい投資を!

まだまだ発展途上です。不十分な部分はどんどんご意見ください。

 

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