テンプルトンの言葉でいうと、今どの辺だろう?
米国株投資家のみなさんこんにちは、チンギスハンです。
2018年3月18日(日)
引き続き杉山さんの本を読んでいます。
今更ですが、きちんと投資の勉強をしてこなかったなあと痛感します。
まさに泥縄です。
若い方々がうらやましく感じた今日一日でした。
もっとも、若い私がきちんと投資の勉強をするとは思いませんが。
プロのすごみを感じています。
何がすごいって「いかに確実に運用するか」「考えられるリスクをあらかじめ考えている、想定していることです」
アマで、プロをパフォーマンスで上回る方はかなりいると思います。現にこのサイトでも、達人は多いです。
でもどんなシチュエーションでも確実にリターンを上げて顧客の期待に応えるかという点では、プロの技を感じます。
特に、私にはとっつきにくい、債券を操ることにかけては、やはりプロとアマの差は大きいと思えます。
私も、シニアなので、苦手の債券も取り入れた方がいいそうですから、勉強します。
とりあえずは、ドルMMFで運用しますが。
さてよく引用されるジョンテンプルトンの有名な言葉について挙げておられました。
「強気相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」
(1)マーケットが総悲観となった局面は強気相場の出発点になりやすい。
(2)先行きに警戒感や懐疑が残るうちは徐々に上昇(回復)を続ける。
(3)警戒感が薄れて楽観的になったころは、相場の天井が近い。
(4)マーケットが総強気や幸福感に浸っているとき上昇相場が終わる。
何回も目にしたはずなのに、真剣に考えたことがなかったのです。
でも思い当たる節があります。前にも書きましたが今年1月の相場です。
私の方針は①リスクがあると思われる個別銘柄は売却する。②もう十分だと思われる銘柄は利確する。→ETFへ入れ替え。
を決めていたにも関わらず、RSIが86という水準で、うっかりして売り逃した株もあるからです。石油メジャーとかです、リスクを減らせるチャンスだったのですが。年のせいともいえますが。
もう一度S&Pで見てみますと
12月1月の上昇は上記の言葉の(3)(4)が当てはまはまっていたとも言えます。でもその後は通常軌道に戻りつつあるように見えます。
副島隆彦さんによると6月には米国が北を攻撃するとありました。そうなると波乱ですね。
さて杉山さんの本の締めに
資産運用とは
最悪の局面も想定しながら
慎重にリスク・リターンを考えてこそ、財をなす。
という重い言葉がありました。
最悪の局面を想定するために、今がどこら辺にいるのか考えました。
S&Pの10年です。
リーマン時を起点にしています。
2015年から2016年にかけては警戒感が強く株価も横ばいです。(短期で見れば相当大きな下落もあった。2015年8月や2016年2月など)
トランプ以降は色々ありながらも楽観で来たようです。
今年1月の楽観上昇がピークだと判断すれば、これから下落に向かうことになります。
しかし、ハイテクなどは1月の高値を抜いて上昇してきています。VGTです。
さらに1Q決算では相当な好決算が続くはずですから、(税制の影響も今回はない)これから直ちに下落に向かうとは考えにくいです。
一方、長期金利の上昇や、FRBの利上げの回数増懸念、貿易戦争懸念、など、心配なことも多く、総楽観にある状況にはとてもありません。
(勝手にまとめると)
まだ最終局面には見えません。(もっともバブルは後でしかわからないらしいけど)
利上げをこなしながら、いろいろありながらも、もうしばらく上昇を続ける、と考えるのが一番自然で確率が高いように思います。(私見です)
しかし、杉山さんの言葉にもあるように「最悪の局面」も、常に想定が必要でしょう。
その時は、生ドルはマズいので、米ドルMMFでしのごうとも思っていたのですが、杉山さんによるとリスクを計算して組み合わせると債券が有利とあったので検討と勉強をします。債券でもETFを優先に考えてます。
以上です。私事が多く失礼しました。
それではみなさんのよい投資を!
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