チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

投資弱者のための負けない株式投資(2)インデックスのメリット

米国株投資家のみなさんこんにちは

2018年5月12日(土)記

 

昨日の続きです。

インデックスETFについてはたぱぞうさんやちゅり男さんなどが詳しく記事にしておられます。

私もインデックスETFについては、大昔から利用はしているのですが(といっても15年ほどですが)、今一インパクトに欠けるというか、「自分は投資しているぞ」という感じがしないんですよね。

それで、つい伸びが大きそうだとか、あるいは配当が高いとかの個性につられて、個別株に投資して、成功もあれば、失敗もあって、でもトータルではインデックスに及ばないという現実があります。

そういう経緯があれば、インデックスのありがたみを感じるんですが、初めからわき目もふらずに、インデックス一途になれないのは、まだ「山っ気」が強いのでしょうか。

 

今日は基本からインデックスを考えました。確認のためなのでくどい点やご存知の内容が多いと思います。どうぞ省きながらごらんください。

 

投資弱者のための負けない株式投資 その2

 インデックス投資のメリット

 注文があるほど難度が上がる。

市場平均よりも高いリターンを得たい、高い配当を得たい、下落に強い株を買いたい、・・・

いろんな特別注文があると、その分だけ平均(インデックス)からは外れやすくなります。 

うまくいかなかった時には、その原因と対処を、インデックスとは別に考える必要があり、仕事が増えます。

 

どうしても譲れない条件があれば別ですが、スタンダードな「昼食定食」がお得感が強いのは、どのお店でも同じです。

 情報の影響を受けにくい

 よくある初心者の失敗として、(当然私も経験済みです)

「こんないい情報があるからこの株は買いだよ」というのがあります。

調べてみると素晴らしいので、嬉々として買います。この時は、「この株を売る人って何を考えているんだろう。こんな有望な株を手放すなんて。」と不思議に思います。

 

でもその情報は実は株価に既に織り込まれています。

いくら素晴らしい情報でも、織り込まれてしまえば、次のいい情報があるまでは後は下落するだけです。

 

ズルズル下がり続ける株価に耐え切れずに、とうとう泣き泣き手放します。

するとその時点が株価の底で、下げすぎという理由で株価は再度上昇を始めます。

 

素人が「最高値で買って最安値で売りやすい」というのは理由があるのです。

情報が出回って、みんなの買う気持ちがピークに達するときにあなたが(私が)買い、耐えきれなくなって売る時が、あなたが(私が)売る時です。それぞれ、出来高がその時に増えてピークに達しているのが確認できます。

特に最安値のそれは「セリングクライマックス」、掲示板ではセリクラと呼ばれています。

 

私もやらかしたことがありますが、わかっていてもはまってしまうのです。

それが投資家心理、投資家バイアスの恐ろしいところです。

 

そのようにならないためには

  • その情報の出所はどこか?

一般大衆向けに出された、雑誌やインターネットの記事ならもう使い古されている可能性が高いです

その会社の人から耳打ちされたならそれは「インサイダー情報」で十分違法行為です。

その会社をクビになっても、なおかつあなたに尽くさなければならない必然性がなければ、ガセネタの可能性が高いです。

  • そもそも情報で株を買うという習慣をつけない。

四季報などに記載された情報は、「常識」といえるもので、それで買い材料になるようなものではありません。

いい情報に出会ったら、それは「すでに織り込み済み」と考えるのがいいです。

 

  • 精神的に追い込まれない

 個別の株を10社買って、そのうち8社が上昇し、2社が下落したとします。

トータルではプラスのときあなたはどう考えますか?という課題があります。

 

A 投資は成功だ。下落した2社は損切りして、上昇した会社に再投資だ。

 こう考えられるあなたはすでに投資弱者ではありません。

B 下落した2社をどうしようか。でもまだ上昇の可能性はあるのでがまんしよう。

 下落している株の下落の原因をあなたが把握していて、それが今後解消の見込みがあるならともかく再度上昇する保証はどこにもありません。

 

その点インデックスなら、シンプルにこの場合は上昇していますから、そのまま保有でなんの心配もありません。心の余裕は十分です。

 

  • 時間が節約できる。

 例えば10社に投資していると、その会社の決算やら業績見通しやら、さらに業界の動向や、業界での位置など、調べなければならないことが目白押しです。

 

 特に第4次産業革命と言われる現代では、大きな変化が起こりえます。

少し前なら、それぞれの業界の1位企業を買っておけば間違いない。という時代もありましたが、業界自体の十年後というのは予見が効きません。

 

それぞれの業界、さらに当該企業の将来が全部安泰ということはないですから、心配はつきません。

といって時間をけちると、リスクに直面します。

 

対時間対効果を考えると、投資弱者としては個別銘柄をあえて選ぶ理由はないです。

 

以上です。

長期金利の上昇が・・・と言われていたのがウソのように、明るい強気ムードですね。

S&Pも50日線を上回って。とりあえず三角持ち合いが上に抜けつつあります。

そうは言っても、長期金利や、貿易戦争、・・はいつでもぶり返す可能性があるので、手放しの油断は禁物と思っています。

それではみなさんのよい投資を!

 

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