チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

<世界株安>ディフェンスを固めてリスクオフに備える

レンジを下抜けて下落トレンド入り

昨日の記事でレンジ相場を下抜ける公算があると書きました。昨日の暴落で下抜けてしましました。

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下値は切り下がりましたから反発して前回の上値を抜かない限り下降トレンド入りです。一定の幅で上下しながら下落するのかもしれません。とにかく長年続いてきた上昇トレンドは途切れました。来年からの下落を予想する向きは多かったですがより早くやってきました。今後の動きは視界不良になりました。軽視すべきではないと思います

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個人投資家は生き残ることを優先すべきだ。

参入が浅い方は10%前後の損が出ていると思います。もし保有が負担になるなら見直して軽くすべきです。なぜなら今は勝負すべき時ではないと考えるからです。守りを固めて待っていれば必ず好機は訪れます。私の見方では5年以内に。

一生の投資人生からしたらほんの一局面、ほんの小さな損。

かなりしっかり目に投資した人で500万の投資だとすると50万の含み損です。ハイテクではさらに大きいでしょう。投資を始めた方にとっては「耐えられない損」に映ります。だからそのまま持ち続けるケースが多いです。もちろん保有が悪いわけではありませんが、自分の意思でない場合は問題です。保有が負担になって「投資から離れてしまって」「好機に攻めができない」なら大きな損失です。一旦はピンチをしのいで好機を待つのも立派な戦術、戦略です。古来の英雄たちも必ずと言っていいほど絶体絶命のピンチを経験しています。織田信長も徳川家康も豊臣秀吉も。海外では劉邦もチンギスハンもです。

ディフェンスを強化する=リスクを減らす=よりリスクの低いものに代える

リスク許容度は個人差が大きいです。始めて間もない方は自分のリスク許容度について鈍感です。長く続いた上昇相場で下落相場の経験がない方も多いです。自分の投資商品のリスクを見直すことも必要です。リスクがゼロなのは日本円です。次が米ドルMMF。デフェンシブ銘柄は他の株より抵抗力があります。ただしJNJやタバコ株のようなこともありますから万全とは言えません。(当方両方保有アリ)ハイテクはリスクは高いです。グーグル、ビザなどはリーマン以降10倍以上上昇してきましたから本格的なリスクオフではある程度下落するのは仕方ありません。

「もうこのくらいで止まるだろう」と言えるか?

10年に渡る上昇相場でした。買値は低い人も多いです。先行きが危ないと見れば今でもまだ十分な利が乗っています。売りが簡単に途絶えることはありません。また損している人の損切りの売りも出ます。S&PでPERが16強です。今でも「割安」の水準ではありません。

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買い余力を作っておく。

下落トレンドになると多くの人が市場から離れて株はさらに割安になっていきます。「買いチャンスの到来」です。私はその時買う銘柄や量も今検討しているところです。大きなチャンスですから「買い余力」は大きいほどいいです。ディフェンスを固めるのはこの時の攻めの余力を大きくするためです。

今日のまとめ

1 下落トレンド入りが濃厚。

2 負担になりそうなものは例え損が出ても処分すべきと思う。

3 現金比率を高めてディフェンス力を強化するのは将来の好機への備えだ。

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