チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

この1年の上昇率を整理してみた。

米国株投資家のみなさん、こんにちは、チンギスハンです。

2018年2月13日(水)記

昨日の米国は上昇して、下落の一部分を埋めました。

でも、今日の日本株は137円安と下落しています。ドルも下落気味です。

さて、当分は動くつもりはないので、銘柄の整理をしてみました。

ハイテクについては大幅下落もあったので現状ではどうなのかも知りたいところです。

<ここ1年のインデックスと銘柄の上昇率>PEはSBI証券、配当は加味せず。緑は買い予定。見にくい表ですが。

    年経費率 1年 6月 3月 1月 平均
2,13 株価 PE 配当 上昇率      
VT 73.69 0.1 2.11 14 7.8 2.1 -5.7 4.6
VTI 136 0.04 1.71 12.1 9.5 2.5 -5.5 4.7
DIA 246.2 0.15 1.97 19.6 13.7 5.5 -5.5 8.3
VGT 167.5 0.1 0.99 26.1 14.6 1.8 -4.8 9.4
BA 343.8 24.31 1.91 99.1 45.8 31.1 1.8 44.5
NVDA 228 57.29 0.25 112.7 41.2 7.9 -0.9 40.2
AMZN 1386 330 0 64 44.6 22.7 7.1 34.6
MSFT 89.13 30.14 1.78 37.9 23 8.2 -1 17
JPM 111.7 17.71 2.04 23.8 23.1 13.9 -1.1 14.9
V 118.5 30.13 0.66 35.5 15.6 7.9 -3.4 13.9
FB 176.4 27.24 0 32.1 5.4 -1.4 -2.7 8.4
BRKB 198.9 14.78 0 18 12 9.8 -6.7 8.3
GOOGL 1055 28.42 0 24.6 13.9 1.8 -7.8 8.1
VZ 50.11 11.87 4.81 1.9 5.1 10.3 -3.5 3.5
KO 43.97 31.62 3.43 6.6 -3.7 -3.8 -6.8 -1.9
JNJ 130.3 17.96 2.59 9.6 -1.8 -5.6 -11.6 -2.4
PG 81.33 20.58 3.45 -10.7 -12 -8 -10.7 -10

上昇率は、各1年間、6か月、3か月、1か月、その平均を出しています。

VT;全世界ETF、VTI;全米ETF、DIAダウETF、VGT情報ETF、

(1)アマゾン、ボーイングはこの1か月でプラスです。

(2)この1年はインデックスではダウが好調だった。そして今回の下落の幅が他より大きいわけではない。

(3)高配当デフェンシブ銘柄はここに上げてあるものは、インデックスを下回っている。特にこの1か月の下落幅が大きい。

 長期金利が急上昇したことと関係があるようだ。後述。

(4)この1年で見れば、上昇しているものに単純に乗っかる「順張り」は高パフォーマンスだった。

(5)以前のレポートで、ハイテクではグーグル、FB、Vを→アマゾン、BA、MSFTに入れ替え予定だったが、状況は変わっていないように見える。NVDA、VGTはそのまま保有。

<高配当銘柄はどう考える?>債券との競合説は本当か?

MCDのように好調なものもありますが、茶色のグループはインデックスを下回っています。一般に高配当デフェンシブ銘柄と言われるものです。

私も、米国株を始めた当初の目的は「高配当」でしたのでこれらの保有があります。(PGはありません)

WSJに長期金利が上がり「債券との競合になるので不利」と出ていました。

説明では「株式と債券の利回りが接近して高配当株のメリットが薄れた」とあります。

確かに長期金利(10年国債)が3%に接近してくると、それより長い国債や、あるいは社債は3.5%程度あるいはそれ以上でしょう。高配当株と変わらなくなります。

配当と債券では成り立ちが違う。配当部分だけを比べるのはいかがなものか。

いわゆるデフェンシブ銘柄では、新規投資があまり要らないので、稼いだ分を配当に回すわけです。これが投資家の取り分になります。

この配当部分だけを取り上げて「債券に追いつかれそうだよ」というのはいかにも短絡的に見えます。

それは、会社の成長率を無視しているからです。

現時点での利益を配当として配っていますが、EPSが増えれば、その分、将来は増配になるでしょう。株価もあがります。

一方、債券ではそのようなことはありません。市場での需給関係だけが価格を決めます。

会社が成長してさえいれば心配はないと思う。

とすると、ポイントは配当の多寡ではなく「成長率」がどうかということになります。

ちゃんと成長しているかをチェックする必要があります。

ちゃんと成長している会社なら心配は無用と考えます。

ちゃんとチェックできない人(私)はインデックスの方が無難と思う。

シーゲル教授も、半分くらいはS&Pインデックスでの運用を奨めています。

半分がS&Pインデックスなら、影響は半分で済みます。

私などのシニアは、全部インデックスでも問題はないように思います。

何かの基準で選べば成果がインデックスからかい離するのはやむをえない。

バリューでもグロースでも、投資家の判断や好みで、セクターや個別銘柄を選ぶと、結果はインデックスからかい離します。

プラスの場合もあればマイナスの場合もあります。

プラスの時は、「よっしゃー」でしょうが、マイナスの時は気になります。

私は気になるので

1 インデックスの割合を多めにする。

2 インデックスと比べて「はっきりとしたメリットがある」会社だけを保有する。

の方針にしました。どこかの時点で、インデックスに替えても差し支えないものは交代していく予定です。

BRK-Bは魅力に見える。

話は変わりますが、バークシャーはこの表では魅力的に見えます。

1 割と地道な事業をやっているのに、S&Pよりも上昇が大きいこと。

2 キャッシュを積み上げていて、今後の変化に対応しやすいこと。

3 減税の恩恵を受けられること。

4 金融もやっているので金利上昇がメリットになること。

5 配当を出さないのでシンプルである。

6 かのアマゾンとも組むそうなので、アマゾンからの攻撃がなさそう。

きっちりした研究ではありません。すみません。もう少し調べます。

今回はかなり下落しています。決算がまだなのでそれからでもいいかなと思っています。(2月23日)インデックスとの比較になります。

以上です。まとまりのない記事で恐縮です。

それでは皆様のよい投資を!

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