チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

鉄板S&PインデックスETFを今買っていい人買わない方がいい人

こんにちはチンギスハンです。2018年11月22日(木)記

昨日はS&Pは0.3%高と少し切り返しました。今日の祝日を控えて引けにかけて上げ幅を縮小しました。VIXは20.8、△7.47%と少し減りましたがまだ20越え。

個別株は買いにくい展開。

さて、10月以降米国株は軟調な展開です。牽引してきたハイテクが大きく下落して「一つの相場」を終えた感があります。今後多少のリバウンドはあるでしょうが新値を追うことは考えにくいです。また、10月以降上昇してきた高配当、ディフェンシブ銘柄もそろそろ利確の動きも見えます。またタバコの急落、BAの急落とどこから火の手が上がるか予想がつきにくいです。個別株はなかなか難しい段階に来たと感じます。ならば鉄板中の鉄板「S&PインデックスETF」の買いはどうかを検討しました。5年チャートです。

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2016年1月の下落は今から考えると絶好の買い場でした。今後も上昇すると考えれば、やはり10%以上下落している現在は後から考えれば「いい買場だった」になるでしょう。とはいえ投資家のタイプや方針おかれた立場で大きく変わるでしょう。タイプ別に考えました。

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1 買っていいと思う人たち 長期的に投資する人たち

S&P長期的には上昇してきました。ITバブルの崩壊やリーマンショックといった大幅下落もありましたが、その期間もめげずに投資を続けた人たちは大きく報われました。これは今後も続くと考えれば「なるべく安い時」に投資するのは理にかなっています。ドルコスト法もありますが「安い時期を狙って買う方法」もあります。2年でみると

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今年の年初に戻りました。今までの一年をみると現在は一番安い時期になります。

問題点は?

(1)上昇トレンドが続いているかどうかが不明なことです。つまり今買って将来さらに安くなる可能性もあることです。短期的に「含み損」がでる可能性があります。これを気にしないなら問題ないです。

(2)将来のリセッション時の対応も考えておく必要がある。

2020年ごろからの世界的な減速、景気後退が言われています。あくまで可能性ですが。その時の対応も考えておく必要があります。一時的に30%程度の下落が予想されます。A その時も①売らずに②さらに買い増し方針の人は問題なしです。B①売らない②買い増しはストップの方も同様。C①売るかも?という方は、今一度全体方針の見直しが先決かも知れません。

2 今はステイした方がいいと思う人たち

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(1)将来下落して「含み損」を抱えたくない人たち

今後どう動くのかを予想するのが難しいチャートです。個人的にはこのまま下落を続けるとは思っていませんが、さりとて新高値を追っていくとも思えません。「わからないときは動かない」のは個人投資家としては賢明な選択と思います。

(2)将来のリセッションで「保有」を決めていない人たち

売る可能性があれば「保有株は少ない方がベター」です。

(3)将来のリセッションで「買い」を考えている人たち

大幅下落時での買いを計画しているなら「荷物」は少ないか無い方がいいです。考えなくて住むからです。私はこれに入ります。

(まとめと結論)

1 これからの労働収入が見込めて投資を拡大しておきたい方は今の安い時期に買っておく選択はアリだと思う。今後一時的な下落があってもずっと保有すればいいからだ。

2 今後の下落時に「保有」を決めていない方や、下落時に「大幅に仕込もう」と計画している人は今買う必要はないと思う。今後2年くらいの間新値を追って上昇していく可能性は高くないと思うので、逃したとしてもその果実は多くはないとの判断です。

以上です。今後このような波乱はずっと続くのではと見ています。それではみなさまのよい投資を!

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