チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

【個人投資家必見】弱気相場でこれから私が買う銘柄は・・・えっ?高配当株じゃあないの!

こんにちは。まずお礼から。昨日紹介した新ブログチンギスハンの安心の資産運用

を2千人もの方が訪問していただいた。初心者向けなのにありがたい。引き続きよろしくです。今日も2回目を挙げるつもり。さて今日はくどくなるので常体で書きたいと思う。失礼をお許し願いたい。

 

そりゃあもちろんディフェンシブ銘柄一択でしょう。

と思ったと思う。確かにこれから上昇しやすいのは確かだ。現に下落に強いことを示している。

 

下はPG

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ディフェンシブの代表の1つ生活用品の雄PG。10月の調整を浅く済ませその後は何と上昇を続けてこの暴落ともいえる時期に高値圏にいる。高配当ディフェンシブの面目躍如といったところだ。高配当株派が勝どきを上げるのも無理はない。おめでとうと言いたい。

株価指標は92.02ドル 2.14%高 予想PE 20.35 配当3.18% (SBI証券)

確かに割高感は少ない。配当も十分だ。今後の上昇余地は十分にある。しかしあなたが今PGを買うとして方針は

A そのまま高配当株として持ち続ける方針なのか?→インカムゲイン狙い。

B 値上がりを待って売って利益を得る方針なのか?→キャピタルゲイン狙い。

のどちらなのだろうか?

Aとしたら今までもその方針でやってきて今買い増す分には何の問題もない。しかし今始めるとしたらなぜ今なのだろう?もっと安い時期も今までさんざんあったのに。下は2年チャート。

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今年の前半はFRBの利上げ継続見通しでミソクソに売られた。その時には仕込めなかったのだろうか?今になってその気になったのは上昇して注目され、人気銘柄、旬の銘柄になったからではないのか?でもそのことはもういい。過去には戻れないのだから、今高配当株再投資戦略に目覚めて今後も続けるならそれはそれでいいことだ。きっと長期では報われることだろう。私は選ばないが。その理由はいずれ。

Bの値上がり期待戦略は有効だ。これからS&Pをオーバーパフォームするのはほぼ確実だしドルに対しても上回る可能性はかなりある。円に対しては不明だ。

とはいえ、既視感を感じないだろうか?そうちょうど少し前のハイテク、アマゾンがこんな感じで「いけいけどんどん」だった。結果はご存知のとおり。個人投資家のどのくらいがうまく高値で売り抜けられたのだろう?その成功談をブログで書いた人がたくさんいてもいいはずだ。アマゾン保有者は多かったのだから。一人だけツイッターで1千万ほど9月の不祥事の折に1920ドルで見切り売りして利確した人を見ただけだ。

資産運用では「多数派」に属するのは成功しない。が法則。

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とにかく「売りは」難かしい。みんなが欲しがる株を買うのは「多数派」戦略。プロは多数派に属するのを嫌う。理由はさらなる流入が見込めないから。だから隙があれば売って利確を狙っている。今年の仮想通貨とハイテクのバブルをみれば多数派に属してそれから離脱するのがいかに難しいかがわかる。パーティーの途中抜けだ。花火がこれから佳境というときに抜ける、野球で同点の9回裏を見ずに帰る、サッカーで同点でのアディショナルタイムを見ずに帰る感じ?とにかく難しい。

私の答えはS&Pインデックス。

「えっ、何でわざわざより有利な高配当株を避けるの?」はいわかってるよ。その理由は「高くなければいい」が私の方針だからが一つ。もう一つは「少しでも量を確保したい」が2つ目。下はsinのチャートを流用。今が下がってきてx軸との交点。PERは15で適正価格と見られる。

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これからぐずぐずと弱気相場を経過してどこかで最下点をむかえて再度上昇。最下点の時期としては2020年を見込んでいる。理論的にはそして理想は100%現金で最下点で日本円→株に100%。しかしこれは理想というより妄想。リーマンでもできたアマはまず聞かない。理由は最下点が誰にもわからないこと、そして最下点周辺は荒れまくっていて悲観の神が支配していること。

だから普通は底を見極めてから買おうとするのが一般的。しかしこれは上記の「多数派」戦略だから競争は激しい。底を抜けたと思えば一気に買われて急上昇を続けるのが通例。その中で素人が買いあがるのは心理的には難しい。底での株価がアンカーになって高く感じるから。プロは割り切っている。(AIかも知れない)

暴落時、底値付近は買いにくい。

今回の暴落時に買った人が少ないように急落時は素人は動けないし動かない方がいい。だから底値付近で買うのは想像以上にハードルが高い。「高くなければいい」と私が割り切るのもその事情がある。対応策としては底は誰にもわからないので上記のお椀の下半分で買う方法。条件は格段に緩くなる。とはいえ下に向かって買っていくので気持ちが悪いのと含み損を抱えるのを覚悟する必要がある。だからたくさんは買えない。リスクは底では今より40%くらい下はありそうだから平均20%の下落。(為替込)かなりのリスク割合なので各自計算して無理のないようにお願いしたい。

額はあまり関係ない。その後の買いは楽になる。

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額の大小よりも大きなメリットがある。それは底からの買上がりが楽になること。底を通過すれば、今度は過去の自分の買いコストがアンカーになる。上昇トレンドでは一番買いやすい買い増しパターンだ。この時は量を増やして買うのが効果的。この時の買の方程式については時間を費やしていったんの結論を得たが今はとりあえず非公開。この方法は一旦含み損を抱えるがそれを我慢すればしっかりと量を確保できるのが大きなメリット。これはリーマンの反省から得た教訓。大きな買いチャンスでは質(買値)も大事だが量がより大事という教訓。質にこだわると量がおろそかになりやすい。

年明けからインデックスを日本円で買おうと計画中。量は少なく始めるつもり。まずはNISA利用。対象はイーマクシス米国株。米国そしてインデックスを対象にした理由は以前の記事をどうぞ。

tingisuhan.hatenablog.jp

 とはいえディフェンシブ銘柄も買いチャンスがあれば買うつもり。キャピタルねらいで。その記事はまたの機会に。今日は常体で失礼した。では皆さんのよい投資を!

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