チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

バブルとその崩壊への対処、ベスト、ワーストランキングを考えてみた。

米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
 2017年8月22日(火)記

 朝鮮半島情勢は、北は大きな成果を得たので、今回はこれで手じまいと予想します。成果というのは、文大統領に加えて、米国の国務長官、国防長官が話し合いに応じると妥協(屈服)してきたことです。「やってみるもんだなー、さすが主席」と北はほくそ笑んでいることでしょう。古来チキンレースは、命の値段が安い国ほど強いと決まっています。

 このまま収束もありうると考えて、一部分ドル転しました。

 NY市場もさらなる下落はありませんでした。高いとは思いつつ、市場から離れるのも怖いのでしょう。

 昨日、当面のリスクを検証しましたが、今日はバブルリスクです。

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中央銀行がミスしないとは限らない。歴史は繰り返す。

 近年は各国とも、雇用が最重要課題です。政府は当然ですが、独立しているはずの中央銀行も引きずられます。人事権も握られていますし。

 そうすると中央銀行のミスも、「引き締めすぎ」より、「緩めすぎ」あるいは「引き締めの遅れ」が起こりやすくなります。

 サブプライムバブルはグリーンスパン議長の引き締めの遅れが招いたとされています。そして、バブルの破たんからリーマンショックを招きました。

 民主主義では多くの人が、景気が良くて、失業者がいない方を望みますからこの傾向は当然といえます。

FRBは「正常化」の道のりを明確にしている。

 現状では、米国発のバブルの可能性は低いといえます。しかし、賃金や長期金利など、計算通りでないことも多いので、ズルズルと引き締めが遅れる可能性もあります。

 そうなると、市場が過熱して株式と不動産がバブル化するシナリオがあります。そして、あわてたFRBが引き締めに走って、バブル崩壊という流れです。

可能性は低いですが、対応を考えました。

1 そのまま市場の流れに沿って買い続ける場合。

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(1)効率NO1
 バブル高値で売って、底で買いなおす。
 技術と度胸が必要。

(2)そのまま保有。
 欠点 しばらくはマイナスに沈む。下落時にストレスが強烈。
 長所 忍耐力以外には能力や行動が不要。

2 買いを止めて、見守る。
 あとは上記と同じ。
 長所 マイナスが少ない。
 短所 これからの上昇が得られない。何年後に下落が起こるかわからない。

3 今が高値と見て売って現金化して、大幅下落を待つ。
 来る大幅下落で買いなおす。

 長所 マイナスになるリスクがない。
 短所 これからの上昇を見逃す。何年後に下落がくるかわからない。

ここでのポイントは、今の株価をどうとらえているか?です。

高すぎると考えていれば、一旦全部売って利確するのがリスクが少ないです。

高いけど売るほどではないと思えば、一旦何もしないでステイするのがよさそうです。

 効率を上げるには、どちらにしても、「高値で売る」技術が不可欠です。

 高値かどうかを見極めることは難しいです。バブルの時は、数値を無視して買い上げられるからです。ITバブルの時はPEが40台まで買われました。

 売るというのはとても勇気のいる行動です。祭りの最中に、「これから起こるだろう楽しいこと」を放棄して帰ることだからです。

 「高値で売る」技術がある方は、バブルになっても効率のいい対応ができそうです。

ベストランキングは

ⅰ 買っていって、高値で売り抜け、安値で買う。
ⅱ ステイして高値で売り、安値で買う
ⅲ 今売って、安値で買う(今が高値なら)

ワーストランキングは
ⅰ 暴落の底で売る。そのあと買わない。

ベストもワーストも「売り」がポイントになっています。

売らない場合は

 バブル崩壊で、数年のマイナスの覚悟が要ります。今後相場について買っていく場合も、ステイする場合も大差はなさそうです。ただ、バブルは起こらない可能性の方が高いので、ステイしていると、今後の成長を逃します。

まとめ

 自分は不得意ですが、「高値での売り」ができれば、バブルが起こったとしても、起こらなかった時よりもかえって効率が高まります。

補足 日本のバブル発生

 可能性から言えば、①政府と中央銀行が一体で②強力な緩和を続けている③資産バブルを望む人が多い。条件がそろっている日本の方がバブルになる確率は遥かに高いといえます。根拠は、世界的にも歴史的にも低率な失業率にも関わらず、金融正常化への気配が微塵もないことです。

資産バブルになっても構わないと政府も日銀も考えているように見えます。

資産バブルは、富裕層には恩恵が大きいです。バブル崩壊では、底辺層の方が被害は深刻でした。しかし世論的には、資産バブルを支持しているように見えます。私は同意しませんが。

日本の問題については、また機会があればということで。

以上です。今日は、起こるかどうかわからない話題でした。できれば起こってほしくはないですが、歴史的には信じられないことがたびたび起こってきました。準備は無駄にならないかなと思い記事にしました。

皆様のよい投資を!

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