売らずに保有の場合は最長5年の停滞期を乗り切る必要がある。
米国株投資家のみなさんこんにちは、チンギスハンです。
2018年3月22日(木)記
<FOMCで起きたこと>
1 今年3回の予定は変えなかった。→4回を期待していた?人たちから失望のドル売りが出る。・・・円高ドル安。
2 穏便な内容だった。
初回なので、自重したのかもしれません。とりあえず無事に通過です。
昨日記事にした石油株ですが、原油が65ドルを越える上昇で、各社とも値上がりしました。
ただし値上がり幅には差がありました。シェブロン以外の保有があります。
XOMエクソンモービル75.04ドル1.42%、CVXシェブロン117.04、2.22%保有ナシ
RDSシェル、64.92ドル2.28%、COPコノコフィリップス57.04ドル4.28%
やはり人気度が影響しているようです。
この時期、投資家は「大胆な投資より、着実な稼ぎと株主への還元」を望んでいるようです。
10年続いた長期相場のそろそろの終了を感じているのかもしれません。
野球で言えば、7回か、8回か、9回かは見方が分かれるでしょうが、とにかく終盤。
昨日はXOMのチャートを上げたので今日はシェルです。
何と緩やかな下降トレンドでしたが変わることを期待です。少なくともすぐに売る必要があるようには見えません。CVX,COPはシェルよりなおいいです。
XOMは昨日の上昇で、下落トレンドが変わったとは確認できません。
なので、いつでも売れるように待機です。
原油値上がりの原因は、米国の原油在庫が減少していたという発表です。何か月も在庫が増加していたことも、株安の原因でしたので明るい材料ではあります。
ただし、いつまで賞味期限があるかは不明です。
石油株については下落トレンド入りまで保有です。XOMにも頑張ってほしいけど。
米国株は上昇してきたけど期間の取り方では、最長で5年くらいの辛抱が要る。
米国株投資の大きな支えになっているのが、「米国株が長期的には上昇を続けてきた」という事実です。なんと心強いデータでしょう。
しかし過去のチャートを調べてみると(すみませんうまく探せませんでした)
その代り、ネットで調べていたらすごく適切なグラフのブログを見つけました。
どうもその方が作成されたもののようです。「私の稟議書」というブログです。
金利と株価の関係 ~20年間のダウと米国金利の推移から見えるもの~
ダウと長期金利、FF金利、CPI物価上昇率とすべてが網羅されています。素晴らしい資料です。
解説も丁寧に書いてありますので、その表についてはご覧いただくとして
私のテーマは
かなり長期間の下げ、停滞もあったし、これからもあるということです。
「そのくらいの谷間は乗り切ってやる」と意に介さない方も多いでしょう。
しかし、私にはどうも自信がありません。
それは、辛抱する方にはそのあとに大きな財産形成の目標があるからです。
でもシニアの私の場合は現在進行形の生活や精神状態の方が優先です。
足腰が立たないのに、お金が少々あっても楽しいことはなさそうです。
辛抱するインセンティブがないのです。
年月で調整するとなると4年ほどかかりそうだ。
今の株価が、言われているように20%ほど過大評価されているとすると、それを解消するには、年5%ほどのEPSの伸びとして4年が必要です。最長5年になるかもです。
短いとも長いともいえる期間です。
その間稼ぎがある方は仕込みの好機になります。じっくりと投資を積み上げるチャンスになります。
要は立場で、人それぞれということになるのでしょうか。
先の短い私の場合は4月5月までに「売れるものは売っておく」方針は変わりません。
石油株の次は「高配当株」の処遇です。
MOアルトリアなどは昨日大きく売られています。-2.47%。会社には特に問題がないものが多いので、こちらサイドのはっきりした価値基準での対応が必要に思います。
以上です。
それではみなさんのよい投資を!
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