チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

中国との貿易戦争の行方。仕入れが高いのはあなた(私)のせいではない。

米国株投資家のみなさんこんにちは、チンギスハンです。

2018年3月24日(土)記 暖かい

2日続けておはぎゃーとかほんと勘弁してほしいですね。

S&Pで2588.26ドル(-2.10%)と大幅下落でした。

金曜なので下落の可能性は心配していましたが、やはり引け際が大幅に下がって終わっていますね。

チャートです。

f:id:tingisuhan:20180324152925p:plain

かろうじて200日線の上です。

出来高が不十分でセリクラを過ぎたとは言えません。

RSIは30以下と十分売られすぎを表しています。

これはやはりトリプルトップと言っていいのでしょうね。

上昇しても前回の高値を下回れば、下落トレンドになります。

 

貿易戦争の行方

中国の報復措置が気になって下落しているそうです。

トランプがまともなら(ディールとしてなら)どこかに落としどころはあるはず。

今回のケースが、長年不動産業で成功してきた彼の体験に基づく「譲歩を引き出す手口」なら、中国は歩み寄る姿勢を見せていますから早晩収束に向かいます。

トランプの「殿、乱心」なら世界経済は破滅に向かいます。

中国が米国に、我慢比べで負けるはずがない。

中国には、「はっきり勝てるようになるまで米国とは事を構えない」という基本方針があり、今まで堅持されてきました。

しかし、この方針を習主席がひっくり返せば(ちゃぶ台返し)中国に分があります。

耐乏生活の我慢比べを米国ができるとはとても思えません。

一方、中国は、話が古いですが、党主席の毛沢東は、「兵の損傷を全く気にしなかったことで有名です。」

兵を失うことを恐れる軍幹部に「兵はいくらでも集まる、気にしなくていい」と言い放ちました。

彼が気にしていたのは、兵が死ぬことではなく、「熟練兵」が失われることでした。新兵の命は眼中になかったのです。

共産党がきちんと残るなら、国民の数%、数十%が失われても構わないと腹をくくっているでしょう。

過去にも、三国志の時代には国民の90%以上が失われたそうです。

本気で米国に報復するとなると、手段はいくらでもあります。

保有している米国債も1.18兆ドルあるそうですから、「売るぞ」と言うだけで、米国、世界経済はクラッシュします。

でもこの方法は、中国の被害もすごいですから、核戦争と同じくらい仕掛けにくいですが。

結局は手打ちになると思うが、それがいつになるかがわからない。

私個人としては心配はしていないです。

彼は今まで何回もこんな方法で、不動産を売買してのし上がってきただろうからです。乱心ではないと思います。

長期的に見て安いわけではない。

ここまで下げると「すわ、チャンス」と買いたくなります。

しかし、長期的な視野で見れば、まだ安いわけではありません。

さらに長期線、200日線を下回るかどうかも気がかりです。

短期的には「大幅反発」が期待されるところですが、いわゆる「落下するナイフをつかむ」行為になります。

ということで、しばらく見守ることにします。

 

留保していた高配当デフェンシブ株の処置について。

KOコカ・コーラや、JNJの保有があります。

買値よりは上にあるものが多いですが、MOアルトリアは既に下回っています。

ちょっと高く買いすぎただけ、そしてそれは私の(あなたの)せいではない。

と結論しました。

株価の水準は、環境によって異なります。特に金利水準には大きな影響を受けます。

昨年米国のバフェット指数が1.5を超えていても、当のバフェットも「この金利水準ならこの株価は高すぎるとはいえない」とコメントしていました。

ところが、長期金利が上昇した今日となっては、「仕入れが高すぎた」という結果になっただけです。

株式投資をするからには「長期金利の動向」は読んでおくべきだろう、という意見もあるかもしれませんが、長期金利や為替はプロでも当たりません。

この先、株価が下落すると、含み損状態になりますが、投資先企業に問題がない限り、保有で問題ないと考えます。

最長5年は含み損状態になりますが、それは仕方ありません。

いつまで金利上昇が続くともわからない。

それに今こそ、「強気の金利上げムード」一辺倒ですが数年先はわかりません。

何かの原因で腰折れすれば(たいていが中央銀行の引き締めすぎ)、急いで緩和に戻ることになります。

その時が待ちに待った「全力仕入れ時」になります。

 

以上です、いつもながら自分勝手な記事でした。

それではみなさんのよい投資を!

 

お願い 下の米国株のところをクリックしてランキングに戻っていただけるとランキングの点数があがるのでうれしいです、ご面倒ですがよろしくお願いします。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村