チンギスハンのブログ

投資歴40年。2006年に大台突破。リーマン時は1株も売らず追加投資も。昨年3月リタイア。66歳。広島県地方都市在住。一緒に成功しましょう。わかりやすくて面白いブログをめざします。がライフワークです。

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暴落を待って大量に買うは夢物語 退職前後の投資(9)  

台風も去って暑くなりましたね。とにかくこのところの気温の変化は激しすぎます。

 

前回までに、退職時前後に株式投資を始めるなら①世界全体をイーマクシススリムor楽天全世界投信で②ドルコスト法で毎月定額積み立てがまずは間違いがない。

と書きました。

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さて投資家ならだれでもが一度は思う「暴落時に大量に仕入れればいいじゃあないか」という件について考えてみたいです。

順調に上昇している米国株ですが(そして米国が54%をしめる世界株も少し控えめに連動して)過去を見ると大きな下落を経験しています。

 

10年前にはリーマンショックの大暴落がありました。下はダウの長期チャートです。

(世界経済のネタ帳より)

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ダウも日経も半分以下にまで下落しました。

こんな過去をみると「ちまちま買わずに、どうせ暴落がくるからその時思い切り買えばいいんじゃない?」と思うのは当然です。

 

さらにこれはダウですが、ナスダックや、個別株はさらに劇的な下落をしています。

ちなみに大不況時には、海運、鉱山、金融、ハイテク株の下落幅が大きいとされています。

海運の運賃指標のバルチック指数は90%以上も下落しました。

 

そんな暴落時に大量に仕込んでおけば億なんて軽いです。

リーマン以降、アマゾンで20倍、グーグル、ビザ、ユナイテッドヘルスなど固いところでも10倍超,アップル、マイクロソフトなどさらに固い大所でも7倍ほどになっています。

ちなみにS&P500が4倍ほど、ナスダックが7倍弱、ハイテクETFのVGTが7倍ほどです。

 

まさによだれがでます。

 

暴落時を待つのは意味がない理由。

しかし、それは現実的ではないと考えます。その理由は

(1)暴落が①いつ②どのくらいの規模で来るのかが誰にもわからないこと。

なお、今も高過ぎると言われていますが、リーマンの経験から機関投資家の過大な投資が制限されているので、大きな暴落は起こりにくいと言われています。

 

(2)暴落時に「大量に買う」という行動ができるとは限らない、まずできない。

機関投資家を始め多くの人が悲観的になって「売りまくって」いる時に逆に行動するのは、思うほど簡単ではありません。

リーマン時の2009年1月に、かのウオーレンバフェットが「みんな買うにはいい時期だよ、買わないと上がってしまうよ」とコメントしたことがありました。

NHKでも放送されていました。

「この人こういってるけど、ちょっと早すぎるでしょう。この人落ちるナイフを平気でつかむんだなあ」と思ったのは私だけではなかったでしょう。

 

暴落時に限らず、素人がタイミングよく売買することなど不可能、と私は信じています。

(3)混乱時には「何もしない」ことが素人にはたいていの場合最良の選択になると感じています。

☆理論的には暴落時、大幅下落時には「全力で空売り」が正解になりますし、機関投資家はそう動きます。だから、思った以上に下落が大きくオーバーシュートします。

 

(4)大底を見極めるのが難しい。

たいていの場合相場は上にも下にもオーバーシュート(行き過ぎ)ます。

下落時は特にその傾向が強いです。理由は機関投資家のカラ売りでしょう。何しろプロですから儲けの機会は逃しません。

ですから「もうそろそろ底だろう」と思っても、なかなかそうはなりません。

結局は大きくリバウンドして、だれの目にも底を打ったことが明らかになるまでは動けません。

そしてその時点ではかなり大きく上げてしまっています。

後で考えれば、それでも十分低い水準なのですが、最安値が思考の基準になってしまうので、(直近の高値、安値を基準に考える投資家心理、人間心理があります)高く感じてしまうのです。

 

(5)ボラティリティが高い時期なので、リスクが大きく投資額が限定される。

一切株を保有していないまっさらの状態でも、自分の取れるリスク以上の投資は出来ませんから、投資額は限定されます。(考え方によります。これは私の考えです)

 

すでに株を保有している場合は、①含み損の状態であればリスクが拡大するので買えない。②含み益が減少している場合は、心理的にマイナスになっているので買いにくい。

 

(結論)

(1)そうすると暴落時には、大底を確認してから自分のリスクを越えないように少しずつ投資を増やしていく。のが最適な行動になる。

 

(2)「暴落時に大量に仕入れる」というのは考えない方がいい。

 

(3)下落時に仕入れられればラッキーだけど、基本は「平時」のコツコツした投資だと思う。

 

以上です。「下落時に損切りラインを設定すべきかどうか?」が書けませんでした。次回にさせてください。

 

追伸 「机上の空論を並べずに自分で実行したことを書け」というようなコメントを頂きます。

現在の記事の目的は「退職時前後の投資として最善の行動」です。

私自身はもうリタイアしてしまっていますし、最善の行動がとれたわけではありません。だからそれを踏まえて「参考にして最善を実行してほしい」という願いで書いています。

また自分が勉強した内容を書き留めておく意味合いもあります。

 

成功体験は多くの方が書かれています。私は大してない上に古い話です。最新でうまくいっている方のをご覧ください。私もそうしています。

 

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