チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

配当を我慢して、低リスクを選択。

米国株投資家のみなさんこんにちは、チンギスハンです。

2018年2月28日(水)記 雨

もう2月も終わりですね。2月は短いっていうけど今年は米国株の大幅下落とリカバリーがあったりして、さらに短かったように感じます。

年月の経つのは、年齢に比例する気がすると思っていたら、学術的な検証もありました。

次の1年は今まで生きてきた年数を分母とするという説です。

13歳の中一生に比べて、65歳の私は5倍も速く時の経つのを感じるというコトになります。どうりで速いはずです。

一昨日の件があるので、昨日は1時ごろに起きて売買しました。パウエルさんの証言があるそうなので、どんな内容でも下がる予感はありました。明らかになれば下る図式です。

予定の通りビザを半分売り、フェイスブックとバドワイザーを売りました。バドは戻りを待っていましたが下降トレンドは継続しているようですし、幸いドル建てでは買値を上回っているので思い切って売りました。

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50日線を越えて戻してくる可能性もありますが、また下降トレンドに戻る可能性もあります。

買値には根拠はないとはいえ、素人の場合は気分はだいぶ違います。

 

投資スタイルの変化、配当重視からリスク低減へ

一昨年の秋から始めた米国株投資ですが、昨年の夏ぐらいから重要視する要素が変わってきています。

当初は「配当重視」でした。今は、「リスクを抑えた投資」に変えようとしています。

でも、これは私の都合のせいで、配当重視の投資が良くないと言ってるわけではないですので、配当重視の方々気分を悪くしないでください。

私的なことも多いので不要な方はスルーしてください。

配当を重視しなくなった理由

1 配当を必要としなくなったこと。

リタイア前は、多くの方がそうであるように、リタイアしてからの収入に不安がありました。何しろ私の年金は月に10万で平均よりも相当少ないからです。

他の収入があれば精神的にとても余裕が持てる、その手段として米国株の配当は適している。という動機だったのです。

2 実際にリタイアして半年ほどで余分の収入は要らないと感じた。

昨年の3月からリタイア生活をしてみると、けっこう年金の範囲で収まることがわかりました。それに、以前投資していた海外リートからの収入もあります。これも半分くらいは不要なので、半分売却を考えてます。値が戻ればだけど。

そうするともらった配当は全額再投資することになります。でもここで問題があります。

3 自分は雑な性格できちんと再投資はできない。

いつ、どれだけ配当が入ったかをチェックして、再投資できるようなきちんとした性格ではないのです。残念ですが。だからほったらかしです。

そうすると、投資からの流出になりますから、せっかくの配当も活かしきっているとは言えません。

4 高配当株を維持していくのはかなりの能力が必要だ。

いくらデフェンシブ銘柄と言っても、四半期の決算くらいはチェックして、「保有に足るか」をチェックすることは必要と思います。

5 インデックスよりは固有のリスクがある。

保有のMOアルトリアなどでは、政府の規制の影響を受けます。どんな会社もそれなりに気をつけなければいけない点はあります。

インデックスと比べると、どうしてもリスクが大きいと感じます。

6 自分には、インデックスで十分ではないかと思ったこと。

何かを得るためには何かを我慢する必要があります。

配当はありがたいものだけど、それを我慢して「楽ができるなら」「リスクが減るなら」それでいいかなと結論したのです。

7 代わりにリスクを意識するようになった。

長年株式投資をしてきた割には「リスク管理」とは無縁でした。しかし、シニアの身となり、「やり直し」が難しいとなれば、そんな甘えたことは言ってられません。

先日から記事にしている通り、S&Pインデックスを基準にして「果たしてそのリスクを取る必要があるか?」を厳しく自分に問いかけるようにしました。

8 期待パフォーマンスの上限を決める。

超大企業では、1年に5倍とかの上昇はあり得ません。昨年のボーイングの2倍などは例外ではないでしょうか。

テンバーガー狙いだと、物足りないかも知れません。

でもシニアの身でそんなに増やすことは考えていないので、個別株でもS&Pの25%増しくらいで十分と考えています。

9 米国株では超大企業でも成長率が高い。

日本では高パフォーマンスを求めて中小型株を発掘するのが盛んです。

でも、米国では、特に〇倍とかの贅沢を言わなければ、グーグルやマイクロソフトなどの時価総額50兆円を超す企業が、インデックスの2倍以上の成績を上げています。

昨日の再掲です。1年間の上昇率です。

2,27 1y%
VTI 16
VGT 34.3
AMZN 79.1
GOOGL 34.7
MSFT 48.5
BRKB 19.9
JPM 28
NVDA 150.5
V 40.3
BABA 58.2

基本的にはVTI以外ではVGTで十分だし、個別株なら青字の5銘柄が私の投資の上限だと思うのです。それ以上の成果を期待すると、リスクが自分の許容範囲を超えると思います。

余計なことですが、このくらいの規模になると、特定の個人や機関投資家の思惑で株価を上げたり下げたりは難しいでしょう。つまり株価の動きは素直に受け取れます。

以上個人的な話題で恐縮です。でも、何かの参考になれば幸いです。

リスク管理については、自分なりにエクセルで数値的に「見える化」を考えています。それでも結局は主観ではあるのですが、かなり違うと期待しています。

昨日は買いの方は、明け方に買いたかったのですが、起きれそうになかったので、AMZNとGOOGLとBRKBを低めにセットして寝ました。朝見たら全部刺さってました。いずれも少額の買いです。アマゾンは1株攻撃です。

機会をみてコツコツ今後も行くつもりです。

それでは皆様のよい投資を!

 

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