チンギスハンのブログ。シニアが米国株に投資

シニアが米国株に投資。地方に住む60代です。今年3月にリタイアしました。年金が10万円と少ないので、米国株で補います。勉強がすべてだと聞きました。一緒に勉強していければうれしいです。よろしくお願いします。

「米国株超入門」原稿下書き(11)高配当銘柄のメリットとデメリット

米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
                         2017年5月7日(日)記

 ゴールデンウィークの最終日です。お天気はいいですね。いかがお過ごしですか?
連休明けを考えてとブルーになっている方も多いかも知れません。

 さて、前回のまとめは個別株の選定についてでした。
1 配当収入目的には高配当株を選ぶしかない。
2 高配当株には、問題がある場合が多い。
3 将来の伸びが期待できない業界や会社は一般的に高配当である。
4 食品、日用品、電力などのデフェンシブ銘柄は高配当であることが多い。
5 デフェンシブ銘柄も長期的には株価も上昇している。
6 問題があって株価が下落し、結果として高配当になっている銘柄もある。こういう銘柄には手を出さない方がいい。高配当銘柄を選ぶ場合は、よい高配当銘柄を選ぶリテラシーを養う必要がある。四季報の高配当の順番に買うと痛い目に合う。
7 会社がどのように稼ぎ、その中からどのくらいの割合で配当や株主還元をしているかを知る必要がある。
8 ワイドモートを持つ企業は独占性、寡占性が強く人気がある。割高だが確実で、長期では株価の伸びも大きい。配当は低い。特に高配当を望まなければ資産を増やせる優良銘柄だ。例Vビザ。

今日のテーマは「本当に高配当が必要ですか?」です。
株の雑誌などを立ち読みすると、米国株のコーナーでは、①ダイナミックに伸びるIT関連。アップルなど②誰でもが知っている会社 マクドナルドなど③高配当な銘柄
 が載っています。「高配当な銘柄」は本当に得なのでしょうか?

「高配当銘柄」は万人向きの投資対象か?
 私も参加しているにほんブログ村の「米国株ランキング」サイトでも、高配当株に投資している人は多くの割合を占めます。高成長会社への投資より多いと思います。私もその一人です。なぜ、高配当銘柄はそのように多くの人を引き付けるのでしょうか。

 一方、SBI証券の先週の売買代金ランキングを見てみるとETFを除くと
1位AMZNアマゾン2位GOOGLアルファベット3位AAPLアップル4位TSLAテスラモーター5位SPWRサンパワー6位SBUXスターバックス7位FBフェイスブック8位JCPJCペニーとなっています。急成長型の注目企業が多いです。このような企業は配当はないか、あっても1%もないことが多いです。稼いだ分は、さらなる成長のための投資に使うからです。株主にとってははした金をちびちびもらうよりは、業界を制覇して、株価が上がってくれた方がうれしいですから、配当が少ないことはなんら問題ありません。

 高配当銘柄と高成長銘柄とどちらが投資対象としてまさっているのでしょうか?
 これを計算するのは実は簡単ではありません。このテーマについて研究した方は多いですが、もちろん米国の方が多いです。そして米国でも日本でも配当への課税は時代により変化します。日本と米国でも違います。米国では一般に使われる分離課税でも収入の段階に分かれているようです。日本株はほぼ20%です。

 米国株の税金関係は
 日本人で米国株を保有している場合の売買益や配当への課税について。
 ご心配な方も多いでしょう。めんどうですが、どうぞご辛抱を。
 まず特定口座が有利で簡単です。税金は証券会社で計算してくれます。
(1)ドルではなく円に直しての計算です。為替レートは計算書に書いてあります。実際のレートとは違うこともあります。
(2)米国株の場合、まず米国での現地課税を10%源泉徴収されます。
(3)さらに日本での課税を20%(正確には20.315%)国税15.315%+地方税5%を徴収されます。
(4)合計で30.315%です。二重課税になっているので、確定申告すれば、外国課税の10%は戻ってくる可能性がありますが、戻らないケースもあるようです。自分の場合のケースについては税務署等で聞くしかありません。(外国税を戻してもらわないつもりなら、申告の必要はない)
(5)NISAでの税金
 NISAでの売買益や配当については、国内部分は税金はかかりませんが、外国税はかかります。また、この部分は確定申告しても返してもらえません。(二重になっていないので)
(6)外国税がかからない銘柄もある。
 英国の会社は外国税がかかりません。私も保有しているシェルやユニリーバです。ところがここで一つ注意が要ります。シェルの株はNYで買えるのですが、2種類あるのです。RDS.Bが英国、RDS.Aは蘭国系です。BはブリティッシュのBと覚えましょう。
同じくユニリーバは、ULが英国系、UNが蘭国系です。LはロンドンのL、NはネーデルランドのNと覚えましょう。
 この銘柄の場合は外国税がかかりませんから、取り戻すも何もありません。シンプルです。さらにNISAについても、全くの無税になります。だから私は、NISAでは、シェルを買うようにしています。配当も7%近いですし。

税金面では高配当銘柄は不利。
配当の20~30%が流出しますから、日本の税制面からすると不利になります。

配当狙いの投資は必要最小限に抑える。
したがって、現金配当を得るための投資は最小限にする方が流出が少ないといえます。高配当にだけつられるわけにはいきません。

高配当銘柄ゆえのリスク
高配当銘柄には①企業努力で配当性向を高めて高配当を出している
②「人気がない」から株価が安く高配当になっている。
銘柄があるというのは前述しました。両者を区別するには配当性向等で見極めていくしかありません。でも、見極めが難しい銘柄もあります。「人気がない」というのは「株価は低迷するリスクがある」ということです。
 他の株がぐんぐん上昇しているのに自分の保有株だけが下がっていくのをみるのはつらいものです。不人気株を買うというのは、したがって相当な覚悟を要します。「みんなが買ってるから大丈夫」というわけにはいかないと思います。

 パフォーマンスとしての高配当株
ジェレミーシーゲル博士は、過去の米国の株を2003年まで研究して高配当株について、明確な検証をしました。「株式投資の未来」という本に詳しく乗っています。要点は
(1)地味な高配当株は、人気がないがゆえに安く買える。配当を再投資することにより、S&P500よりも高パフォーマンスであった。
(2)成長が期待される株は、その期待ゆえに株価が高く、ハズレも多いために、結果としては、パフォーマンスが良くなかった。シーゲル教授はこのことを「成長のワナ」と著しました。
 高配当株がS&Pを上回る成績であったことは、科学的に検証されているようです。でも先ほどの、税金のことがありますので、過剰な期待は禁物でしょう。
 私は税金面を考慮してもS&Pより劣ることはないと理解しています。

とりあえず高配当株についてのメリット・デメリットをまとめます。
<デメリット>
1 配当の税金分が流出する。
2 高配当株には問題があって株価が低迷して高配当になっている会社もある。
3 株価の伸びが高配当な分だけ高成長株に負ける場合がある。株価が上がらない分精神的なストレスになる。
<メリット>
1 配当が受け取れる。現金収入が得られる。
2 配当を再投資することで、S&P500に負けないパフォーマンスがあるという研究がある。
3 実際に銘柄を研究することで、リテラシーが高まる。
 わたしはこれが一番大きいメリットだと思います。インデックス型の投資信託では、中身が漠然としています。インデックスを研究することもないですから、つい「ほったらかしになります」。個別銘柄を研究することによって、いろんなことを学びかつ実践できます。これからの将来を考えると、リテラシーを高めるのは何にもまして重要です。だからたとえパフォーマンスが同じでも、インデックスに負けないくらいなら上出来だと思います。

ということで今日のまとめです。
1 高配当銘柄はメリット・デメリット双方有る。したがって、高配当株一辺倒というのはリスクがある。
2 現金配当目的の投資は必要最小限でいい。
3 インデックス投資と組み合わせるといい組合わせができる。目安としては、半分をインデックス投資で、残りを個別株がバランスがいいと思います。インデックス投資はシーゲル博士もバフェット氏も推奨しています。
4 個別株投資の最大の長所は、研究することにより、リテラシーが高まることだと思う。
 筆者は、月に10万円の配当収入を得るために、4000万円弱の高配当銘柄投資を目標にしています。

いつも以上にまとまらない記事ですが、ここまでお付き合いくださいましてありがとうございます。
それでは皆様のよい投資を!

お詫びと訂正 「さつき」様からご指摘をいただきました。ありがとうございました。私は死亡すると「強制売却」と以前書きましたが、株式のままの相続も可能だとのことです。私の間違いでした。申訳ありませんでした。国税庁のページを調べますと
①死亡日の終値②その月の終値の平均③前月の終値の平均④前々月の終値の平均のいずれか低い価格を使えると書いてあります。為替レートをどうすればいいのかよくわかりませんが、いずれにしても売らなくても大丈夫みたいです。

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