将来を予想するのは(自分には)危険。
米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
2017年7月31日(月)記
頭が働かないのを暑さのせいにしないようにしないといけませんね。そのくらい暑いです。今米国株は四半期決算の真っ盛りです。全体平均では8.5%程度と好調なようですが、個々をみるとそれこそ悲喜こもごもですね。自分はまだ、この四半期決算に慣れていなくて、その結果もよく読めません。増益でも予想以下で売られるとかします。その反対もあります。幸いメジャーな会社についてはこのブログサイトで詳しく説明してくださる方がいるので助かっています。マイナーな会社については自分で調べています。まあ、決算の直前、直後に売買しなければ特に問題はないと思います。FBは直後に買ってしまいましたが、今後自重します。
まず決算とその反応について慣れること
決算がきちんと理解できているわけではありません。チェックも売上高、営業利益、純利益、EPSとその増減ぐらいしかしてません。ですから業務内容が今後どう伸びるかなどの予想はできてません。きちんと説明している人のブログとか見ると感心してしまいます。
背伸びは危険
そんな低レベル状態ですから自分に言い聞かせたことがあります。「予想はしない」ということです。数字がきちんと把握できていないのに、その上に将来を予想すると不確かの2乗になってしまいます。余計な予想をしなければ大きくは外さないかなと感じます。
買うだけなら「予想をしなくても大丈夫」
先日のタバコ株の下落とかやっかいごともあります。ニコチン規制がたばこ業界にそして保有しているアルトリアにどう影響するかは予想が難しいです。難しい原因は、政治的な問題は、政治家や役人が絡みます。そして彼らは、純粋に物事を判断するのではなく常に、選挙民や上司にどう映るかを考えて行動します。世論やムードによってどうにでも変わる危うさが付きまといます。それらをすべて予測するのはそれこそ優れたAIが必要です。
でも、「売りがない」ルールのもとでは、そんなに難しくありません。「買う」という判断をするには、投資する会社に対しての自分なりの「投資に値する確証」が必要です。それがないなら「買う」という行動はなくなります。そうすると必然的に「何もしない」という行動になります。
長期で考えれば、「後追い」でも大丈夫。
会社の決算を受けて買うとなると、「好決算を織り込んだ高い株」を買うことになります。つまり後追いです。もし、四半期先が事前に予想できるとすると3か月分を先取りできます。この3か月の値上がり分をどうとらえるか?です。10年20年30年の期間で考えると、3か月という時間はとても小さくなります。下は私が買いを狙っているUNHユナイテッドヘルスの10年チャートです。
四半期決算ごとに業績を確認してその都度買っても、トータルとしては大きな利益になっています。先読みしたときとそんなに差はないように感じます。(データはありません)
「先読み」の苦労は報いられるか?
どのくらい先を読むかでも違ってきます。通常は、「好決算らしい」というアナリストたちの予想で市場は好決算を織り込んで上昇していきます。そして予想通りなら大抵「ちぇ、予想通りか」と失望?して下げます。予想を下回ろうものなら、大幅な失望売りが待っています。決算後に上昇するのは、「コンセンサスを大幅に上回った時」だけです。その上昇幅も、失望の場合の下げ幅より小さいと感じます。予想のために使うデータ収集などの労力は計り知れません。精神的な労力も大きいです。決算発表は気になって仕方ないでしょう。総合的に見ると、個人的にはとてもリターンには見合わないと感じます。
(結論)
高成長銘柄は、四半期決算を確認してOKなら追加投資をしていけば長期では大きなリターンを得られる。将来の予想をする必要はない。(自分の考えです)
今まで主に「割安に買う」ことに重点を置いていました。しかし、割安銘柄が見当たらない(私に見えないだけかもしれない)現在、視点を変えて長期的には成長するであろう銘柄への投資を中心に考えています。しかし、残念ながら決算をきちんと読めるようなレベルではないです。そこで、だれでも失敗がない「四半期決算を確認しての定期的な投資」を考えています。今日はその検証でした。
まとまりのない記事で恐縮です。今日はFBに注目しています。みなさまのよい投資を!
追記 コメントをいただきました。ありがとうございます。