69歳が考えるシニア幸せの条件、マウントは無用、平たく生きよう
みなさんごきげんよう 9・20 敬老の日
今日は敬老の日ということでシニアの幸せについて率直な感想を書きました。
条件NO1 健康
これはだれが考えてもそうでしょう。
条件NO2 お金
投資をがんばっっておられるみなさんは心配いらないでしょう。
ということでこの2つを除いて書きますね。
時代が変化したことその1
年寄りの立ち位置 モノ知り→情弱へ
かつては年寄りは博識でその知恵は次の世代に受け継がれました。
しかしITの発達でわからないことはググれば解決します。
年寄りの長ったらしい話を聞く必要はなくなりました。
今の若い世代の方はスマホを使わない人との接点がありません。
自分の知識だけで勝負する時代は過ぎ去りました。
変化したことその2
お金やモノの価値が相対的に低下した
ものが貴重だった時代は例えばベンツに乗っているだけで尊敬されました。
現在はクルマの価値で尊敬することはありません。
ベンツに近寄らないのは「その筋」に人かもしれないリスクを避ける以外にはありません。
私は年寄りなので軽自動車で十分です。だからベンツか軽を選ぶとしたら迷わず軽を選びます。ガソリン食いさらに偏見で見られるクルマには乗りたくないです。
モノの価値は相対的に低下しています。
テレビでもパソコンでも新しいほうが性能が良くて安いです。
土地も私は田舎の僻地に1万坪ほど保有していますが近所の方に引き取りをお願いしても引き取り手がありません。まさに負動産です。
東京などは別でしょうが価値のない土地が日本には多数存在しています。
老人の満足感はお金に比例しない
高級な食事を食べたいとも思わないですからお金と暮らしの満足度が比例しません。かなり早いとことで満足感は天井を迎えるわけです。
今はぶどうの季節ですが今日買ったピオーネはB級品で2キロ箱入り4房で1280円でしたが十分美味しいです。
1房5千円のぶどうはきっと美味しいのでしょうが10倍の満足感は得られないでしょう。買いませんけど。
もし満足感が得られるとしたらインスタにとって「自慢する時くらいでしょう」
マウントは不幸の始まり
しかし価値観が多様化した現在ではマウントで幸せを得るのは「不幸の入り口」です。
いくらいいクルマに乗っていても、それに魅力を感じない人は多いです。同じように立派な家でも、もっと小さい都心のマンションのほうに魅力を感じる人も多いでしょう。
ましてや歳をとってからではマウントの材料はあまりありません。
若い人の方が知識も多く正確もいいです。統計的にはですよ。
人脈自慢をしても古い話に興味を持つ人は少ないです。
他人との比較で自分の価値を確認するのは不満の温床
昨日橘玲さんの「無理ゲー」という本を読みました。
自分がブサイクでモテナイ理由で他人を殺す狂った人たち
その中で「ブサイクの非モテ男がトラックで秋葉原にツッコミ多くの人を殺した事件」のいきさつがありました。
社会人になっても女性と付き合ったことも素人とSEXをしたこともなくて「愛情」や「愛されること」に執着したはての犯行です。
自分がもてない原因は「高学歴じゃないこと、短大中退」と「イケメンでないこと」と信じ込みます。
「ならとっとと整形手術でも受けたら」と突っ込みたくなるのですが、かれは「ブサメンを承知で付き合ってくれる女性をネットで探して会いに行きます」
でもやっぱり「断られます」
ブサメン、非正規、高学歴じゃないという条件のせいだと思い込み犯行に及びます。
みなさんはどう思いますか?
みかけはともかく「ぐじぐじと自分の容姿や学歴にこだわり」「いじけた根性の」魅力のない男性と付き合いたい女性は日本にはいないでしょう。
問題点は性格の悪さにありますね。
この人は殺人という犯行を犯してその経緯を詳しく本に残しているので詳細がわかりますが、犯行まではしないけど承認欲求が強い厄介な人物は多いでしょう。
私達はもっと良くなる環境もあれば悪くなる環境もあった
育った環境のせいで自分が「十分な教育を受けられなかった」「スキルを身に着けられなかった」と不満に思う人は多いです。
私も中国山地の僻地に生まれましたからあまりの不便さに不満はありました。
何しろ街に出るのに1日数便のバスで2時間もかかったからです。
多くの人はそんな時自分より恵まれた人を基準にします。
たいてい自分より恵まれた人は存在します。
だから他人と比べることは不満の温床なのです。
しかし例えばアフガンに生まれればもっと過酷な人生だったでしょう。今はたぶん生きていないでしょう。だからこれは「言ってもキリがない」ですね。
もっと恵まれた人も多いがもっと恵まれていない人もまた多いです。
自分が「恵まれた存在」と思ってその中で最善を尽くす方が「幸せ感」は得られます。
シニアの幸せに生きるポイント2つ
1つ目 今を最大限に努力する
まさに両学長の「今日が一番若い日」です。
2つ目 自分の手が届く幸せをつかみ取る
若い時のように広い行動範囲はとれません。自分が行動できる範囲、手が届く幸せを噛み締めましょう。
私は毎日河原を散歩します。ありふれた風景ですがそれは今の私には最上の風景です。
今いる自分は過去を含めて最上の自分だし、最高に恵まれていると感じています。
歳をとったら幸せや満足は身近にあるのです。
不幸や不満は「他と比べる」ことによって生まれます。
今回は素直な感想を書きました。コメントもどしどしお寄せください。ユーチューブでのコメントの方がご返事が早くできます。今回の動画はこちらです。
69歳が思うシニア幸せの条件、マウントは無用、平たく生きる - YouTube
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