チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

ここ1年は株式で利益を求めない方がいいと思うこれだけの理由

こんにちはチンギスハンです。今年何度目かの「オハギャー」でした。3指数そろって3%を超えるきつい下げ。理由はあれこれ言われていますが「あとづけ」の感がしますね。売りたい人が多いのでしょう。VIXも20.7+26%と再び20%越え。

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当面は利益を目的にしない方がいいと思う。

さて昨日の記事でコメントを頂いておりました。kさんからです。「100万ほどで米国株を始めたい。個別50%インデックス50%を考えている」とのことでした。

お立場や背景がわからないので具体的なことは言えませんが「金額は関係ない」と思いますね。利益は投資額に比例しますから「上昇する」とわかっていれば全力投資が最適です。だからこれからの局面をどう見るかがカギになります。私はこれから1年はズバリ「難しい」と見ています。だから利益を目的としない方がいいと思うのです。「そんな投資なんか有るのか?」と言われそうですが「経験を積む」という大事な目的があります。シュミレーションのサイトもありますがお金がかかっていないと「本気になれない」という面もあります。実務の経験は本では得られないものがあります。

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とりあえず50万が無難か?

目安としては50万がおススメですね。理由は損切りを10%に設定すると最大損失は5万円。このくらいの損失は競馬などのギャンブル、パチンコでも1日でありそうです。ギャンブルを持ち出して叱られそうですが、例えばの話です。そう思えば気が楽です。もちろん人によっては100万でも問題ないですが、10万の損失はちょっと抵抗あるかと。それに5万の損失なら再チャレンジが容易です。

今後の動きはわかりづらい。

10月以降の下げでも理由がイマイチはっきりしません。市場が勝手に動いている感じです。だからトレードが得意な方にとっては「おいしい局面」かも知れませんね。しかしほとんどの個人投資家にとっては意味も分からず「乱高下」するのは「難しい局面」と言えます。

株価が当面頭打ちの指標や材料が多い

1 貿易戦争収まらず。

2 減税効果が無くなる。さらに

長短金利差が0.12%と接近。残りわずか。

10年債金利は2.91%と3%を割りました。2年債は2.79%。長短金利差は0.12%と接近しました。これが逆転すると明確な「景気後退入り」と言われています。

取り逃がしは惜しくない

投資機会の逸失は投資家には悔しいです。しかし今後一年でS&Pがどんどん高値更新していくとは考えづらいですね。つまり「逃がしても魚は小さい」と思えます。

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さすがに高配当株は上がるだろう?

利上げが止まれば高配当株は買われやすくなります。というかすでに買われています。最高値更新の銘柄も多いです。トレンドが来ているからです。PERもS&Pより高いものが多く現在でも「割安」かは判断できません。今後も買われるとますます「適正株価」の判断は難しくなります。それでもトレンドに乗って買うのかそれとも「適正株価を越えている」と判断して売るのかは難しいです。ちょうど1年前のハイテク株の感じですね。私は損切りラインを決めて(6~8%)短期で考えています。高配当だからといって特別扱いしないスタンスです。

結論 あくまで個人の考えです。最終的にはご自分で判断を!

これから「景気後退」が意識され、ささやかれて、相場は乱高下が予想されます。自分は難しい場面では投資は避ける方針です。わざわざ困難を抱え込むこともないと思うからです。また来るべき暴落時に(あるとして)身軽な方が動きやすく攻めやすいと考えるからです。これから参加される方は「経験づくり」と割り切って少額で始められるのがリスクが少なく安全だと思います。

補足 「インデックスを積み立て中」の方や「高配当株を長期投資」の方には当てはまらない内容でした。あしからず。

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