チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

今度の暴落は今回の下落の最低3倍のインパクト

こんにちはチンギスハンです。今回の下落は最近参入した人には大きな試練となりました。しかし悪いことばかりではありません。多くのことを教えてくれました。

1 今回の下落は10%ほどであったこと。しかも為替は反応せず。

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(1)大した下落の理由はなかった。→高すぎた株価の調整だった。特にハイテクは。

本格的な「大幅下落」ではないというのは共通認識でした。それは①FRBが金利上げの途中だったこと②経済指標が悪くないこと。などで明らかでした。しかしご存知の通り「本格的な下落相場だ!」という声もありました。特にハイテクについては「ハイテクの高株価には根拠がない」「アマゾンは500ドルまで落ちる」といういつも通りのあおり情報が出ました。下落した方が儲かる「空売り筋」の仕掛けもあったでしょう。

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(2)わかってはいても大きな動揺だった。

大きな下落を見せられると、またダブルトップになると「こりゃあダメじゃあないか?」という気分に誰もがさせられます。今は逆にダブルボトムの好形になってますね。この経験をしたのは大きいです。

(3)ハイテクを持っていた人はひやりとさせられた。

ハイテクでは大手のアマゾンとかで20%ほど、半導体のNVDAは一時半値まで売られました。(今は戻し中)。個別株の保有には大変な労力と能力が必要なことを実感できました。これは大きな貴重な経験になったと思いますね。NVDAは現在PER23.7とデフェンシブ銘柄より安くなっています。今買いを検討してます。

2 3倍くらいの規模で来るだろうこと。

今回の下落は10%ほどでしたが結構な震度に感じましたね。今度予想される大幅下落、暴落はS&P株価で20~35%、為替で15~20%くらいと予想しています。トータルでは30%~50%の下落です。リーマンよりはかなり小型です。それでも少なくとも今回の3倍のインパクトです。個別株ではそれ以上です。それを踏まえて戦略を考えます。まず攻め重視でいくか守り重視か?

これはどちらがいいかというより芸風の違いですね。自分に合えばOKと思います。守り重視については多くの有名ブロガーの方の記事や方針がありますので割愛します。ここでは攻めを考えます。ただし「空売り」等は除外します。

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(1)売りを考えるならインデックス。有利な株と売りやすい株は違う。

これから有利なのは高配当株でしょう。すでにかなり買われていますがさらに買われそうです。モメンタムが来ているからです。少し前のハイテクと同じですね。ただし今回の下落でハイテクを早めに売れた人が少ないように上昇中の株は売りにくいです。「もっと上がるんじゃあないか」という欲がからむからですね。売れる人は素直に高配当が有利。そうでない人はインデックスがやりやすいと思います。

(2)保有割合は個人の能力による。

理論的には暴落前の保有は何%でも関係ないですね。100%でもOKです。暴落前に売ればいいわけですから。しかし今回でもわかるように2日ほどの違いで急落してます。一部の達人を除いては個人は急落場面ではベストの行動はとりにくいです。平均的な個人投資家は「売り残す」ことも考えに入れておく必要があると感じます。まあ売りというのはとにかく難しいです。今回のアマゾンでも売り逃げた人は少ないのではと感じます。一人ツイッターで見た方ですがアマゾン1本投資で何千万分かを社員の不祥事で下落したタイミングの1920ドルで全株たたき売った人がいましたね。今から見れば高値圏での売り抜けでした。言い分は「不祥事の内容は関係ない、売られるタイミングに来ている」全くその通りになりました。アマでもすごい人がいるもんです。

まとめと結論 

1 今回の下落はいい経験になった。→今後の戦略づくりに役立つ。

2 今度の大幅下落はリーマンより小ぶりとしても今回の3倍はある。

3 売れる人はデフェンシブ、売りやすい扱いやすいのはインデックス。

4 株保有の割合は個人の能力次第。50%が一つの目安に思う。

今回は下落に入る前段階までの準備を考えました。それでは皆様のよい投資を!

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