退職時までにぜひしておきたいこと リタイア時前後の株式投資(3)
今日は具体的なことの前に退職までにぜひ準備しておきたいことを挙げておきたいと思います。私も過去にもどれるならぜひ確実に実行したいです。かなわないことですが。
資金の最大化より投資実践・経験の方が大事だと思う研
投資にはいろんな方法がありますが、シニアとしては着実・安全を第一に考えたいものです。
そうするとお金ができたからと言って一気の投資はリスクが大きくてできません。
適正なリスクを考えると退職時までに投資の経験を積み、できれば含み益・実現益を積み上げておくと有利さが際立ちます。
その理由は、含み益(実現益も含めていいと思う)があると、リスク許容度に余裕があるので、退職金などの資産をより積極的に運用できるからです。
ただし相場は右肩上がりもあれば、その反対もあります。
下記はS&Pの10年チャートです。
リタイア時がどのような相場環境の時期かにもよりますが、過去10年で見ると長期的には順調な右肩上がりになっています。5年でほぼ2倍、為替も加味すれば2.5倍くらいになっています。
さらにこれはNASDAQではさらに値上がりは大きくなっています。
さらにさらにハイテク個別株ではこれより成績のいいものも多いです。
投資環境がよく「投資の好機」と思っても、そして退職金などで資金が豊富でも、初めは慎重に少しずつ投資を増やしていくのが常道です。
一方、投資を実践して経験や成果(含み益)があれば、資金をより大きく生かすことができます。
結果としては成果に大きな差がつくことになります。
例としては300万の含み益を持っていれば、数字的には3千万の退職金を受け取ったとして、その全額を投資することもリスク的には可能です。
(損切りラインをどのくらいにするかによって、また投資対象で異なります)
今日の結論
退職金を最大に生かそうとするならば、退職時までに、なるべく早く投資経験を積んで成果を上げておくのが大きな武器になる。
退職時以降に投資対象をどうするかについては次回にしたいと思います。
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