株は安く買って高く売るのが基本というけれど。
米国株投資家のみなさんこんにちは
2018年5月24日(木)記
日大が揺れています。
アメフト部の監督は大学でも幹部だったそうです。
コーチが言ったとされる「相手のQBをつぶせばウチが得だ」(事実は不明)
のウチにはだれだれが入るんだろうと気になりました。
日大と関学と言えばアメフトの名門です。ライバルをつぶせば、独壇場になれるということなのでしょうか。
ちょっと料簡が狭すぎます。
私は、NFLの試合は30年近くファンとして見ていますが、あんなプレーは見たことがありません。
QBのポジションは花もあるが危険が多いポジションです。
何人もの才能ある選手が故障に苦しみました。
有望と言われながらも、実際に活躍できた割合も高くありません。
どのポジションでも言えますが特に、難しいポジションに思えます。素人ですが。
チームの宝であると同時に、リーグの宝でもあります。
日本では、アメフトはメジャーではないです。プロもないし大学も、限られた数だと思います。その中でのQBはさらに数が限られるでしょう。
その貴重な存在を、ウチの利益のためにわざと故障させようとする人が、スポーツマンに、さらにその指導者に、さらに大学の幹部にいるとは、信じたくない話です。
相撲、レスリング、そして今回のアメフトと、狭小な自分の利益のために、全体の利益を損なうスキャンダルが続出しています。
優勝とか、勝利とかの栄誉を得るために、選手を犠牲にしてもいいという考えにはとても賛同できません。まさに昔から言われている「一将功成りて万骨枯る」の類です。
宮川選手の立場であれば「仕方なくああいう行動をとる」のは理解できます。for the team が常に求められていますから。突っぱねられない人の方が多いと感じます。
しかし、そんなことが今後起こらないようにすべてのスポーツでの改善を望みます。
本題です。今日の話題は皆さんにはもうすでに解決済みかも知れません。そういう方はスルーお願いします。
株式投資はよく「安く買って高く売る単純なゲーム」と言われます。
でも安いかどうかはどうやって決めるのだろう。
モノの値段が絶対的に決まっていれば、高いか安いかは判断できます。
スーパーに夕方行くと、寿司や惣菜や刺身なんかを店員の人が「半額」シールを張っていくとつい買ってしまいます。
10分前まで300円だったのが150円とか安い!と思うわけです。
ついこの感覚が株式にも残っているのかもしれません。
だから、30ドルだった株が25ドルとか安い!と思っちゃうんですよね。
でも株の場合は、魚のように消費してしまいませんから、安く買ったと思ったのにさらに下がってしまうことはよくあります。
絶対的に安いと判断できれば問題ない。
会社の営業形態や業績から考えて、ある程度わかれば安いと判断できます。
例えば、安定した業績の食品株や日用品株があったとして、PERが10前後で配当が5%ほどで、これからも国の成長率程には成長できるとしたら、保有は有利です。
他の会社との比較で成長率が低いことで株価が横ばいでも、保有のメリットが十分あります。そのまま保有すれば株価が人気化する必要はありません。
そこまで有利な会社は今はないと思いますが
それでもこのまま金利が上がり続ければ、そして、デフェンシブ銘柄の人気が低迷すれば、そういう「お得な買場」も出現の可能性はあります。
過去の株価を基準にするのは確かとは言えない。
長期的な下落の始まりかも知れません。
2001年のITバブルの崩壊では多くの人が下落したシスコシステムズなどのIT株を「安い」と言って買ったそうです。
人間は直近の値段が意識として強く残るそうですから、この傾向は誰にもあるのでしょう。
そうすると、大きくハマる危険性があります。
その会社の将来に絶対の自信があったり、レンジ相場(ボックス相場)ということを読み切っていれば別ですが、そうでない場合は、素早く対応できる能力とのセットでないと、大けがもありそうです。
一般的には20%くらい下がった時に買うケースが多いそうです。
未来の株価からみたらどうだろう。
私たちは現在にしか生きることができません。
チャートで現れているのは、その現在の積み重ねであり推移です。
上記はVビザの10年チャートです。
その時点その時点が現在だとして見ると、たいていの場合が高値を更新してきています。
過去に戻れるとしたら、絶対仕込みたい銘柄の一つです。
しかもアマゾンのように利益を出さない方針をとっているわけではなく、しっかり毎期利益も上げています。
その分たいていいつでもPERは高めです。
PERを指標として考えると買いづらい銘柄です。配当も低いです。
過去のどの地点で買っても現在では大きな利益が上がっています。
そんな視点で見ることができたなら、アマゾンの買いは無理でも、VやMAは買えたでしょうし、これからも可能だと考えられます。
株価を予想するより業績をチェックする方が簡単だ。
将来の株価予想はいくつもの要素があるので難しいです。業績、全体の動き、需給、・・・
それに対して、業績予想は要素が比較的シンプルです。
詳しく見ていけば大変なのでしょうが、売上、営業利益、純利益、EPSくらいなら自分でもできます。
もしすでに保有しているとしたら、そしてそこそこの含み益があるなら、四半期決算は順調ならそのままOKで終わるでしょう。考えるとしたら買い増しするかどうかの検討くらいです。
新規の場合は新たな要素が加わります。(含み益がない)
でも、株価予想よりは容易なことは確かです。
ここまでの自分としての結論
過去の値段を基準にして安いと判断するのは危険→さらに下落もある。
投資環境や当該会社の業績見通しに問題、変化がなければ、高値で買っても、将来からみれば安く買ったことになる。
自分としては
現在の投資環境が順調とは思わない。・・・数年で転換点になる可能性がある。
その会社の業績が順調でも、米国株全体が調整すれば影響を受ける。
高値で買うのは、今までやってこないこともなかったけど、主流ではなかったので慎重に小ロットで経験を積みたい。
とりあえず以上です。長いまとまらない記事におつきあいくださいましてありがとうございます。
それでは皆様のよい投資を! 昨日は入りは良くなかったけど上げて終わりましたね。
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