チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

米国株の成功の条件は?

米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
                    2017年6月4日(日)記
 日本株で成功する条件を書いた雑誌を読みました。条件はたくさんありました。私は成功するタイプに入っていませんでした。

 米国株ではどうするのがベストなのか考えてみました。日本株との対比で見てみます。(あくまで筆者の見解です。)
1 銘柄について
 <日本株>成功している方の対象銘柄は千差万別です。新興市場専門の方も多いです。銘柄数も米国と同じくらいあります。→銘柄研究に多くの時間と情報が必要。成功者の成功体験を受け継ぎにくい。
<米国株>ダウ銘柄30+有望銘柄20=50位で十分と考える。
 日本では銘柄選びがとても重要です。ダーツで選んだら成功できません。片や、米国株は、ダーツで選んでも成功できます。・・・ダーツで選ぶと不安なのでインデックスETFに投資する。

2 投資のタイミングと投資の期間について。
<日本株>タイミングがとても大切だと書いてあります。また、上昇したら利確して次の投資に備えるのが基本ともあります。永久投資できるかどうかは銘柄次第とあります。
<米国株>バフェット太郎氏も述べておられますが、投資のタイミングは重要ではないと考えます。企業が伸びていく限り、EPSが上昇して株価も伸びるのが基本だからです。たとえ高値づかみしても、後から考えると「いい仕入れだったな」となります。
 また、投資期間は永久で問題ないと思っています。現在のダウ銘柄30を見ても、早く売らないと「下がってしまう」ような「見通しのない」会社はありません。

3 投資家が得るリターンについて
<日本株>配当・・・かなり上下します。現在の配当性向は30%ほどと日経に出ていました。自社株買い・・・あまり積極的ではないです。結果→株主重視の文化がまだ根付いていません。永久投資した場合配当収入が景気の変動を受ける面があります。また、株価上昇も、過去の長期チャートを見ると安定して上昇していいる会社は少ないです。
<米国株>配当・・・重視する企業が多い。なるべく減らさない努力をしている。自社株買い・・・積極的な会社が多い。規模が大きい。結果→永久投資していても、配当や株価値上がりで、株主の利益がある。

4 まとめ
<日本株で成功できるタイプ>
(1) 情報収集、分析能力があり、有望な銘柄を見つけられる。・・・不動産投資に似た能力か?
(2) 機動性がある。決断力があり、買い、売りともにタイミングを逃さない。損切りも躊躇なくできる。
(3) 能力のある人には、大きな利益を得られる市場か?
  売買の能力が必要なようです。→シニアの場合、売買が面倒になるので不向き。

<米国株で成功できるタイプ>今日の本題です。
 まず、どういう成功を求めるかということが問題です。「短期間に大きな利益を上げること」ということになると、市場の如何に関わらず能力が必要なのは当然です。
 ここではより現実的に、「投資の目標が達成できるか」という点で見てみます。
(1)特に能力は必要ない。
 銘柄を選んで投資しても、80%以上の方はインデックスを上回れません。タイミングを選んで投資しても、「ドルコスト平均法」にはこれまたほとんど及びません。だから、普通の目的、「資産を着実に増やす」「配当を得る」といった目的なら、難しい能力は不要と思うわけです。インデックスETFに毎月投資をするだけで十分です。
(2)続けることはまた別の能力
 たとえ、その方法が優れていると思っていても、その方法を継続できるかどうかはまた別の話です。

 鉄板の方法以外に「強力な投資法」「気分のいい投資法」はあるか?
 「インデックスに毎月投資」という鉄板の投資法以外の投資法を検討しました。
1 高配当株投資。→精神的に気分がいい。現金が得られる。
 私も「高配当黄金の8銘柄」を選んでいます。平均配当が4.2%もあります。残念ながら日本からだと、20~30%を税金にとられますが、それでも3%強あります。高配当なだけに、特有の「キズ」もありますが、将来つぶれるようなこともないですし、元本も緩やかなに成長していきます。インデックスと比べると優劣は多少劣るかもしれませんが、安心感と満足感は勝ります。
2 デフェンシブ銘柄投資。
 「バフェット太郎氏」が独自の方法で実践しておられます。インデックスと比べてパフォーマンスもそん色ないとブログにありました。デフェンシブ高配当銘柄は、株価下落時に強くて、日本人の感性と合うと感じます。
3 成長株集中投資。
 若い方など、リスクをとれる方なら、高リターンが期待できます。日本株の高成長株との違いは、日本株では、高成長株は新興市場が多いです。時価総額も数百億とか多くても数千億の単位です。米国株では、時価総額が、数兆円、数十兆円の企業も対象になります。
4 「鉄板」+「好きな銘柄」
 半分くらいを鉄板で投資して成長を確保しておき、残りで「好きなものを買う」作戦です。自分の好みも反映できるし、何より「勉強してリテラシーが高まります」。

以上です。皆様のよい投資を!

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