チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

買いタイミングについて

米国株投資家のみなさんこんにちは

2018年6月15日(金)記

 

先日の記事にコメントをいただきました。

ていさんより

「売り」が難しいのはもちろんですが、「買い」も確実な上昇タイミングなんてわかるんですか?私にはわかりません。

絶好のタイミングを捉え、含み損を抱えることを絶対に避ける、そんなことできる人、いるんでしょうか。私には無理です。
だから含み損が絶対に嫌な人は、そもそも投資なんですべきではありません。
おとなしく銀行に預けるべきです。

 

ありがとうございます。

誤解を生む記事だったかも知れませんので少し確認しますと

1 様々な投資法があり、どれがいいといっているわけではありません。

例えば、割安だと思った株を買ったら、市場がそれに気づくまで辛抱強く待つのが正解です。その場合は含み損がいやだとかいうのはおかしいです。

2 私が目指しているのは、上昇トレンドにある銘柄を買う「順張り法」です。

この場合含み損が一定の割合を越えると(私は8%)損切りしますので、含み損が出ることは、銘柄選びか、買うタイミングのどちらかが良くなかったことになります。

一旦、その銘柄の投資は失敗になります。だから避けたいわけです。

3 買タイミングについて

これも投資法によって異なると思います。

私が採用しているのは、より損切りしなくてもいいタイミングで買うことです。

底で買うことを目指しているわけではありません。

市場の将来は誰にもわかりませんから、あくまで確率として少しは上がるかなと思っています。

いくらタイミングを図っても全体の市場が下落すれば、ほぼすべての株は下がりますから、その意味では、確実と呼べるほどのものではないと思います。

4 市場が「タイミングを共通認識していれば」起こる確率も高まる。

例えばRSIという指標があります。70を超えると買われすぎと言われています。

多くの割合の人々がこの指標を使っていると思います。

だからRSIが80を超えた、1月末などでは利確して市場から離れた投資家、特に機関投資家は多かったと思います。

買いのタイミングも、共通に認識された有名なものは、やはり影響を及ぼしていると考えます。

5 上昇基調がわかっていれば買いのタイミングはそんなに重要ではない。

タイミングを探るのは、より安全を目指すためのものだと思います。

先日の記事の通りです。

 

<私が参考にしている買いタイミングは>

いずれも長期の上昇トレンドにある株で、いずれも出来高を伴って

(1)グランビルの法則にある

平均線にタッチして(あるいは下に抜けて)から反発するとき

(2)前回の高値を抜いた時

の主に2つです。それ以外にも本にはたくさん書いてありますが。

実際のチャートで見てみると(私が実際に買ったわけではありません、研究は最近始めたので)。また買いタイミングは、業績等がOKとしたと仮定してのものです。

チャートは、モバイル決済のSQスクエアです。6か月チャート日足です。 

移動平均線は25日、50日、75日です。

f:id:tingisuhan:20180615200628p:plain

比較のためにハイテクETFのVGTを載せます。

f:id:tingisuhan:20180615201115p:plain

(1)底値買いを目指すわけではありません。

(2)1月初め、平均線をした抜けして反発して平均線と前回高値を上回った38ドルくらいは買いタイミングに思えます。出来高も急に増加しています。

(3)2月初めの下落は全体の下落に伴うものです。でもVGTより浅い調整で、75日線を下ぶれたのは1日しかありません。したもその日は高めに引けています。

この50日線からの立ち上がりの40ドル前半は買いタイミングに思えます。

(4)3月末から5月にかけては市場の調整に合わせています。

VGTもWボトムですが、SQのWボトムの方が右側の底値が低くいい形とされています。

(5)50日平均線をうえに抜ける、50ドル前後は買い場に見えます。出来高も多いです。

(6)横ばいを経て、出来高減少にもかかわらず株価をキープして、上昇軌道に入り、前回高値を抜いた58ドル付近も買場に見えます。

 

チャートを使うかどうかは、タイプによると思う。

この株は買いと思ったら、少々のことに気を取られずに即座に実行される方もいます。

こういう方の方が順張りには合っていると思います。

実際、好成績の方を複数存じています。

 

しかし、何かの数字的な裏付けがないと動けないタイプの人もいます。

私もこちらに入ります。

理屈っぽいというか、行動力に乏しいというか、・・・

まあDNAですから仕方ありません。

 

そういうタイプの人が自分に勇気を与える手段としてはチャートは優れているのではないでしょうか。

 

チャートの見方で心がけているのは

1 値動きだけでなく、出来高により注意を払うようにしている。平均線も

2 日足だけでなく、週足も見るようにしている。より大きな観点から判断できる。

3 平均線は、取り方によりいくらでも種類があるので、自分なりに決める必要があると思う。ちなみに私は日足では25日、50日、75日、週足では50日、200日です。

 

まとめ

このように過去のチャートで検証するととてもうまくいきますが、現在進行形でどれだけうまくいくかは未知数です。

訓練と経験で少しずつうまくいく確率は上がるとは期待していますが。

結局は、自分に合った方法を使えばいいのではないでしょうか。

売る場合は、特に上昇中の株を売るのは、感覚で判断するのはとても難しいので、チャートが有効だと期待しています。

それについては、自分がもう少しわかれば記事にします。現在はまだ勉強中です。

 

追伸 偉そうにわかったようなことを書きましたが、実際に実行できるかはこれからです。また、状況を報告します。

 

それではみなさんのよい投資を!

お願い 下の看板をクリックしてランキングに戻っていただけると助かります。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村