チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

投資強者への道、新規出直し編(3)まずは両インデックスを基準に据える。

米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
2017年8月8日(火)記

<投資強者への道、新規出直し編>の対象者と目的
(対象)まず私自身です。それから、米国株参入日浅の方、これから参入の方、日浅ではないけど参考にしたい方です。
(目的)投資リテラシーを高め、投資強者になること。投資を成功させること。(成功の意味は各自違うと思います。)

現在、米国株投資家の立ち位置によって全然違います。
 米国株は史上最高値の位置にあります。從って、立ち位置によって見える景色が全く違う状況になっています。
(1)投資して数年が経っている方。
 多くの含み益を抱えています。一部の方は、利益を具現化(現金化)されている方も見受けられます。
(2)まだ1年未満の方。私はここに入ります。
 一応利益は出ているが大した額ではない。また投資額も小さい。
(3)最近参入された方、あるいは、これから参入される方。
 収支は若干プラスかトントン。あまりの高値で、追加投資(新規投資)をためらっている状況。

 私が毎日読んで勉強しているこの米国株のブログサイトはレベルが高いです。数年前から先見の明があってしっかり投資された方では、数千万円の利益を出されている方も複数お見受けします。ポートフォリオも納得で、いい刺激と勉強になります。しかし、参考にするには立場がかけ離れすぎていて、取り入れるのが難しそうにも思えます。

 私がこのシリーズを書こうと思ったのは、①参入して日が浅く、②懸命に勉強してきたが、ミスも多い。私のこれまでの10か月の経験が、これから経験値を積もうとしている方の、糧になればと考えたのです。私の苦い経験が、皆様の経験になり、余計な回り道をショートカットして、投資強者への道を一歩でも先に進まれればと強く願っています。私がカッコ悪いミスをさらしても十分に報われます。もちろん私自身も、このブログを書くことにより、より成長して、投資強者になれるよう精進します。

3回目の今回は、投資対象について考えたいと思います。

まずインデックスETFを買うこと。・・・私は買っていませんでした。→ミス
 理由は投資の基準がはっきりせず、自分を甘やかすことになるからです。
(1)S&P500との比較が簡単にできる。
 普通、投資の優劣は米国でならS&P500との比較になります。1株でもETFを保有していれば、例えばヤフーファイナンスのポートフォリオで動きが追えます。自分が個別株を買うとその比較は簡単にできます。時期を分けて買ってその都度、買値を入れて別に登録しておけば、メモ代わりになります。自分は備考のところにその時のドル円レートを入れています。自分が買った個別株がどの位置にあるのかがすぐにわかります。

(2)ダウインデックスも便利だ。
 ご存知のように、ダウインデックスには有名な割には欠陥指数です。市場の動向を公正に反映しているとは言えないからです。だから、S&Pだけで十分という考えもあります。でも、発展途上の私たちは、やはりダウとの比較も意味があると思うのです。同じ時期に買えば、ダウとS&Pとの違いも目視できます。

(3)買うETFは。
 素直に一番人気を買います。(よりいいものがあればご指摘ください)
 S&P500インデックス・・・IVV(年間経費0.04%)
    249.52ドル配当1.83%総資産121.91B

  ダウインデックス・・・DIA(年間経費0.12%)
 220.85ドル配当2.17%総資産16.42B

 どちらも1株購入すると、3万弱です。手数料は最低の5ドル。 

 S&P500とダウの5年チャートです。

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 ダウの方が上げ下げの振幅が若干大きいように思います。今まで買っていないというミスを犯したので、両方を買います。

10か月前の自分考え
 インデックス投資はいつでもできる。インデックス投資ではリテラシーが高まらない。・・・軽視していたんですね。今では、インデックスから入るべきだと思っています。また当時はインデックスETFの配当は不満でした。しかしそれでもインデックスも、少量でいいから時々に買って、個別に登録しておくべきでした。

理由は、個別株同士の比較では基準が甘くなってしまうからです。

 米国の株式の記事は、S&Pが基準で話が進みますから、自分の基礎として毎日確認できるのは大きいと思います。

まとめ
高値圏での多額の投資はなかなか踏み切れません。まずは基本になる、インデックスを、高値で1株でも買って経験を積むのが、良策だと考えます。

ここまでお読みくださりありがとうございます。間違いなど指摘ください。また、ご意見やご質問、励ましもよろしくコメントお願いします。皆さんのよい投資を!

 

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<このシリーズの今までの記事> 

tingisuhan.hatenablog.jp

 

投資強者への道(2)当面の目標を何に置くか。

米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
 2017年8月7日(月)記

前回に引き続き、自分への整理も兼ねてどう行動すべきかを考えます。

目標の優先順位をどうするか。
目標のないところに行動はありません。投資弱者の場合は2つの目標が考えられます。(1)投資リテラシーを高める。
(2)投資で利益を上げる。
これらは相反することもあります。

リテラシーを高めるには、売買して経験値を増やす。
 日ごろの研究も大事ですが、実戦経験は、経験値を高めてくれます。金額はあまり関係ないと思います。そうすると少額の売買になりますから、手数料が安い証券会社を利用するといいです。最安は、マネックス証券のNISA口座、株式の買い、ETFの買手数料が無料。2番目はSBI証券のNISA口座、ETFの買いが無料、3番目は、マネックス、SBI証券の特定口座で売買手数料が0.45%です。下限5ドル。10往復で50ドルかかりますが、許容範囲だと思います。楽天証券は最低25ドルですから高くつきます。

投資効率をとるか、経験値をとるか、・・・これは経験値を高めるのが優先。
 売買を数多くすることは、投資効率を下げる可能性もあります。しかし確実に経験値は上がります。「これは上げそうだ」とか「ここら辺が底だろう」と思っても、そう動かないこともしばしばあります。「自分の思い通りには動かない」を知るのも大切だと思います。

「売らない」という方針と矛盾するが?
 私は、リテラシーを高めることはもちろん大切なのですが、海外投資の割合を高めるという目的があります。これは、投資効率を高めることよりも優先します。売りもすることになると、複雑になり投資がすすみません。シニアなのであまり残された時間がありません。両面作戦は回避ということで買いに専念しています。私個人的な理由ということでお許しください。「売らない」の長所は、売らないので損もしません。また、「売る」という選択肢がなければ、下落時やバッドニュース時に精神的に動揺しなくて済みます。また利確のタイミングを考える必要もないです。シンプルにするためです。

投資額の少ない時の失敗は勉強で財産
 投資資金の性質にもよります。働いている方のボーナスなどは、海外旅行にでも行ったと思えば、なくなっても生活には響きません(失礼)。ですから、自分の思うような売買ができます。得して学ぶか、損して学ぶかの違いです。

目的によっても違う
 私のようにもう稼ぎがない状態では、大きく増やすことより堅実な運用の方が優先順位が高いです。リカバリーの方法がないからです。これからの稼ぎの割合が投資額に比べて大きい方は、どちらの戦法もとれます。一時期だけの特権です。投資額が大きくなってくるとだんだん思い切った投資は出来なってきます。

まとめ
 自分が、「今は勉強の時期だ、経験値を高めている」という自覚は大切だと思います。結果が思ったとおりに行かなくても、目的はかなっているからです。リテラシーの高め方はいろいろあると思いますが、やはり実戦経験も必要だと思います。手数料は経費だと割り切って取引するのがいいと感じます。

 上から目線の記述があればお許しください。立場の違いを超えて一緒に勉強して、実践できれば幸いです。それでは皆様のよい投資を!

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<関連記事>
tingisuhan.hatenablog.jp

 

投資強者への道。(1)投資弱者が投資を実行しながら経験値を積んで投資強者を目指す。

米国株投資家のみなさんこんにちは。米国株永久保有を目指すチンギスハンです。
 2017年8月7日(月)記
 台風5号の影響で猛烈な雨が降っています。

 米国株投資を始めて10か月目。いろいろ学びました。

敵を知り我を知れば百戦危うからず。
 中国の戦略の巨人、孫子(孫武)は、後世に残る名言を残しました。我を知ることは、リスクを避ける上で大切です。

我は弱者なり。
一番の収穫は「自分が投資弱者だということ」を自覚できたということです。

人間には自分を弱者と認めたくない心理がある
 自分の力を越えて無理をすると危険が伴います。登山などでは命にも関わります。しかし、えてして初心者は「あなたは初心者ですから、したがって非力で、無理はしないでください」というアドバイスを嫌います。初心者というところを、「老人」と言い換えても同じです。いくら事実でも、「自分だけは違う」と思いたい心理があるのでしょう。

早く、自分を自覚できたのは良かったと思う。
 自分の非力を悟るまでに、何年もかかっていれば、さらに厄介なことになります。

どうして、自分の「非力」を自覚することが役立つのか。
 サッカーでは非力なチームが引き分けに持ち込んでPK戦で勝負というのがあります。投資も、自分を悟ることによって、「負けない投資戦略」を採用できます。

負けない投資戦略とは?
 一般には、投資の優劣は対インデックスで比べます。投資期間の問題はありますが、インデックス投資を採用すれば、対インデックスでの負けはありません。しかし、私はインデックスETFの保有はありません。これが、私が今まで自分を「投資弱者」だと自覚していなかった証拠です。これからは投資します。

「投資リテラシーを高めるために個別株で勉強する」という目的はありました。
 事実勉強には役立ちました。

 投資弱者が、インデックスETFを使わずに分散投資することは難し過ぎる。
 当初、配当重視だったこともあり、相当に偏っています。本来はリバランスをして整えるところでしょうが、まだその力はないと判断してこのままにします。

売らない方針については継続する。
 投資力量の差が一番現れるのが、「売る」場面です。もともと自分は売りは不得意なので、封印してきました。良かったと思いますのでこのまま継続します。

高配当銘柄への投資が簡単だとは思えない。
 高配当銘柄、例えば、タバコ株、石油株、通信株、IBM、etc・・・が易しい投資だとは私には到底思えません。将来性が見通せなかったり、業績の将来性に不安があったりするからです。それを、見通しながら保有し続けるのは、簡単ではないと感じました。自分がストレスなく保有し続けているのは、将来が見通せているからではなくて、「売らない」という自分のルールがあるからです。

高配当株投資を実践できる方は実は投資強者。
 シーゲル教授の本を読んで、あるいはこの米国株ブログを読んで、高配当デフェンシブ銘柄への投資は安全性も高く、下落にも強く、配当ももらえるし、簡単でスーパーな投資のように思っていました。実際に自分でやってみて、「簡単ではない」とわかりました。バフェット太郎氏が着々と買い増しされていますが、簡単なことのように見えて、やはり相当の投資強者でないと実行できないと感じます。毎日読む「たばぞう氏」のブログでも先日、「高配当株投資は簡単」とありました。相当な投資力の開きを感じました。まあブログの文章の差も大きいですが。

経験値は財産
 いろいろ言えるのもやってみたからわかったことです。投資は「投資しながら学ぶ」のが一番ですから、まだ投資弱者のうちは、「これだけ」とか絞らずに「幅広くチャレンジ」するのがいいと思っています。強者からみると、「何を無駄なことやってんの」とか「回り道でしょ」と感じるでしょうが、しかたありません。

追記
 米国株のブログはレベルが高いです。自分も毎日読んで勉強しています。でも取り入れるだけではなくて、自分で書くのもとても勉強になります。たばぞう氏のブログなんかと比べると全く恥ずかしいレベルですが、それでも何かの役に立てれば、そして自分の役には確実に立ちますし。という気持ちで毎日書いています。日が浅い方もどしどし書かれることをお勧めします。何しろ、シニアで情弱の私でも書いているのですから。

 ここまで、まとまりのない記事を読んでいただいてありがとうございます。この「投資強者への道」は短めの記事にして、どんどん書いていこうと思っています。ご指摘やご意見をどんどんください。一緒に投資強者になって投資を成功できればと熱望しています。それではみなさんのよい投資を!

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いくら理論的に素晴らしい方法でも実行出来なければ意味がない。

米国株投資家の皆さまこんばんは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
 2017年8月6日(日)記
 台風の影響で暑いですね。今日は、先日太陽光の業者の方から紹介された土地を2件見てきました。ナビを頼りに、車で2時間ほどの道を訪ねました。結果は2件ともにだめでした。本命と考えていた方は、近所で太陽光発電もやっていて、電柱も高圧線も来ていてその面では〇でした。(電柱が近くにないと、電力会社への負担金が高くなる)。しかし西隣に工場がありかなり午後は日陰になりそうです。特に秋から冬場はかなりの減少を感じてパス。土地の整備費も結構かかりそうでした。もう一軒は、両隣が住宅でした。電柱は目の前にあり〇。しかしこちらも、西隣の家がかなり影をつくりそうです。また、土地がへんな形をしていて、食パンじゃあないけど周囲の耳を切り取ればパネルを敷ける場所はかなり少なく、44KWしかありません。エクセルで計算すると、有利さは感じられないのでパス。(周囲にフェンスをつくるのが義務だそうです。しかも少し離した位置に建てるのでかなり実効面積は減ります。)

 米国株は夏にもめげず高値圏にあります。このブログサイトでも売買に長じた方の中には、利確してキャッシュポジションを増やしている方も見られます。自然な行動かなと感じます。ただし、私は売らないので同調はしませんが。この「売らない」投資については、なぜしているのかというご質問もいただきました。どのくらい有利かの数字的根拠はありませんが、「売る」という素人が失敗しやすい行動がないので、インデックス投資じゃないけど平均値は行くのではないかと思っています。(注 利益は早目に実現したがる行動心理学がある。つまり統計をとると、早めに利確して失敗してしまう人の割合が高いということ。)さらに私は売りが不得意という特性があります。

株式投資も実行できなければ意味がない。
 昨秋、この米国株ブログを見るようになってから欠かさず見て勉強しているのが、「バフェット太郎氏」のブログです。「残念な投資家が登場します」。ずっと私のことだと思い精進してきました。例えばかれはこう言っています。「ドルコスト法を実践すると決めたなら、米国株が高値圏になったという理由で、投資をやめるなよ」
 私は、ドルコスト法はしていませんが気持ちはよくわかります。 理論的には「最強の方法」と信じていても、(場合によるけど、米国株は右肩上がりなので好成績になりやすいです)高値の時から始める、あるいは高値の時に買い続けるのは抵抗があります。頭で理解していることと、実際に実行できることとは違うのです。

自分に実行できる方法しか意味がない。
 株式投資には数限りない方法があります。いくつかの流派に分かれるようです。どれが優れているかがよく問題になりますが、私は意味がないことだと感じます。高い能力がありどの方法でも実行できるのなら、どの方法をとるかは大きな問題です。しかし、実行能力が限られているのなら、自分ができない投資を選択肢に入れるのは意味がないからです。ここで問題になるのは、「実行できると思う」ことと、「実行できている」ということとは違うという点です。新しい投資に参入するとき、なるべく視野を広げていろんなスタイルを実行した方がいいと思うのはこのことがあるからです。実際に自分に実行できるかどうかは、最終的には自分でやってみるしかありません。頭ではうまくいっても実際は実行できないことも多いからです。毎月1万円ずつの積み立て投資が1年間実行できた人は、「自分には1万円なら積み立て投資(ドルコスト法)が実行できる能力がある」という経験値が積み重なります。あとは額が増えたらどうかという問題になります。

経験値が増えると、考えも変わる。
 昨年の10月から始めた米国株ですが、初めは「配当金目的」だったので、3%以上の高配当銘柄を候補に投資を組み立てました。今振り返ってみて、自分なりによく頑張ったとは思っています。今でも高配当デフェンシブ銘柄は保有株の多くを占めています。
 ところが3月に仕事をリタイアして、3か月ほど暮らしてみると、少ないと思っていた10万円ほどの年金と他の数万円の投信の配当金で何とか暮らせることが判明しました。そうなると、配当は円転せずにそのまま再投資に回すことになり、特に必要性はなくなりました。そうやって、配当は考えに入れない投資を再検討して一部実行して今に至っています。今から思うと目的が違ってきたので仕方ないこととはいえ、有利に見えた、Vなどを少ししか買っていないのは残念です。当然、その時は「これしかない、これがベストだ」と思って行動しているのですが、経験とともに私のように変わる可能性もあります。気をつけてください。反省点としては、自分に似た投資をしている先達の投資を中心に勉強して、スタイルの違う方のブログや記事はしっかり研究してこなかった点があります。内容の濃いブログや記事は、自分と方向性が違ってもしっかり取り入れるべきです。今はそれを心がけています。

今後自分が実行すること。
 まだ、経験が足りないことがいくつかあります。
(1)高成長株を買うこと。
 高成長株は今まで経験がないので、これから経験を積みます。具体的に目標の銘柄は、①ハイテクでFB、②金融、保険でUNHユナイテッドヘルス③Vビザです。
(2)インデックスETFを買うこと。
 これまで投資がないので、S&PETF・・・IVVかVOO、ダウETF・・・DIAを予定しています。割合はS&P:ダウ=4:1くらい。 
 高値圏というか相場の終わりに差し掛かると、一部のセクターや会社が予想を超える高騰をして指数を上昇させる現象が良く起こります。今年前半ではBAボーイングがその典型だと思っています。

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 今年50%の上昇でダウ指数を1社で500以上押し上げ一番の功労者となっています。2番はアップル。BAをちゃんと買ってらっしゃる、先見の明のある方もいらっしゃいますが自分はそうではありません。177ドルで少し買いましたが、力量不足で追加買いができなかったのです。今後このような、急上昇セクターや会社があっても探り当てる能力さらに買い進めていく能力は自分にはありません。でもインデックスに投資することによって、労なくして成長の一部を取り込むことができます。(もちろん可能ならダイレクトにその会社に投資するのがベストです)将来的には半分くらいをETFで予定しています。

 以上自分のことばかりで恐縮です。しかし、うまくいっている方のレポートは多いので、試行錯誤しながら何とか頑張っている自分のような経験も何かの役に立てばと思い記事にしました。それでは皆様のよい投資を!

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高成長株の買いタイミング。高成長株こそ長期的視野が大切になる。

米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久保有を目指すチンギスハンです。
 2017年8月5日(土)記
 6月から高成長株にも取り組み始めました。FBとUNHです。ただし買いタイミングは難しいなと感じます。まあ、どの株もそうですが、ハイテク銘柄は特に値動きが激しいですから。値動きが激しい原因は、将来の予測は誰にも難しく、将来の伸びしろの部分が大きなウエートを占めているからです。
 <FBフェイスブックの場合>私が先日買ったFBです。

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バリエーションはFB 169.62ドル予想PE31.84です。2Q決算は良かったです。好決算を受けて175ドルまで上昇して少し落ち着いて現在169ドル周辺です。一時よりも過熱感は多少和らいだとはいえいまだRSIは68もあります。買い増しは自重しているところです。RSIが50台までは待つつもりです。

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2年チャートで見てみます。私が初めに買った173ドルは確かに高いですが、このまま推移していって25日線くらいで買っても、165ドルを下回らないように思います。(ハイテク株が大幅下落すれば別だけど)長期的には高値買いも問題ないようです。四半期決算を見てしばらくほとぼりが冷めて買うのが一つのポイント。それ以外では、25日線を割ったり50日線に接触したりした時に、将来への成長性に問題がなければ買いポイントと言えます。
<UNHユナイテッドヘルスの場合>
もう一つ私が打診買いをして、今後の買い増しを狙っているUNHユナイデッドヘルスを見てみます。バリエーションはUNH194.88ドル、予想PE20.91配当1.54%で最高値圏にあります。

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 こちらも7/18発表の2Qは30.2%増益の好決算でした。決算を受けて上昇もその後少し下落再度上昇に転じたのを見て、191ドルで打診買いしました。その後さらに上昇しています。RSIが73と過熱感はままあります。

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 2年チャートで見ると、そんなに買場らしい時期はあまりありません。ですから、最高値圏ですが今買っても特に問題はないように思います。時々50日線や75日線を割ってより優れた買場が来るようです。今後は逃さないようにしないといけません。
<Vビザの場合>
 7/20発表の2Qは好決算でした。現在のバリエーションは100.89ドル予想PE36.86配当0.66%です。チャートはやはり最高値圏にあります。

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 50日線に近づいたり、接触したりの買い場もあるようです。ただどちらも決算前で買いにくい面もあります。2年チャートでは

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 長い間には結構買い時もあったようですが、実際に直面するとそれなりの買いにくい事情もあったのでしょう。もう少し様子を見ます。

(例の計算書を載せておきます)割安度は目安です。 

  8月5日 予想PE 配当 伸び率 割安度
FB 169.26 31.84 0 26 0.82
UNH 194.88 20.91 1.54 12.5 0.67
100.89 36.86 0.66 20 0.56

<高成長株の買い方、私の結論>
1 決算発表の時期に気をつける。
2 発表で成長率の持続を確認したら、少し落ち着いてから買う。
3 それ以外の時期で下げる時があれば、(25日線、50日線を割る)買う。
4 少しずつ着実に買っていくのがいいと思う。
5 たとえ高値で買っても長期的には問題ないのであまり神経質になる必要はないか。
6 RSIが高く過熱しているときは避けた方がいい場合が多い。

以上です。これから次回の決算発表の10月までで買場があれば買えるようにチェックを怠らないようにしておきます。それでは皆様のよい投資を!

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やっぱり若いって素晴らしい。年齢がハードルになる投資もある。

米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
 2017年8月5日(土)記
 昨日は、太陽光発電の業者さんに説明を聞いていたので、ブログが書けませんでした。夫婦共有の資産があります。現在は私個人と同様に米国株、海外リートに投資中です。海外資産になるべく替えていく予定ですが、米国株も高くなかなかはかどりません。もし、最終的にいくらかが円資産で残るのなら、円現金で持つより何かに投資しておくのがいいと思い、太陽光を7月から検討しています。
 投資の優劣としては、「損はないかな」「大きな収益もない」といったところです。欠点としては不動産と違い融資が受けにくい、金利が高い点です。さらに働いて収入がないと信販会社でも融資は受けられないといわれました。日本国内に限れば、実質年利回り5~6%はあるようなので(表面利回りは10~12%とうたっているが)優秀な方に入るのでしょう。
 しかしもう一つのハードルがありました。年齢です。奥さんが乗り気でありません。現在私は65なので、買い取り制度が終わる20年後には85になっています。はっきり言って、この世にいるかどうかは半々でしょう。土地をレンタルの場合、20年後に後片付けをして地主に返す段取りは自分ではできないといいます。もっともな話です。業者さんに聞くと、設備を地主さんに無償提供して現状復帰工事を免除してもらう手段もあるが、可能かどうかは直接地主さんとの話し合いになるということです。土地買い取りならその手間は省けますが、「83になってそんなものを残されても困る」と言います。私が85まで健在であるという約束はできないので、困っています。
 もう一つの問題は、草刈りです。すべてを業者さんにお願いする方法や除草シートの高いのを敷く手段もありますが、買い取り価格が21円と下がった現在では、利回りを確保するために自分で除草する人も多いそうです。近くであれば、今のところは草刈りくらいは出来そうですが将来はわかりません。
 50歳代なら問題のないことも、たった10年の違いで大きなハードルになります。せっかく紹介された物件がいくつかあるので、明日にでも有力な1か所を見てこようと思います。土地さえ自分で確保できれば、合い見積もりで安くできそうです。土地探しはネットには出ていませんでしたから、探し回るんでしょうか?

 他の投資を研究することで、「米国株投資」の特性やアドバンテージもわかる。
 米国株も連日高値を更新していて、なかなか投資しずらい状況です。でもこんな時に、不動産や太陽光など他の投資を研究するのはとてもためになりました。今感じている、米国株と太陽光の比較を記しますと、
<太陽光発電の利点、欠点>
1 不動産では、借り入れで投資ができるが、太陽光はケースバイケースなこと。信販系で、金利2.4%ということでした。銀行から不動産で借りるより高率です。銀行での金利は聞いていません。
2 投資額が限定されること。
 太陽光では1000万~2500万くらいの低圧物件を探しています。(土地代込)金額が決められるので、米国株のように1株からの投資はできません。
3 20年後には設備はほぼ無価値になること。
 米国株の20年後は、たぶん現在の2倍くらいにはなっているでしょう。一方太陽光は無価値あるいは撤去費用を考えればマイナスです。もっとも20年後以降も、いくらかでは買い取ってもらえるようですが、価格は未定。たぶん6円~7円?※米国では太陽光発電の発電単価は5~6円くらいまで下がっているようです。電力会社の決算をみると家庭への売電単価が8セントでした。(サザン電力)日本はまあ何と高いんでしょう。競争力も落ちるはずです。
4 利益の上限が決まっていること。
 業者さんのモデルケースよりは、たいていの場合発電量は数%上振れするようですが、それでも利益の上限が決まっています。あとは、保険を充実させたり、経費がかかればその分減っていきます。また、不動産投資にも言えることですが、税金がばかになりません、不動産取得税に取引仲介料、登記費用、固定資産税、償却資産税、利益に対しての事業課税、法人名義なら法人税、申告にかかる経費、などです。どちらにしても電気代は再エネ賦課金で私たちに上乗せされるので、国ははっきり儲かるシステムです。これらの経費の織り込みは業者によって違うようです。電力会社への接続負担金も記載されていないものもある。(決まらないので仕方がないけど、これを除いて利回りを計算しているので、算入してあるものとの同列比較ができない)
5 円現金で持つより有利。海外投資が視野にない人には有利か?
 しかし、買い取り制度があるので赤字にはならないです。現金で持つよりは、相当有利です。海外投資を考えていない方にとっては、資金調達さえできれば有利だと思います。事実、投資の60%以上がリピーターで占められているそうです。問い合わせをすると必ず、「もういくつか発電所をお持ちですか?」と聞かれます。実際に発電所を所有すれば、もう一つ増やしたいという気持ちになるのでしょう。既に保有している人は、「いい物件に出会うと、お金のめどがつけば即決なさいますよ」と営業の方がおっしゃっていました。私の周りには一人もいませんが、きっと太陽光発電やその所有者の密度が濃いところもあるのでしょう。ブログをみると関東が多いようです。

ということで、まずは奥さんと、「資産の中での円資産の割合」について話し合います。もし、0円でいいというならこの話はナシです。

「米国株の私なりの今後の見通し」も書く予定でしたが、別記事にします。それではみなさんのよい投資を!

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電気自動車へのベストな移行の仕方は?

米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
 2017年8月3日(木)記
 欧州各国が電気自動車への急な移行を表明しています。2030年とか2040年とかです。自動車と言えば日本の基幹産業で将来の日本の行方も左右します。考えてみました。

電気自動車の欠点はほとんどない。
電気自動車がガソリンエンジンに劣っているのは2点しかありません。
(1)エネルギーの補給に問題がある。航続距離が短い。
(2)値段が高い。
 それ以外は、すべての面でガソリンエンジンを上回っています。走行距離が短いのは困ります。遠出して夜の山道で電気切れになったら目も当てられません。燃料補給も、ガソリンをパッと入れて終わりにはなりませんから課題が残ります。しかしいずれも、解決できないようには思えません。時間とともに解決されるでしょう。
 価格についても、部品数はエンジン車に比べて少ないので、電池が安く供給できれば、解決できます。あとはどのように置き換えていくかということが大きな問題となります。やり方によっては、すそ野の広い自動車産業などに大きな悪影響を与えるからです。 

性急で感情的に強行すれば失敗の確率が高い。理由は・・・
 欧州は具体的に電気自動車への置き換えのスケジュールを発表しています。2030年とか2040年とかです。しかし、このように思想に基づいた画一的な方法は失敗する確率が高いです。ドイツが先行した自然エネルギーへの置き換えがいい例です。調査の結果環境への負荷はほとんど改善されず、ドイツ国民が、フランスの2倍の電気代を払うという、マイナスだけが残りました。始めるときには、緑の党は、アイス1個分の負担増と言っていましたが、2016年の時点で、1家庭8000円の負担増です。「環境を守りたい」という強固な思想に基づいた行動でしたが成功したとは言えません。失敗の原因は、強固な思想に基づいているため、反対意見を聞かないからです。自分たちの計画に異論を唱えるものはすべて敵に仕立ててしまいます。「さてはお前は環境破壊推進派だな」というわけです。反対意見から学ばなければなりません。自分たちには見えないリスクが見えているかもしれないからです。今まで「すべての貧乏人をなくす」・・・などの高い理想を掲げた社会実験はことごとく失敗してきました。今回も「クリーンな国を街をとりもどす」という高い理想ですが、失敗の可能性は高いと見ています。

自然に置き換わっていくのがベストだ。
 電気自動車の方が安くて経済的なら、買い替えの時には電気自動車を選択するでしょう。しかし、世界の大都市の中には中国をはじめとして、「そんなに待っていられない」という深刻な大気汚染を抱えたところがあります。北京や上海の自動車が電気自動車に置き換われば、市民はマスクをしなくても暮らせるようになるでしょう。そうなっても国全体のCO2の排出量は実はあまり減らないそうです。中国の場合は電気を石炭で作るので、削減率は15%ほどです。地球規模でのCO2の問題なら、電気を何で作るかも問題になります。

大都市など大気汚染が深刻なところから少しずつ置き換えるのがスムーズだが・・・
 日本には、変な平等主義がありますから、「地方は汚くてもいいのか」という反論が出そうです。これだけ大きな事柄ですから、優先順位はあるのが当然です。中国のシャンハイなどでは、電気自動車には優先的に自動車保有許可を出して、普及を促しているそうです。日本の場合は、電気自動車の自動車税はタダにするとかの税制で対応する方法があります。その代りガソリン車は2倍とかにすれば税収も減りません。東京などの大都市圏はこれで乗用車は少しずつ電気自動車に置き換わります。コンビニやスーパーで充電できれば、待っている間に買い物ができます。台数が増えればインフラも充実します。大都市でノウハウが取得できれば、地方の大都市、都市、とだんだんに広げていけます。問題なのはトラックなどの産業用です。大型トラックを電気自動車にできるのかはわかりません。

日産のEパワーは優れた中間システムだ。
 日本ではハイブリッド車が多いですが、カリフォルニアなどの環境基準では、電気自動車のカテゴリーには入らないそうです。エンジンで駆動するのですからそういえます。中間的なシステムでは、日産ノートのシステムがより電気自動車に近いと思います。(モーターで走る。必要な電気はガソリンエンジンを回して作る)現在は充電できませんが、もう少し電池が大きくて充電できれば、ほとんど電気自動車といえます。電気インフラのない地方でも使えます。事実よく売れているそうです。私も今買うのならノートを買うでしょう。(ノートが海外の環境基準でどのカテゴリーに入るかはわかりません)

日本の自動車会社の将来は?
 日本の自動車会社はいい位置にはいると思いますが、アップルみたいな会社が出てきて、台湾で製造するようになるかもしれません。将来が全く分からないのも現代の特色です。油断はできません。電気自動車をめぐる今後の各国の対応からは目が離せません。

今日は、ちょっと話が米国株からはそれてしまいました。しかし、自動車産業が競争力を失うと、ドル円の為替にも影響しますから、関係はあると思い記事にしました。それでは皆様のよい投資を!

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「悲報」中国さん、ビットコイン強制分岐やらかす・・・www。仮想通貨バブルの行方は?

米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
 2017年8月2日(水)記
 最近タブレットにスマートニュースを入れて愛用して読んでいます。コラムとかおもしろくて中毒になっています。気を引くタイトルがあるので悪のりしてマネてみました。
 かねてより懸念されていたビットコインが今朝ついに分裂して新通貨BCCビットコインキャッシュが誕生しました。日経新聞にも詳しい記事が掲載されています。

ビットコイン新通貨「BCC」誕生 分裂騒動収束へ :日本経済新聞

ビットコインの基礎知識
詳しくは各記事をご覧ください。ここでは私なりに簡単にまとめます。
1 ビットコインは代表的な仮想通貨で時価総額は5兆円ほど。現在1BTC30万円ほど。発行枚数の上限が決まっている。
2 電気代が支払えるなど、実際に使える通貨である。
3 値動きも安定している。今年になって3倍ほど上昇。他の通貨は30~100倍に上昇。
4 設計が古く処理能力の限界が低い。1秒に7処理。
5 10分ごとに業者(マイナー)が記帳処理。ブロックチェーン。
6 一回の記帳に、約400万円ほどかかる。BTCでの支払い。多量の電力も使用。1日で5億円、1年で約1500億円の費用が業者に支払われている。
7 運営責任者はいない。問題があれば集まって協議。
分裂の背景
1 マイナーとは
 16桁、17桁の任意の数字を当てはめてみて、当てはまる数字が正解。10分ごとに競争して、最初に正解を出したものに手数料として12.5ビットコインが支払われる。計算には、GPUと多大な電力が使われる。電気代の安い中国の業者が優勢。ビットコインについては難易度が高く、80%が中国で行われている。(日経新聞の記事では⅔とありましたが、根拠は不明)。寡占化が進んでおり、大手数社で独占状態にある。今回の分岐の提案者はその最大手会社。マイナーがいないとブロックチェーンは維持できない。計算のあと認証作業もある。認証は得られた正解を当てはめて検算するだけで支払いはない。無償ボランティアでマイナーが務める。複数の認証が行われて初めて、取引が成立する。(現在は認証が済むまで数時間かかることも多い)
2 中国のマイナーの力が強すぎる。
 寡占化が進むと、中国の数社以外では、マイニングや認証に参加できなくなる。今回の分岐の主役のビットメイン社は、ビットコインのマイニングの専用の機械の開発者でもある。
分岐してどうなった?
1 従来のBTC保有者には同数の新しいBCCが自動的に与えられる。
2 現在、BTCは30万円ほどで値下がりしていない。一方BCCは5万円くらい。保有者はBCCの分だけ儲けたことになる。突然7000億円が新たに生まれたことになる。全暗号通貨の中で20位くらい。

ビットコインは私は持っていませんし、たぶんみなさまもお持ちでないでしょうからこの話題はここまでにします。なお、他の通貨も値下がりしていないようです。

ブロックチェーン、フィンテックはどこへ行く?
 人間わからないものには幻想を抱きます。ましてそれが「夢のシステム」とか言われると、どれほど素晴らしいものかと思ってしまいます。以前のITという言葉もそうでした。ブロックチェーンもそんなイメージを持っていました。歌謡曲の歌詞じゃないけど、「ブロックチェーン、フィンテック、IoTのIT企業」というマザーズ上場の新規公開株などは、何倍もの新値が付きそうです。(そういえばそんな会社も申し込んだ気がします。外れましたけど)。自分が研究した範囲で、夢を壊す部分を書きます。
(1)維持に多くの電力を使う。(中国の空気を余計に汚している)
(2)まだ実験段階のものが多い。イーサリアムという素晴らしいシステムがあるが、今4段階中の2段階です。

仮想通貨バブルはどうなる? 
仮想通貨の中で、実際に使える、ビットコインと他の実験通貨は分けて考える必要があると思います。ビットコインについては今回の危機も乗り越えたようですし、このまま上下しながらも根強い需要もあるので続いていくと思います。

頭が良すぎる?それともただほど高いものはないのか?
 イーサリアムというシステムがあります。私は本命だと見ています。モルガンとロックフェラーとマイクロソフトが押しています。ブロックチェーンですが、契約内容も書き込めるのが長所です。ただし実験段階です。このシステムの賢いのは、(他もだけど)ブロックチェーンを維持するのにかかる膨大な経費を、ゼロから生まれた通貨イーサをマイナーに与えることで、経費を押さえていることです。イーサは、イーサリアムというシステムの中だけで通用する通貨ですが、ドルに交換できます。こうした工夫で年間千数百億円を節約しています。イーサリアムは誰でも参入可能なので、現在も加入が盛んにおこなわれています。したがって需要が高くイーサは今年だけで30倍にもなりました。
 参入した人は、イーサリアムの中のさらに自分たちのシステムの中だけで通用する通貨を発行します。(新規通貨発行ICO)こうやって、宇宙の始まりのように、無から有がどんどん生まれています。だれも損するわけではありません。新規通貨に応募する人たちは、目論見書を見てその新システムを完全に理解して投資するわけではありません。上がる確率が高いから投資するのです。(内容が理解できる人たちは、たぶん自分たちでICOを企画するだろう)実際に実用化したときに、通貨イーサがどうなるかはわかりません。ビットコインと違い運営者がいるのがたよりといえばたよりです。
 リップルというシステムは、日本のSBIが中心になってみずほなども参加しています。送金システムです。リップル通貨はそのシステムの中で便宜上存在する通貨で、投資の対象となるには、心細い感じがします。(個人的な意見です)というのは、銀行が実際に活用する際には、リップルは運営者が無償で貸与すれば事足りるからです。たとえは悪いですがパチンコの景品のようなものです。まさか換金せずに、自宅に景品を積み上げている人はいないでしょう。(ちなみに私はパチンコはしません。)

仮想通貨バブルが終わっても不思議ではない。
 株式市場と違って、根拠があいまいですから、ビットコイン以外は暴落しても不思議ではありません。逆にさらに上昇する可能性もまたあります。個人的には、ブロックチェーンやフィンテックの進歩と仮想通貨市場は本来は関係がないように感じます。だから名だたる大企業がその企画に参加しているからと言って、その通貨とは何の関係もありません。アルトコインに投資した人は将来梯子を外される可能性も大いにあります。(特にリップル。SBIの北尾氏は平気でそういうことをやる)

あとがき
分岐で大きく下げればビットコインを買うつもりで口座も開設していましたが、空振りに終わりました。でも勉強になりました。フィンテックという会社の株を買わなくて済みます。皆様のよい投資を!

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決算発表を受けての買いで学んだこと。

米国株投資家の皆さんこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
 2017年8月1日(火)記
 8月に突入しました。買い候補のUNHユナイテッドヘルスを打診買いしました。

  7月29日 予想PE 配当 伸び率 割安度
UNH 191.15 20.28 1.59 12.5 0.69

191.19ドルです。金融株の中では健康保険に特化していて将来がわかりやすい点を買いました。
<2Q四半期決算>
売上高500.53(+7.7%)営業利益33.71(+16.5%)純利益22.84(+30.2%)EPS2.32ドルと順調でした。2年チャートです。

f:id:tingisuhan:20170801095900p:plain

 トランプ以降36%上昇しています。最高値圏での買いになります。次回の決算までに下げることもあるでしょうから買い増しを考えています。それまでにさらに詳しく研究しておきます。
<FBの買いについて>
FBは先週の木曜日に決算発表後に173.4ドルで少し買いました。結果的には早すぎました。

f:id:tingisuhan:20170801100733p:plain

好決算を受けて175ドルまで上昇しましたがそれまでに10%ほど上昇して織り込んでいた部分もあるようです。RSIが78と高い中での買いにも無理がありました。今回のハイテク全般の売りも重なりました。とりあえず発表前の165ドル、さらに下落するなら160ドルの25日線を目指して下落すると思います。今回授業料を払って学んだことは
(1)決算発表後少なくとも1週間は待って買う方が無難。
(2)いくら勢いがあってもRSIが75を超えていると危険。
と通常の株と何ら変わらないことがわかりました。会社の業績見通しに問題があるわけではないので、今後の下落は買い増しを予定しています。(25日線割れの160ドル、50日線割れの156ドルもあるか?)こつこつ少しずつ増やしていく方針です。
 やはり定期的に利確を受けて下落しながら上昇しているようです。昨日は売りを推奨したアナリストがいて株価下落に影響したようです。まあ、チャートだけ見れば、売って利確する絶好のタイミングと考えるのが自然です。

以上です。私の少しビターな経験が皆様のお役に立てば幸いです。他の記事も予定していたのですが、長くなりますので別記事にします。みなさまのよい投資を!

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将来を予想するのは(自分には)危険。

米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
 2017年7月31日(月)記
 頭が働かないのを暑さのせいにしないようにしないといけませんね。そのくらい暑いです。今米国株は四半期決算の真っ盛りです。全体平均では8.5%程度と好調なようですが、個々をみるとそれこそ悲喜こもごもですね。自分はまだ、この四半期決算に慣れていなくて、その結果もよく読めません。増益でも予想以下で売られるとかします。その反対もあります。幸いメジャーな会社についてはこのブログサイトで詳しく説明してくださる方がいるので助かっています。マイナーな会社については自分で調べています。まあ、決算の直前、直後に売買しなければ特に問題はないと思います。FBは直後に買ってしまいましたが、今後自重します。

 まず決算とその反応について慣れること
 決算がきちんと理解できているわけではありません。チェックも売上高、営業利益、純利益、EPSとその増減ぐらいしかしてません。ですから業務内容が今後どう伸びるかなどの予想はできてません。きちんと説明している人のブログとか見ると感心してしまいます。

 背伸びは危険
 そんな低レベル状態ですから自分に言い聞かせたことがあります。「予想はしない」ということです。数字がきちんと把握できていないのに、その上に将来を予想すると不確かの2乗になってしまいます。余計な予想をしなければ大きくは外さないかなと感じます。

買うだけなら「予想をしなくても大丈夫」
 先日のタバコ株の下落とかやっかいごともあります。ニコチン規制がたばこ業界にそして保有しているアルトリアにどう影響するかは予想が難しいです。難しい原因は、政治的な問題は、政治家や役人が絡みます。そして彼らは、純粋に物事を判断するのではなく常に、選挙民や上司にどう映るかを考えて行動します。世論やムードによってどうにでも変わる危うさが付きまといます。それらをすべて予測するのはそれこそ優れたAIが必要です。
 でも、「売りがない」ルールのもとでは、そんなに難しくありません。「買う」という判断をするには、投資する会社に対しての自分なりの「投資に値する確証」が必要です。それがないなら「買う」という行動はなくなります。そうすると必然的に「何もしない」という行動になります。

長期で考えれば、「後追い」でも大丈夫。
 会社の決算を受けて買うとなると、「好決算を織り込んだ高い株」を買うことになります。つまり後追いです。もし、四半期先が事前に予想できるとすると3か月分を先取りできます。この3か月の値上がり分をどうとらえるか?です。10年20年30年の期間で考えると、3か月という時間はとても小さくなります。下は私が買いを狙っているUNHユナイテッドヘルスの10年チャートです。

f:id:tingisuhan:20170731181057p:plain

 四半期決算ごとに業績を確認してその都度買っても、トータルとしては大きな利益になっています。先読みしたときとそんなに差はないように感じます。(データはありません)

「先読み」の苦労は報いられるか?
 どのくらい先を読むかでも違ってきます。通常は、「好決算らしい」というアナリストたちの予想で市場は好決算を織り込んで上昇していきます。そして予想通りなら大抵「ちぇ、予想通りか」と失望?して下げます。予想を下回ろうものなら、大幅な失望売りが待っています。決算後に上昇するのは、「コンセンサスを大幅に上回った時」だけです。その上昇幅も、失望の場合の下げ幅より小さいと感じます。予想のために使うデータ収集などの労力は計り知れません。精神的な労力も大きいです。決算発表は気になって仕方ないでしょう。総合的に見ると、個人的にはとてもリターンには見合わないと感じます。

(結論)
高成長銘柄は、四半期決算を確認してOKなら追加投資をしていけば長期では大きなリターンを得られる。将来の予想をする必要はない。(自分の考えです)

 今まで主に「割安に買う」ことに重点を置いていました。しかし、割安銘柄が見当たらない(私に見えないだけかもしれない)現在、視点を変えて長期的には成長するであろう銘柄への投資を中心に考えています。しかし、残念ながら決算をきちんと読めるようなレベルではないです。そこで、だれでも失敗がない「四半期決算を確認しての定期的な投資」を考えています。今日はその検証でした。

まとまりのない記事で恐縮です。今日はFBに注目しています。みなさまのよい投資を!

追記 コメントをいただきました。ありがとうございます。

azalee46 (218.231.92.9) 
投稿初めてです。米国株・永久投資なる語句に多少興味を覚えました。銘柄の選定とか売買のタイミングはかなり重要ですね。更に、為替レートの位置も関心を払うべきです。当方も持続中心で利確はこの1年でただの2回です。利益確定せねば所謂「絵に描いた餅」の部分もありますね。ただ多少の高値で利確を実行すると上昇波に取残されることもありです。なんと言ってもNY市場は世界のマネーが集中しますから、東京市場とはまるでダイナミズムが異なりますね。当方もこの1年想定以上の上昇に乗れて気分は上々です。ともにNY市場で奮闘しましょう。貴兄の幸運を祈る次第であります。
例によって、ここでお返しさせていただきます。運用成績も上がっておられるようで相当な腕前と見ました。どうぞブログも開設なさってください。私はとにかく「売りが下手」なので売りはナシでがんばります。フルの投資になって身動きできなくなれば検討します。一緒に意見を交換しましょう!
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