チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

最低10年はリタイア後を楽しみたいと思う。時間とお金の用意。

投資家のみなさんこんにちは、投資家・ブロガーのチンギスハンです。

2017年10月27日(金)記

日本株は今日も好調ですね。政権も安定したのでこの機会に有効な手を次々と打って本当に強い日本経済になってほしいですね。

昨日の登山の写真です。大きなブナも台風で倒れたのでしょうか。

f:id:tingisuhan:20171027121327j:plain

ところで読者の投資家の皆さんは、資産を増やされることは大好きだと思いますが、それをちゃんと使い切ることを考えたことがありますか?

毎日読んでいる「リョウスケ」さんのブログに適切な記事がありました。(この方は、株関連の分析も素晴らしいですがそれ以外の記事も面白くて楽しいブログです。)

今の年金制度は平均寿命が65歳の頃にスタート・・・近い将来崩壊するのではないか? - リョウスケが米国株で億万長者を目指す

この記事によると

健康寿命の平均は男は70歳。

意外に早いですね。平均ですから90まで元気という人ももちろんいますが。まあ平均は平均として参考にはなります。

私なら65ですからもう5年ほどしかありません。

自分的には75歳と決めています。(平均よりは長く設定したい)

それでも10年ほどしかありません。この10年をどれだけ、「わがままに」「したいことをして」「がまんせずに」「しかし嫌われないで」過ごせるかが勝負と考えています。そのためにはどんな努力や出費もするつもりです。

お金の問題はいつくかのうちの一つ。リタイヤ者としては新米だが。

老後の問題としては「お金が足りない」というのがよく記事になりますが、それはすべてではないと思います。でも大切なことはもちろんですが。

大事な順に

「気力」「体力」「友達・仲間」「対人関係力」「金力」

「気力」

皆様方には信じられないでしょうが、本当に気力は衰えます。何かしらの、「目標」というか「意地」というか「執念」が必要です。

「体力」

同じ年寄りでも、信じられないほどの差が付きます。10月から近くのフィットネスに通っています。体の固さが半端なかったからです。おかげで今は人並みに近づきました。

 「この人この年でこんなに鍛えてどうするんだろう」というようなシニアも多くいます。ほぼ一日、クラブで過ごしている人もいます。シニアになってからの体力差は現役時どころの話ではありません。

「友達・仲間」

これは、今いる友達を大事にするという能力と、どこででも新しく友達になるという2つの能力があります。もう一つ、友達がいなくても一人で楽しく過ごせるのも重要な能力です。

年金は当てにならない。どうせもらえなくなる。

という意見がネットなどを中心に多いです。このような不信感を与える、政治家と役所の責任は大きいです。将来不安は、消費活動をおおいに落ち込ませるからです。

しかし、「あまり悲観的に考えるのは精神的にもよくない」と思うのです。

年金制度は崩壊するという意見について

今の年金制度には2つの問題点があります。1つ目は、平均寿命がどんどん伸びていくということを考えていなかったこと。2つ目は、少子高齢化が進むことへの対応ができていないことです。日本の年金はご存知のように賦課方式ですから払う人が減ってもらう人が多ければ勘定が合いません。さらに、当初は現役時の60%くらいを払っていたそうですから、持続性が問題視されるのは当然です。

抜本的に解決するには、賦課方式をやめて、自分で払った分を自分で受け取るようにして、さらに開始年齢を遅らせ支給額も減らす必要があります。反対の多い改革ですからなかなか進まないでしょう。

年金制度がなくなることはない。

今の高齢者よりも条件は多少悪くなるでしょうが、国の制度ですからなくなることは考えられません。そこまで疑っていると暮らしていけません。

ただし条件は変わるでしょうから対策は必要です。

(1)開始年齢が遅れること。

 これは大問題です。「70歳になってもその分その年まで働けるからいいや」と考えている人が居るかもしれません。しかし、リョウスケさんの記事にあるように、70歳といえばすでに健康寿命です。退職と同時に健康寿命がくることになります。「仕事命」の人は構わないかもしれませんが、人生仕事ばかりではないと考える人もまた多いです。

人生の最後にせめて10年は自分の人生を楽しみたいと思う人

は、自分の健康寿命の10年前には最低でもリタイアしておく必要があります。私は75まで元気に生きるつもりですから、今年リタイアしたのがギリギリでした。

60歳とか65歳では強引にやめる

しっかりリタイア後を楽しみたい方は、世間が何といおうと、風潮がどうあれ、60から65では辞めないといけません。これが第一条件です。

何億持っていても、自分の時間は買えませんから。

早期リタイヤするなら年金の支給開始の70歳までのお金は必要だ。

仕事を辞めてから、年金をもらうまでのお金は用意しておく必要があります。目安は子供にかかる費用を除いての、今の支出の7割程度で十分だと思います。

会社の飲み会も、職場の冠婚葬祭もなくなるのでかなりの節約が可能です。現役時代に月に40万使っていた人なら、28万で済むといえます。

住むところの問題がもっとも悩ましいです。マンションとか買って確保していれば、その分はかかりませんから20万もあれば十分でしょう。

無くても、これからの日本は空き家が増えますから、こだわらなければ安いところは増えるでしょう。

住居確保で10年で2千5百万(今の貨幣価値です)、住居なしで3千万と言う感じでしょうか。

医療や介護は国の制度で何とかなる。

今日は病院に行きました。薬代と一緒で5千円ほどかかりました。日本の健康保険制度のおかげです。健康寿命以降の医療費などはあまり心配はしていません。

日本はどの政党が勝っても、患者を放置しろという政党はありませんから、最低限の治療は受けられます。

年金開始から健康寿命まで。自分の趣味のお金は国に頼ってはいけない。

70歳で年金がもらえるとして、健康寿命を75とするとこの間の、最低限以上の「自分のための出費」は自分で用意する必要があります。

人によって年金の額は違いますが、これからは多くの人が少し足りないと感じるようになるのでしょう。具体的には、年金にプラス10万ほどでほとんどのことが解決するように思います。(これは5万かも知れないし、人によって違う)

大それた贅沢やギャンブルをしなければ、ほとんどの趣味がこの範囲で解決すると思います。

自分の好きな山歩きなどは、一回で数千円で済みます。地方ではゴルフでも5,6千円(昼食付き)なので、月に何十回も行かなければ足ります。

10万円×60=600万円。これが標準的な、70から75までにかかる「自分のわがままを通すための費用」といえます。

まとめると、

年金受給からは月に10万確保です。手段はなんでも構わないですが株式配当とか家賃収入だと、元本が減らないので、精神的には余裕があります。

70歳までのお金の見込みがついたら、体力・気力のあるうちにやめる方が人生は充実すると感じます。

※現在の日本の現実では、仕事をしている人の方が「充実アピール」しています。していない人は「することがない人」と思われていますが、そのうち変わると思います。

だらだらと長くなりました。終わります。

それでは皆様のよい投資を!

お願い 下の米国株のところをクリックしてランキングに戻ってもらえれば、ランキングの点数があがるのでうれしいです。よろしくお願いします。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村 

たまには山登りでリフレッシュ。

投資家のみなさんこんにちは、米国株投資家ブロガーのチンギスハンです。

 2017年10月26日(木)記

 今日は山登りに行ってきました。もともと好きだったのですが、一昨年の病気以来、自重していました。ジムへ行ったりして、多少は体力もついたかなと思い、一人で山に出かけました。こんな素敵な山なのに途中で誰にも出会いませんでした。

中国山地にある福田頭という1250mほどの山です。何年も前から行きたかった山です。中部地方の山と比べると低いですが高低差が800mくらいありけっこうしんどかったです。4時間半ほど歩きました。まだまだ鍛えないといけませんね。

今週の台風で水かさが増しており、滝がきれいでした。

滝が登りに3つある山です。これは一番上にある第三の滝です。

f:id:tingisuhan:20171026203323j:plain

頂上付近はブナ林が紅葉しかかっていました。

f:id:tingisuhan:20171026203535j:plain

頂上付近からの展望です。

f:id:tingisuhan:20171026213348j:plain

一回行くと、また次に行きたくなりますね。不思議です。

今回で何とか自信もついたので適当な山を見つけて出かけようと思います。しかし、行き帰りの、車の運転のかったるいこと。自動運転ならどんなに楽だろうと思いました。私は絶対買いますね。

今日は投資の記事は失礼します。

では皆さんのよい投資を!

追伸 「ぼんすけ」さんよりコメントいただきました。ありがとうございます。ご返事があれば後日させてください。

お願い 下の米国株のところをクリックしてランキングに戻ってもらえるとランキングの点数が上がってうれしいです。よろしくお願いします。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

好調の日本株だが長期投資は難しいと思う理由。政治の熟成度も大切。

 

投資家の皆さんこんにちは。米国株投資家のチンギスハンです。

2017年10月25日(水)記

絶好調の日本株です。出遅れ感があったので良かったです。米国株に比べると割安だと言われます。しかし

日本株の長期投資が難しいと思う理由。

1 金融政策の恩恵が大きい。

 日本は大規模な金融緩和を欧州とともに実施中です。長期金利が0%という異常事態です。国債も減ったとはいえ年60億前後日銀が買い取りまさにエンジン全開です。黒田総裁の言うとおり、「異次元緩和」です。金融政策としてはこれ以上は考えにくい状態です。

この金融政策により円安が進行して、企業の利益を押し上げている面はあります。また日銀は株式ETFやリートも購入しています。

金融政策に依存した好調といえます。

2 米国は「金融正常化」しながら経済成長を続けている。

 同じように好調の米国株ですが、現在FF金利は1.0~1.25%でさらに年3回くらいのペースで利上げが予定されています。4.5兆ドルと増大したFRB資産の縮小にも着手しました。

いわば、正々堂々の株高です。確かに予想PERは20弱と日本の15(日経銘柄)と比べると割高ですが、安定感はあります。

3 日本は金融政策に頼らなくても米国についていける政策が欲しい。

 金融政策の部分を除いた時の日本の成長力は一体どのくらいなんだろう?と思ってしまいます。これは政治の面が大きいと思います。

 今回圧倒的な勝利を収めた与党ですが、私はこの部分については不十分だと思っています。

4 日本を強くするための論議がなされていない。

 日本を発展させ、国民が豊かに暮らせることを目指すのが政治の役割だと考えています。そのためには国民に嫌がられることも、国益のためには実行していかなければなりません。無責任に「国民受けする政策」を並べるだけの政党では役目が果たせないと感じます。

前原氏が言っていた「安倍政権を倒す」というのは全くビジョンになっていません。「自分たちがどういう政策をするのか」あるいは「与党をどうチェックしていくのか」がなければ、単なる政権とりゲームにしてしまったのでは困ります。

批判でなく自分たちならどういう国づくりをするのかを野党にも示してもらいたかったです。特に経済面では、自民党でも不満ですが、それを上回るような提案は何もありませんでした。

希望の党の敗因が小池氏の失言によるものとの指摘がありますがそうは思いません。責任ある政策もなしに、政権交代を目指すとかいう無責任さが原因と考えます。

掲げた政策が場当たり的で、「国を強くする」というビジョンが全くなかったと思います。

「原発反対」を掲げていましたが、それならば代案が必要です。福島の事故以来拒否反応が強く、受ける政策かも知れません。しかし、原発にも役割はあります。なくすなら、そのために生じる不利益を解決できる代案は不可欠です。特に、輸入燃料の負担は大きな問題です。現時点では、原油価格も安いですから大きな問題にはなっていませんが、深刻だと考えます。

化石燃料の輸入に関しては、福井裁判所の裁判官は「経済問題ごときで人命を危険にさらすわけにはいかない」という判決を出しました。しかし、アジア・アフリカでは、その経済問題のせいで、自分の子供を売る人たちまでいます。豊かな国にいるからこその甘えた発言と感じます。

政治の論議が高まっていかないことは、今後来るであろう困難に大いにリスクと考えます。

主な政策での私の考えは

おこがましいですが、立場をはっきりさせておいた方が、ご意見もいただきやすいと考えました。

①憲法改正・・・賛成 

国を守ることは当然だしそのための自衛隊を憲法に明記するのは当たり前だと思う。軍隊を持てば戦争になるとかは、意味がわかりません。

ついでに言えば「北朝鮮に狙われるから米軍の基地は出ていけ」とか意味がわかりません。また、死者がでるから米軍には軍事行動をやめてほしいという意見もありますが、「諸悪の根源は北朝鮮です。どれだけ悪をのさばらせるんだ」と思います。武力行使は当然です。私たちには自分たちを守る権利があります。

日本に核ミサイルが飛んで来てからでは遅いです。東京などだと想像を絶する被害を受けます。

②原発稼働・・・賛成

代案があれば、稼働しなくてもいいと思う。自然エネルギーもいいが、家庭に負担がかかっているので原発の方がましと思う。日本経済にも恩恵が大きいです。

③消費税増税・・・反対

2019年10月に予定されている増税は白紙にすべきです。安倍政権で導入を決めたわけでもないし、日本の経済成長に大きなマイナスです。消費を大きく減退させます。消費関連企業とその従業員に悪影響があります。投資もなされません。

平時でも影響は大ですが、もし世界経済が落ち込んだ時に当たれば、打つ手がなくなります。一部の人たちは、「ヘリマネ」を提唱していますが、副作用も大きいのでそんなことをするくらいなら、はじめから増税をしなければすべてが解決します。

財政問題については、以前の記事にも書きましたが、日本特有の有利性があるので、経済の教科書には書いてないですが、適度な国債を出しながら発展する方法もあると理解しています。ただし節度はいると思います。

まとめ

日本の政治が安定していることはプラスだと思う。しかし、まだまだ発展させる政策が出せると思う。その論議がなされていないと感じます。

憲法や社会保障がどうでもいいとはいわないけど、国が発展しなければ国民の幸せもないわけで、その分野の論議が弱いと感じています。

考えとしては、自民党が一番近いと思います。しかし、最近のゆるみ具合を見せられると、無条件に支持する気にはなれません、特に「この、はげー」とかいう差別発言を平気でしたり、二重結婚をするような議員がいるとかひどすぎます。(私が上品なわけでは決してないですが)

以上勝手なことを書きました。いろんなご意見やコメントください。よろしくお願いします。

それでは皆様のよい投資を!

お願い 下の米国株のところをクリックしてランキングにもどっていただけるとランキングの点数が上がるのでうれしいです。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村 

株式投資はやはり投資の王道だ。仮想通貨と比べての優位性。

投資家のみなさまこんにちは。米国株投資家のチンギスハンです。

2017年10月23日(月)記  ドル円113.5円。

予想通り与党の圧勝になりました。日経平均も200円以上上昇中です。日経新聞で専門家が「日経平均20500円~22000円」とあり、えっ、どこまで弱気なのと感じました

希望は勘違いで失敗しましたね。党をつくっていきなり「政権をとる」とかどこまで国民をばかにしてるんだと思ってましたが、国民もばかではなかったですね。コツコツやると言えばもう少し支持も得られたと思います。でもこれからでも遅くないと思います。

私も分をわきまえようと心しました。

シニアにも関わらず、「暗号通貨」を研究して投資していますが、やればやるほど「株式投資の優位性」を実感します。検討していらっしゃる人のもおられるでしょうからまとめました。

株式投資の優位性、仮想通貨と比べて

1 根拠がある。

 株式投資は企業の業績にリンクしています。したがって、資本主義経済が拡大することによるリターンを得られます。全額を投資することもできます。

 暗号通貨には、価値の根拠がないので、多額の投資はできません。自分は5%ほどの投資を予定しています。

2 いつでも現金化できる。配当収入がある。

 企業は収益を、配当や自社株買いで投資家に還元します。投資家は配当を受け取ることもできるし再投資もできます。売却しても、20%ほどの税で済みます。

 暗号通貨は、現金化すると税金の問題があります。収入に応じての課税ですから、いろいろ響きます。

3 長期投資に向いている。

 特に米国株は長期にわたって上昇してきました。今後も続くでしょう。長期投資も問題ありません。たとえ高値で買っても長期保有で報われます。

 暗号通貨は、むしろ短期投資に向いていると感じます。値動きが株式より激しいこと、全体としては上昇基調だからです。長期投資は、投資通貨が生き残る保証がありません。自分は長期で行くつもりですが、取引に自信があり税金面がクリアできれば短期投資もあっています。結局会社設立が一番簡単に思えます。法人税率は、所得税率より低いです。決算の手間はかかりますが。

4 環境が整備されていること。

株式投資には長い歴史があり、法整備も進んでいます。一番は税金面が優遇されていることです。特定口座では税金の計算すら不要です。株式では「当たり前」と思われていることが暗号通貨ではまだなのです。

法整備は暗号通貨では日本は先進国。ちゃんと法律的にも認められていますし、取引所の認可もしました。金融庁は今回は手早く動いたと思います。

5 取引所がまだ発展途上である。

ここ一か所でOKというところがありません。販売所では割高になります。これからどんどん充実と言った段階と思います。参考までに各取引所の長短を簡単に書きます

1 ビットフライヤー (口座あります)下記のバナーは広告です。

大手資本が入っており安心感は一番。ビットコインは取引高多し。レバレッジ取引もあり。(15倍)イーサもビットコインから手数料安く買える。100万円までの保険もあり。サービス安定。処理速し。

不満な点、販売所でアルトコインを買うと手数料が高い。(売値と買値の幅が大きいという意味です。金取引と同じ) 

アルトコインの取り扱いが少ない。5通貨と少ない。

慎重な展開です。これから少しずつ充実するでしょう。口座開設は下をご利用ください

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

2 コインチェック(口座あります)

ビットコインの取引高多し。信用取引もあり。5倍。取り扱いコイン13種と多し。

使いやすい。100万円までの保証あり。不満な点 アルトコインを販売所で買うと3%ほど割高になる。(タイミングによる)サービス良し、早し。開設必須です。

日本で一番簡単にビットコインが買える取引所 coincheck bitcoin

3 Zaifザイフ(口座あります)

手数料が安い。ビットコイン、イーサ、ネム、モナ、ビットコインキャッシュが取引で指値で購入できる。とにかく安く売買したい人向け。ビットコインは信用取引もあり。ビットコイン取引の板は上記2社より少ない。ガンガンやらない人には関係ない。

不満な点。手続きなど遅し。住所確認に1週間かかった。土日祝日は事務対応なし。他は2日だった。

リスクと感じる点 テックビューロという大阪の会社が運営しているが、この会社自体もICOを行い、Zaifというトークンを発行している。現在コムサというICOにも関係あり。取引所以外の事業は、うまくいかない可能性もありリスクと感じる。

しかし現在は一番使っている取引所です。口座開設は下記をご利用ください。

6 セキュリティーが大変

 証券会社から株式を取られることは考えられません。しかし、暗号通貨は侵入されてしまうと簡単に抜き取られます。二重認証は必須です。上記保証も二重認証設定でないと受けられない。スマホをなくすと大変です。取引所で対応してくれるそうですが。

安全な保有としてはコールドウォレットを利用するそうです。でもその置き場所やパスワードの管理の問題もあります。

 私は、そんなに多額でもないので買ったあとはコインチェックの貸コインサービスを利用しようと思っています。3か月定期で年3%のコインが増えます。会社倒産のリスクはありますが、心配してもキリがないので増える方がいいかなと思っています。

まとめ

「隣の芝生は青く見える」とはよく言ったものです。株式投資の優位性を改めて確認しました。

でも暗号通貨投資は予定通り5%ほどはしていくつもりです。皆様におススメできるかどうかは微妙ですが、勉強になることは確かです。暇人の自分にはぴったりです。

暗号通貨の動向は、現在は、ビットコイン上昇その他下落です。暗号通貨内で資金が移動している感じです。今年アルトコインの上昇が大きく反面、ビットコインは6倍ほどなので、調整が起きていると思っています。

暴騰、暴落のイメージがありますが、少しずつ安定しているように思います。下落しても半値くらいで収まるかなと予想しています。

初心者なのでイベントは避けると、今はイーサとリップルになります。イーサは11月初旬に会議があります。イベントが多いです。リップルは安く仕入れたいです。

以上です。何かの参考になれば幸いです。本業の株式もタイミングを見て買うつもりです。皆様のよい投資を!

お願い 下の米国株のところをクリックしてランキングにお戻りいただけるとランキングの点数が上がるのでうれしいです。よろしくお願いします。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村 

日本円と米国ドルは特別だと思う件。通貨発行ができる国。

投資家の皆さまこんにちは、米国投資家、ブロガーのチンギスハンです。

2017年10月22日(日)記

台風で雨が降っています。今日は18歳の人も投票できる初めての衆議院議員選挙の投票日です。雨にも負けずに投票に行ってほしいですね。

前回の国債や通貨の発行のテーマの続きです。私の理解をまとめるつもりで書きました。くどいところは飛ばしてお読みください。

経済の拡大に合わせて通貨も拡大した方が、幸せを感じやすい。というところでした。

しかし、通貨を自分の意思で発行できる国は非常に限られます。日本はそのうちの一つです。

まずユーロのように、その国に通貨の発行の権限がない国があります。ドイツとギリシャでは経済競争力が、違いすぎますから、数年前のような問題がおきます。

ギリシャがドラクマのままなら、通貨が安くなれば、観光客がたくさん来て解決する問題だったでしょう。ドイツとギリシャは双方の人たちが相手をののしり合いました。

次に信用がなくて大幅な通貨安になる国も難しいです。

基本的に経常収支が赤字の国は難しいです。

世界経済のネタ帳を見ると、2016年の経常収支は世界の経常収支ランキング - 世界経済のネタ帳

上位5か国は1位 ドイツ29百億ドル(32兆円)2位 中国 19.6百億ドル

3位日本18.8百億ドル 4位韓国9.6百億ドル 5位 台湾 7.4百億ドル

一方赤字国のトップ5は

1位米国ー45.1百億ドル 2位 英国ー11.4百億ドル 3位 カナダー5.0百億ドル

4位 オーストラリア -3.3百億ドル 5位 トルコ-3.2百億ドル 6位サウジー2.7百億ドル

石油大国のサウジが赤字国なのは驚きます。

ドイツはユーロなので、自国通貨は発行できません。

中国は資金の国外逃避が心配なので通貨安にできない事情を持っています。

輸出が盛んな、アジア諸国は、やや自国通貨安を望むでしょう。日本もそうです。

膨大な経常黒字で常に円高圧力がある。

日本の経常黒字が持続する限り、日本には円高圧力がかかります。

さらに隠し玉もある。

日本では、現在ほとんどの原発が稼働していません。原発稼働については賛否両論ありますが、設備と技術を保有していることは確かです。困ったら原発を動かすことで、化石燃料の輸入を減らし経常黒字にすることができます。だから原発稼働は円高要因です。

原発稼働で家計の可分所得は増える。賃上げと同じ効果がある。

話はそれますが経済的な面だけから見れば原発は稼働すべきだと思います。原発停止により、日本の電気代は2割ほど高止まりしています。つまり家計の可分所得が食われているわけです。可分所得の向上は重要です。ただし反対者も多いので精神的負担との折り合いをどうつけるかの問題は残りますが。

さらに、菅元首相が、地震のどさくさを利用してごり押しした「再エネ買い取り政策」で賦課金を家庭は払っています。年々増えるばかりです。この分、私たちは年々貧しくなっているのです。

国益を無視したこのような政策を、本来労働者の味方であるはずの民主党が率先して導入したことで民主党の本性を見た気がします。つまり労働者や庶民の味方ではなかったということです。さらに消費税まで上げてとどめを刺しました。人気がないのは当たり前です。

太陽光発電をしているのは、企業であり、土地持ちであり、お金持ちです。(中国の企業までやってます)庶民のお金が彼らに流れているのです。再エネ分だけ日本人は貧しくなっているのです。(私も検討したので節操がありません)

そうでなくても日本の電気料金は高すぎる。

米国の倍近いです。引き下げて可分所得を増やす努力をすべきだと思います。

元に戻って、日本は、膨大な経常黒字があり、さらにいざとなれば原発稼働で、さらに黒字が積み増せる立場にある。つまり

円を刷っても、大きな円安にならない構造をしている。

一方の米国を見てみます。

ダントツの赤字国です。しかし推移を見ると(世界経済のネタ帳より)

f:id:tingisuhan:20171020201631p:plain

シェールオイルの増産もあるのでしょうか。改善しています。

米国は基軸通貨国である。ほどよい赤字が世界を潤す。

行き過ぎなければ、世界レベルでドルを供給する役割があります。

米国が赤字の方が他の国の経済が回って幸せなのです。米国は、基軸通貨国なので巨大な信用があります。通常は適度なドルの発行では、大幅なドル安にはなりません。

しかし、リーマン後のQEのように多くのドルを発行すると、経常赤字もあり、ドル安になって各国を苦しめます。米国はそれによって立ち直るのですが。

今までをまとめると、

通貨発行が自国の都合で自由にできる国は、基軸通貨国の米国と、巨大な経常黒字、対外金融資産を持つ日本だけである。

そうすると、円暴落説で出てくる、国債の発行(円の発行)が限度を超えて、信任を失い①長期金利の大幅な上昇②大幅な円安③ハイパーインフレを起こす。というのは今一度考える余地があります。

国債の額の大きさが円の信認を決めるわけではない。

円の信用は日本の経済力に支えられています。また、膨大な対外金融資産もあります。

だから、円の信用に影響するのは、国債の額よりは将来の日本の産業競争力の方です。

将来電気自動車が主流になり、日本の基幹産業である自動車が競争力を失うとかは影響が大きいと思います。

「国債の額が大きいのは問題ない」という、三橋氏などの意見はこういう理由だったのでしょう。

将来までを見渡すと、どのくらい出しても構わないのかは明確ではありません。だから、「慎重に、大切に」使っていく方が、無難で、道徳的にもいいように感じます。

でも実際の予算の使い道を見ると、「果たして日本の国力の強化につながっているのか」というような、バラマキやムダ遣いも多くて私たちをイライラさせます。

「国債問題ない説」の人たちが、公共工事拡大派なのも、素直に受け取れない原因でもあります。公共工事は、単に需要を穴埋めしているだけで、経済力強化にはあまり関係がないように私には思えます。

まとめ

1 国債が千兆円を超えることが問題視されるが、経済規模の拡大に合わせての国債発行(円発行)なら特に問題はないこと。問題は日本の経済力強化に尽きること。

2 将来のドル円は米国との相対的な関係で決まるだろうこと。米国は正常化、日本は緩和継続なので今の流れなら、緩やかな円安が進むと思われる。(他の要素もあるので一概には言えない)また、日本は国を挙げて円安を望んでいること。

以上です。長文をお読みくださりありがとうございます。

それでは皆様のよい投資を!

お願い 下の米国株のところをクリックしてランキングに戻ってもらえるとランキングの点数が上がってうれしいです。よろしくお願いします。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村 

 

米株はバブル軌道入りと思えるが追加投資をどうする。投資では質も量も大事だと思うのです。

投資家のみなさんこんにちは、チンギスハンです。

2017年10月21日(土)記

f:id:tingisuhan:20171020125435p:plain

世界同時株高です。残高を見てにやにやなさっている方も多いと思います。おめでとうございます。このブログランキングでも素晴らしい利回りを上げている方も多いです。励みになります。

私はというと、質と量も不満ですが、どちらかというと、しっかり投資できなかった量に不満があります。自分のリテラシーのせいなので文句はいえませんが。

質の方は、自分には見る目はないことがわかったので納得です。しかしインデックスで解決できます。

量の方は言い訳できません。この一年いい勉強になりました。

現在、米国株16万ドル、米債券17万ドル、円建て海外投資700万です。債券の方が株式より多いのがちょっと情けないですね。もっとも債券は株式投資予備軍なのですが。

質を気にする人も多いですが、私は量も大切だと思っています。

現在の状況はバブル軌道に入っていると思う。ダウは2万8千ドルを目指す。

と感じます。FRBは打つ手はちゃんと打っています。今年12月を含めれば3回の利上げと9月の資産縮小です。上出来です。それも、物価上昇率や賃金上昇の数字が思うようにならなくても正常化を実施してきました。これ以上は求められないと思います。

米株式市場は12月の利上げをもう織り込んで上昇しています。減税期待があるとはいえ、通常以上のパワーを感じます。12月の利上げを0.5%にするなどの過激な手は打てないでしょうから、この上昇は続くと考えます。今後さらに20%の上昇はあり得ると見ています。そうするとダウだと28000ドルになります。ちょうど2005年2006年くらいの感じでしょうか。まだ投資中の私にはうれしくない展開です。

前回の大相場は2007年にサブプライム問題で雲行きが怪しくなり、2008年のリーマンショックで大幅下落を演じました。バブル化するとその崩壊もまた避けられません。

追加投資をどうする? 山高ければ谷深とも言うが。

現在の保有分はそのまま継続で問題ないですが、追加投資となると一筋縄ではいきません。このまま上昇が本線だとしても、予想できないアクシデントはいつでも起こりえます。

何かがおこれば、これだけ上昇してきましたから、かなりの下落は避けられません。そこはそれで買場なのでしょうか、高値での投資は勇気が要ります。

f:id:tingisuhan:20171021130445p:plain

RSIが80と過熱しています。MACDはピークアウトしているように見えますが株価は上昇して力強さを表しています。しかしもう少し沈静化を待ってもいいように思います。

株式投資は少し様子を見ようと思います。そのかわり、今までしてこなかった「仮想通貨投資」を少しずつ進めています。それについて少し。

仮想通貨投資について。

〇初めにアンケートをお願いします。たわむれにご参加ください。

今仮想通貨に500万投資したとして、5年後の資産はいくらでしょう?

金額でもいいです。面倒な人には6択でお願いします。

1 0円(つまりなくなる)2 500万円 3 1000万円 4 2500万円 5 5000万円 6 5億円 

はてなの人はブックマークかコメント欄に頂ければ嬉しいです。

この米国株という先進性のある投資をされている方のお考えが知りたいのです。

<私の仮想通貨投資の目的は>

仮想通貨を全資金の5~10%保有しようと計画しています。目的はインフレヘッジです。10年後に円の実質価値が30%下落していたとして、5%を仮想通貨で保有していれば、7倍の上昇で補えます。

<問題点は>

1 税制がきつい。途中での売買は税金の計算と申告が障害になります。一旦買ったら、売買はしない予定です。(申告の必要がないサラリーマンの方は20万までの利益にすれば申告免除の特例が受けられる。くれぐれも税務署にご確認ください。)

2 価値の指標がないので、いくらで買えばよいかわからない。

現在ビットコインは67万円と最高値を更新中です。でもこれが高いのか安いのかは誰にもわかりません。1年前は8万円ほどだったからです。でもその時でもみんな「高い」「高すぎる」と思っていたはずでしょう。安いと思った人は、積極的に買って今頃はにやにやされているでしょう。

3 わからないことも多い。

取引所も株式ほどには整備されていません(失礼だけど)まだ黎明期という感じです。

具体的なことについては長くなりますので別記事にします。

ここまでお読みくださりありがとうございます。

それでは皆様のよい投資を!

お願い 下の米国株のところをクリックしてランキングにお戻りいただけるとランキングの点数があがるのでうれしいです。よろしくお願いします。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

ビットコインで暮らすと私たちは幸せを感じないだろうと思う件。

投資家の皆さまこんにちは、チンギスハンです。

2017年10月20日(金)記

f:id:tingisuhan:20171019183823p:plain

「円をじゃんじゃん刷って円の価値が下落しても構わない」という考えにずっと違和感を感じていました。

汗水たらして稼いだお金が少しずつ、溶けていくわけですから気持ちのいいはずはありません。

しかし各国政府は構わず印刷を続け、リーマン後から見ると何倍もの規模になっています。日本のマネタリーベースは(日銀より)各年の12月です。2017年は9月。

対前年増加比%
2005 113 0.89
2006 87.3 -19.91
2007 90.8 0.33
2008 92.4 1.37
2009 97.2 5.19
2010 104 7
2011 118 13.46
2012 132 11.86
2013 193.5 46.59
2014 267.4 38.19
2015 346.4 29.54
2016 426.4 23.09
2017 471.1 15.61

アベノミクスで異次元緩和のすさまじさがわかります。10年で5倍の増加です。

もちろん日本だけがやったわけではなくて米国は率先してやっています。リーマン後から4倍に増やして今は減らしているところです。日本は減らす気配はありません。

こんなに発行しちゃって大丈夫なんでしょうか?

その疑問があるので、「お金はなんぼでも刷ったらよろしい」的な意見にはどうも同調できなかったのです。しかし、今回この疑問が自分なりに解けたのでした。それは

今勉強している、仮想通貨、例えばビットコインが通貨だったらどうなるだろう?と考えたことでした。

(ビットコインのあらまし)

発行上限が決まっている。2100万枚。今1660万枚発行。10分に12.5枚記帳の報酬として発行される。(マイニング、採掘)昔の金貨と似ています。時価62万円ほど。

ビットコインで国が運営されると、私たちは幸せでないと思う。

と感じたのです。

仮想通貨を買うときに私たちが抱く疑問というか、割り切れなさがあります。それは、「最初にもらったやつはいいことしてるよな」という不平等感です。

初めにビットコインが使われたときは1万ビットコインで2枚のピザを買ったのです。2010年、今から7年前のことです。ピザ屋さんはジョークでピザを届けたのです。もらったビットコインを今でも持っていれば、今日の相場で62億円になります。最初はそのくらい安かったのです。1万ビットコインは100ドルほどだったのです。

通貨が上昇していく世界がここにあります。

ピザ屋の店員は(オーナーかも知れない)7年前には1日の稼ぎで1万ビットコインをゆうに手に入れられましたが、現在では、一生働いても、その10分の1も稼げそうにありません。

先着者が優位な社会は幸せではない。

鎌倉時代の武士は、土地に命を懸けました。「一所懸命」の由来です。土地のためには命などは軽かったのです。ほぼ唯一の生産手段だったからでしょう。土地を持つものは圧倒的に優位にいたのです。

これは何も中世の話でなくても、現代の東京でも同じでしょう。(よく知らないけど)新宿や六本木(田舎者なので他の地名を知らない)に10台ほどの駐車場を持つだけで、1人分の稼ぎくらいは稼げます。

だから、宴会で行った料理屋で、ビルやアパートのオーナーたちが、フグ鍋をつつきながら、「この店は安い割においしいねー」とか話してると愉快な気分になれません。(全くの空想です)

ビットコインもほとんどを、先着者が持っていて、残りを多数で奪い合う構図は、幸せとはいえません。通貨に限度があり、そのために、常に値上がりすることに原因があります。(そのため逆に投資対象となりうる、今の信用が続けばだけど)

人口や経済が拡大している限り通貨も拡大する方がうまくいく。

ということに気づいたのです。だから少なくとも経済成長率程には通貨も拡大させてやる必要があります。

しかし、給料も増えていく方が楽しいですから、成長率よりは少し多めの方が幸せを感じやすいでしょう。そうすると通貨価値はその分減価していくことになります。

先に富を得た人が、優位に立たない方が社会としては公平感が高いでしょうから、この仕組みはうまくいくように思います。

しかし、富を得た人も甲斐性があるので、お金を生かして、「投資」という手段で目減りを回避し、さらに働く以上の効率で増やすことになりますがそれはまた別の話です。

みんなに居心地がいい「湯加減は難しい」

通貨発行権を持っている政府・日銀はどういう基準でマネタリーベースを調整しているのでしょうか。リーマンの後急増していますから、普遍的な法則があるようには見えません。とすると、その時の状況に応じて、つまりニーズに応じて発行するのでしょうか。

民主主義では、政府は世論に弱いですから、必要以上にニーズをくみ取る危険性はないのでしょうか。まだ勉強不足で私にはわかりません。

まとめ

仮想通貨を勉強したおかげで、今まで理解できなかったことが(私だけかもしれないけど)氷解しました。でも経済規模の拡大(通貨の拡大)がどのくらいがいいのか、どちらかに偏りが出たときに、悪影響はないのか、などについての検証は次回にしたいと思います。

以上です。米国株ブログに書くには気が引けるのですが、他に知らないので場所を借りました。では皆さんのよい投資を!

追伸 コメントありがとうございます。どぶろくさんよりコメントいただきました。

前にちょっとコメントさせていただきましたけど、消費増税は単に官僚が軽減税率と組み合わせて良い接待を受けたいためのもので、財政再建のためではないんですよね。

 (このブログにコメントへの返信機能がないのでここに載せさせていただきました)

確かに、政治家やお役人の都合が大きいのかなと私も思います。他の理由がわからないですよね。

お願い 下の米国株のところをクリックしてランキングに戻ってもらえるとランキングの点数が上がるのでうれしいです。よろしくお願いします。

 にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

 

 

日経平均27500円を妨げる消費税増税。三橋貴明さんを読みました(1)

投資家の皆さんこんにちは、米国株投資家のチンギスハンです。

2017年10月19日(木)記

f:id:tingisuhan:20171019094748p:plain

NYダウも23000ドル越えで日経平均も21452円と世界株高軌道を順調に進んでいます。保有の方はおめでとうございます。やはり、お金は市場に置くべきですね。

さて、「三橋貴明みつはしたかあき」氏の本を読みました。みなさまはもうご存知でしょう。ただ、私は今までしっかり読んだことがなかったのです。

「国債はいくら出しても構わない」「日本は借金状態ではない」「公共投資はどんどんやるべきだ」などの見出しが、インパクトがありすぎて違和感があったのです。数ある「見掛け倒しの経済本」と勘違いもしていました。今回読んで、共感するところがありました。私なりの記事を書きました。共感した点は

消費税は上げるべきではないこと。

全く同感です。順調な株価と日本経済ですが弱点というか、課題が3つあります。

(1)生産性が低いこと。

(2)企業業績が順調なのに賃金が上昇しないこと。

(3)消費が弱いこと。です。

三橋さんも同じことを指摘されていました。どれも大切な課題ですが、

消費を増やす対策としては

消費税は全く逆の政策です。その問題点を上げると

1 「消費をするな」というわかりやすい政府からのサインになっていること。

政府は政策によって国民に方向性を示します。消費増税から国民が受け取るサインは明白です。「消費を控えなければいけない。罰として税をとられる」というものです。

増税後の家庭の会話は手に取るようにわかります。「消費税も上がったし、これからは、どうしても要るもの以外は買わんようにせんといかんなー」「小さいことでも積もり積もって大きい出費になるから父ちゃん気いつけてよー」となります。

2 影響は2%ではとても済まないこと。

前回の5→8%の3%の増税よりは影響は大きいでしょう。割合からすれば前回が60%の増税、今回は25%で今回の方が断然少ないです。しかし、10%の消費税はキリが良すぎて誰でも税がわかります。暗算できます。「1万か、消費税込みで1万1千円かやめとくか」となります。 

3 物価への悪影響が大きいこと。

CPI消費者物価は2009年のリーマン後からずっとマイナスだったのを2013年にやっと+0.34%と上昇に転じました。2014年2.76%とエンジンがかかってきたところで、2015年が0.79%、2016年のー0.11%(世界経済のネタ帳より)と逆行してしまいました。この間日銀の異次元の緩和が続いていたのですから、消費増税の影響は明らかです。せっかく犠牲を払っての金融政策が台無しです。

今度の増税もそれまでの苦労を吹き飛ばすマイナスのパワーを持っています。

4 低所得者、高齢者への影響が大きいこと。逆累進課税であること。

消費税は老弱男女、津々浦々くまなくかかりますから、負担のダメージは経済弱者ほど大きいです。幸福度は公平感と大きな関係がありますから、低所得者やシニア層は、「自分たちに優しくない政治」「金持ち・大企業優遇」ととらえて不満がたまります。

5 取り上げてばらまいても公平には行き渡らない。

増税分の2倍くらいの10兆円ほど、公共事業などでばらまいて影響を緩和する予定だそうです。しかし、消費税で取り上げるのは、一律なのに対して、恩恵を受けるのは、ゼネコン等限られます。

建設業界などにとっても、「じわじわと長く仕事が続くのは歓迎」でしょうが、今のように五輪特需もアリ、人手不足もアリで、施工能力の限界を迎えています。「そう一気に来られても困る」というのが本音ではないでしょうか。

6 消費関連企業は投資しづらい。

2年先に消費の落ち込みがわかっているのに、投資する経営者はいません。現在会社の留保額が膨大だそうですが(400兆以上)いくらお金があっても、売り上げの見通しが立たなければ、投資には向かわず、今後もショッピングモールやスーパーの閉鎖は地方を中心に進むでしょう。

7 日経平均も頭を押さえられる。27500円にはならない。

現在企業業績の良さもあり、上昇中の日本株です。日本株は世界で出遅れています。現在、日経平均の予想PERが14.9(日経新聞)株価が21452円です。

20%増しとして、先日25200円になると申しました。これは可能性が高いと見ます。その時のPERは17.88です。

しかし30%増しは難しいと思うのです。ちなみに30%増しは27800円でPER19.37です。これは現在の米国S&Pと同じです。本来ならここまで行ってもおかしくありません。

2年後の消費税増税を控えて、波乱が予想される市場に、無造作に資金が流入するとはとても思えません。

投資は将来を見越してするものですから、大きな影響がある増税は投資家には大きなリスクと映ります。残念なことです。

8 財政改善にはつながらない。

使い道は目白押しで、借金の返済に充てられるわけではありません。また、伴う多大な財政支出で当面はマイナスですらあります。

景気が悪くなれば、税収も減ります。現に前回は減っています。

ここまで見てきて、増税のメリットは一つもないと思うのですが。

それでも与党が取り下げないのはどんな理由があるのか考えました。

(1)様子をみて都合が悪ければ再延期すればいいと考えている。

 景気が順調に回復しなければその時に、理由をつけて再延期はありうる選択肢だと思うのです。しかしこれは政治家が陥りやすい大変まずい選択だと思います。

理由は、わかりやすく簡明でないからです。株式投資家の皆さまはご承知でしょうが、「どうなるかわからない」というもやもやした状態を投資家は嫌います。むしろ悪いなら悪いではっきりした方が、「悪材料出尽くし」といって株価も上がったりします。

これは安倍総理自身がよくご存じでしかもうまく実行されてきたことです。そうです。「アベノミクス」です。わかりやすい言葉と、明確な目標とで成果を上げました。あの時総理は、「明るいマインドにしなければならない」「将来が明るいという気持ちが持てるようなわかりやすい政策をどしどし実行する」とおっしゃってました。そして、実際にそうなりました。(見方はいろいろあるけど、私は評価しています。何しろその前がひどかったですから)

あのさっそうとした頼りがいのある総理はどこへ行かれたのでしょうか?

(2)政治のカードにしている。(勘繰りです)

政治的なカードとして使えると思っているかもしれません。しかしこれは下策です。

国民は政治家ほど複雑ではないからです。政治家の頭の中では「2年先のことはどうにでもなる」かもしれませんが、私たちはそうは取れません。「わー、次々と取られるものが増えていく、嫌だなー」とマインドは暗くなります。

安倍総理について言えば、今回の解散が、「消費増税は延期ではなく、取りやめにする。どうですか?」と国民に問う選挙にすれば、同じ圧勝するにしても、国民が明るい気分になれる選挙になったと残念に思っています。それなら「〇〇かくし」とか言われなくて済んだでしょうし。

以上です。勝手なことを書きました。それにしても、三橋氏の本の件では、今まで偏見で多くを見過ごしてきたと反省しています。氏のブログのアドレスを書いておきます。私もこれから読んで勉強します。

三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」Powered by Ameba

長くなりました。それでは皆様のよい投資を!

お願い 下の米国株の看板をクリックしてランキングにお戻りいただけるとランキングの点数が上がってうれしいです。よろしくお願いします。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

新興国株式投資はeMAXISSlim新興国株式インデックスが手数料等でベスト。

米国株投資家、ブロガーのチンギスハンです。2017年10月18日(水)記

新興国株式対象の投信は今まで手数料が高かったです。しかし投信会社の競争で安くなりました。

この7月31日発売のeMAXIS Slim新興国株式インデックス(三菱UFJ国際投信)は、最強だと思うのでレポートしました。その理由は

  1. 手数料が最安である。
  2. ベンチマークが標準的
  3. その他

の3点です。詳しく見てみると

1 手数料が最安であること。

 買い付け手数料無料。まあ普通です。

 売却時の留保額0円。これはありがたいです。

 年間手数料0.34%(税抜きです)現在最安です。ifree(大和投信)が同率です。ただし、こちらはベンチマークがFTSE新興国インデックスですから注意が必要です。違いは下に書きました。どちらが優れているということはありません。好みの問題です。

これがどのくらい安いかというと、国内の投信で最安なだけではありません。同じ指標のNY上場の有名なETFにEEM(iシェアーズ新興国株式ETF)があります。これの年間費用は0.72%となっています。買い付け手数料や、ドルに換える費用も不要なことを考えると、大変安い経費と言えます。EEMの情報はヤフーファイナンス米国で見れます。

EEM : Summary for iShares MSCI Emerging Index Fun - Yahoo Finance

米国で買うと配当が1.32%ドルで払い込まれます。投信だと再投資する手間が省けます。 

2 ベンチマークが標準的なMSCI新興国株式である。

 最も一般的なインデックス指標です。もう一つ、FTSE新興国インデックスもあります。違いは、MSCIには韓国が入ります。FTSEは入りません。韓国にはサムスンやLGなどの有力企業もあるのでこの点は重要です。韓国を含めたかったら、MSCIがいいです。

3 その他 

 まずこの投信のホームページは以下です。私の広告案件ではありません。また、私は会社と利害関係はありません。

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | 投資信託なら三菱UFJ国際投信

(1)歴史が長い投信の方が安定している。しかしこの投信は・・・

 投資家にとって一番困るのは、途中で運用がなくなることです。解約したくないときに解約することになり、税金も発生します。この投信は若いのでその点が心配です。

 しかし、この投信には兄に当たる投信があります。

 「eMAXIS新興国インデックス」です。こちらは2009年10月からの歴史を持っています。兄弟の関係は、会社に確かめていないのでわかりませんが、ほぼ同じものと思われます。元の投信はeMAXIS 新興国株式インデックス | eMAXIS

です。年間手数料が0.6%で留保も0.3%あります。純資産が355億円もありこの分野では最大です。スリムの方は11.08億です。元は同じと考えれば、安心感はあります。

(2)マザーファンドも同じ構成と思えること。

 同じだという記載はありませんが、9月29日の報告書の各銘柄の割合が双方で同じになっています。元は同じものを使用していると考えられます。

そうすると、スリムは、兄弟の投信が手数料だけが安くなったと考えられますのでお得感があります。

(3)東証上場1582ETF(米国のEEMの東証版)と比べると。

 ほぼ同じ指標のETFがあります。株式と同じように売買できます。年間費用は0.14%ととても安いです。(たぶん本国の経費は別だと思われる)ドルに換える必要もありません。

 私が気になる点は流動性がとても低いことです。今日の出来高で、(10月17日)1142株、716万円となっています。チャートがカクカクしています。気になる人には気になるでしょう。また、大きな額の投資には向きません。

(まとめ)

という理由で、新興国株式投信は、これが現時点では最強だと思うのです。

新興国株式は上げ下げが大きいです。(ヤフーファイナンス)<1582>の円建てのチャートです。

f:id:tingisuhan:20171017224737p:plain

今のように世界中で株式が上がる時には、投資先を求めて新興国に資金が流入します。今後大きく上昇する可能性があります。但し資金が逃げるのも速いので注意が必要です。ずっと保有するなら問題はありません。

以上です。それでは皆様のよい投資を!

追伸、前回と重なる内容がありました。

お願い 下の米国株のところをクリックしてランキングに戻っていただければランキングの点数が上がるのでうれしいです。よろしくお願いします。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村 

 

 

世界同時株高の様相、まだ買えるものがあるか検討しました。

投資家の皆さまこんにちは、米国株投資家、ブロガーのチンギスハンです。

f:id:tingisuhan:20171017145354p:plain

日本は11連騰と勢いがいいですね。世界中が高騰している模様です。

持っているものはそのまま保有で問題ないですが、新たに買えるものがあるかチャートで検討しました。個別株は難しいのでETFで検討します。

1 ずっと保有するとしたら安心感のある米国株です。調整することがあってもずっと保有すれば挽回が確実に思えます。

VTIです。(バンガード米国全体株式)

f:id:tingisuhan:20171017145718p:plain

RSIは76と高く過熱しています。下のMACDのグラフとヒストグラムがピークアウトしています。一旦調整の可能性が高いです。少し待った方が賢明なようです。

2 リスクオフの行き着く最後はいつも新興国です。EEMiシェアーズ新興国です。

f:id:tingisuhan:20171017150210p:plain

こちらもRSIは69とやや過熱です。しかしMACDはまだピークアウトしておらず、短期的には買場に見えます。いずれ少し下落があるでしょうが、そこまで待つか今買うかの選択です。今買うとすれば、この先の下落で売るか、持つかを決めておかねばなりません。50日線から3.6%上にかい離しています。下げるとすればこの幅です。

VWO(バンガードもいいですが、こちらは韓国が入りません)動きは似ています。

3 日経平均ETF1321(野村)

 景気敏感株と言えば日本株も伸びが大きいことで知られています。しかし選挙での与党勝利を織り込んでのことでしょうから、選挙が終われば一旦売られる可能性大です。

4 世界全体はどうか?

 VT(バンガード世界全体株式)です。

f:id:tingisuhan:20171017152155p:plain

RSI76.1と過熱しています。ピークアウトしているかどうか定かでありません。

5 ハイテクはどうか?

VTIバンガード米国ハイテク銘柄ETFです。

f:id:tingisuhan:20171017152510p:plain

ピークアウトの可能性が高いです。

まとめ

リスクオンがこのまま続くと思えば、新興国が一番伸びが良さそうです。

投信では、eMaxis Slim新興国株式インデックス 年間費用0.34%実質費用は運用歴が短いので不明。売る時の保留はなし。がおススメと思います。まだ運用間もない(今年8月設定)ですがベンチマークを少しオーバーパフォームしています。

ファンド+2.18%、ベンチマーク+1.81% +0.37%

※ベンチマークはMSCIエマージングですので韓国が入ります。詳しくは

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | 投資信託なら三菱UFJ国際投信

新興国投信については専門の別記事をつくりたいと思います。

以上です。新興国は米ドルならEEM、円からならスリムがいいかなと思っています。

それでは皆様のよい投資を!

お願い 下の米国株のところをクリックしてランキングに戻っていただけるとランキングの点数が上がるのでうれしいです。よろしくお願いします。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村