チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

相場終盤の好決算は下落の始まり?気をつけておきたいこと。

株式投資家のみなさんこんにちはチンギスハンです。

さて3Q決算ではハイテクを中心に大荒れですね。アマゾン、グーグル、NVDA・・アップルもiフォンの減産懸念から急落しています。いずれも当期の利益は良かったです。「来期の利益目標が低い」とかが売りの材料になりました。また好決算組のMSFTやVやMAもそれなりの下落をしました。

「一体どこまでの好決算なら市場は満足するんだ?」

と株主としては不満も高まります。「決算発表」というのは大きな要素です。その場で「毛を吹くようにあらさがし」をされて株価が下がるのはがまんできないところです。

その好業績は「すでに織り込まれているかも?」

と疑ってみる必要があると思います。市場は足元ではなく、常に少し先を見ているからです。そう考えると「最高益」「好業績」というのは「もうこれを越えるのは難しいかも?」というマイナスに受け取られるのはしかたないです。

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相場終盤にありがちな現象

と言われますね。「最高益」の業績発表が下落相場の起点になるのは。相場序盤では「いいところ」に注目が集まり相場終盤では「あらさがし」をしますね。個人投資家はどう受け止め、またどう対処したらいいのでしょう?

「理由は後付けでなされている」

いろいろな説がありますが一番私が気に入っているというか真実に近いと思うのは「機関投資家の都合で相場が動いている」というものです。ご存知のように彼らはこの夏以降徐々にハイテクから高配当デフェンシブに軸足を移してきました。先日の記事の通りです。つまり「アマゾン・・・の売りは既に決めていた」と考えるとわかりやすいです。機関の内情は知らないので真の実態はわかりませんけど。近いとは思いますよ。そうするとあとは下落の「理由を見つければいい」です。決算書やら電話会談のCEOの返答やら今回のアップルのように下請けの受注状況でもいいのです。それが説得力があると思うのは

彼らは「売り」で稼ぐのは得意

という事実です。最後の「一押し」が欲しいだけなのです。機関の人たちみんなが徒党を組んでいるとは思わないけど、ハーバードとかスタンフォードとかMITとかの同級生は同じ業界にゴロゴロいるでしょうから、一緒に食事をすれば雰囲気くらいは伝わるでしょう。実際はもっと露骨でしょうけどね。

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大きな流れでつかむ

方が間違いが少ないと思いますね。だいたいの話、相場の終盤にそんなにうまい投資があるとは思いません。デフェンシブは有力ですが、それこそ機関が相当買ってきています。すでに持っている人はいいけど今から買うのが「文句なしに有利」とは言えないかもです。インデックスとの比較になりますね。ついでに日本円との。下は保有があるJNJ。(SBI証券)

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デフェンシブ株とはいえ今年の振幅は大きいです。いかに金利に翻弄された1年だったかがわかります。鉄板中の鉄板のJNJでさえこれですから。株式指標はJNJ145.99ドル予想PER22.76配当2.49%、PG93.82ドルPE21.22配当3.06% 高くはないけどS&PよりPERは高いので「割安」とはいえない水準ですね。

以上です。終盤になるにつれて波乱材料には事欠きません。あまり情報に振り回されないようにしたいと思っています。みなさまのよい投資を!

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