チンギスハンのブログ。シニアが米国株に投資

シニアが米国株に投資。地方に住む60代です。今年3月にリタイアしました。年金が10万円と少ないので、米国株で補います。勉強がすべてだと聞きました。一緒に勉強していければうれしいです。よろしくお願いします。

「米国株超入門」原稿下書き(12)日本株の経験は役立つか?米国株は夢の楽園か?

米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
                   2017年5月8日(月)記

 連休明けで気持ちがスカッとしない方も多いことでしょう。今日河原でカキツバタが咲いていたのでカモとのツーショットをとりました。(古い携帯での撮影なので画像が鮮明でないです。お許しください。)

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 フランス大統領選は、中道のマクロン氏が極右のルペン氏を大差で破り勝ちました。EUの枠組みが維持されることになり、市場は歓迎しています。日経は350円高と大幅に上昇しています。ドル円も112.77円とリスクオンのムードです。ドル円に関してい言えば、113円を超えてくると、ドルの下落トレンドが転換する可能性があります。要注目です。でも、もう6月の米国の利上げは織り込んでいるようですし、9月の利上げもある程度は織り込んでいるかもしれません。

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 それ以上のドルの上昇要因と言えば、トランプ政権のドル還流の減税案10%や減税案でも進まないと他には見当たりません。ここを上に抜けられないと、下降トレンドは継続になります。

 さて、昨日までの「米国株超入門の記事」のなぞりです。
1 米国株には高配当株が多い。
2 高配当株は企業努力で投資家に報いている企業も多い。
3 売上高減少など、業績見通しが良くないために人気がなく、高配当になっている会社もある。
4 高配当だけに注目するとリスクを見落とすことになる。
5 高配当、低PER、高成長という都合のいい銘柄はない。
6 何かを我慢するしかない。何を我慢するかは個人による。
7 低配当、高PERでもVビザのように高成長で報いてくれる銘柄もある。
8 どんな理由で高配当になっているか、低PERになっているかを見抜くリテラシーをつけることが何より大切だ。楽で高リターンの投資には何かが隠れている。
9 個別株投資は、「投資リテラシーを養うのに最適だ」
(補足)日本株では100株とかの縛りがあって、例えばトヨタだと最低の投資単位が60万円くらいになります。しかし、米国株は1株から買えるので、ダウでは最高値のGSゴールドマンサックスでも2万円代で購入できます。但し、手数料は日本株に比べて割高です。

今日のテーマは「日本株からの移行は成功するか?」です。
 その前に、愛読している「バフェット太郎氏」の記事にありましたが、「日本では株式投資をしているとは周囲には言えない」という点です。同感です。
 第一みんな株式投資なんて上品なことばは使いません。「えっ、〇〇さんあんた、株なんかやっとるん?みかけによらんな」といわれます。株式は投資するものではなく、ギャンブルと同じく「ヤルもの」なのです。それで、「儲かる?」ときます。

 このような日本の投資事情の中では、株式投資に「ギャンブル」や「宝くじ」的要素が入るのは仕方ないと思います。投資雑誌や記事でも、〇〇万円から1億円達成!みたいな記事が目立ちます。私は、そういう要素を否定するつもりはありませんし、日本を劣った国や市場だとも思いません。むしろ日本が普通で欧米が「異常」なのです。

 以前、大企業の経営者の方が配当について、「従業員はがんばってくれとるから、儲かった時は、それは、十分に報いたいよ。だけど、いつ売るかわからんような株主に配当で出すのは惜しいけど、総会で突っ込まれるから出さないと仕方ない」という意味のことを言っておられました。彼らにとっては身近にいる社員は会社と一心同体で、株主はよそ者なのです。
 考えてみれば「当たり前」です。そうでない方が、異常です。だから、米国のように、従業員の首を切ってでも株主に報いるのは、「狂った行為」であり「ああはなりたくない」状態なのです。これはもう文化の違いというしかありません。日本がいつか、欧米のような企業風土になるかどうかはわかりません。しかし、期待しない方が賢明でしょう。
 そんな日本の市場に慣れた方が、米国株に接すると「わっ、こんな夢のような世界があったのか」となります。日本では余計モノ扱いの株主が尊重されるという夢の世界だからです。
 私たちが、ハワイとかバリとか、リゾートに行くとその快適さに昨日までの会社での暮らしがいやになります。ヨットとかサーフィンが好きな人ならば、「よし、ここに住むぞ。毎日サーフィンだ」となります。しかし、1週間も滞在すると夢のような場所も、影の部分が見えてきます。きれいな砂浜やプールやヤシの木も、低賃金で働く人たちによって支えられていることを知るからです。月日とともにありがたみは薄れます。
 米国株も「夢の楽園」ではないと思います。日本からの落差が大きいからそう感じるのです。日本との違いは、株主重視以外にもかなりあります。順番に挙げると

日本株にあって米国株にないもの
 優待目的の株式投資は日本だけ。株式を持っていると、安く買えたり、飛行機に乗れたり、おまけが素敵です。魅力あります。この目的のために株を保有している方は実に多いと思います。目に見える特典が、向こうからやってくるわけですから。これはもう理論を越えたものだと思います。米国株には残念ながらありません。
 投資ではありませんが、「ふるさと納税」というのもありますよね。税を納めてブランド肉がもらえる。素敵です。私は毎年、ピースわんこジャパン

の「犬の殺処分ゼロ」に寄付しています。皆さんもぜひ。(でもお金より、犬を引き取って飼ってほしいそうです。知り合いが行ってかわいい犬をもらって帰りました。ウチは今飼えないんです)
下げる前に利益を確定しようとする傾向。
 日本株では「利益確定」と「損切りルール」を推奨している記事が目立ちます。 達人と呼ばれる方には、自分なりのルールを決めて実行されている方が多いです。これは過去の経験からすれば仕方ないことだと思います。高値を更新し続けてきた米国株に対して、日本株はいまだにバブルの高値を抜けていません。個別株で見ても
下は日本を代表する金融銘柄8306三菱UFJファイナンシャル20年チャートですです。 

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下がる前に利益を確定した方が良かった場面が何回かあります。下は同じく米国を代表する、JPM銀行です。

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こちらは、利益確定をしなかった人の方が恩恵を受けています。もう一つメーカーで見てみます。日本代表はトヨタにします。

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やはり、タイミングを見て利益確定した方が得に思えるチャートをしています。
米国でトヨタに匹敵するメーカーは、難しいですがBAボーイングとします。

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 こちらは持ち続けるのが一番いいように見えます。米国株は持ち続けることに成功のコツがありそうです。実際の研究でも持ち続けた方がパフォーマンスがいいことがわかっています。

 こうしてみると日本株で成功するためのハードルは相当に高いようです。では日本株ではうまくいかなかった人、あるいは今まで株式式投資をしてこなかった方の場合はどうでしょう。

米国株で求められる能力は、日本株とは違うものも多い
 値動きが大きく、売買の能力が求められる日本株に対して、保持しておけば長期的に利益があがる米国株とでは求められる素質もまた異なります。
(1)ゆったりと構える。
 株式投資本来の目的は、株主になって長期間会社とともに歩むことです。その間株価は上下しますが、長期的に見れば、そして平均的に見れば投資家は投資に応じたリターンを得るようになっています。リターンは、配当や、株価自体が上昇することによって得られる資産価値の増加もあります。売買を繰り返すのは本来の主旨に合っていません。米国株はこの基本に忠実に経営者も投資家も動いているように見えます。
(2)売買はできるだけしない。(これは個人的な意見です)
 株価が低迷する時期もありますが、正しく銘柄選びをすれば、長期的には保有することにより利益が得られます。売買の得意な方はそれによって利益をあげるのもアリでしょうが、その方法がそう有利でないことはデータにより裏付けられています。そのような能力がない者にとってはなおさらです。ですから、売買はできるだけしないで長期の保有により利益の最大化を図るのが王道と考えます。
 最初の1回の買いは仕方ありません。投資が成り立たないからです。しかし、売らなければそれ以降の売買は必要ありません。保有に経費もかかりません。1株から買えますから、配当で同じ株を買い増すこともできます。(買う手数料は必要です)売らなければ、損も発生しません。

どうやって売らなくて済む銘柄を探すか?
 という問題があります。「その会社は将来絶対つぶれたりしないですか?」と言われそうです。そういう方にはぴったりの方法があります。
 ダウ連動ETFを買うのです。ダウ30種は入れ替えがあります。不振の会社は外されます。米国がなくならない限り大丈夫です。S&P500もあります。米国の上位500社の時価総額を加えた指数です。より実体に忠実です。その中のエリートを集めたS&P100というのもあります。米国の上位100社ともなれば、安全性は高いです。そのような、インデックス連動ETFとの比較を常にすることで、より自分に適した銘柄選びができます。

8社くらいで十分な分散投資ができる
 前述のシーゲル博士は「株式投資の未来」の中で、業界を代表するような8銘柄くらいに投資すれば、S&P500指数を上回る成績をあげられることを研究により明らかにしました。しかもその8銘柄は、将来伸びそうなIT銘柄などでなくて、ありふれた食品や日用品でOKだったのです。
 私の黄金の14銘柄 もこの説に基づいています。14つと少し多いです。しかし、セットにしている銘柄もあるので実際は9つです。セットいうのは、石油セットはXOMエクソンとRDS.Bシェルといった1位2位コンビで成り立っています。その時に有利な方を買っていって、最終的に1:1にしたいと計画しています。実際にはシーゲル教授のおっしゃるように、これは1つでいいのかもしれません。でも2つでも構わないでしょう。両方買っていく方が、自分の力が増すと考えたのです。全部で5セット+4銘柄で、14銘柄です。
 これらの銘柄の特色は、①目新しい業界でないこと②業界を代表する企業であること③成長した大企業であること。時価総額が10兆円以上であること。④高配当であること⑤デフェンシブ銘柄が多いこと。です。逆に大企業であるがゆえにこれから目覚ましい成長や株価の上昇はないでしょうし期待もしていません。高成長は目的ではないからです。目的は①海外資産の割合を増やすこと②(私の場合は)現金配当を得ること。③安定した成長を望むこと。です。

 銘柄選びについては、個人個人の目的が微妙に違うでしょうから一概に「これ」と決めるのは難しいと思います。もし私と同じ目的の方がいらっしゃたら、どうぞ私の銘柄も参考にして取り入れてください。(ただし現在の私の保有がこの割合になっているわけではありません。この表にない銘柄も保有しています。また、表にはあっても保有していない銘柄もあります。IBM、BA。この表はあくまで目安にしてください)

長くなりました。次回にします。
今日のまとめ
日本株の経験がなくてもあるいはうまくいかなかった方でも米国株は大丈夫です!
求められる能力が違うからです。

それでは皆様のよい投資を!

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