チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

戦線を拡大せずにポートフォリオを見直す(2)高配当株編

米国株投資家のみなさんこんにちは、チンギスハンです。

2018年2月5日(月)記

日経平均も22682.08円(-592円安)とNYと仲良く下げていましたね。ドル/円は109.857円

円高というわけではないです。

日本株は考えることが多すぎます。やってる方には申し訳ないけど、というか尊敬するけど。

①NY市場の動向②為替水準③FRBの動向④日本経済⑤その企業の状況・・・

とチェックすることがたくさんあります。米国に加えて中国のウオッチも必要です。どう見ても米国株の方がシンプルに見えます。それでいてパフォーマンスが劣るわけではないですし。

昨日の続きです。投資を拡大せずに、何とかリスクが減らせないか見直す作業です。個々の会社を詳しく検討しなければいけないのでしょうが、とりあえず大まかに整理したいと思います。

<高配当株編>

最初の頃は、高配当を目指していましたので、それらの保有がかなりあります。

初めに 高配当株を悪く言うつもりは全くありません。自分もリタイア後の当てとして、「配当金」を考え、それにふさわしい銘柄を選んだのです。

実際にリタイアしてみて、配当金なしでもなんとかなっているので、「高配当」の縛りをなくしてよりシンプルに投資することにしたのです。

高配当株は結構管理に気を使うことも理由の一つです。「ほったらかし」にしないためには、その会社の状況を把握する必要があります。でもこれが私には負担に思えたのです。石油業界とか通信業界の将来を見通すことは難易度が高いです。

でもそれが煩わしくなかったり、大変に感じなければ、配当を受け取ることは大変な喜びで、「会社のオーナー気分」を味わえる瞬間です。

<保有の高配当銘柄をチェックする>

昨日の表の後ろが切れていて見にくくて申し訳ありません。今日は短くしました。

          1年 6か月 3か月 予想 達成
2,3 株価 上昇率 PE 配当 上昇率 上昇率 上昇率 EPS EPS
VTI 141.3 -2.13 0.04 1.71 19.3 11.3 6.4    
BRKB 209.1 -3.74 14.78 0 27.5 19.3 13.9 1.76 ?
XOM 84.53 -5.1 18.07 3.64 2.4 8.1 1.9 1.04 0.88
RDSB 68.81 -2.99 13.76 5.46 19.6 19.8 4.3 1.03 0.6
VZ 52.98 -2.43 11.87 4.45 8.2 10.2 18 0.88 0.88
KO 46.73 -1.52 34.22 3.16 15.2 2.5 0.4 0.39 ?
MO 69.4 -0.76 18.35 3.8 -4.2 7.9 6.7 0.8 0.91
BUD 111.8 -2.05 41.72 3.62 5.6 -3.5 -5.4 1.22 ?

投資指標はSBI証券さんです。EPSは今四半期、yahoo finance

(1)シェルを除き、1年の上昇率がS&Pより下回っている。

下は2年の比較チャート。青がS&Pです。黒がバークシャー、配当は加味していません。

f:id:tingisuhan:20180205201317p:plain

(2)それでも石油メジャーは原油価格があがり持ち直している。

(3)MOアルトリアはニコチン規制などが嫌われ下落した。現在は持ち直してきたところ。しかし、「低害食品の認定は難しそうだ」

(4)高配当を目的に買っている人(機関投資家)は「長期金利上昇」で債券に乗り換える人もいそうだ。

(まとめと感想・方針)

1 高配当銘柄を保有する必要はなくなったので、純粋に保有が適切かどうかで判断する。(個人的事情です)

2 インデックスの方がリスクが少ないなら移したい。

3 この4月に検討の予定でしたが、ちょっと早めて検討します。

低配当でデフェンシブな銘柄はないか?・・・バークシャーはどうか。

配当が要らないとすると、「低配当デフェンシブ銘柄」が理想です。

と考えて、バークシャーを思い出しました。無配当です。

一見したところ、PEも低く、伸び率もS&Pをオーバーしています。チャートは上記をご覧ください。

ただ、BRKーBバークシャーについては詳しくないので、これから調べてみます。このサイトにも、保有の方、レポートを出している方も多いはずですから。

しばらくは、様子を見ないといけないので、したがって暇なのでこの機会に調べます。インデックスのVTIの代わりにBRKBバークシャーにする選択肢もありそうです。

(追記)

今後の米国株の動きをどう見ているかで、方針は変わると思います。私の見かたは先日も書きましたが

(1)大きな成長トレンドは崩れていない。継続している。

(2)長期金利の上昇、賃金の上昇、インフレ率の達成。

この3つはFRBが上げたかったのになかなか上がりませんでした。長期金利などはむしろ低下していました。それがこの2か月ほどで急上昇しました。

これに市場はビックリしたのですが、本来FRBが狙っていたことですから悪いことではありません。さらに今回賃金も前年比2.9%、インフレも2.1%と、数字に成果が表れてきたので「すわ、引き締めか?」と先走った。と思われます。(わざとかも知れないが)

(3)株価が高すぎることもFRBは懸念していました。だから、今後は調整を交えながら上昇していくというのが、私の見かたです。

(4)個人投資家としては(全く個人の意見です)

売りには気をつけたい。

①利確の売りはアリ。一旦売って利益を確保するのは悪い選択ではないと思います。

②悲観の売りはナシ。長期トレンドが崩れる要素は見当たらない。

買いにも気をつけたい

①下げたといってもまだ1月初めの水準より高い。

②ここ数日だましのリバウンド(テクニカルリバウンド)の可能性もある。

そのまま保有は全く問題ない。

以上です。金沢に行ったカミさんは大雪のために列車が大幅に遅れて、帰宅は1日伸びるそうです。ということで今日もお留守番。

それでは皆様のよい投資を!

お願い 下の米国株のところをクリックしてランキングに戻ってもらえるとランキングの点数が上がるのでうれしいです。面倒ですがよろしくお願いします。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村