利上げで株式投資家にアゲンストの中での投資は?
米国株投資家のみなさんこんにちは
2018年5月4日(金)連休中
天気も良く最高の連休日和です。
人出が多いので、当方のようないつでも出かけられる立場は遠慮して普段通りです。
さてFOMCが終わり、FRBは想定通りのコメントをしました。
インフレ率が目標の2%に近づいていることで、6月の利上げ確率は100%に達したそうです。
今年残り、2回は確実でしょうから、3回あるかどうかが焦点になっています。
つまり、利上げ路線は今後も継続となります。
年4回に言及しなかったのがせめてもの救いです。
利上げ中は投資家にはアゲンストの風が吹きます。
何も株式に限ったことではなく、債券、不動産の方が影響は大きいでしょう。
株式にも及びつつあるといったところでしょうか。
逆風下では投資家の能力がモロに出る。
プロあるいは実力がある方は問題ないでしょう。
しかし、そうでない方も多いでしょう。当方などはまさにそうです。
利上げ中の不利さは数字で言うと3:7くらいか
金融正常化あるいは過度なインフレを防ぐためには仕方ないとはいえ、利上げは様々なところに影響が及びます。
米国ではすでに、住宅ローンやマイカーローンに影響が出ているそうです。カードローンでは延滞率が高まっているそうです。
これから金利の上昇とともに、住宅や車の消費、一般の消費に影響が出ることは避けられません。
トランプが関税とか言うので、米国では鋼材・アルミがすでに値上がりしているそうです。とすると、想定以上にインフレが進む恐れがあります。それを察知すれば、長期金利や利上げもまた急ピッチに進んで、腰折れ懸念の確率は高まります。
金利上げを一時停止あるいは金融緩和するのは、一旦景気が壊れてから?
金利上昇政策は今後も数年は続くでしょう。
これが方向転換するのは景気悪化が数値的に表れたときです。
株価は先行指標ですから、不景気のさなかに底を打って上昇し始めます。
投資家の対応は
金利が重荷になるといっても、伸びる企業をうまく選別できれば問題ありません。
それはアマゾンかも知れないし、金利上昇がプラスに働くといわれている金融かも知れません。
でもすべての業種、企業ではないことは確かです。
当然ですが
上げる銘柄>インデックス>下げる銘柄
になります。
問題は何もしない(現金orMMF)がどこに入るかです。
私にはわかりません。
S&PがMMFより有利とも言い切れません。
ちなみに現在MMFは1.3%程度ですから、インフレ率の2%には劣ります。
1年で約1%目減りする計算です。
でも、MMFならそれ以上の損失はありません。
また、米国以外でまだ投資に適した地域や会社を見つける手段もあります。
でも世界的な見地で見ると米国の影響を受けない地域や会社は非常に限られると感じます。見つけ出すのは容易ではないでしょう。(相対的にはあるかもですが)
自分の投資能力の検証
私の能力はすべてがダメなわけではないですが、ばらつきが多いことがわかりました。
特に「投資家バイアス」が全く排除できません。(ダメな素人投資家心理そのままです)
木村佳子(よしこ)さんの「成功する投資家」の記事で見てみると(ライフハックマガジンさんで知った)
成功する投資家にはまだまだ相当な距離があります。
この逆風下で通用するとはとても思いません。
自分でも通用する条件になるまで待つ。
と結論しました。
もちろんそれまで、「成功する投資家」に近づく努力は少しずつ頑張りますが。
前回(配当は幸福をもたらす)にコメントありがとうございます。
Harryさんより
76歳の方からいただきました。積極的な投資をされているようで感心します。
また、azalee2016さんから運用成績がいいので「配当は不要だ」とうらやましいコメントもいただきました。きっと成功する投資家の要素を網羅されているのでしょう。
以上です。例によって自分中心の記事で恐縮です。シニアになると能力の劇的な向上は現実的ではないので、自分に合わせた、「身の丈に合った」投資を極める方が有利かなと思っています。
以上です。今日は金曜日で気になりますね。
それではみなさんのよい投資を!
お願い 下の米国株のところをクリックしてランキングに戻っていただけると点数があがるのでうれしいです。ご面倒ですがよろしくお願いします。