日経マネー10月号を読みました!充実の内容でした。
こんにちは。チンギスハンです。
バフェット太郎氏のブログにあったので「日経マネー10月号」を読みました。
「海外株の魅力とは」と特集されていました。編集部としても「押し」の感じで米国株の買い方も2ページに渡って書かれていました。
3人の投資家が登場します。1人目が「バフェット太郎氏」2人目が「たぱぞう氏」3人目が「Hiro氏」。3人とも私がブログを愛読している方々です。
毎日読んでいるのに、知らないことも多く新しい発見がありとても有意義でした。
記事を楽しみにされている方の邪魔をしてもいけませんから、内容には触れませんが、3人の、米国株を始めるきっかけと、投資の姿勢が書かれていて興味深かったです。
デービッド・ハックル氏のインタビューが、必読だった。
次のページにあった、インタビューが興味深かったです。これも詳しくは本をどうぞですが、簡単に要約すると。
1 現在の投資環境
金利が安く投資家はリスクの高い株式や債券に投資せざるを得ない状況に追い込まれている。
金利が上昇しない間は、資金流入はこれかたも続く。(あと1、2年)
長期金利が2.0%~2.5%の間にあり、米国株のリターンがそれを上回っている間は株式に資金が流入する。
2 欧州株と欧州ハイイールド債がいい。欧州株は割安だ。
欧州の景気はすでに回復している。しかし市場はまだ織り込んでいない。
ECBが依然として金融緩和を続け資金を供給している。
3 アジア新興国・オーストラリアは中国しだい。
中国の失速はコンセンサス。問題はその度合い。筆者はソフトランディングと見ている。・・・→中国が深刻な景気後退には至らない。→中国やアジア新興国の株式市場の急落はない。
4 米国経済は失速懸念がある。すでにその兆候がある。また南米への投資はやめた方がいい。
5 コモディティーは中国次第なので、リターンは低い
6 投資の分散が大切
(1)現在投資のリスクが高まっている。
(2)すべてが割高な状態。
(3)個別株→インデックス投信へ
(4)株以外の資産にも投資を分散・・・国債など・・・下落局面に強い
(5)複数の資産クラスを所有し、さらにその中でも分散を図る
(6)現在は「ニューノーマル」なので、リターンは低い。過去とは違う。期待リターンを見直すべき。
7 日本の賃金が上がらない理由は高齢者にあり。
失業率が2.8%と非常に低いにも関わらず、賃金上昇が鈍い。
高齢者が、お金以外の目的で働きたがることで賃金の上昇を抑えている。欧州の移民の役割を日本では高齢者が果たしている。
(私の感想)
私は仕事をしていませんが、リタイア後もいろんな形で仕事や仕事みたいなことをしている人は確かに多いです。
夫婦で家にいると、言い合いになるので、私がパートに出て収まった。という人もいます。また、パートに行くと、話し相手がいて楽しいという人も多いです。
政府は、公務員の定年を延長したりして、高齢者を働かせようとしていますが、実はデフレの原因になっているとしたら、皮肉な話です。
以上です。ハックル氏の話は考えさせられる内容でした。
皆様のよい投資を!
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