チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

リタイアして1年経って振り返ってみると、もっと・・・

米国株投資家のみなさんこんにちは、チンギスハンです。

2018年3月3日(土)ひな祭り

 

リタイアしてから1年たちました。

昨年の3月にリタイア生活に入って1年過ぎました。

今までを振り返ってみました。

<良かった点>

1 何とか元気で過ごせたこと。好きな山登りにも行けたこと。

2 ジムにも行き始めて運動の習慣が何となくついていること。

3 ブログが続けられたこと。

1年前に帰れたとしたらどうしたい?

もっと気持ちに余裕を持つべきだった。と強く思います。

人間、未知のことには不安が付きまといます。

それは65年という人間を生きてきても同じです。

33年の社会人としてのキャリアでしたが、それを更地にしての出発です。

きっと気負っていたのでしょう。

これをお読みの方々がリタイアされるまでにはかなりの月日があると思いますので大まかに、そして、具体的に書きますと

1 精神面で・・・会社に行かなくなる。

これは自分は、かなりの仕事嫌いでしたから、全然平気でした。「幸せ~」でした。

2 家庭面で

ズボラな私にしては、料理とかは好きなので、奥さんがいないときに困ることはありません。

3 お金の面で・・・半年は様子を見るのがいいかも

そんなに使う方でもないので、そんなに心配はしていませんでしたが、やはり「年金10万」という少なさなので、「もっと収入があればいいな」という気持ちはありました。

今考えると、その考えにはきちんとした裏付けはなかったのです。

暮らしてみて、収支がわかってからでも大丈夫。

雑誌などをみるとずいぶん準備が要るような記事が多いです。そのまま信じていたわけではありませんが、「できれば収入が欲しい」という気持ちはありました。

この欲が余計だったように思います。つまり

もっと気持ちに余裕を持って、事に当たっても十分間に合う。

私の場合は、10万で足りたわけですが、年金で足らない場合もあるかと思います。

でも、その時は、きちんと精査してみて、「減らせるところは減らす」努力をするのが先決だと思うのです。

先日もテレビでリタイア後の節約について、やってましたが、工夫と知恵でかなり多くが減らせます。

そうやって努力すると、年金額で収まる可能性も十分にあります。

現役時代と違って効率という視点は要りません。

足らなければその額を明確にして、対策を練ればいいと思います。金額も決めずに「多ければいい」というのは無理を生みやすいと私は感じます。

リタイアしてから半年くらいは、動かないのがいいと思う。

投資とか、リフォームとかお金に関することは、冷却期間が必要だと思います。

現役時代の金銭感覚、時間感覚が残っているからです。

ゆったりした時間や、お金に慣れてから、取り組んでも決して遅くないと感じます。

投資について言えば、ずっと続けてこられた方はもちろん、そのまま継続で問題ないです。問題なのは

リタイアを契機に始められる方です。

資金が大きすぎる点がリスクです。

始めた投資が当たれば「成功体験」に味をしめて、必要以上に投資が拡大するリスクがあります。

うまくいかなければ、「しまったするんじゃなかった」とあっさり撤退するかも知れません。

将来を考えれば、投資を全くしないのも、リスクに当たるのではないかと思います。

ちょうどいい規模に設定するには、現役の意識が残っているとダメ。

と感じます。現役時に仕事として扱っていた金銭の規模は大きすぎると思います。

冷却期間が必要です。好きなスポーツや本でも読んで過ごすのがいいのでは。

4 リタイアを機に自分の能力を高める。

現役の方には、自分たちの方が、リタイア者より能力が高いという意識があります。

現役時の評価は偏っている。オフェンス型は高く評価されている。

会社が社員に求める能力は、ズバリ「稼げる力」「利益を生む能力」です。

例えば仕事をじゃんじゃん取ってくる営業社員は重宝がられます。

一般に、オフェンス志向の人は会社では過大評価されていると思うのです。

軍隊ややくざ組織でも同じですよね。武闘派が力を持ちます。例えが悪いけど。

しかし、リタイアしてから必要な能力はこういう会社が求める能力とは違います。

ここがわかっていない人が多いことが、特に男性の会社員がリタイア後がうまくいかない原因の一つと思います。自分がオフェンス型の方は特に注意が必要と思います。

では必要な能力や習慣とは

1 体力、運動する力。

私の主治医の先生によれば、①運動②食事③ストレスのない生活とおっしゃいます。

2 コミュニケーション力。

ヒエラルキーやポジション関係なしで誰とでも話せることが大切だと思います。

3 一メンバーとして暮らせる力。

会社員としては、リタイア前は上の方にいます。でも、リタイア後は地上に降ります。

よき、まじめな、ふつうの、国民として、地域住民として、家族構成員として、パートナーとして、自分に納得して謙虚に振る舞える力が必要だと思います。自分は努力中です。

4 一から学ぶ力。

大人になってからは主に、自分の仕事に役立つ、自分が有利になる、という視点で読書とか能力づくりをしていたと思います。

仕事を離れ、利害関係を離れて、真の自分を構築できるのは、時間に余裕のあるリタイア後は最適と感じます。図書館のそばに住みたいものです。

 

以上勝手なことを書きました。私はシニアの代表でも何でもないです。一人の経験でしかありません。でもみなさんの将来のリタイアの準備の参考の一つになればと思い書きました。

それではみなさんのよい投資を!

 

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