チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

米国株では無理して小型成長株を探す必要はないと思う理由。

米国株投資家のみなさんこんにちは、チンギスハンです。

 

日本株では小型株に投資している人が多い。

 

日本株の雑誌を見ると、成功者の方々の投資先ではほとんど知らない会社ばかりだったりします。

 

米国株の場合はどう考えればいいのでしょう?

 

やはり、小型の成長株を探すのがいいのでしょうか?

 

どう思われますか?

 

私は米国株では「小型株を探す」必要性はないと思います。

 

その理由は

 

1 探すのに必要な情報が得にくいこと。英語の壁があること。

 

英語が堪能な方はこの壁は越えられるでしょう。私はNOです。

 

2 そもそも探す必要がないと思うから。

 

パフォーマンスを見てみますと「小型株が大型株よりもいい」とはいえないです。

 

米国株には分野別のETFがあります。バンガードでは

VGT・・・情報セクター、ハイテク

VDC・・・生活必需品セクター

VHT・・・ヘルスケアセクター

 

パフォーマンスを見てみると代表的な企業の方がETFを上回ります。

 

例えば、ヘルスケアなら、JNJ、PFE、MRKというダウ銘柄3社をとるとVHTを大きく上回ります。PERも大企業3社が低く配当も高いです。

 

ETFにはこれらの大企業も時価総額割合では組み入れられていますから、大企業群の平均は、業界平均を上回ることになります。

 

ということは、大企業を除いた集合は、業界平均を下回ることになります。

 

規模が大きくない企業で、高成長の企業をピンポイントでうまく掘り当てることができれば、素晴らしいですが、確率的には、期待値としては意味がないことになります。

 

3 規模が小さいと株の振幅は激しいこと。

 

インデックス以上に振幅が大きいのは困ります。

 

4 情報力、英語力と投資対象の関係は。少なくて大丈夫な順に。

 

(1)インデックスETF、VOOなど。

 

(2)業種別ETF

 

(3)個別超大手株、ダウ銘柄など。

 

(4)個別中小株。

 

ダウ銘柄クラスでは不祥事なども日本語で情報もかなり得られます。

ブログ等で書いている人も多いです。アマゾン、グーグルは株価の関係でダウには入ってませんが。

 

超大手株のパフォーマンスが平均よりいいのなら普通の投資家がわざわざ中小株を探すメリットはありません。

 

5 超大型株が振幅が少ない理由。

 

機関投資家の保有が多いからだと説明されています。

 

米国市場には世界から、年金、オイルマネー、・・・いろいろな資金が集まります。

 

それらの運用は、ゆるやかで、個人投資家と考え方も違います。

 

したがって下落時にも「一斉に売られる」という要素は低いことになります。

 

6 情報力、英語力の不足を嘆く必要はない。

 

「情報が少ないから」という理由で、米国株を敬遠する必要はまったくないです。

 

ただし、カバーが少ない個別株を買うのは、十分な準備と心構えが要りそうです。

 

そのハードルを乗り越えて、労力を費やしても、確率的には報われることはないと思うので、自分は、大型株に絞っています。

 

10兆円以上の時価総額をラインにしています。

 

7 情報に不安を感じたら、インデックス、業種ETFなら無難。

 

機関投資家に先回りして、個別有望株を仕込んでおくなら、情報力、英語力、その他・・・の力は必須でしょう。

 

そういうのを目指すのでなければ、「ひけめに感じる」必要は全くないと思っています。

 

それではみなさまのよい投資を!

 

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