チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

株が高いので、ひとまず米国債券ETFで運用しようと思う件。

投資家の皆さまこんにちは。チンギスハンです。2017年10月1日(日)記

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米国株は9月も高値更新で終えました。

9月には調整もあるかと思いドル転したドルがかなりあります。ところが高値を続けているので、一旦この機会に今まで買ってこなかった米国債券ETFを買おうと思っています。

 <目的・メリット>

1 株式を買うまでのつなぎ

2 インフレ率くらいの利回りがある。

3 値動きが小さい。

4 税金対策。今回はこれが一番大きな動機です。債券ETFも税金計算は株と同じ扱いです。

 ドル転したドルが20万ドル弱あります。収支は今ちょうどトントンくらいです。これから為替が動いたり株を買ったりして、残高が変わると差益計算が訳が分からなくなります。なので一旦全部債券ETFに替えておけば、今までの為替利益はないですし以降は特定口座で勝手にやってくれます。その後買いたい株があれば、債券売り→株式買で自動的に計算してくれます。つまり税計算が不要になります。メリットが大きいと判断しました。

<対象となるETFを選んでみた>

(1)いつでも売却できること。流動性が大きいこと。

(2)値動きが大きくないこと。

(3)利回りが目的ではないが、そのまま長期保有の可能性もあるので利回りはあったほうがいい。

(4)そのまま長期保有もあるかもしれないので、年間経費は安い方がいいです。

バンガードとiシェアーズを中心に考えました。

(本命は) 数字はヤフーファイナンス ( )内はSBI証券での数字。

1 BND バンガード米国トータル債券市場ETF

 年間経費0.05% 年間配当 2.43%(2.45%)時価総額1850億ドル(556億ドル)

 内容 米国債43%その他社債など。平均残存期間8.3年一番のポイントか。

2 BSV バンガード米国短期債券ETF

 年間経費0.07% 年間配当1.54%(1.57%)時価総額501.8億ドル(225億ドル) 平均残存期間2.9年

 こちらの方が安全性が高いのでしょうが、長期に保有するはめになった時に配当だけではインフレ率を下回ります。 

3 AGGiシェアーズ米国総合債券ETF

 年間経費 0.06% 年間配当2.41%(2.45%)時価総額501.8億ドル、平均残存期間8.2年 1と3の違いはよくわかりません。どちらでもいいように思います。

BND(AGG)とBSVの値動きの違いを調べます。BND10年では。

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まあ株式や為替に比べれば安定しています。次にBSV10年では

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安定性は明らかに残存期間が短いBSVに分があります。ついでに今が買い時かどうかを見ます。6か月です。BNDから

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この半年で3%ほど動いています。長期では上昇トレンドで50日線を割り込んでいますから買い時に見えます。次にBSVです。

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当然ですが形はよく似ています。値動きはBNDの半分ほどです。こちらもチャンスです。

補足 債券ETFは配当が毎月出ます。上記外では配当が4.5%もある新興国債券ETFのEMBもあります。配当4.5%経費率年0.4%もありますが、今回は目的外なので割愛します。

結論 当面株を買うかもしれない分を短期のBSVで残りをBNDで保有の方針です。

以上です。債券もあってもいいかと思っていましたので、いい機会ととらえています。それでは皆様のよい投資を!

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