チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

今年のハイテクの成長と崩壊から将来の戦略を学ぶ。

株式投資家のみなさまこんにちはチンギスハンです。さて昨日の上げで3指数ともにダブルボトムの好形を作り200日線を上抜けしました。下落トレンド入りの可能性は減りました。S&P2790.37 +1.09% Nasdaq 1.51% ダウ 1.13% 今回はだらだら書いた記事です。適当に飛ばしてご覧ください。NASDAQです。

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3指数では一番下落幅が大きかったです。次は激しく売られたアマゾン。昨夜は1772.36ドル+4.89%と急騰しました。

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結果としてはWボトムを作りました。Wボトムは右側が下げが深い方が好形とされています。200日線と50日線の両方を上抜けしました。前の2回の上昇時と比べて出来高が減っていないのは好感です。しかし増えてもいませんから積極的に買われているとも言えないかと。これからは戻り売りも出てきてRSIが70を越す、あるいは接近することはしばらくはないのでは?と考えています。

ハイテク最強で時価総額1位になったMSFTは?

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アップルが不安定化した現在、安定感は1番手ですね。PERも25と割高感はないです。(ハイテクとしてはという意味です)決算も良くて、それでもこれだけ揺さぶられたのですからセクターローテーションのパワーの強力さを感じますね。鉄板でもこれだけ売られるという。しかしこれだけの急なリバウンドでもRSIは60弱ですね。出来高は微増でそんなに積極的に買われているとも思わないのですが・・・

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今回最も激しい売りを浴びたNVDAを見てみます。昨夜は170.04ドル+4.04%

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RSIもまだ50行かないし、出来高も増えているようですので当面窓を埋めに行く展開かと。決算で窓を開けて売られました。決算内容は、来年は売上、利益ともに伸びないことを覚悟してね、というものでした。現在の収益の柱はゲームとかです。仮想通貨関連などは仮想通貨そのものが瀕死の状態ですから当たり前といえます。なので将来性が黄色信号になったわけではないです。しかし、市場の期待感は許さなかったようですね。あくまで目先の成長にこだわりました。ということで一気に20%ほどの爆下げ。ぽかりと青空ができました。これほどの窓は久々に見ましたね。その後下にオーバーシュートして130ドル台をつけて反転中。いわゆる「窓を埋めに行く」動きになっています。「冷静に考えてみればこの会社の将来性はやはり有望だね」ということでしょう。

今回のNVDAはハイテクの難しさを見せてくれた。

長期的には大きなリターンをもたらしてくれるとしても短期間でみれば激しく揺さぶられるというハイテク特有の面を見せました。5年チャートです。

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来年一年が0%成長なら1年前にもどって180ドルくらいが妥当というコトになります。しかし実際は140ドルまで売られましたね。いかに成長期待というものが大きく株価を揺さぶるかという勉強になりました。結局のところこういう銘柄は①超長期的にじっくり保有してリターンを得る。②売りのタイミングでは売って利確する。の戦略を明確にしておく必要がありますね。私は「売り」と決めていたので幸い9月に売ることができました。事前の「作戦決定」がなければとても売れていなかったでしょう。

今回は絶好の買いチャンスでもあったのだが。

私たちは上昇していく株価を見ながら「あー、安かった時点に戻りたい」「下落してリセットしてくれれば絶対買ってやる」と自分に都合のいい考えに思いを馳せます。そして今回そのチャンスが来たわけです。ネットには「NVDA終わった」「半導体の終焉」とかの記事がおどりました。あえてNVDAを買い進んだ方はいるのでしょうが、少数派だと思います。そしてこれが将来の暴落時の現実だと感じます。NVDAのところが「世界的に株は」に変わるだけですね。事前の準備、戦略がいかに大事かを教えてくれる出来事でした。

今日のまとめと感想。

今年に入ってからのアマゾンを中心としてのハイテクの上昇とその調整は、株価の動きというものを現在進行形で見せてくれました。長期的には「成長と調整」を繰り返しながら成長していくわけですが。米国株の場合はです。

とはいえ、いかに高値圏での売りが難しいか、安値圏での買いが難しいか、あるいは下落時に平静を保つことが難しいかを教えてくれました。渦中にあって行動力、機動力を発揮した方もいらっしゃいます。しかし少数派です。多くの方は激動時には「売れない」し「買えない」のです。行動を起こすことの難しさも教えてくれました。「その時になれば考える」というようなあいまいな、場当たり主義の作戦がうまくいく可能性は低いです。

それではみなさんのよい投資を!追伸 当ブログの方針についての記事を書いたのですが多くの励ましをいただきました。ありがとうございます。

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