ディフェンシブ銘柄で有力なのは?個人的にですが。
米国株投資家のみなさんこんにちは、チンギスハンです。
今日も調子こいて「しまなみ海道」に自転車乗りに行ってました。今日は先日の生口島を出発して隣の大三島の半分を回って帰って来るコース。
この多々羅大橋を渡りました。そこら中に太陽光発電を見かけました。「駆け込み」でできたんかしらん。「たぱぞう」さんの影響かも。
さて昨日はハイテクが大崩れ。アマゾン6.33%安、好調のMSFTも2.91%安とついでに売られた感じ。ところが「従来の投資」をみるとプラスになっていて、これまたびっくり。デフェンシブ株は上げてますね。
利上げで今年は下落していましたが、ここにきて上げてきました。
下げたハイテクを中間選挙前に拾ってリバウンド狙いという手もありますが、「研究投資」は順張りの練習です。逆張りはしないのでそれはなし。
つい逆張りの血が騒ぐんですよね。日本人投資家ならほとんどそうだと思うけど。
今回の下げは本格的な景気後退ではないという見方は変わっていません。
とはいえ、どう動くかわからないのも市場ですから意地を張る必要はないですね。
利上げストップが意識され始めるか?
昨日記事にしましたが、2、3年内の景気後退入りが濃厚に意識されだしました。順調にきた利上げですが、今後FRBの予想通りの2020年前半までにあと5回というのはとうてい無理と思われます。できてあと3回と思ってましたが、2回、もっと少ないかも知れません。こればかりは予想がつかないですね、とにかく5回は無理ということで。
そうすると、利上げで逆風にさらされていた「高配当株」が息を吹き返してきました。
さっそく見てみます。1年チャートです。Yahoo Finance
青がS&Pです。10月からの下落が大きいですね。ところが他は逆に10月から上げています。NEEはネクストラエナジー、最大の電力会社、
VZの上げが一番大きいですが、上下の振幅は相当なものです。S&Pと似通った動きをしているのはNEEです。
もう少し長期の2年で見てみます。
MCDの調子がいいですね。やはりNEEはS&Pと似ています不調だったVZも盛り返しています。ついでに5年も見てみます。
MCDとNEEがS&Pを上回っていますね。配当を出している影響もあるでしょうからそれも見てみます。PGとPFEファイザーも載せてます。SBI証券より。高配当順。
10,29 | 株価 | 今年安 | 増減% | 予想PER | 配当 |
VZ | 56.5 | 44.0 | 28.5 | 12.6 | 4.3 |
PG | 88.2 | 70.7 | 24.8 | 19.9 | 3.3 |
PFE | 43.3 | 33.2 | 30.4 | 18.9 | 3.1 |
MCD | 173.2 | 146.8 | 18.0 | 22.8 | 2.7 |
JNJ | 137.6 | 118.6 | 16.0 | 21.2 | 2.6 |
NEE | 172.8 | 145.1 | 19.1 | 22.2 | 2.6 |
※NEEの予想PERについては四季報を採用。
VZは配当で吐き出しているとも言えますね。でもちょっと荒れが大きいのでパス。
MCDは有力。個人的には揺れが少ないNEEに魅力を感じる。NEE2年チャート。
何とコンスタントなんでしょう!10月も下落していません。これだけ安定しているならば、S&PインデックスのVOOもいいけど、NEEを持つ立派な理由になりますね。
長所は
(1)中国の減速、貿易戦争に無関係。
(2)トランプの暴走にも抵抗力ありか?
(3)参入障壁が高い。
(4)原子力、風力、太陽光など幅広いので比較的エネルギー価格の変化に強いか?
反面懸念材料は
借入金が大きい、買収の償却が大きい、金利の上昇の影響を受ける。
総合として有力と思います。S&PのVOOとの優劣は難しいですが今回などは別の動きをしていますから。以前保有がありました。
他ではヘルスケアで保有のJNJやPFEに魅力を感じています。
以上です。今晩くらいから落ち着いてくれるといいのですが。
それではみなさんのよい投資を!
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