チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

米朝首脳会談は攻撃のきっかけ作りかも知れない。リスクに備える。

米国株投資家のみなさん、こんにちは、チンギスハンです。

2018年3月20日(火)記 雨、寒い

 

昨日はダウでー335ドルとかなり大きな下げでした。

FBが震源らしいですが、今日から始まるFOMCへのけん制の意味もあるのでしょうか。

よく、市場は大幅下落で利下げをしてくれと「催促したり」、「利上げをきつくしないで」とお願いしたりすると言われています。

でもパウエルさんは「法律家」で、市場と距離を置いていますから、そのような目先の動きに方針が左右されるとはとても思えません。

彼が気にするのは、指標の数値だけでしょう。そして数字で利上げ決行!

イエレンさんのような、「微妙な市場への遠慮と気遣い」がないぶん「パウエルリスク」は十分にあると思います。

これで①利上げ強めリスク②パウエルリスク・・・市場を蔑視③トランプリスク・・・何をやるかわからない。

と3つが絡みます。

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S&Pです。今後下落するようだと「スリートップ」を形作ってしまいます。

そうなると、「著名投資家Mさん」の指摘されたように、1月高値が相場の天井だったということになります。

今後どう動くかは、全くわかりませんが、その可能性を想定しての準備もいるようです。

私は企業業績が1Qは好調だし長期金利が2%台では、まだそんなに成長の阻害にはならないので、4月、5月までは上昇するというシナリオを想定していましたが、甘いかも知れません。

その理由は、株価は常に先を取り込んでいくことです。

1月までの上昇で、この1Qの好決算までをすでにある程度先取りしていたとも考えられます。

1Qの決算発表で好材料が出尽くせばそのあとに続く好材料が見えません。

それを見越せば、その前からの下落も考えられます。

 

逆に悪い材料はあります。私の想像、心配、妄想ですが。

トランプリスク

「トランプ政権」はかれの異常な思考と行動により任期まで持たないんではないかという気がします。

西洋は詳しくないのですが、東洋、中国などの過去の歴史を見ると、権力者が、疑り深くなり、外様の大名、譜代の功臣、近臣、身内いとこなど、身内兄弟など、と順番に粛清していくのが定番としてあります。

トランプ政権もその傾向が強くなっているように思うのですが。

あきらめてすんなりペンスさんに大統領職を渡せば、むしろその方がいいと感じますが、彼の性格から、その確率は低いと思います。

その前にしこたま悪あがきしそうです。

米朝首脳会談はきっかけづくりかも知れない。

話し合うと言えば私たちは「平和」をイメージしますが、逆もある可能性があります。

周囲とのコミュニケーション能力が不足していて、政治遂行能力もなくて、しかし、世界一の権力を保持しているトランプが「局面を打開したい」と思えば、古来の権力者がそうしたように対外戦争でしょう。

はっきりした証拠がない、フセインのイラクでも、ブッシュはたたきました。

それに引き換え、北は、証拠は十分です。

いつたたいても、非難はされるでしょうが、結局は「良くやった」となることでしょう。

障害は「北の代弁者」の文大統領です。

ヒーロー狙いか、ノーベル賞狙いかわかりませんが、とにかく「突っ走っています」

韓国の頭越しはまずいでしょうから「はっきりとした開戦理由」が欲しいところです。

「相手が絶対に飲めない条件を突きつける」のが近道です。

首脳会談は格好の舞台です。

「核放棄、即実行、見返りはあとから」という条件では北は譲歩できないでしょう。ついでに北の今後は「北の民衆が選挙で決める」とすればダメ押しができます。

副島氏の「6月米朝開戦」は十分にあり得ます。

ネットを見ると欧米でもその可能性を指摘する人もいるようです。

使えるおもちゃを使わずにトランプが終わるとは思えない。

現時点で世界最強の「米4軍」はかれの手中にあります。

大義名分があれば「使用可能」な状況にあります。

そして、「米本土を核ミサイルの脅威から守る」というのは十分な名分でしょう。

不人気のブッシュもイラク戦争で人気が持ち直しました。

時期としては「本来は共和党が負けるはずのない中間選挙」ですが、危ういとみればその前でしょう。

米朝首脳会談が、成果を上げて解決に向かう可能性は10%もないと思います。

心配が過ぎるかもしれませんが「全くないシナリオ」ではないと思います。

それを想定した対応も考えておく必要もあるかもしれません。

我が家では今「水、食料、燃料」の留保を検討しています。それから、上空の核爆発で金融機関のコンピューターのデータが消えたときの対応も必要でしょう。どうすればいいんでしょうか?

「杞憂」と笑われるでしょうが、これも何かの勉強や経験になるでしょうし。

長くなりますので、続きはまた書きます。

とりあえず今晩に注目ですね。先物は少し下げていますが・・・。

それではみなさんのよい投資を!

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