株式の収益は実生活とは関係がない。
米国株投資家のみなさんこんにちは
2018年6月8日(金)記
株式再勉強中です。
今日のテーマは株式の収益と実生活の関係です。
1千万円の投資額で1%の値動きで10万にもなります。
これを実生活に置き換えると大変なことになります。
大好きな焼き肉がみんなで腹いっぱい食べれます。
キャバクラで豪遊もできます。
でもそんなことをする人はいないでしょう。
そんな目的で株式投資をしているわけではないからです。
もう少し長期で見ると、1年で20%の収益なら200万円で、車がしっかり買えてしまいます。
車が欲しかった人なら利確して買う人もいるでしょう。
いい気分でしょう。
しかしたいていの場合は、株式投資と現実の生活はリンクしていません。
だから収益が上がったといっても、それが含み益であれ、実現益であれ再投資することになるでしょうから、現実生活には全く関係ありません。
そう考えると二つの考えがあります。
A とにかく利益を積み上げて資産を増やす方法。
B 元本は長期的には上昇すると見て、配当や優待で気分よく暮らす方法。
今度はマイナス面を見てみます。
株式で損が出たからといって「今日は昼飯抜きだ」という人はいないでしょう。
しかし、精神的には大きくダメージを受けます。
仕事にも影響が出るかもしれません。
まとめると、株式の収益は実生活の充実に寄与しないけど、損失は実生活を大きく損なうといえます。
身もふたもないことをいうと「株式投資はしない方がいい」ということになります。
将来の資産形成とか、早期リタイアなどの特別な目的がなければ、「投資をしない」選択肢も十分に考えられます。私も、どちらかというとこのグループに入ります。もうリタイアしてますから。
そう考えると、通常優れていると言われている投資方法も再考の余地があります。
1 参入のタイミングによっては損が出る時期があるもの。
(1)インデックスの定期積立(ドルコスト法)
右肩上がりの時に参入すれば、含み益を持ちながら続けられますが、そうでない時期に参入すると「含み損」を抱えます。
「ずっと辛抱強く続ければ長期的には大丈夫だよ」とアドバイスされるでしょう。
でも、長期というのがどのくらいかはわからないし、その期間、その人が耐えられるという保証もありません。
さらに、耐えられたとしても、精神的にはその期間はブルーのはずです。
投資をしたことがメリットになりえていません。
数十年先から振り返れば、参入の時期は投資成績に影響しないと学術的には言われますが、心理的、生活面では、参入の時期は大きな意味を持ちます。
大きな上昇トレンドの時期を選ぶべきだと思います。
私の結論
1 株式投資の利益が現実とリンクしているわけではない。
2 しかし損失の方は、精神的なマイナスが大きい。
3 将来的に株式投資をしなくてもやれるなら「株式投資はしない」選択肢は有力。
4 通常優れているといわれる投資法も再考の余地がある。
一時的にせよ含み損を抱える投資法はしない方がいいと思う。
含み損を抱えない投資法とは。
1 上昇トレンドで参入する。
まず、株式市場全体が順風の時です。
確率的には、上昇確率は80%くらいは行くでしょう。
とはいえそうならない確率もありますので対策は必要です。
2 上昇している業界を選ぶ。もしくはインデックス。
全体が上昇していても、逆行する銘柄や業界はあります。
3 大きなトレンドが変わったと思えば、サッと撤収。
プロじゃあないので、株式市場に常にいる必要はありません。(もちろん居続けてもいいけど)
不利な時には、あるいは有利でないときには「参加しないのが一番」と感じます。
ここら辺は、私がシニアなので特に保守的なのでしょうが。
※チャート的に買いのタイミングは何とかわかりやすいのですが、売りのタイミングがどうもうまくつかめません。さらに勉強します。
追伸 株式投資にはいろんな立場や考えの人がいます。
私は含み益に注目しているので、成功した人の投資法でも、その方が大きな含み益を背景にしてらっしゃる場合には、新規参入の方が追随するのは失敗の可能性が高いと思います。
反対に含み益の多少に影響されにくい投資法なら取り入れやすいと思っています。
以上です。
それではみなさんのよい投資を!
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