チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

警戒モードは継続中。下落が終わったとはいえない。これからの展望は。

米国株投資家の皆さんこんにちは、チンギスハンです。

2018年2月7日(水)記

とりあえずNYは反発して、連続の下落は回避しましたね。

今日はダウを見てみます。ここ1週間の動きです。

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昨日も結果として上げただけで、最初は下落しています。上昇エネルギーが強くないことがわかります。

買い戻す人や、ショートをしていた人が、とりあえずの成果を上げて買い戻した感が強いです。

新規に買い進むほど、割安でもありません。

ここ6か月では。ダウチャート。

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ダウでも1月末の下落サインは明確ですね。

今後は上昇は緩やかに、下落は激しいだろう。(個人の意見です)

1 今後はRSIが86とかに過熱することはないだろう。

今回の件もアリ、今後は早目に利確に励むはずですから、従来の「70以上は買われすぎ」がRSIの指標になると思います。

2 心理面で売られているので、戻りは遅いと思う。

 「引き締め懸念」とかの憶測で売られているのですが、心理面での改善は時間がかかると思うので、戻りは緩やかになると思っています。

3 今後、長期金利が3%に接近したり、あるいは超えたりすると、「引き締め懸念」から大きく下落すると思われる。

 FRBが何かをコメントしたわけでもないのにこの下落ぶりですから、今後、長期金利や、FRB高官のコメントで激しく売られると思います。その都度弱気にならないようにしたいです。

4 FRBは助かったと思う。

FRBは資産バブルを心配していましたが、今回、市場が勝手に調節してくれましたから、「余計な心配をしなくて済んだ」と喜んでいるでしょう。予定通り3回の利上げでも十分と思ったでしょう。

ブレーキをかけたければ、「論議する」というだけで、市場は反応するでしょうから。

5 中央銀行発の景気腰折れリスクは減った。

景気が腰折れするパターンは、引き締めが遅れて資産バブルになりそうになり(インフレも行き過ぎて)、あせって引き締めに走り、腰折れ、が一般的です。

日本のバブル崩壊もそのパターンでした。

この株下落で長期金利が下落しています。2.768%(-0.93%)

引き締め懸念が出るたびに市場が忖度して、調節機能が働けば、バブル化の可能性は減ります。その分、腰折れリスクは減りました。

6 EPS上昇分は上昇するだろう。

PERの水準が同じでも、業績が伸びれば、株価は伸びしろがあります。

予想PERは(bloomberg)

米国S&Pが18.8、ダウが18.4、ナスダックが23.4、日経平均が19.4、ドイツが13.8.

日本が割安とは言えないようですね。

この水準が妥当だとすると、今後のEPSの伸び分は株価の伸び分になります。

米国では、ナスダックの方が伸びしろが大きいと見ているようですね。

7 将来の景気に懐疑的な人が多いことが分かった。

 引き締め懸念は、深い調整のことが多いと書きましたが、それにしても大きな下落でした。

今後は、何かの材料が出てくるたびにかなり上下する展開が予想されます。

8 対応、利用するには。

今後も神経質に上下するなら利用価値もありそうです。本格的な下落は別にして。

(1)高値では一旦売って、安値で買い戻す。・・・私には無理。

(2)数か月に1度は下落がきそうです。

買う予定があるなら、これからチャンスは多いかも知れません。

以上です。どちらにしても、心配しすぎる必要は全くないと感じています。

それでは皆様のよい投資を!

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