チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

戦線を拡大せずに、リスクを抑える(2)ハイテク編

 米国株投資家のみなさんこんにちは、チンギスハンです。

2018年1月29日(月)記

リスクは突然やってくる「コインチェック編」から学んだこと。

「多分大丈夫だろう」「まだ大丈夫だろう」「多分うまくいくだろう」と思いがちでしたが、突然そんな期待は打ち切られることを学びました。

コインチェックには私はNEMは保有はありませんでしたが、イーサ等の通貨の残高はあります。いつ引き出せるかはまだわかっていません。

なので、私はまだこれが解決したとは思っていないし、全部引き出せないことも想定しています。「期限が示されていない借用書は無効」という原則もあります。

最悪の事態は避けられそうだという感じだけです。実際に引き出せるかは予断を許さないと思っています。

株式の世界で10年で起こることが仮想通貨では半年で起こる。

早送りで経験できたことはありがたいと思っています。来るべき米国株の下落時の対応力が増すと思うからです。

ですから、新しく仮想通貨に参入してこられて「大幅下落」や「コインチェック騒動」に会われた方も、「もうこりごり」と損切りして撤退されるのは惜しいと思います。これを糧にして、むしろ「早目にいい経験ができた」とプラスに考えて投資を一緒に進めましょう。

数か月すればムードもガラッと変わります。現に今回もネムは大きな下落はありませんでした。マスコミでは「暴落」と言ってましたが、20~30%下落するのは仮想通貨ではよくあることです。

仮想通貨はしばらく放置。

仮想通貨については全く悲観はしていません。「下がった」とテレビ等では騒ぎますが、リップルもネムも12月初めは25円だったのです。高値からは半分ほどになりましたが、それでも12月の4~5倍の水準にあります。

ただしすぐに回復するとも思えないので数か月は放置です。

今回のようなことがあるといけないので、早速アマゾンでコールウオレットのTresorを注文しました。使うのが面倒とか言ってられません。ネムはnanowalletに移しました。

ハイテク枠での見直し。

11月末にハイテクに投資しました。NVDAエヌビディア、Vビザ、CGNXコグネックスです。

為替抜きでNVDAで20%強、Vで15%ほど値上がりしています。CGNXは若干のマイナスです。(買う時期がちょっと早すぎた)トータルではプラスです。

入れ替え対象はVビザです。

文句なしの優良銘柄です。ビザについては「こたぼん」さんより2度に渡って質問をいただきました。2度目のお返事をしていません。VISAとカード会社の手数料の取り分については私はわかりません。たぶんおっしゃる通りでビザはリスクを負担していないと思います。

決済システムの今後の動向については「ビザの優位は当分は大丈夫」と思っていました。

しかし、今回のこともあり、「先のはっきりしないこと、自分のわからないこと」については楽観しない。ことにしました。

アマゾンやグーグルが決済システムへの参入を表明しない保証はどこにもありません。

安さ、便利さをとことん追求する、アマゾンにとって、手数料が数%かかる現在のクレジットカードシステムをそのまま放置するとも思えません。いつ参入してもおかしくありません。

アマゾンやグーグルが参入してもビザ・マスターは一定のシェアを維持すると思われますが、ワイドモートは弱くなる可能性が高いです。

4月にすべての銘柄を見直しの予定でしたが、前倒しして見直します。

見にくいですが各インデックスとハイテク候補一覧です。

        1年 6月 3月 1月
1,27 株価 PE 配当 上昇 上昇率 上昇率 上昇率 下落率 上昇率
VT 79.73 0.1 2.11 26.2 15 10.6 7.4 46.3 199.7
VTI 146.86 0.04 1.71 24.3 15.8 10.7 7 52.2 299
DIA 265.91 0.15 1.97 32.5 22 13.6 7.5 49.1 275.8
VGT 179.17 0.1 0.99 39.6 21.6 10.6 8.8 51.2 467.5
AMZN 1402.05 330 0 67.8 37.5 27.3 19.9 53.9 3183.5
V 126.32 30.3 0.62 46.7 27.4 17.5 10.8 37.2 863.5
GOOGL 1187.56 29.92 0 40.5 23.9 14.9 12.7 55.6 671.2
MSFT 94.06 27.33 1.82 43 28.8 12.2 10 53.5 450.1

②リーマン時安値からの現在の株価の上昇率。①リーマン時安値のリーマン前高値からの下落率。

VTI全米ETF、DIAダウ連動ETF、VGTハイテクETF

(1)データ的にはVには全く問題はない。予想PERが高めなのは以前からの傾向です。リーマン時も値下がりが少なかったです。株価の波が少ないのが特徴です。

(2)決算発表はAMZN、V、GOOGLが2/1、MSFTが1/31(SBI証券)

(3)今回の決算発表は、実際の業績とかけ離れた数字が出る可能性がある。

 米国法人減税により、「繰延税金資産の減少」という、会計上の特殊要因が発生します。一時的な見かけ上、会計上のもので長期的には減税は会社にはプラスです。

でも業績はいいのに表面上は赤字になり→売られる。ということも起こっています。

買うのは決算の内容をじっくり見極めてからでいい。と考えます。

買う候補は、VGT、MSFT、AMZNです。

VGTはハイテクのインデックスです。優良銘柄単独よりも、パフォーマンスは下がります。

MSFTは比較的稼ぎに波が少ない感じです。保有資金も多く利上げ、長期金利の上昇に強いと感じます。ハイテクの中ではハイテクらしくないと感じます。前回の決算発表では窓を開けてジャンプアップしていますが今回はどうでしょう。

ここ最近の四半期決算の実績と(予想)EPSは

2016年4Q0.80(0.79)2017年1Q0.70(0.70)2Q1.06(0.71)3Q0.84(0.72)4Q ?(0.86)とだんだん予想からの上へのかい離が大きくなっています。つい今のうちに買っておきたくなりますが、やはりがまんしてセオリー通り決算を見てからにします。

AMZNはVGTには含まれていません。AWSなどもありますが、書籍通販から始まったからでしょう。したがって、単独で買う必要があります。

最近の株価急騰で買いにくいですが、1株ずつでもいいのでコツコツ買っていこうと思います。先週金曜にとりあえずNISAで1株買いました。

チャート的な見方は次回にしたいと思います。

以上です。皆様の何かの参考になれば幸いです。

皆様のよい投資を!

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