チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

リセッション入り、その時「買い」はどうする?

米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
               2017年6月30日(土)記
 久々の大幅下げでした。月々購入予定のVビザを10株94.8ドルで買いました。毎日読んでいる、「バフェット太郎氏」が今年後半の下落の可能性を警告をされています。これが年後半の下落の始まりなのでしょうか。また、「どにゃるど」さんは、下落時を想定した、売買のシュミレーションをされて準備されていました。元の記事は
ピークアウトした時、どう行動するか: シーゲル流米国株ポートフォリオでアーリーリタイア こういうことを知ることもできるのもランキングサイトのいいところです。

 この夏以降に最大20%くらいの下落があるかと予想していましたが、昨日読んだ本では、下げ幅30%以上で期間も6か月から1年とありました。より深く長い可能性もあるということでしょう。

 私も、見習って下落時の行動を考えました。
1 「売らない投資」を続けられるか?
 「どにゃるど」氏はハイテク銘柄とS&PETFは売却の予定とありました。私は、ハイテク銘柄の保有はこの前買ったグーグルが1株あるだけです。ETFもまだ保有がありません。「売り」行動は必要なさそうです。
2  買うタイミングはいつか?

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(1)ここ2年での買いタイミングを考えてみます。
 ①2015年夏の中国ショック。人民元の切り下げから起こりました。10%ほど下げています。2か月ほどで回復しています。
②2016年2月。サウジショック。原油が25ドルまで下落しました。10%強下落しています。同じく2か月ほどで回復に向かっています。
③2016年英国ショック。短期間で回復しています。
④2016年11月。トランプ大統領当選ショック。短期間の下げから、その後大きく上げています。
 こうしてみると③④などは一瞬ですから買いはささっと済まさなければなりません。①②は1か月ちょっとの期間がありますが、チャートから見ると買いのタイミングはかなり難しいです。底を確認するまでは買えないとすると、(下げの規模がわからないので、下げている途中では買えない)はっきりとした上昇に転じてからはどちらの時期もすばやく上昇しています。しかも両方とも、一回底を打ったように見えて、再度下落に転じています。つまり「だまし」が一回あります。実際にこの場面で買ったとすると、再度の下落で、「シマッター、買いが早すぎた。」と肝を冷やしたことでしょう。損切りした人もいるでしょう。結果的にはその「損切り」の場面が底ということです。買うのも難しいです。
(2)リーマンの時は

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 これも2008年の初めに1回上昇しています。リーマン破たんが9月で翌年の1月末に底を打っています。約半値になり期間も回復まで4年かかっています。
<私の対策・方針>
1 底で買おうとしない。
2 下落の深さ、幅は予測できない。
3 下落幅だけでなくその期間にも気を配る。(日柄調整)
4 底を打ったと判断したら、一旦買う。(25%くらい)だましでなければそのまま買いあがる。だましなら、仕切り直しで、もう一度底の確認作業をする。
5 銘柄は、将来的に保有したいものを買う。(6銘柄を中心に)
6 下落は、いつ、どのくらいの規模で来るかは予測できないので、それまでは今まで通りの買い方針で臨む。

以上です。売りをしないのでシンプルにしたつもりですが、下落時の買いも簡単ではなさそうです。それまでにさらに「リテラシー」を高めておきたいです。
皆様のよい投資を!

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この米国株ブログのサイトからもらったもの。おかげで私は・・・なりました。

米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
              2017年6月29日(木)記
 いやー、米国株強いですね。ハイテクも軒並み上昇していましたね。中でも、EU制裁問題の渦中にあるグーグルまで、初めはマイナスでしたが最終的には1%以上の上昇をしていました。不思議です。制裁はこれでなかったことになったのでしょうか?予定通りもう少し様子を見ます。

 「諏訪部」さんから質問をいただきました。一昨日なので遅くなりました。昨日ご返事をしようと思っていたのですが、記事を途中で上げてしまいました。申し訳ございません。ご質問は
「毎月少額ずつ買うと手数料がそれなりに掛かってくると思いますが、それは気にされませんか?」
<自分の考え>
1 小口の買いはマネックスでしています。10万円で手数料は450円です。月に2銘柄買って900円なので許容範囲かなと感じています。楽天だと一回2700円でかなり響きます。
2 米国株のいいところは1株でも購入できるところだと思います。このメリットは生かしたいです。日本株だと、最低購入額が数百万円とかの株もありますから。
3 今は勉強段階なので、手数料の効率化より、「自分が納得できる買い」を優先しています。手数料は大事なポイントだと思うので本文を使わせていただきました。今後もコメントよろしくお願いします。

この米国株ブログのサイトからもらったもの
このブログサイトに参加して8か月になりました。その間、しっかり読みました。また、しっかり書きました。飽きっぽい自分がよく続いたものだと感心しています。私が毎日必ず読む、「バフェット太郎氏」のブログに、「ブログを始めると金持ちになれる」という記事がありました。何とか雰囲気はわかる気がします。自分にはとてもプラスだったので、メリットを書きます。
1 「書く」ことで、「しっかり読む」ようになる。
2 「事実・データ」と「人の見解」と「自分の考え」がしっかり区別できる。
3 「成功者」に影響を受けて「よーし、自分だって」と闘志がわく。
 このブログサイトには本当に感心します。30代、40代、50代で数千万円の米国株をお持ちの方がそれこそ、「ゴロゴロ」いらっしゃるのですから。そしてその中身もそれぞれの方針がしっかりしています。自分の若いころを思い出すと「冷や汗」が出ます。ランキングの方で感心したのは、とにかく「しっかり買っている」という点です。バフェット太郎氏の「いつまでも安値を待っている残念な投資家」というくだりは、「まさに自分じゃあないか」と反省しました。
4 買う立場には株はいつでも「高い」です。
 「資金は市場においてこそナンボ」と頭ではわかっていても、また、経験があっても、安い時期を見てしまうと高く感じてしまいます。Vビザみたいにリーマンから9倍に上がった(為替調整後)とか言われると、「リーマン後に1000万買っといたら今9千万か」とか余計なこと考えて、今の株価が高く感じてしまいます。現在96ドルで予想PEが32.4と確かに安くはないです。しかし、では「いつ安かったのか?」と自分に聞くと、答えられません。安い時期などなかったと思うからです。でも例外はあります。それはリーマンの以前から保有していた場合です。自分の保有株が半額になったら、さすがに「ワッ、安い」と思うでしょう。その時買えるかどうかは別ですが。
 本当は企業は毎年成長していますから、8年前のビザと今のビザは別の会社と言えます。だから、チャートを見て、「高い」「安い」を判断してはいけないんですけど。
5 「いつまでも安値を待つ残念な投資家」→「何とか買っていこうとする自分」
 このブログランキングに出会っていなかったら、「残念な自分」を変えることはできなかったでしょう。また一昨年の「脳卒中」の後遺症なのか、「精神的にがまん」ができなくなってしまいました。下げる前に利確したいという気持ちが強くなるのです。そこで、「売らない」というルールを自分に課しました。効果はてきめんで、ストレスがいっぺんになくなりました。「売って逃げる」という手段がなくなったからです。銘柄選びも、「一生のお付き合い」ですから、「とりあえず買ってみるか」はなくなります。しっかり銘柄研究をするようになりました。
<まとめ>
この米国株ブログからもらったものは、
①成功者の知識、努力、方法、具体例、すべて・・・
 それらは、独自性が強く吸収できないものもあるが、実践できるものもある。
②自分だってできるぞという、「強いモチベーション」
そして、おかげで私は、(高値でも買おうとする投資家)になりました。
 もちろん、下落時の備えや方針は必要ですが、「暴落は投資家には避けては通れない」ものですから、必要以上に恐れないように心がけています。(暴落前に売り抜けて持っていないのが最高の対策だが、私は売らない方針でこの道をふさぎました)
<今後の目標>
 現在の米国株保有高は13万ドルです。まだまだです。しかし、このブログに出会わなかったら、とてもここまで買えなかったことは断言できます。少しずつでも着実に買って、大幅下落時には「しっかり買い出動」できる自分にしておきたいです。長期金利動向とか今の自分には手に負えないので、当分は①為替の予測はしない②原油価格の予測はしない。方針で臨みます。

以上です。いつもながら自己中な記事でした。しかし、「ブログ、自分も始めようかな」という方も多いでしょうから、「得るもの多いですよ」という気持ちで記事にしました。それでは皆様のよい投資を!

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制裁を受けたグーグルの買い時を考える。

米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
               2017年6月28日(水)記
 グーグルへの課徴金が3000億円と大きくて驚きました。でも昨年の稼ぎが税引き前で242億ドルあるのでお金の方はきっと大丈夫なのでしょう。それ以外の影響は私は不案内で全くわかりません。このバッドニュースで947.09ドル(-2.47%)と大幅に下げています。これがきっかけになり他のハイテク株も軒並み下げたのは意外でした。上げに上げていましたから、何かのきっかけがあれば下げる土壌はあったのでしょう。
 独占的な地位を利用して自己の利益の拡大を図ったということですが、事実ならアウトだと思います。もう、なくてはならない公共の世界インフラですから、公平性を求められるのは当然でしょう。「やりすぎた」ということですね。グーグルについては、これから少しずつ買い増す方針です。さて、その時期ですが

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 証券会社の評価下げで下げ持ち直したところで今回の下落です。50日線にタッチしたところです。全体としては上昇トレンドにあります。「上昇トレンドの株価が下げて、平均線にタッチしたとき」はグランビルの買法則の③に当てはまります。そう考えれば今の状態は買いパターンにも見えます。
 一方、制裁の影響が大きいと見る人が多ければ、このまま200日線に向かって下降を続けることになります。出来高からはまだ底を打っていないようにも見えます。今後どう動くかはチャートからはわかりません(私には)
 一般に、業界、あるいはその会社に精通した人ほど、影響を深刻にとらえます。わからない人は「大したことはないだろう」とたかをくくります。私は後者です。
 株価は市場が決めます。市場参加者がどう考えるかがポイントです。「影響をはっきり見極められない不透明な状態」のうちは積極的な買いはしないように思います。したがって、しばらくは低迷する可能性がもっとも高いと見ます。(全くの予想です)そう考えると、ここから200日線までのどこかで底を確認し反発を待って買うという作戦になります。しかし今買うのと比べて数%の差しかないです。いずれにしても、将来的には株価は1000ドルを越えて上がっていくでしょう。

追記 ハイテク全般が上げすぎた反動が出ている点も考慮すべきかもしれません。

以上です。今日は別の話題を書くつもりだったのですが、前振りが長くなりましたので次回にします。それでは皆様のよい投資を!

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高値でも何とか買う、安値になれば喜んで買う。

米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
              2017年6月27日(火)記
 シェルを少しNISAで買いました。希望していた53ドルを下回りませんでしたが、とりあえず購入。
 今の水準をじゃんじゃん買っていく勇気がありません。しかし買いは少しずつでも継続していきたいので、「バフェット太郎氏」の方法を使わせていただくことにしました。ただし、額は小ぶりです。銘柄については、これも小ぶりに6銘柄にしました。前回検証した銘柄から選びました。

    4月1日 5月20日 6月24日 現PER 予想PE 配当
1 BA 176.86 180.76 202.23 24.78 19 2.85
2 GOOGL 991.86 996.12 986.09 34.48 28.77 0
3 95.04 96.15 95.58 38.23 32.09 0.7
4 JNJ 124.55 127 136.43 22.93 20.75 2.47
5 PM 112.9 114.74 119.56 26.45 24.44 3.48
6 NEE電力     143.14 17.46 20.64 2.77

1~3は強力なワイドモーとを持つ銘柄です。4~6はデフェンシブ銘柄です。①景気に左右されにくい。②デフレに強そうという基準で選びました。
(1)6銘柄のうちJNJ以外は保有量が少ないです。
(2)毎月下位2銘柄を10万づつ買います。
<意図・方針>
1 現在全体が高く「割安銘柄」を探すのが難しい。しかし、買いを止めていると、買い時になった時に「動き出せない」。
2 現在高いことは承知で買う。
3 近い将来、10%~20%の下落を想定。下落時には、買い増す。多めに買うことで平均買いコストを下げる目的。
4 超長期的には、現在の高値も、一つの過程に過ぎないと考える。

以上です。参入が遅かったので高値で買うのもやむをえません。しかし、この経験は将来に生きると信じています。皆様のよい投資を!

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「リタイア後の生活費は現役時の7割」は意味不明。

米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
               2017年6月26日(月)記
 今日はリタイア報告、生活費編です。
 マネー雑誌に、あるいは「老後の生活」特集に、よく「リタイア後は現役時の7割は必要」とかいう意味不明の記事があるので、投稿しました。
 現役時の68%が必要というのは、ヨーロッパ(ドイツ)でリタイアした人の生活費の統計をとって、それに基づいて年金計画を立てているかららしいです。つまり統計上の数字だったわけです。しかも欧州の。それをもとに、学者やらが、親切心かおせっかいかで、「現役時の7割」という記事になった模様です。年金でその金額に足りない人は貯金で準備するようにも勧めています。年金で足りない人には、圧迫感のある数字です。現役時に年収600万の人は年420万かかることになります。よほど恵まれた人以外はこんな年金はありません。それこそアパートでも所有しようかということになります。

ちょっと待ってください。
「こんな何の根拠もない数字に振り回される必要は全くない。」と思うからです。

1 現役時を基準にすること自体が間違っている。
 現役時に自分の、時間的にも精神的にも70%くらいを占めていた仕事から離れるわけです。生活が全く変わるのは当然ですし、変えなければいけません。それなのに、現役時を基準にして計画を立てるのは、よくない方向へ進む可能性があります。

2 すべての基準を作り直すべきだ。
 リタイアを肯定的にとらえるのであれば、リタイアは「今までのしがらみとストレスから解放されて本当の自分を実践するチャンスだ」と言えます。そうであれば、今までの、基準を一旦捨てて、新たな自分なりの基準で自分の生活を築いていく必要があります。その基準に、いつまでも現役時の影響が色濃くあるのなら、その人のリタイア生活は現役時の延長と言えます。ただの「仕事がない現役」です。そんな人は、「〇〇会社の元部長」という肩書で残りの一生を生きていきます。

3 枠を決めるとコストチェックが甘くなる。
 リタイアしても使い切れないほどの収入がある人以外はコストを洗いなおす必要があります。その時に、現役時の6割とか7割というのでは、「予算」となってしまいます。30万をどう使おうかという話になって、コストカットができません。費用も新たに、考え直すべきです。

4 リタイア後は「効率」は考える必要がない。
 何しろ時間はあるわけですから、お金を使って要領よくする必要は全くありません。そう考えると、必要なお金は限られます。
(1)住居費・・・仕事場から近い必要はない。車が要らない程度の郊外が最安か。地方は家賃は安いが、車が必要。車には費用が掛かる。本体月1万、車検、保険、税金その他で月1万、燃料費月1万=合計月3万円。軽なら少し安くなります。
(2)食費・・・暮らし方による。我が家は食べ物にこだわりはないです。
(3)その他。お金のかかる趣味はないのでほとんどいりません。
<結論>私の場合は、食費・光熱費・・・・を奥さんと出し合って、それが月に5~7万。それ以外に、自身の外食やらコーヒーやら・・・で月3万程。合計で10万ほどです。年金の範囲に収まります。ただし、今年は現役時の市民税が来たので、結局、税やら国保負担金やらが最大の支出です。

5 何かあったらいけないので・・・→そんな「何か」はない。
 指南書には、「何かあったらいけないので余分にお金を用意しておきましょう」とあります。余計なことです。お金があれば人間使ってしまいます。なければ使いません。オレオレ詐欺にもかかりません。節約には持たないのが一番です。(米国株で持っていれば使わなくていい)
 多分、病気や死んだときのことでしょう。病気は健康保険があります。それで足りなくなれば、「公的扶助」という日本の誇る制度があります。もちろん家とかの財産を先に処分することになりますが、最終的には医療費は心配いりません。
 奥さんより、私の方が100%早く死ぬと思っていますが、私は葬式等はしないことを明記して遺言書にしています。体は地元の大学病院に寄付済みです。灰はそのまま破棄してもらえればいいのですが、私の自治体ではまだ認められていないので、ある寺に送ります。墓はもちろん要りません。もちろん、個人の信条次第ですが、私にはなんのこだわりもないのでこれらの費用は不要です。つまり、「何か」に備える必要などないのです。

6 早く現役時を忘れる方が早く自分を構築できる。
 人にもよるのでしょうが、私は仕事を辞めて3か月ほどですが、仕事のことを思い出すことは全くありません。私の中では、あれほどストレスに感じていた仕事の占める割合はもはや0%です。
 倉庫や物置は、何も置いていない空っぽの方が、新たにモノが入れられるので自由度が高いです。人間もリタイアで一旦、自分を空っぽにした方が、新しい自分を入れられるので便利と感じます。

7 必要な費用はライフスタイルがすべて。→現役時の生活費とは関係がない。
 私のつまらない例を出しましたが、すべては暮らし方次第です。年金を含めて収入の範囲内に収まれば大丈夫です。一度、計算されたらどうでしょうか。

(補足) 持ち家は、タダのように見えますが、築年が古くなると修理にお金がかかります。我が家も、一昨年雨漏りを起こし、いろいろ修理すれども解決せずに、大掛かりな修理なら数百万円という見積もりをもらって青くなりました。探しに探して、知り合いの業者に、20数万で完全に直してもらいました。妥協せずに探す努力がいると痛感しました。保険がないので、むしろ人間より家の方に積立金が必要かもしれません。

(まとめ)リタイア後の収入が十分な人は問題ないですが、年金はもらう直前には増やすのは難しいです。私のように年金が少ないと、今回のような「無責任」な記事で心配になる方もいらっしゃるかもしれません。一足先にリタイアした者として「心配ない」という気持ちでレポートしました。

今日は投資に直接関係ない記事でした。みなさまのよい投資を!

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「米国株はどのくらい割高なのか」実績PERで他国と比較する。

米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
               2017年6月25日(日)記
 「米国株はすでに割高」という記事が良くあります。それは、どの程度なのかを各国と比べてみました。(私のインデックスより。元のサイトは

世界各国のPER・PBR・時価総額(毎月更新) |ETF・インデックスファンドなら!『わたしのインデックス』です)

国・地域 PER PBR 配当 時価総額
  実績 実績 兆ドル
新興国 14.7 1.6 2.82 3.8
アジアパシフィック 14.7 2.44 2.82 5.9
全世界 19.6 2.2 2.42 41.6
先進国 20.3 2.3 2.38 37.8
ヨーロッパ 20.7 1.9 3.19 1.9
韓国 12 1.2 1.63 0.73
台湾 15 1.8 3.55 0.57
日本 15.3 1.4 2.01 3.4
ドイツ 17.7 1.9 2.56 1.3
カナダ 20.2 2 2.98 1.1
米国 21.9 3.2 1.99 21.6
オーストラリア 24.4 2 4.17 0.98
英国 27.2 1.9 3.64 2.6

地域別にPERの低い方から、国別にPERの低い方から並べました。※韓国・台湾は新興国に分類してあります
(PERを見ると)実績PERです。
1 確かに米国は高い方ですが、さらに高い国もあります。
2 米国は世界平均を少し上回る程度です。
3 先進国の中では日本は低い方です。
(PBRでは)
1 米国は高いです。
2 日本・韓国は低いです。
(配当では)
1 英国、豪国、台湾が高いです。
2 日本・米国は同じくらい。
(時価総額では)
台湾が韓国と変わらないくらい多いことに驚きました。半導体製造など地位を確立しているせいでしょうか。そういえばTSMCはインテルを時価総額で抜いたという記事
もありました。
(総合的に見れば)
1 米国だけが高いという感じはないです。新興国も他の国も、安くはないです。一旦売られる時には、新興国から、PERの低い国から売られることを考えるとPERが低い国が安全とも思えません。
2 FRBの資産縮小は過去に例がないので、どの地域が影響を受けるのかは未知数です。普通に考えれば、ドルを絞るので、新興国へのマイナスの影響が大きいと考えます。当の米国の影響が一番少ないと考えます。
3 米国株は、過去に比べれば、高い水準にあることは確かだと思う。しかし、他の地域が割安とは言えない。むしろ下げる時は、新興国>アジアパシフック>ヨーロッパ>北米の順に影響が大きいと思う。

(結論)
1 「過去に比べて高い」と言われるが、過去というのが曲者です。公定金利が5%以上だった時の常識は当てはまるとは限りません。FRBはゆっくりと金利を上げる方針ですが、(現在1~1.25%)高くしても、3%以上にはしないというFRB高官の発言もあります。(しないというより、できないと言い換えた方が実情に近いけど)もう先進国が、過去には居心地のよい巡航速度だった5%ほどに戻ることはないと考えます。(社会の構造が冷戦当時とは変わってしまった。高い利益は優れた先進性を持つ少数の大企業が独占するようになった。高い付加価値をつけることができる数社に利益が集積している。・・・)
2 いったん収まったとはいえ、欧州は流動的です。アジアは地政学的に永久投資は難しいと判断します。消去法で投資するなら北米しかないと考えます。
3 現在の世界の株価が割高とみて、新規投資をSTAYという判断はありだと思います。しかし、特に米国株だけを避ける根拠はないと考えます。むしろ、下落があるとすると、新興国への影響の方が大きいと思われます。(米国の景気腰折れから株価下落が起こるとすると、資源国や、米国への輸出依存度が高い国の株価下落が大きい。日本もキャリートレードの巻きなおしにより一時的に円高が進み株価下落が起こる。)その時は米国株も当然下落するが、下落幅は一番小さいと見ます。また、下落が終わっての立ち直りは一番早いと考えます。(FRBが緩和的に変更するから)
4 私の方針。これから先の一時的な下落幅を最大で20%くらいと見ています。それを織り込んで少しずつでも米国株投資を続けます。理由はやめてしまえば、リテラシーの向上は見込めないからです。また、「海外投資の割合を増やす」という最優先目標からも外れます。投資先は、下落幅が小さい高配当デフェンシブ銘柄、社会に必要なワイドモートをもった銘柄、ETFを有力と見ています。

以上です。高値圏での買い方針の持続という自分には、能力を超えたテーマですが、自分なりに納得しました。難しい時期ですが、今の苦労は将来の下落時の買いのエネルギーになると信じています。皆様のよい投資を!

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今後の投資の方針+投資候補を整理しました。

米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
               2017年6月24日(土)記
 米国株を買いはじめて早いもので8か月がたちました。そしてこの3月にリタイアして、専業投資家(年金生活者というよりかっこいいかなと思いこう名乗ることにしました。)になりました。シーゲル博士の本を読みました。感銘を受けて、主に高配当な銘柄に投資してきました。配当とPERが基本的な基準でした。
 しかし、今米国株は誰がみても高値圏にあり、通常のそのような物差しだけで割安株を見つけることは困難になっています。何とか「割高でない」株を探してきましたが、ここらへんで、今後の投資の方針を冷静に考える時かなと感じます。

1 米国株の配当は再投資する方針です。
 年金で足りない部分を配当で補う方針でしたが、①そんなにお金が必要でない。②海外資産を増やしたいのに、配当→円転は効率が悪いこと。に気づきそのまま米株に投資します。税金の30%は仕方ありません。
2 高配当銘柄は割り切って投資します。有利と思われる時に限る。
 成長性はあまり期待せずに配当目的で投資します。3つの銘柄に絞りました。

高配当 4月1日 5月20日 6月24日 現PER 予想PE 配当
RDS.B 55.83 57.24 54.02 23.66 18.54 6.99%
VZ   45.42 45.39 16.63 12.53 5.09%
SO 49.78 49.88 49.84 19.38 16.91 4.61%
平均           5.56%

①RDS.Bシェル 石油世界2位。NISAはシェル専用にしました、理由:NISAだと税金が全くかからないから。原油価格に影響を受けやすいので、原油価格が安い時に購入します。(今は安い時期にあたります)
②VZべライズン。通信業界トップにもかかわらずこの不人気さです。「ダウの犬」の一番手です。③SOサザン電力。永続性は十分です。
3 「配当再投資+成長性」=利益 が長期的に優れているものに投資します。
 ただし、当方成長性の予測については、はなはだ力不足です。とりあえず業界一位銘柄でワイドモートに優れていると思われる3つと、デフェンシブな7つを選びました。

    4月1日 5月20日 6月24日 現PER 予想PE 配当%
1 BA 176.86 180.76 202.23 24.78 19 2.85
2 GOOGL 991.86 996.12 986.09 34.48 28.77 0
3 Vビザ 95.04 96.15 95.58 38.23 32.09 0.7
1 JNJ 124.55 127 136.43 22.93 20.75 2.47
2 MO 71.42 70.9 76.49 10.34 23.16 3.19
3 PM 112.9 114.74 119.56 26.45 24.44 3.48
4 KO 42.44 43.9 45.25 31.64 25.07 3.23
5 MCD     154.64 27.27 24.2 2.43
6 NEE電力     143.14 17.46 20.64 2.77
7 PG     89.42 24.98 17.12 3.1
候補 WMT     74.84 17.01 17.29 2.57
候補 UNH     185.25 23.72 20.19 1.61
候補 HD     151.31   21.48 2.29

青字は「バフェット太郎氏10銘柄」に入っているもの。他はVZ、IBM、XOM。
1~3はワイドモート銘柄で、現在保有高が少ないです。いずれも高値にあるので、買う時期は今後の課題。
1~7はデフェンシブ銘柄。いずれも業界トップクラスです。JNJは確定ですが、それ以外の優劣は今後の課題です。候補は、まだよく調べていない有力銘柄です。WMTウオールマート、UNHユナイテッドヘルス、HDホームデポ
4 候補は絞りこめれば絞り込むほどいいと思うが、個性もアリか?
 バフェット太郎氏は、きちっと10銘柄に絞ってルール通りに投資して、成果を上げておられます。「リョウスケ氏」も4銘柄とETFでやはり高い成果を上げておられます。自分は「売り」はしないのでどうしても、銘柄が増えやすいです。まあそれで不都合もないので、いいかとも思いますが、絞りこめればそれに越したことはありません。対策を考えました。
5 ETFを基準にする。
 DIAダウ連動ETF、VOOS&P500連動ETFと比べて、はっきりと優位であれば個別株を買う。迷ったらETFを買う。

(まとめ)
1 これから夏にかけて、安くなる可能性もあるが、方針がはっきりしていないとしっかり投資できない。
2 「配当+成長性」の優位なものに投資。
3 基準をはっきりさせるために、DIA、VOOのETFにも投資する。
4 銘柄は、絞りこめれば最上だが、勉強途中なので「有利と思える銘柄」はとりあえず少量買う方針で臨む。

以上です。自分中心の記事で失礼しました。この高値の中で、「割安の銘柄が見つからない」という方が私以外にもいらっしゃるかも知れないと思い書きました。自分勝手なところはご容赦ください。それでは皆様のよい投資を!

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「日経マネー8月号」読みました。+「東大王」の頭脳は生かされるか?

米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
              2017年6月23日(金)
 先週金曜はアマゾンショックが吹きましたが今日はどうでしょう?
 バフェット太郎氏のブログに「日経マネー」に登場とあったので、早速読みました。バフェット太郎さんの主張がいつも通り明確に述べられていて、良かったです。日本株中心の構成なので、質問が米国株とはかなり違う面もあり苦労がうかがえました。 

 ついでに他のページも読みました。「これでもか」というくらいにいろいろ載っているので、読むのを諦めてしまいました。米国株の立場では、多くの内容が必要でなくなり、シンプルになるのでつくづく米国株を選んで良かったと感じました。
 勉強になった点は、自分は上昇中で、高値更新中の株の「新規買い」「追加買い」を躊躇する傾向があります。(最近ではBA)しかし、魅力があるから上昇するわけですから、買うのに何の問題もありません。要改善です。

 「東大王」を見て、「日本にも優秀な者は多いぞ」と喜んだけども・・・
 昔はクイズ番組というと、「いかにレベルが低いかを競う」感じの番組が多かったように思います。でも最近のクイズ番組は、逆に超難問が多くて、ほとんどわかりません。クイズ番組にも流行があるんだと気づきました。その中でも「東大王」は難問が多いです。「えっ、こんなん無理だろう」と思うようなのを、次々と、東大生やら、早大生やらがこたえていく様をみると、「日本もいるところにはいるなー」と感心して見てます。
 で、ふと「この優秀な頭脳はちゃんと生かされるんだろうか?」「この人たちは10年後何をしているんだろうか?」と疑問を持ちました。
 米国では、起業により、フェイスブックやらグーグルやら、その他、時価総額何十兆円の企業が育ちました。今も生まれ続けていることでしょう。そして、大前研一さんのシリコンバレーのレポートでは、現在のシリコンバレーの主役は、①イスラエル人②インド人③中華系ということでした。イスラエル工科大学は卒業生の70%が起業するそうです。そのITテクノロジーのダイナミズムが、世界を大きく変えつつあります。
 CMの間に目を閉じて、将来をイメージしましたが、どうも彼らがどんどん起業するイメージは湧きませんでした。「エリート」として官庁や大企業に入るんだろうな。というイメージがしました。

 日本の課題として、少子高齢化や、生産性の低いこと、・・・が言われていますが、「せっかくの優秀な頭脳」を生かせないことも、大きい気がします。

 「日本はメインプレーヤー狙いはあきらめろ」で、将来があるだろうか?
出典は忘れましたが、もう日本は、「世界標準だの」「世界基準」だのは諦めて、その下流の、部品とか素材づくりに専念すべきだという主張があります。近くの例では台湾が、アイフォンを初め、NVDAのGPU作りの先端を担っています。なくてはならない存在になっています。しかし、利益はアップルやらNVDAに多くもたらされているようです。日本の素材や部品も世界的に定評があります。しかし、完成品を作る自動車メーカーが日本から消えて、スマホのようになった世界で、日本はそれでも、今以上の地位を保っていけるのでしょうか。

「日本株永久投資」は問題あり。
 個別に優秀な会社はもちろんあるでしょうが、全体をETFで買う選択肢はないと考えます。資本主義では、メインプレーヤーがほとんどを食い、サブプレーヤーにはほんの余りものしか回ってこないからです。世界中の科学者の成果を中心的に取り込んでいけるシステムを持っているところ、それは米国です。イスラエル工科大学生が開発した技術も、最終的には、米国企業に収れんしていきます。(本人はとんでもないお金持ちになるけど)

日本株中心の本を久しぶりに読んだので、つい対抗心を起こしてしまいました。
(補足)日本株がだめというつもりは全くありません。日本株は永久保有には問題ありという私個人の意見です。

以上です。みなさまのよい投資を!

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米国株の実践は投資リテラシーを高めるのに最適だ。

米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
               2017年6月22日(木)記
 昨日は、原油下落も続き、ねらいのシェルは53.8ドルとあと少しで53ドルを切ります。さて今週割るでしょうか?
 昨夜は下げましたが、米国株は高原状態が続くのか、それとも下げに転じようとしているのか、どちらにもとれるような動きです。欲なもので、その値段で買おうと思ってはいても下落すると、「もう少し下げるんじゃないか」と思ってしまったりします。(VZのことです)誠に投資家というのは強欲な生き物です。
 こういう、難しい局面こそ、投資家の「肝のすわり方」が試されるのでしょう。私はまだまだ修行が足りません。今夜の市場の動きを注目したいです。今日は本筋から外れますが、気が付いたことをエッセイ形式で書きます。

 「会社で株を買うとなるともめるだろう。」投資の難しさについて。
 話は変わりますが、私たちは、どれがいいかと、あれこれ考えながら、でも結局は決断して株を買っています。個人だから決断できることだと改めて思います。もし会社で買うとなると、「もめるのが必至」だからです。
 社長なり、CEOが決めるとなると、「鶴の一声」で決まりそうですが、その分その社長以外だれも納得しないように思います。買うと決めた株が何であれ、反論は山ほどあるからです。「もっと伸びる会社買えばいいのに」「もっと地道に行くべきだろう」「今は買うタイミングじゃないだろう」「広くETFにすべきだろう」「何だ、結局リスクとるのが怖いんだなビビりめ」・・・と批判は尽きません。これは、だれが決めても同じことのように思えます。
 逆に、「お前が責任を持って決めろ」とか言われても大いに困ります。どう転んでも批判は受けそうだからです。うまくいけば「運が良かった」で済まされそうですし、損失を与えれば、「見通しが甘すぎだ」と言われそうです。結局、米国市場なら、S&P500とかになりそうですが、「本当にまじめに選んだのか?そんなんだったら、わざわざ特別チームをつくらなくても選べるわ」と言われそうです。S&Pも優れた選択だと思いますが、それはちゃんと研究した人がわかることで、わからない人には、「業務を放棄して安全に逃げた選択」と受け取られるかもしれません。

 会社の通常の業務ではここまでのことはないでしょうから、投資というのは、「どうとでもとれる」やっかいなものということができます。株式投資に限っても、日本株と米国株では、全く別物と言える気がします。(バシバシ投資先を決める孫さんは大したものです。)

 さらに投資全般に枠を広げると、もうとらえどころがありません。いわゆる「投資詐欺」が良く起こるのもうなづけます。「その投資は全くの無理筋だ」というのもあるでしょうが、ほとんどは、グレーです。「5年先は絶対円安だ」と言われても否定はできません。次に投げるコインが絶対に表が出ないという保証はありません。

 投資アパート問題はいつ表面化するだろう?
 「週刊ダイヤモンド」に投資アパートの記事がありました。日銀の低金利も追い風になり、日本列島は「貸しアパート」で埋め尽くされようとしているようです。中でも、「大東建託」と「ダイワハウス」がすごい勢いのようです。何年かして、「空き室」がどっと出て、ローンが払えなくなる大家さんが出ると予測がありました。「大家さん」という心地のよい響きと、「子供に相続税の負担をかけたくない」という親心が重なり、さらに日銀の低金利はまるで「国策」として後押ししてくれているような、心強さを感じるかもしれません。そこで出される、試算表の数字を読み取れる人は、不動産業者か、会計士、税理士くらいだと推察します。私は無理です。
 それらの「投資用不動産」は不良債権と化す可能性は大ですが、そのことを証明はできません。誰しも将来のことは予測できないからです。その人の見立てでは「危ないよ」というのが限度ですから、表立って反論すると訴えられて負けます。不良債権の山(25兆円)を抱えた地銀の問題は2011年ごろから出ると思われます。

 「世の中にうまい話はない」は実践しないと理解しづらい。
 NHKでは詐欺のたびに、「うまい話はない」ということを肝に銘じて気をつけてほしいといいます。しかしわたしはこれは無理だと思うのです。ろくに投資をしたことがない人が、「この物件は、年7%で回ります」とか言われても、それがうまい話かどうかを区別するリテラシーがないからです。株式でも、投資したことのない人は、「儲かる株教えてください」と必ず言います。それしか語彙を知らないからです。
 例えば日本では、年5%の利益を上げるのがどれだけ大変かは、実際に実践してみる以外には理解しずらいです。「私に預けてくれれば年20%で回してあげる」という話がどれだけ、「突拍子もない」「現実離れした」「実現性が乏しい=サギ」かということは、わかっている人には「ばからしいくらいの常識」ですが、わからない人にはわからないのです。ちょうど私が、音符に#が3つもつくとどれがどうだかわからなくなるのと同じです。

たとえ損得がなくても「リテラシーの積み重ね」で大きな利益を得ている。
 私たちは、投資を、コツコツと続けていますが、思うように利益が上がらないこともあります。しかし、そんな時でも大いに役立っています。例えば米国株を実践している人が、いわゆる「投資詐欺」にかかる確率は0%でしょう。仕組みがわかっているからです。アマゾンのような会社は成長率も高いが、PEも高い=株価が高い、という常識が全員に認識されています。これらは実践してみないとなかなか身につかない能力です。

今日は、まとまりのない内容でした。ここまでお読みくださりありがとうございました。それでは皆様のよい投資を!

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原油が下落中だけど、石油株の仕入れ時は?

米国株投資家の皆さんこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
            2017年6月21日(水)記
 原油の下落が止まりません。現在43.47ドルです。1年チャートは(楽天証券)
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 45ドル~55ドルのボックス相場に収まるかと期待されましたが、あっさり下に抜けました。上値と下値が切り下がり下降トレンドを形成しています。あとは心理的なラインの40ドルを切るかどうかがポイントになります。
(初めに)原油については、数字がいろいろあり、私の力では無理です。また、専門家の発言をネットで調べると、今年の予想ですら、(今年7月には70ドルを回復するだろう)などと外しまくっていますので当てにはできません。6月の価格が当たっている人は一人もいませんでした。(40ドル~60ドルの範囲などという予想ならだれでもできる)原油を取り巻く要素は
(1)米国のガソリンの在庫が減らない。
(2)米国が原油備蓄を減らしている。
  シェールで簡単に増産できるので、大量の備蓄は不必要。現在6.9億バレル→4.5億バレル(法的に今までここまで義務アリ)→3.5億バレル(トランプ政権の方針)
(3)OPECと非OPECで減産を来年の3月まで延長したが効果は限定的。
 さらなる減産合意ができるかどうかは不透明。40ドルを切ると産油国も深刻だろう。
(4)シェールオイルの産油コストが技術革新で大幅に下がっている。
 一昨年70ドル、昨年60ドルと言われた、シェールの産油コストは、地区によっては30ドル台のところもある。またシェールの増産は容易。(現在シェールの生産量は日量500万バレルくらいで、50万バレルくらいの増産は容易だそうです)

ここでは、あえて将来の原油価格の予想はしない方針で進めたいと思います。予想したところで、予想通りにはとうてい動かないし、先物取引をするわけではないからです。

一方買いを検討している、RDS.Bシェルの株価は(SBI証券)5年チャートです。

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現在の指標は(SBI証券6/21)
RDS.B54.63ドルー1.44ドル(-2.57%)予想PE19.21配当6.71%
この数字通りならとても魅力的ですが、原油価格の低迷が続けば、利益は減ります。昨年の赤字から脱して好決算の1Q決算でしたが、今後通年では悪化する可能性もあります。
 チャートを見てみると、昨年1月のサウジショックの時、原油が25ドルくらいまで下げて、「もうだめだー」とみんなが思った時が大底で、株価は40ドルを割っています。今年に入って、原油はどちらかというと下降トレンドなのに、株価は下落していません。これは1Q決算で、原油が50ドル近辺なら十分に利益が出せることを投資家が確認したからでしょうか?最近のチャートを見てみます。

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昨日こそはー2.57%とかなりの下落をしていますが、それ以前はそうでもありません。3月と5月に53ドルを一時的に割っています。今後どう動くのかは予想がつきませんが、もし買うつもりなら、どの辺で買うのかの方針はあってもいいように思います。
①53ドル以下なら買う。
②50ドル割れまで粘る。
のどちらかだと思います。高配当銘柄としての条件はばっちりです。またNISAで買うと、他の米国株と異なり英国籍なので税金が全くかかりません。有利な銘柄ではあります。

(まとめ) RDS.Bシェルについて
1 原油価格の予想は全くつかないが、石油会社の存続はこの先10年超は大丈夫と思う。
2 株価の予測も難しいが、シェルはXOMと違い、がーと下げる時があるので、53ドル割れはあると思う。50ドル割れがあるかどうかは不明。
3 個人的には、53ドル割れはいったんいくらか買っていいように思う。その時は配当も7%くらいか。
4 NISAで買うと税金が要らないメリットがある。

確たる論拠があるわけではありませんので、単なる参考としていただければありがたいです。以上です。みなさまのよい投資を!

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